IS The harlequinade/leading role   作:サヴァヴァヴァ

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たまに自分の書いたものを読んで思い知らされるガバガバ加減



前回:あいつなんか変じゃね?

12月23日修正!いろんな場所をちょいちょい変える


勇気編 第九話  実は会っていた古い友人   そして俺は「彼女」と再会した

side二階堂勇気

 

 

 

あの後はいろいろ考えたがどれも信憑性に欠けるものばかりしか浮かばないので寝ることにした。

起きてもう一度考えても寝る前と変わらないレベルのものしか浮かばない。

というわけでこれについては保留にすることにした。

だが奴については監視をしておく必要がある。

織斑千冬に次いでなんでこう篠ノ之束の知り合いには怪しげな奴しかいないんだ…

俺はそう思いながら教室へと向かった。

 

 

 

今日一応海堂を監視しようとしたがあいつがときおりこちらに視線を向けるのでなんとなくやめた。

なんとなくとは言ったが理由はちゃんとある。

クラスの女子どもだ。

俺が視線を向けるたびに腐った妄想をあたりにまき散らす。

それは俺の精神衛生上非常によろしくないのでそうなった原因である奴の監視をやめたのだ。

監視をやめるとすぐに終わった。

なんでこのクラスにはこういう奴が多いんだ…

確か今度の日曜には何も用事がなかったな…

外出許可取ってどっか遊びに行こう…

たまにはISから離れんとストレスが溜まりまくる。

そうするべきだ、うんそうしよう。

俺はどこに遊びに行くか決めながら次に授業の準備をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「というわけで外出したわけだが…君と会うとはな、簪さん」

「……」

日曜日に俺はレゾナンスというショッピングモールに来た。

実は今日俺の買っていたゲームの続編が発売されるのだ。

それでここにあるゲーム売り場に来たのだが…

「簪さん?」

そこには更識がいた。

「…………誰?」

更識は俺が誰か気づいていないようだ。

「ああそりゃそうだな」

俺は一応外出するにあたって変装をしておいたのだ。

まあ安いカツラをかぶってサングラスをかけておいただけだが…

俺はサングラスを外してカツラをずらした。

「……二階堂君?」

「ああそうだ」

やっと気づいてくれたみたいだ…

「…なんでそんな格好してるの……?」

「まあ…安全のためかな…」

俺みたいな女側から嫌われてる奴が外に出ればどうなるかわからないからな…

「…そう」

更識は何となく理解してくれたようだ。

そして俺は一応何でここにきているかの説明をしておいた。

そのあともいろいろ話をした。

更識がアニメやらゲームが好きと言った話を聞いたり俺はどんなジャンルのゲームが好きなのかを話したりした。

あらかた話終わった後に更識はこう切り出した。

「……これから暇…?」

「暇だが…どうかしたか?」

「ちょっとついてきてほしい…」

更識はそう言うと歩き出した。

「お、おい!」

俺はゲームを買ってから更識を追いかけ始めた。

 

着いたのはレゾナンから歩いて3分ぐらいの場所にある喫茶店だった。

店に入ると更識は一番奥の席に座った。

俺も席に着いた。

店員が注文を聞きに来ると更識はオレンジジュースを頼んだ。

俺はコーヒーを注文した。

店員が注文の品を取りに行くと更識が口を開いた。

「実は聞きたいことがあるの…」

「聞きたいこと?」

「二階堂君昔どこかの病院に入院してなかった…?」

「……ああ」

急に何を聞いてくるんだ?

「もしかしてそこで父親が入院しているって言った姉妹と仲良くしなかった…?」

「…そうだが……」

……………………まさか…

「…それなら二階堂君と私はその病院で会ったことがある」

「…あの姉妹の妹が簪さん…か」

「久しぶり…だね」

「ああ久しぶりだな」

まさかこんな形であの姉妹の内の一人と再会するとはな…

「まさかIS学園で再開するとはな…」

「そうだね…」

奇妙な縁もあったものだ…

「その…髪の毛と目の色が昔と違うような…?」

「ああこれか?」

俺はカツラを取った。

「髪の毛は染めた。目はカラーコンタクトを入れている。理由は説明するのが面倒だから省く」

「そ、そう…」

更識は何かを察したらしくこれ以上俺の容姿関連について聞いてこなかった。

その後俺達は色々話をしたりしていたが…

「そういえば…お姉さんは元気にしているか?」

「……っ!…」

姉の話題を切り出すと突然更識は不愉快になった。

「………何かあったのか?」

「あなたには関係ない…」

「確かお姉さんとは仲が良くなかったか?」

「あなたには関係ないでしょ…!」

更識はこちらを睨みつけながら言った。

「………ごめんなさい」

「…とりあえず話してみろ。何か力になれるかもしれない」

「…私の家の家業は少し特殊なんだけど姉さんが家業を継ぐことになったの…私は言ったの…頑張って姉さんのことを手伝うって…でも姉さんは私に言ったのよ…『あなたは無能のままでいなさい』って…!私は姉さんのことを手伝いたかったのに…!助けたかったのに…!」

更識は短くそう言った。

更識は俯いて涙を流し始めた。

「それでもうずっと姉さんとは話してないの…」

更識はそう言うともう何も話さなくなった。

飲み物を運んできた店員がいぶかしげに俺を見てきたが俺は大丈夫ですと言うと店員は一応飲み物を置いて奥へと戻った。

「例え話をしよう。昔々ある所に中の良い兄弟がいました。ところが兄弟は些細なことで大げんかをしてしまいました。そしてある日兄は事故に遭って死んでしまいました。弟は悲しみました。そして後悔しました。兄と仲直りしないでいたことを、ずっと、ずっと、ずっと後悔しながら生きていきました。弟はずっと思っていました。兄と話をしておけばよかったと…兄と仲直りしておけばよかったと…以上例え話終わり」

…俺例え話下手だな…

「…それがどうかしたの……?」

更識が口を開いた。

「その特殊な稼業とやらが何かはわからないがお姉さんはその家業に君を巻き込みたくないんじゃないのか?それで簪さんにそう言ったとか…」

「……」

更識は何かを考えている。

「俺が覚えている限りお姉さんは君のことを大切にしていたからな…結構可能性はあると思うぞ?」

「………」

「とにかくお姉さんと頑張って話をして来い。そうでなきゃ俺が言った例え話の兄弟が君たちになるかもよ?」

「姉さんは…」

「姉さんは?」

「姉さんは…私のことを大切に思ってくれてるかな…昔と変わらない姉さんのままかな…?」

「とにかく今日帰ったら話をして来い、なっ?」

「うん…」

更識は立ち上がって涙をぬぐった。

「ありがとう…二階堂君…」

更識はそう言って喫茶店から出て行った。

「あとは更識次第か…」

とりあえず…

「代金は立て替えておくか…」

 

 

そして学園に帰ると部屋にはもう更識がいた。

聞くともうお姉さんとは話をしてきたようだ。

結果については教えてくれなかったが…

でもいい結果だったのだろう。

何故なら更識は少しだけ笑っていたのだから…

 

 

 

 

 

そして休日が終わり月曜が来た。

クラスの女子達はどこの企業のISスーツがいいのかという話題で盛り上がっていた。

だが織斑千冬が来たら一瞬で静かになり自分の席に座った。

訓練されてきたな…

「今日からは本格的な実践訓練を開始する。訓練機ではあるがISを使用しての授業になるので各人気を引き締めるように。各人のISスーツが届くまでは学校指定のものを使うので忘れないようにな。忘れたものは変わりに学校指定の水着で訓練を受けてもらう。それでもないものは、まあ下着で構わんだろう」

男いるのにそんなこと言うのかよ…

「では山田先生、ホームルームを」

「は、はいっ」連絡事項を言い終わった千冬さんが山田先生にバトンを渡した。

「ええとですね、今日は何と転校生を紹介します!しかも二名です!」

「「「えええええっ!?」」」

転校生…か…

「失礼します」

「…………」

転校生が教室の中に入ってきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間が止まったと思った。

 

 

 

 

そこには彼女が立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャルロットちゃん………?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




話が短い?気にするな!


次回 慎編 第二話 幽霊と呼ばれた少年
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