IS The harlequinade/leading role   作:サヴァヴァヴァ

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ようやくやってきた慎編第一話!
でもいろいろ考えたが慎編二十話超えるかな…(諦め)
しかも文字数が少なくなりそう…
やっぱ素人が主人公三人とかに手を出すべきではない
はっきりわかんだね




慎編 第一話 物語が始まる前の物語へと至る話

天国にいるであろう父さん、母さん、茜、元気にしていますか?

私は今のところ元気です。

 

なんでこんな現実逃避をしているかの理由だって?

何故なら私は今頭に頭陀袋(ずだぶくろ)を被せられ、腕を縛られどこにいるかがわからないからだ。

あの日私は私の所へと来た人間から指定された場所にいた。

私は何をするのか知らなかったがその場で待っていたら、突然何者かに後ろから何かを嗅がされて眠らされたのだ。

そして今に至るのだ。

周りに人がいる気配はない。

何の音もない。

まるでシュレーディンガーの猫の猫にでもなった気分だ。

違うことといえば私は毒ガスを吸っていないこととここが箱ではないということぐらいか。

すると目の前からドアが開いた音がした。

「やあ。手荒な真似をしてすまないね」

男の声だ。

声からして五十代前後と言ったくらいだろうか。

「もう少しスマートに君を連れてくることができればよかったんだけどね。下手に時間を掛けたら()()()に気づかれてしまうから最短で終わらせる方法にしてしまった」

男は申し訳なさそうな声でそう言った。

「できたら頭の袋を取って欲しいんだが…」

「ああ。そうだったね」

男がそう言うと私の頭の頭陀袋を取った。

そこにはラフな格好の白人の男性がいた。

髪は金色、髪型はオールバックで顔の彫りは深くまるでどこかの企業の社長のようにも見える。

「そう言えば自己紹介がまだだったな。僕の名前はジョン・ドゥだ」

ジョン・ドゥ…

「死体が私に何の用だ?」

「君の元に使者が来ただろう?理由は聞いたはずだ」

「今の女尊男卑の世界を終わらせるため…か」

「そうだ。そのために君の力が必要なんだ」

ジョン・ドゥはその場で正座し、土下座をした。

「頼む!僕達に力を貸してくれ!」

「ちょっ…おい!何をするのかわからない状態でそんな…」

「そうか。それの説明もまだだったな…」

ジョン・ドゥは立ち上がり私の手を掴んで歩き出した。

「おい!どこに行くんだ!」

部屋を出るとそこはどこかの施設の廊下だった。

歩いていると何人かの職員のような人間と出くわした。

そしてある部屋の前に着いた。

「ここは?」

「入ればわかる」

ジョン・ドゥはそれだけ言うと部屋に入っていった。

私も部屋に入るとそこは開発室のような部屋だった。

「ここが君のための部屋だ」

「私のための部屋…か。ここで私は何をしたらいいんだ?それとさっきの質問もまだだ」

「それじゃあまずは君に何をして欲しいかの答えだ。ここであるものを作ってほしい」

「あるもの?」

「ISを打倒できる兵器だ」

「!?」

「そして僕達の目的も話しておこう。僕達の目的は………!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……正気か?」

「ああ正気だとも。そのために君の力を借りたいんだ」

「ISを打倒できる兵器……か」

「開発のためのスタッフは必要な数だけ準備する。資材も資金もだ」

「…私がやらないといったら?」

「それなら君には頼まないし、ここで見たことや聞いたことに関してはそれなりの対処をさせてもらうよ」

「………仮に私が首を縦に振ってもお前の望むものは作れないかもしれないぞ?」

「それならそれで仕方ないさ。また別の方法を考える」

「………………………わかった。作ってみるさ」

アイデアならあるからな…

「ありがとう!それじゃあさっそく歓迎会を開こう!」

「は?」

「私達は新しい仲間が来たら歓迎会を開くのがなぜか習慣になってね」

「いやこの流れで歓迎会ってなんだ?」

「それじゃあ行こうか!」

「おい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっと。起きなさい」

「……ん…なんだ、まだあと10分寝れるじゃないか…何の用だ?スコール」

この組織に来た日のことを夢で見てたら突然起こされた。

起こした人間を見るとそこには私のよく知っている人物が立っていた。

スコール・ミューゼル。

私の開発した『あれ』の操縦者の第一号だ。

「これ見なさい」

「新聞?UFOでも見つかったのか?」

新聞には大きく『日本で男性のIS操縦者が発見された!』と書かれていた。

「……いたのか」

「いたのか、じゃないわよ!しかもその操縦者がブリュンヒルデの弟とその友人なのよ」

「ブリュンヒルデの弟と友人ねえ……友人?」

確か神から聞いた話では男性の操縦者は主人公一人だけのはずだが…

「とにかく会議室に来なさい。そこでこの件に関しての会議があるから」

「…前から言いたかったが私はそう言うのは関係ないと思うが……」

「とにかく来なさい!」

「…これから整備をしなければいけないのに………」

結局会議の内容はその二名の調査やらなにやらについての話だけで私には一切関係なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男性IS操縦者発見の一報から1週間が経った。

まだその二人に関しては調査中であり、私はその二人に関しては調査待ちするしかなかった。

私は自室で考えていた。

もう一度思い返していたが、やはり主人公しか操縦できないはずだ。

それなのにもう一人いる。

何故だ?

何故もう一人いる?

何故……

「入るわよ」

部屋にスコールが入ってきた。

「何の用だ」

スコールは無言で新聞を渡してきた。

……なにやらデジャヴが…

そこには『また日本で男性のIS操縦者が発見された!』と書かれている。

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

 

 




短いぃぃぃぃぃぃぃぃ!






次回 閑話 動き出す悪意
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