コードギアス反逆のルルーシュ 道化師は魔王の為に   作:悪逆皇帝

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今回はラウンズを出します。
ラウンズの機体は一機はオリジナルで、もう一機はゲームにも出たあのナイトメアです。


ナリタ攻防戦・三~ナイトオブラウンズ

ナイトオブラウンズ

 

皇帝直属の12騎士――

 

皇帝勅任の指揮権限と独自のKMF研究機関を持つ独自の帝国騎士の象徴である。

 

ナイトオブワン ビスマルク・ヴァルトシュタインは最も皇帝陛下に忠誠を誓う帝国の最強の騎士と呼ばれる男

 

ナイトオブシックス アーニャ・アールストレイムは最年少でナイトオブラウンズに入った少女

 

ナイトオブテ ルキアーノ・ブラッドリーはEU戦で今、最も活躍しており『ブリタニアの吸血鬼』と呼ばれ、恐れられている男

 

――そして今ナリタへと向かっているのはラウンズの中でもナイトメアの操縦技術と指揮能力が高い二人。

 

ナイトオブナイン ノネット・エニアグラム

 

ナイトオブイレブン クリス・ベオウルフ

 

ナリタの戦いは更に荒れようとしていた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆

 

コーネリアをあと少しで捕縛出来そうになったところに突如現れたランスロット。ルルーシュは苛立ちを隠せず、操縦桿を強く握った。

 

「(また、邪魔をするというのか!このイレギュラーは!?)」

 

前回、シンジュクゲットーで、あと少しで完璧な勝利を得ることができた。

しかし、このランスロットによって強奪したサザーランドはすべて破壊され、危うくルルーシュ自身も殺されそうになったのだ。

 

「(だが、これは同時にチャンスでもあるな。あの忌々しい白兜を葬る)」

 

ルルーシュは一旦冷静になろうとこれからどうするかを考えた。

敵はランスロットのみ、だが今ここにはカレンの乗っている紅蓮がおり、別行動していたライもあと少しで合流する頃だろう。

黒の騎士団最強の二人が揃えばランスロットを倒すことは十分に可能であるはずだろう。

 

「カレン!白兜を破壊しろ!こいつの突破力は邪魔だ!」

 

『はいっ!』

 

一声応じたカレンと紅蓮が、ランスロットに襲いかかった。

 

しかし、このときのルルーシュは知らなかった。

ライがこの場に来れなくなることを

そして戦況が黒の騎士団にとって最悪なものへと変わっていくことを

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

リオンたちはコーネリアの元へといけないでいた。

何故なら彼らの前に六機のサザーランドと二機のグロースターがいるからだ。

恐らくコーネリアの救援としてやって来ていたのだろう。

 

『テロリストが。大人しくゲットーに引きこもっておればいいものを』

 

『我ら誇り高きブリタニア人が』

 

『貴様らに裁きを与えてやろう』

 

「って言ってますけどどうしますか殿下?」

 

「決まっているだろう」

 

リオンはアドラメレクの大剣を構えながら一機のサザーランドに突撃し、大剣を上から降り下ろし、サザーランドを真っ二つに切り裂いた。

 

「――邪魔をするなら倒すまでのことだ」

 

「了解」

 

「モニカは後方から援護を頼む」

 

「わかりました」

 

ジノがショットランサーを構えながら突撃し、モニカは両肩のザッテルバッフェからミサイルを放ちながらアサルトライフルの弾丸を放った。

ジノのグロースターのショットランサーが二機のサザーランドの胴体を貫き、モニタのグロースターが放ったミサイルとアサルトライフルの弾丸が三機のサザーランドを破壊した。

 

『ぐぁぁぁぁぁぁっ!?』

 

『ブラウン!?』

 

『テロリストがぁぁぁぁぁ!!』

 

仲間がやられて怒ったグロースターのパイロットたちがショットランサーを構えて突撃してきた。

サザーランドとグロースターが一機ずつジノにもう一機のグロースターがリオンに襲ってきた。

 

「よっと」

 

ジノはその二機の攻撃を片方はショットランサーで防ぎ、もう片方の攻撃をスタントンファで防いだ。

それをモニカがコックピットに向かって

アサルトライフルを撃ち、コックピットを破壊した。

 

「フンッ!」

 

リオンはアドラメレクの大剣でショットランサーの突きを受け流し頭部のファクトスフィアを破壊し、そのまま背後に移動し、大剣をコックピットに向けて突き刺した。

グロースターは力が抜けたように地面に屈した。

 

「これで全員倒したな。ではコーネリアのもとに――」

 

「殿下!!上空より敵機の反応アリ!こちらに向かってきています!!」

 

モニカの声に反応したリオンとジノはファクトスフィアを展開し、上空を向いた。そこにはVーTOL機がナイトメアを運んできた。

そしてVーTOL機からそのナイトメアが落とされ、リオンたちの前に着地した。

 

――――そのナイトメアはランスロットと同じ姿をしていた。

しかしランスロットとは違い、頭部は悪魔のような残虐な形をしており、機体の色は黒く、所々銀色の装飾がされていて、MVSとヴァリスをこちらに向けながら赤いカメラアイがリオンたちを睨んでいた。

 

「殿下、アレは…………」

 

「恐らくブリタニアの新型だろう。二人とも、気を抜くな」

 

「了解しました」

 

リオンたちもそれぞれ武器を構えて牽制をした。

戦場のなかでここだけが時が止まったように静寂した。

そして先に動いたのは――――

 

「くるぞ!」

 

敵のランスロット擬きであった。

敵のランスロット擬きはヴァリスをアドラメレクに連射しながらMVSを振り下ろしてきた。

ヴァリスを交わすことには成功したが、MVSを防ぐことができず右腕を切り落とされた。

 

「殿下!?」

 

「大丈夫だ!!それより奴を倒せ!!」

 

リオンはアドラメレクの大剣を捨て、代わりに腰にある試作型として造ったMVSを抜きながら距離をとり、ジノと入れ替わった。

ジノはショットランサーを構えてランスロット擬きの胴体を貫こうとしたが、MVSで受け流された。

モニカも援護射撃としてアサルトライフルを放つが全て交わされた。

ランスロット擬きはジノのグロースターから離れるとモニカのグロースターに接近してきた。

 

「くっ!!」

 

モニカはアサルトライフルを捨て、ヒートブレードを構えて迎え撃ったが、単純な性能差では向こうの方が上のためかグロースターが押されていた。

そしてランスロット擬きはMVSでヒートブレードを弾き飛ばすと、がら空きになった胴体にヴァリスを放とうとした。

しかしアドラメレクが二機の間に割って入り、試作型MVSをランスロット擬きに向けて振るうがランスロット擬きはそれを後ろに向かって跳躍することでかわした。

 

「申し訳ありません殿下」

 

「気にするな。それより榛名にこちらの援護に来るように言ってくれ。今の白銀の方舟のナイトメアでこの機体のスピードの対応できるのは夜天だけだ」

 

リオンのアドラメレクは装甲を通常のナイトメアよりも厚くしているためスピードは他のナイトメアよりも遅く、ジノとモニカのグロースターもチェーンアップして通常のグロースターよりはスピードが出るが、このランスロット擬きのスピードに追い付くことは出来なかった。

 

「殿下!神羅たちからの伝達です!!ナイトオブラウンズが二人やって来たそうです!!さらにトウキョウ租界から援軍が来てます!!」

 

「ラウンズだと!?まさかこいつがっ!!」

 

「恐らくそうだと思います。それと榛名の方に通信を施しましたがどうやらあちらにもラウンズが現れたそうです」

 

「ちっ!!榛名の援軍は望めないと言うことか………」

 

つまりリオンたちは三人でこのランスロット擬きを倒さなくてはいけないということになったのだ。

例えこのランスロット擬きを倒すことに成功したとしてもトウキョウ租界からの援軍が迫ってきている状況は最悪だ。

 

「笑えないな。この状況は」

 

リオンはコックピットの中でそう呟いた。

―――戦況は明らかにブリタニア側に有利になろうとしていた。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

リオンたちがラウンズと戦っているとき榛名たちもコーネリアとゼロたちがいる場所から少し離れた岩場でラウンズと戦っていた。

 

『私はナイトオブナインのノネット・エニアグラム!我が機体、ランスロット・クラブが貴殿たちの相手をする!!』

 

榛名たちの前に現れたのは以前映像で見たランスロットと姿は似ていたがこのランスロットは金のところが青くなっており、一本角が付いていた。

 

「どうしますか榛名さん」

 

夜天の隣にいた黒い装甲に所々焔のように紅く染まっており、右手にメンチメイスを構えていて、左手には短刀が握られ右腕にハンドガンか付いていた。

 

―――そのナイトメアの名は『べリアル』

ビャッコの専用機となったナイトメアである。

 

「決まってます。この人は今ここで倒す。貴方にも手伝ってもらうわよ『蒼い亡霊』」

 

榛名は後ろにいる蒼く塗装された無頼に言った。

 

『こちらは特に問題はない』

 

「ならいきますよ!」

 

無頼と夜天がそれぞれの刀を構えながらクラブに突撃した。

それをクラブは無頼の攻撃を交わし、夜天の刀をランスで受け止めた。

 

「ビャッコ!!」

 

「わかってます!!」

 

夜天がクラブを押さえている隙をついてクラブの背後にメンチメイスを構えたべリアルが移動した。

 

『くっ!』

 

「くたばれブリタニア!!」

 

『させぬぞ!』

 

ビャッコはべリアルのメンチメイスをクラブの頭部に叩き込もうとしたが、横から現れた両肩が赤いサザーランドがスタントンファでメンチメイスを防がれ、バランスを崩したべリアルはそのまま地面に倒れ、サザーランドはアサルトライフルを放とうとしたが無頼が廻転刃刀を横薙ぎに斬りかかったおかげでそのサザーランドはその場から離れた。

クラブも突然現れたサザーランドに動揺して隙ができた夜天を突き放し、サザーランドのいる場所へ移動した。

 

『ご無事ですかエニアグラム卿!』

 

『すまない。助かったよ』

 

『もったいなきお言葉!!このジェレミア・ゴッドバルト!テロリストを殲滅します!!』

 

ジェレミアはサザーランドのスタントンファとアサルトライフルを、ノネットはクラブのランスを地面に突き刺し、背中にある二本のMVSを抜き出した。

さらにジェレミアを追ってきたらしい純血派のサザーランドが八機やって来た。

 

『この黒い奴は私が相手する!残りの二機はジェレミア卿を筆頭に倒せ!!』

 

『『『『イエス、マイロード』』』』

 

ノネットの言葉を合図にジェレミアと三機のサザーランドが無頼の前に、残りの五機のサザーランドが煉獄を囲み、夜天がクラブの相手をすることになった。

 

「はあっ!!」

 

夜天はスラッシュハーケンをクラブの背後にある岩場に飛ばし、引き戻す力を利用して二本の黒雷で斬りかかった。

 

『フンッ!』

 

クラブはそれをブレイズルミナスを展開することで防ぎ、上からMVSを叩き込んで黒雷を破壊しもう一本のMVSで胴体を切り裂こうとしたが夜天の背中についているバインダー防ぎ、他のバインダーから黒雷を抜き出しそのままクラブに斬りかかるが交わされた。

 

『予備の刀を持っているとはな。油断できないな』

 

そう言ってるがノネットには余裕が感じられた。

 

『さあ。このノネットさんを満足させてみな!!』

 

「負けない……」

 

そして彼女たちはナイトメアを動かし、それぞれの武器をぶつけ合った。

 

 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 

榛名がノネットと離れているところでビャッコはべリアルに乗ってサザーランドと戦っていた。

最初は五機に囲まれていたが突撃してきた一機はメンチメイスを叩きつけられて粉砕し、二機目はスラッシュハーケンを飛ばして頭部のファクトスフィアを破壊し、短刀でコックピットを貫いた。

残りは三機になったが、一機を倒そうとすると他の二機がカバーに入るため中々倒せないでいた。

 

「いい加減くたばれやぁ!!」

 

イラついたビャッコは短刀でサザーランドのコックピットを貫くとそのまま背後にいたサザーランドに叩きつけ、ハンドガンを放った。

最後の一機もメンチメイスで掴んで岩壁に叩き付けて破壊した。

 

「これで俺の敵は倒した。俺も榛名さんの援護をっ!!」

 

そのとき、ビャッコはたまたま半壊しているコーネリアのグロースターを発見した。

ビャッコは敵であるブリタニアの皇女を目の前にして、捕縛するという命令を忘れ、ただ殺すことを考えた。

 

「コーネリアァァァァァァァァァァ!!」

 

『新手だと!?』

 

ビャッコはメンチメイスをコーネリアのグロースターに叩き込もうとランドスピナーを回転させて一気に接近した。

 

「死ねぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

べリアルの先端が開いたメンチメイスがグロースターをあと少しで掴めそうだった。

しかし煉獄の前にランスロットが現れ、ブレイズルミナスで防がれた。

 

「ちぃっ!?」

 

べリアルは後方に跳躍してランスロットから離れた。

 

『―――――――投降してください』

 

それがランスロットから聞こえた声だった。

 

『今、この戦場にはラウンズの二人にトウキョウ租界からの援軍が来ました。これ以上の抵抗は無駄です』

 

普通に聞けば、『コイツは何をふざけたことを言っているのだ』と怒り狂うだろう。

今まで多くの日本人たちが国を取り返すためにその命を捧げてきたこの戦いを『無駄』と言ってきたのだ。

だがビャッコにはその言葉の内容が頭に入っていなかった。

ただその声を聞いたビャッコはただ震えていた。

その震えは決して恐怖によるものではなかった。

 

「どうやってその機体に乗れようになったかは知らない。だがまさかこんなとこで会えるとはな。―――――枢木スザク!!」

 

―――その震えは、憎むべき相手と会えたことによる狂気的な喜びと怒りによるものだった。




戦闘描写難しい………
ノネットさんの機体は双眸のオズでクラブだったのでそれにしました。
もう一人のラウンズの機体は後にちゃんと名前を出す予定です。
ナリタ編はもう二、三話で終わらせる予定です。
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