IS The harlequinade/leading role 作:サヴァヴァヴァ
主役のプロローグ
う…ん…
あれ…確か家のベッドで寝ているはずなのになんだか背中になにか固いものがなにかあたってるような…
しかもなんだか傍に誰かいるような気がする…
まさか泥棒!?
そこで俺は飛び起きて回りを確認した。
すると…
会社の部屋のような場所でパジャマで飛び起きた俺の横に、正座しているとてつもなく申し訳ないというような表情をしている若い男性と、目を瞑り奥のデスクの方に立っている初老の男性がいた。
………へ?
「つまり…」
「…はい…」
「あなたたちはいわゆる神様というやつで、ほぼ無限に等しい数の世界の管理をしている神の世界のサラリーマンであって」
「……はい…」
「あなたと奥にいる人…神様?や他にもいる人が俺の世界や他の世界の人の生死などを管理していて」
「………はい…」
「誤って新人であるあなたが俺とあと一人の生死を管理する書類に誤ってコーヒーをこぼしてしまったため俺は元の世界では心臓発作で死んでしまったと」
「もうしわけありませぇぇぇぇぇぇん!!!」
俺が自身になにが起きたかを言葉に出して確認すると、目の前の若い男性は目から大粒の涙を流しながら土下座をしてきた。
「本当にうちの新人がとんでもないことをしてしまって申し訳ない」
そう言うと奥にいた初老の男性が同じように土下座をした。
「…ってちょっとまってください。 これってドッキリか何かじゃないんですか?」
「すまないがこれはすべて現実の出来事だ」
土下座している初老の男性はそう言った。
「……そうか。 俺、死んだのか」
あまりにも現実感がなさすぎる…。
俺が死んだら父さんや母さん、爺ちゃんも婆ちゃんも同じ高校の友達も幼馴染の
俺がそう考えていると「そのことなんだが…」と初老の男性が奥のデスクにあるパソコンらしきもののモニターをこっちに向けてきた。
そこには俺の葬式が映っていて俺がさっき考えていた人達や学校の陸上部の先輩や後輩達、顧問の先生や親戚の叔父さんや伯母さん、他にもたくさんの人達が泣いていた。
「これは…」
「君の葬式の様子を映したものだ」
やっぱり……
「あの!」
「ああ。私たちのミスで君を死なせてしまったため君と関わりのあった人たちにある程度の好運が起こるように他の部署の者に頼んでおいた」
「!!……ありがとうございます…」
「いや。私たちに感謝をする必要などないよ」
よかった…これで俺が死んで悲しませてしまった人達の悲しみが全て癒えるわけではないけど、これで少しだけでも悲しみが収まってくれたらいいな…
「あと君のことなんだが…」
「はい?」
「これから君には転生をしてもらうことになる」
「え……転生ってあの二次小説でいう転生ですか?」
「ああ、君の言う転生で間違いないよ」
「それって人以外に転生するんですか?」
俺がそう質問すると「いや。記憶を持ったまま人に転生してもらう」と言った。
俺はそのことを聞くと安心すると同時にわくわくしてきていることに気付いた。
そのことに俺は俺の世界にいた人達に少し申し訳なく思ってしまう。
「まあある種のセカンドライフのようなものだと考えてくれたらありがたい」
初老の男性はキーボードを打つとモニターに転生先候補という文字が出てきた。
「これは?」
「君の転生先の候補だよ。5つあるから好きなものを選んでくれ。」
俺はそのことを聞くとモニターの候補を見た。
そこには……
①バイオハザード
②バイオショック
③インフィニット・ストラトス
④テラフォーマーズ
⑤セブンスドラゴン2020
「インフィニット・ストラトスで」
「わかったよ」
なんだこの候補!
インフィニット・ストラトス以外死亡する未来しか見えないじゃないか!
「実はこの5つ以外受け入れ先がないんだよ」
なんとまあ運が悪いこと…
「あと転生特典を付けないと」
「転生特典?」
「ああ。転生先でいろいろできるようにね。3つまである程度好きにできるよ」
「でも特にこれといった希望はないですけど…」
「そうか…じゃあ」
そういうと初老の男性が無理やり若い男性を立たせた。
「うう…本当に……本当に申し訳ありません…」
「おい仕事だぞ」
「うっ…うっう…て、はい?」
「お前が適当によさげなの3つ選べ」
「はっ…はい!」
そういうと若い男性はキーボードを打ち始めた。
三分ほど経つとモニターに3つ特典が出てきた。
①主人公補正
②マルチタスク
③インフィニット・ストラトスの知識
「こちらでよろしいでしょうか?」
「これって…」
「説明させていただきます。主人公補正はあの世界も他の4つの世界と比べるとレベルは下がりますが危険性はあります。なのでこれである程度の危険を回避できると思います。マルチタスクはISの武装によっては複数の思考を行う必要があります。例えばセシリア・オルコットのブルーティアーズのBT兵器などがそうです。知識についてはこれはISの勉強をすると知識が簡単に身に付くといった感じになります。これでよろしいでしょうか?」
「うーん…こ…れで…いいです」
「わかりました」
俺は3つあるうちの主人公補正に惹かれていた。
あんな非日常な世界で二次小説の主人公のように活躍できると思うとわくわくしてくる…!
「ではこれから転生をしていただきますが何か質問はありますか?」
「いえ。ありません」
「あとあなたより先に同じ世界に転生している方がおりますのでもし会うことがあったら仲良くしてあげてくださいね」
「わかりました」
俺以外の転生する人か…どんな人なんだろう?
俺と同じ男性操縦者になるのかな?
それとも織斑千冬や篠ノ之束と同じ世代の人?
「それではよい人生を。あなたを死なせてしまって本当に申し訳ありません…」
「最後に言っておくがあまり特典を乱用しないようにするんだよ」
俺は二人の言葉を聞くと意識を失った。
「うーん…」
「ん?どうかしたのか?」
「実は彼らが転生した世界は原作からかなりかけ離れているんですよ」
「だとしても問題ない」
「と…言いますと?」
「原作はある種の平行世界のようなものだ。何から何まで同じ世界なんてありはしない」
「まあそうですけど…」
「それに完全に決まっている未来なんてありえないだろう」
「はあ…」
「よし。それじゃあ仕事に戻るぞ。次にミスをしたら減給を上に打診しておく」
「そ…そんなあ…」
ん…
あれ…俺は…
次第に意識がはっきりしてくると…
「あら?起きちゃったのかしら?」
肩あたりで髪を切りそろえた、すこしたれ目がちの優しげな顔をした女性が俺をのぞき込んでいた。
もしかしてこの人が…?
「どうかしたのか?」
「あなた。優人が起きたのよ」
「そうか。じゃあ会社に行く前にあいさつしておくかな」
そう聞こえると俺をスーツを着た眼鏡をかけた整った顔立ちの男性がのぞき込んでくる。
「優人。お父さん今日も優人のためにがんばってくるからな」
「あらあらあなたったら…」
二人とも優しく笑っている…そうか…この人たちが俺の新しい両親か…
それに俺の名前は優人なのか…
…ん
「おや。まだ眠そうだな?」
「そうみたいね。まだ七時ちょっとですし」
「じゃあ優人。お父さん頑張るからな」
そういうと父さんは俺が寝ているベビーベッドから離れていった。
…だめだ…眠い…
小さい子供は寝るのが仕事だっていうしな…
…それじゃあお休み…
そしてあっという間に六年が経った。
今日は小学校の入学式なんだけど…たぶんあれ束さんと千冬さんだよな…
さっき体育館から出る時に聞こえてきたんだけど…
「いや~まさかちーちゃんの弟とほーきちゃんが同じ小学校に入学するなんてね~」「お前は退場の時に拍手をしないのか束…」
横を見るとそこには15歳くらいの千冬さんと束さんが保護者の席にいた。
「ぶっ!」
驚いて噴いてしまったが俺はすぐ前を向いて歩きだした。
もしかしてあの二人が…
俺は二人の神様を思い出した。
つまり俺は一夏と同じ男性IS操縦者になるのか。
だとしたらとてもありがたい。一夏たちと仲良くなりたいし、もしかしたら束さんに白式みたいな専用機を作ってもらえるかもしれない。
二人を見かけたら話しかけようかななんて、俺はかなり打算的なことを考えていた。
そして四年後、俺はパソコンで白騎士がミサイルを破壊する映像を眺めていた。
やっぱり白騎士はすごいな…
そして今までのことを思い出した。
俺は入学式の後一夏と箒と同じクラスになったがいざ話しかけようとするとどこか緊張してしまって話しかけられなかった。
その後箒が男子に男女といわれている時に一夏が男子たちにやめさせようとしている時に、俺も一緒にやめさせようとした。
これが仲良くなるきっかけになるかもしれないし、それに女の子が虐められているのを無視したくなかった。
そのあと結局俺と一夏VS男子の喧嘩になってしまったが、先生たちが来て喧嘩はやめさせられ全員しっかり怒られた。
そのあと電話で全員の保護者が集められ事情を話したが、男子たちの親はそのことを全部俺たちの嘘だといってまるで聞き入れなかった。
10分ほど経つと、他の喧嘩となんで喧嘩になったかの理由を知っている子供が親に話してそのことを親が学校に連絡してきた。
男子たちの親も第三者からそのことを聞くとようやく信じて自分の子供を思いっきり叱りつけた後で箒に謝らせた。本当に反省してるんだか…。
そのあとのことを先生に聞くと全員三枚ほどの反省文を書かせられたらしい…。
俺が帰ろうとすると一夏の保護者としてきた千冬さんが俺に「私の弟のしでかしたことに巻き込んでしまってすまなかった」と言ってきた。
「いや。それは「あと虐めを受けていた女子を見捨てたくないという考えは立派だが喧嘩をしてしまったのはよくないな」…うっ」
そう言われて俺は前世を含めると20歳以上生きてるのに小学生と喧嘩をしたという事実に苦虫を噛み潰したような顔をしてしまった。
「あー…えーと…」「ん?」
一夏が俺に話しかけようとしてきているが何か言いずらそうな…。
「確か海堂優人…だよな?名前」
「ああ。そうだけど」
「知っているかもしれないけど俺の名前は
「いや、これは俺のわがままだよ。」
そう、これは俺が打算的に動いただけの行動だった。それだけのことだから褒められる必要はない。
「でも!「…すこしいいか」箒?」
「もう知っているかもしれないが私の名前は
「…だけど「私たちのことを助けたのはわがままだったとしても私たちはお前に感謝しているんだ」…」
それで…いいんだろうか?
……裏であの人が発明品で男子たちに復讐しようとしたとかしなかったとか…。
次の日から俺は一夏と箒とよく話をするようになって篠ノ之道場に通うようになった。
そこで束さんと会ったが最初は千冬さんからそのことを聞いたのか何か観察されているようだった。しばらく道場に通った後で、束さんのパソコンを見るとそこには
「設計図?」「…へえ。君設計図ってわかるんだ。ついでに聞くけど何の設計図かわかる?」そこにはおそらくISの設計図と思うものがあった。
「うーん…何かパワードスーツのようなもの…かな?」
「…!…君、面白いね、名前は?」
「名前?海堂優人」「優人…ならゆーくんだ!」
「へ?」「これから君のことをゆーくんと呼ばせてもらうよ!」「は、はあ」
その後から俺にいろいろ話しかけたりしてくるようになった。あとどこかのタイミングで何か束さんの雰囲気が変わったような気がしたけど気のせいかな?
その後束さんはISを完成させて白騎士事件を起こして箒と離れることになった。
その時箒は泣きながらみんなと一緒にいたいと言ったが無理な話だ。
でも一夏が「またみんなでいつか会おう!」と言ったら「…うん」と言った。
本当に箒は一夏が好きなんだな…
そして小学校を卒業して中学生になった。
中学に上がると今度は鈴や弾、数馬と会った。
転校してきた鈴を虐めていた男子を今度は俺が最初に見つけてやめさせた。今度はちゃんと話してやめさせたから大丈夫…だよな?
そのあと俺と鈴が仲良くなったあとで一夏たちに合わせたがすぐみんなと仲良くなった。そしていろいろ遊んだり馬鹿もしたがここでは話さないでおこう…
そして鈴が中国に帰ることになった時みんなでお別れ会をすることになった。
弾と数馬のエアギターはかなりアレだったがそれなりに楽しかった。
そして鈴が帰る時に俺は鈴とまた会う約束をした。
すると「ええ。また会いましょう!優人!」と言った。
何か違和感を感じたけど何だったんだろうか?
そして時は流れて今俺は自分の部屋で
「…よし」
俺は今までのことを思い出して気合を入れた。
「いよいよ明日か…。」
そう。明日は俺と一夏、そしてもう一人見つかった男性IS操縦者がIS学園に入学する日なのだ。
「…でも…」そう、俺と一夏以外にもう一人いたのだ。男性IS操縦者が。
(まさか彼がもう一人の転生者なのか?)
テレビにはニュース番組で俺と一夏の写真と黒い髪の毛で前髪を目が隠れそうになるまで伸ばし、顔に少し火傷の跡があるおそらく整った顔立ちの青年の写真があった。
(二階堂勇気…か…)
良い奴ならいいんだけどな…
俺は寝ようとしたが、『ああ。高校生にもなったのにまるで遠足前の小学生だ』とわくわくして眠れない。
明日は待ちに待った日だ。
明日からの日々が楽しみだ…
俺は明日から始まる日々を思い描いてなんとか眠りについた。
今にして思えば俺は転生することによって浮かれすぎていたんだろうな…
もし過去に今から何かメッセージを送れるなら「お前はとんでもないことをしてしまうからよく考えて行動しろ」だろうか?
もし俺があの時もっと考えて行動できたら俺達は「英雄」なんて呼ばれることはなかっただろう
もし…
もし…俺があの人を止めることができたら「あいつ」が死ぬこともなかったかもしれない…
Q神様名前と容姿でてないじゃん。
Aあの二人は今回と次回にしか出ないので名前がない。
決して作者がいい名前や容姿が思いつかなかったからではない(震え声)
Qなんで転生先他4つあれなの?
A作者が考えた死亡フラグがとても立ちやすい世界を書きました。
Q主人公前の世界の人たちにこれですこしでも悲しみが収まってくれたらいいなんて言っててワロタ。
A作者ではこれが限界ですorz
Q神様たちの最後セリフは?
Aドリフターズの紫が「世界に定まった形はない」というようなセリフを
言っておられましたのでオマージュ?させていただきました。
Qなんで体育館から出る時他の人たち拍手しているのに二人の声聞こえたの?
Aあっ…
Q一夏たちとの出会いとかめちゃくちゃはしょってね?
Aこのままじゃプロローグで何文字行くかわからないからはしょりました。
ちなみに伏線を入れたり入れなかったり…
Qママンのセリフに違和感が…
A確かに主人公は喧嘩をしてしまったが誰かを助けようとしたことが嬉しいということを
書きたかったんですが…すみません、作者のレベル不足ですorz
Qなんか文全体がおかしいような…
A作者はプロットのようなものを紙に書かないで書いてるからです…
Q最後の何?
Aもし作者が最後まで書くことができればわかるかもしれません。
次回 舞台道具製作者のプロローグ
今月以内に投稿できるかな…(遠い目)
大規模編集ーっ!
流石に初手踏み台認定はいかんでしょうよ…俺…
あとノリやら何やらで書いたやばい代物は消しておくかも