IS The harlequinade/leading role 作:サヴァヴァヴァ
……まじでUSBに移さなきゃ…
前回:シャルロットとラウラがやってきた
side海堂優人
「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不慣れなことも多いかと思いますが、皆さんよろしくお願いします」
シャルロットは笑顔でそう言って綺麗に礼をした。
一応クラスの皆を見てみたがほとんどの人間があっけにとられていた。
あの二階堂もだ。
いや、前髪で目が見えないからそうとは言えないかもしれないが…
「お、男……?」
誰かが恐る恐る確認するかのように呟いた。
「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を―――」
「きゃ…」
「きゃ?」
「「「「「「「きゃあああああああああああああああー!」」」」」」」
いつぞやのソニックウェーブがまたクラス中に巻き起こった。
「男子!三人目のちゃんとした男子!」
「しかもうちのクラス!」
「美形!守ってあげたくなる系の!」
「今年の一年生のこのクラスになれて本っっ……当!によかった!」
皆が言っていた言葉のいくつかをピックアップしてみたがこれ以外にも歓喜の言葉はそこらじゅうで上がっている。
…みんな元気だなぁ……
「あー、騒ぐな。静かにしろ」
千冬さんが面倒くさそうに言った。
もし騒いでるのが二人か三人だったらこれに出席簿が追加されていただろう。
「み、皆さんお静かに。まだ自己紹介は終わってませんから~!」
山田先生も言ったが千冬さんが言った後に言わなくてもいいんじゃないだろうか?
俺はシャルロットの横にいるラウラを見た。
ラウラはクラスを見渡しているが一夏を探しているのだろうか?
「……挨拶をしろ、ラウラ」
「はい、教官」
ラウラは千冬さんに敬礼した。
「ここではそう呼ぶな。もう私は教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ」
千冬さんは面倒くさそうでありながらどこか心配しているようにも見えた。
「了解しました」
ラウラは気を付けの姿勢をとった。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
時間にして一秒ちょっと、とても簡潔な自己紹介だ。
「……………」
クラスにいる女子達はどう反応していいのかわからず沈黙している。
横にいるシャルロットも苦笑いしている。
「あ、あの、以上……ですか?」
山田先生が勇気を出しクラスの皆が言いたいことを代弁してくれた。
「以上だ」
しかしその勇気への報酬はラウラの即答だった。
そしてラウラはつかつかと一夏の前まで歩いていった。
ラウラは一夏の前につくと一夏に平手打ちを食らわせた。
バシンッ!とその音は教室の中で響いた。
「………」
ラウラは無言で一夏を見ている。
「う?」
一夏は突然の平手打ちに思考が停止している。
「私は認めない。貴様があの人の弟であるなど、認めるものか」
クラス中がぽかんとしている。
「いきなり何しやがる!」
思考停止から復活した一夏はラウラに怒りながら聞いた。
「ふん……」
だがラウラは何も答えず、この教室に入る前に聞いたのか空いていた席に座り腕を組んで目を閉じた。
「あー……ゴホンゴホン!ではHRを終わる。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。今日は二組と合同でIS戦闘訓練を行う。解散!」
眉間のしわを伸ばしていた千冬さんは手を叩いて行動を促した。
確かこの後すごい数の女子に囲まれるんだよな…
「おい織斑、海堂、二階堂。デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だろう」
シャルロットはそう聞くと一夏の方を向いた。
「君が織斑君?初めまして。僕は――」
「ああ、いいから。とにかく移動が先だ。女子が着替え始めるから優人、勇気…は先に行ったのか。自己紹介とかは着替えてからにしようぜ」
一夏は教室を見渡してから言い、シャルロットの手を引いて教室を出た。
俺もその後を追った。
「とりあえず男子は空いてるアリーナ更衣室で着替え。これから実習のたびにこの移動だから早めに慣れてくれ」
「う、うん」
今俺達は廊下を一夏が前でシャルロットの手を引きながら小走りで、シャルロットが一夏の後ろで手を引かれ、俺がその横で並走しているという感じだが…
シャルロットの顔を見たらほんのり赤らめていた。
「トイレか?」
「トイ……っ違うよ!」
「そうか。それは何より」
俺達は一階へと階段を急いで下りた。
「ああっ!転校生発見!」
くそっ!見つかった!
「しかも織斑君と海堂君と一緒!」
「しかも織斑君が転校生の手を引いてる!」
「そして転校生が顔を赤らめている!」
「BL展開ktkr!!!!!」
HRが終わって転校生が来たことを先生から知らされた女子達の内の少数精鋭による特攻だ。
「いたっ!こっちよ!」
「者ども出会え出会えい!」
どこにいたのかまるでモンスターハウスに踏み込んでしまっかのような勢いで女子がそこかしこから現れた。
「織斑君の黒髪もいいけど、金髪っていうのもいいわね」
「しかも瞳はアメジスト!」
「ホモォ…ホモォ……!」
「あんた落ち着きなさい!それ以上踏み込むと戻れなくなるわよ!」
今もすごい勢いで女子は集まってきている。
「どうする一夏!このままじゃ千冬さんにどんなことされるかわからないぞ!」
「俺だって考えてる!でもこの数じゃ…あっ…おーい!勇気!ヘールプ!助けてくれー!」
一夏が大声を上げながら手を振った方向を見るとそこには二階堂が立ち止まりながらこっちを見ていた。
一夏の策はどうやら二階堂に助けを求めるものだったようだ。
「……………」
しかし二階堂はゆっくりと首を横に振ってアリーナ更衣室へと走っていった。
「………」
「………」
み…見捨てられた………!
確かにこの状況だとどうしようもないかもしれないがせめて何か言ってくれ…無言じゃなくて…!
「あ、あのねみんな!この後僕達授業があるんだ。だから道を開けてくれる?」
シャルロットがなんとかしようと女子達に説得を試みた。
でもここの女子達がそんな簡単に言うことを聞いてくれるはずが……
「みんな!どくわよ!ここでお願いを聞いて素直な女子だってことをアピールするわよ!」
「「「「「「「「「「おおっ!!!」」」」」」」」」」
………素直に言うことを聞いてくれた。
女子の誰かがそれ言っちゃダメだろというようなことを言うとまるで十戒のように左右に分かれ道が出来た。
「あ、あはは…みんなありがとうね…」
シャルロットが苦笑いしながら礼を言った。
「いえいえそれほどでも!」
「お礼ならこの後一緒に食事でも…」
「シャラップ!飛ばしすぎよあんた!」
……………
「……と、とりあえず急ごう!」
「あ、ああ!」
「そ…そうだね!」
俺達はアリーナ更衣室に向かって走り出した。
「よーし到着!時間はっ…と…やべっ!あと三分しかねぇ!」
更衣室に着くと一夏は時計を確認し、残り時間がほとんどないことに気づいて急いで制服を脱いでTシャツを脱ぎだした。
「わぁっ!?」
一夏がTシャツを脱ぎ始めたことに驚いたシャルロットはすっとんきょうな声を上げた。
「荷物か何か忘れたのか?っと、そう言えば自己紹介をするのを忘れてたな。俺の名前は織斑一夏だ。一夏って呼んでくれ」
「で、俺の名前は海堂優人。俺も優人でいいよ」
「……う、うん…。よろしく一夏、優人。僕のこともシャルルでいいよ」
さっきのTシャツのショックを落ち着かせるためか少し間をおいてからシャルロットは俺達の自己紹介へと返答した。
「あともう一人勇気がいるんだけど…もう行ったみたいだな。早いなあいつ…」
更衣室を見渡してみたがあいつの姿はなかった。
「ねぇ…一夏…優人…着替えなくていいの?」
「「あっ」」
時計を見るとあと一分あるかないかぐらいだった。
「やばい!急いで着替えなきゃ千冬姉に怒られる!」
「出席簿は食らいたくない!」
俺達は急いで制服や他に着ていたものを脱いでISスーツに着替え始めた。
「ぼ、僕は着替え終わったから先に行かせてもらうね…」
俺達が着替えている間にシャルロットは着替え終わったらしく、申し訳なさそうに更衣室から出て行った。
「よし着替え終わった!」
「急げ!」
俺達はシャルロットが着替え終わった十秒ぐらい後に着替え終わり、遅刻しないために走って第二グラウンドに向かった。
「二十秒遅刻だ。早く並べ」
くそっ…間に合わなかったか…
でも出席簿がないだけましか…?
俺達は一組の皆が並んでいる列に並んだ。
「ふう…では本日から格闘及び射撃を含む実戦訓練を開始する」
「「「「「はい!」」」」」
みんな元気に返事したが、今日は一組以外に二組もいるからいつもより声が大きく感じる。
「さて、まずは訓練を始める前に実際に戦闘を見てもらった方がいいが…」
千冬さんは俺達をゆっくりと見渡していった。
「ふむ…それじゃあ…凰、オルコット、今回はお前らにしてもらう」
「私達ですか?」
「専用機持ちはすぐに始められるからな。それとお前達を選んだ理由だが適当に選んだだけだ」
「てきとう…かぁ」
鈴がなんともいえない顔で言った。
「とにかく、前に出てこい」
二人が列から離れて千冬さんの横に行った。
「これからお前達にはある人物と戦ってもらう」
「お前達…ということは二対一ですか?」
「そうだ」
「さすがにそれはやりすぎな気が…」
「安心しろ。今のお前達ならすぐ負ける相手だ。今呼ぶから待ってろ。山田先生!そろそろ降りてきてください!」
千冬さんは鈴とセシリアにあの二人のプライドやら何やらを傷つけそうなことを言うと地面に置いてあった拡声器を手に取って空に向かって声を上げた。
千冬さんが空に向かって声を上げてから何秒かした後空からキィィィィン……という音が聞こえてきた。
「何かしらあれ?」
女子の誰かが言った。
「鳥だ!」
「飛行機だ!」
「いや…あれは……」
「お、お待たせしました!」
「「「山田先生だ!」」」
本当にこの学校の女子達はノリがいいというかなんというか…
山田先生は準備運動でもしていたんだろうか?
山田先生はラファール・リヴァイブを纏い、その手にはアサルトライフルが握られていた。
「もうわかっていると思うがお前達の相手は山田先生だ」
「や、山田先生ですか…」
「山田先生、ねぇ…」
二人とも予想外の相手だからか困惑している。
「さっきも言ったが今のお前達なら山田先生と戦ってもすぐに負ける。十秒後に始めるぞ……………では、はじめ!」
千冬さんが開始を告げると三人とも同時に空へと向かった。
「何が何だかよくわかりませんけど全力で行かせていただきますわ!」
「私も全力でいくわ!」
「行きます!」
先制攻撃を仕掛けたのは鈴だった。
鈴が
「さて…今の間に……そうだな…ちょうどいい。デュノア、山田先生が使っているISの解説をしてみせろ」
「あっ、はい」
シャルロットは三人の戦闘を見ながらラファール・リヴァイブの説明を始めた。
「山田先生の使用されているISはデュノア社製『ラファール・リヴァイブ』です。第二世代開発最後期の機体ですが、そのスペックは初期第三世代機にも劣らないもので、安定した性能と高い汎用性、豊富な後付武装が特徴の機体です。現在配備されている量産型ISの中では最後発でありながら世界第三位のシェアを持ち、七ヶ国でライセンス生産、十二ヶ国で正式採用されています。特筆すべきはその操縦の簡易性で、それによって操縦者を選ばないことと
よくこんなすらすらと説明ができるな…
「ああ、いったんそこまででいい……終わるぞ」
空を見るとそこには爆発によって起きた煙と山田先生がいて、二人がその煙の中にいることは何となく予想できた。
その予想は当たっていたらしく煙の中から二人がふらふらと出てきてゆっくりと地面に落ちていった。
「くっ……まさかこの私が…」
「あんたねぇ…何攻略本か何かでも読まれたみたいに攻撃当てられてるのよ…」
「り、鈴さんこそ!何回避けられてからのカウンターを繰り返せば満足するんですの!?」
「こっちの台詞よ!なんでビットで死角から攻撃しているのにかわされてんのよ!」
「ぐぐぐぐっ……!」
「ぎぎぎぎっ……!」
二人は額をぶつけてにらみ合っている。
するとぱんぱんと音がした。
どうやら千冬さんが手を叩いたようだ。
「さて、これで諸君にもIS学園教員の実力は理解できただろう。以後は敬意を持って接するように」
…もしかしてこうするための戦闘だったのか?
「専用機持ちは織斑、海堂、二階堂、オルコット、デュノア、ボーデヴィッヒ、凰だな。では七つのグループに分かれて実習を行う。各グループリーダーは専用機持ちがやること。いいな?では分かれろ」
千冬さんが言い終わると俺と一夏、シャルロットに女子達が一気に集まってきた。
「織斑君!一緒に頑張ろう!」
「わかんないところ教えて~」
「海堂君!第一印象から決めていました!」
「あの曲がる弾丸みたいなやつみたいにスペシャルな感じに銃を撃つ方法を教えてください!」
「デュノア君の操縦技術を見たいなぁ」
「ね、ね、私もいいよね?同じグループに入れて!」
一夏達の方も見ると俺と同じようにどうしたらいいかわからないようで立ち尽くしていた。
……二階堂は?
二階堂の方を見ると欠伸をしながら頭を掻いていた。
「この馬鹿者どもが…出席番号順に一人ずつ各グループに入れ!順番はさっき言った通りだ!次にもたつくようなら今日はISを背負ってグラウンド百周させるからな!」
千冬さんの怒鳴り声すれすれの指示により女子達は一斉にばらけ、三十秒後にはグループが出来上がった。
「最初からそうしろ。馬鹿者どもが」
ため息交じりに千冬さんはそう漏らした。
聞き耳を立てるとぼそぼそと女子達はおしゃべりをしていた。
おしゃべりがないのはラウラの班と二階堂の班だ。
ラウラは雰囲気というかオーラというかそういったもので話せないが二階堂に関しては何でだろうか?
あいつは口が悪いところはあるがそこまで嫌われる要素はないと思うが…
「ええと、いいですかーみなさん。これから訓練機を一班一機取りに来てください。数は打鉄が四機でラファールが三機です。好きな方を班で決めてくださいね。あ、早い者勝ちですよー」
んー…どっちがいいかな…
「みんなはどっちがいい?」
一人では決められないのでみんなの意見を聞くことにした。
「私はどっちでもいいかなー」
「私はラファールかな」
「私はずっと使ってた打鉄の方がいいけど…」
「私はラファールの方使ってみたい」
ラファールの方が多いな。
「それはじゃあラファールの方を持ってくるよ」
俺はラファールが載っているカートを班まで押してきた。
『各班長は訓練機の装着を手伝ってあげてください。全員にやってもらうので、設定でフィッティングとパーソナライズは切ってあります。とりあえず午前中は動かすところまでやってくださいね』
ISのオープンチャンネルで山田先生から指示が来た。
「それじゃあまずはISの装着と起動と…あとは…まずは軽く歩いてみるか」
「じゃあこの中で一番最初は私かな?」
メガネをかけた黒髪のおとなし気な子がちょこんと手を上げながら俺に話しかけてきた。
「わかった。じゃあ早速やってみてくれるかな?」
「うん。わかった」
彼女はISを装着し、起動した。
「それじゃあ歩いてみて」
「うん」
彼女は歩き出したが、どこかよたよたとしたぎこちない歩き方だった。
「大丈夫?」
「ん…なんだか物凄い厚底のブーツか何か履いてるみたいで歩きづらい…」
「うーん…それに関しては練習して慣れて行くしかないかな…そろそろ時間かな?」
「わかった」
彼女はしゃがんでから降りた。
「次の人やってもらっていいかな?」
「了解!」
髪が短く活発そうな雰囲気の女子が元気よく言った。
彼女がISを装着し、起動するまでの間に俺は他の班がどんな感じか見てみた。
シャルロットやセシリア、鈴は問題なく進んでいた。
一夏の班はどうやら誰かが訓練機を立ったままの状態で降りてしまったようだ。
専用機と違って訓練機はしゃがんでから降りなくてはいけないのだ。
しゃがまないと訓練機は立ったままになってしまうのでとてつもなく装着しづらいのだ。
俺達が初めてISに触れた市民ホールでも打鉄はしゃがんでいた。
すると一夏の班に山田先生が近づいていった。
まあ山田先生なら何とかしてくるだろ。
ラウラの班を見ると何もしゃべらずただ黙々とやっていた。
そして二階堂の班はなぜか二階堂が訓練機を装着し競歩のようなスピードで歩いていた。
何やってるんだあいつ…
「海堂君?出来たよ?」
「あ、ああ。それじゃあ歩いてもらっていいかな?」
そして彼女に歩いてもらった。
彼女もよたよたしていたが歩けた。
その後も俺の班はできる人が集まっていたらしく、何の問題もなく全員が終わった。
「では午前の実習はここまでだ。午後は今日使った訓練機の整備を行うので、各人格納庫で判別に集合すること。専用機持ちは訓練機と自機の両方を見るように。では解散!」
千冬さんの号令で午前の授業が終わった。
「あー……あんなに重いとは………」
一夏が肩をぐるぐる回しながら呟いた。
ISのカートは人力で押していくしかないので結構…いや、かなり重いのだ。
しかもそれを時間厳守で全速力で押していけばかなり疲労がたまる。
「大丈夫か一夏?」
こう聞いたが俺もかなり疲れている。
「少し休めば何とかなるさ…それじゃあシャルル、優人、勇気…はまた先に行ったか…二人とも、着替えに行こうぜ」
「え、ええっと……僕はちょっと機体の微調整をしてから行くから、先に行って着替えてよ。時間がかかるかもしれないから、待ってなくていいからね」
シャルロットが苦笑いしながら言った。
「ん?いや、別に待ってても平気だぞ?なあ優人」
「俺も待ってて大丈夫だけど…」
「い、いいから!僕が平気じゃないから!ね?先に教室に戻っててね?」
「お、おう。わかった」
一夏がシャルロットの気迫に押されて先に更衣室に戻ることにした。
俺もシャルロットの事情を知っているから一夏と一緒に更衣室に行くことにした。
「三人とも少し待て」
すると千冬さんに呼び止められた。
「何の用ですか?織斑先生」
「お前達に言うのを忘れてたことがある」
「忘れてたこと?」
「お前たちの部屋割りが変わることになった。織斑と海堂が1025号室で二階堂とデュノアが1035号室になる。今日授業が終わった後部屋に戻って荷物の整理をしておけ」
……は?
一夏とシャルロットが別の部屋?
なんであいつとシャルロットが同じ部屋になっているんだ?
俺はこの疑問を千冬さんに聞いてみた。
「この部屋割りは誰が決めたんですか?」
「学園の教員と学園長だが…どうかしたのか?」
「いえ。何でもないです」
……じゃあ誰かが細工したという可能性もなくはないか…
「デュノア、という訳でお前の相部屋の相手はここにいない男子生徒になるわけだが…私が見た限りではあいつは気難しいところがあるかもしれんが仲良くしてやってくれ」
「はい」
そう言うと千冬さんは学校の方へと歩いていった。
「それじゃあ一夏、優人。また後でね」
シャルロットも学校の方へと歩いていった。
「優人。俺達も行こうぜ」
「ああ」
………どういうことか後で楯無さんに聞いてみるか…
俺はそう考えながら一夏と一緒に更衣室へと向かった。
転生者やオリ主が原作に絡んでいるのに原作通りに持っていく方法を作者は知りません
原作との変更点
・山田先生とのラッキースケベなし
山田先生は昔代表候補生になっていたのにあんな墜落するのか?という考えとこれセクハラで訴えられるやん…と思いなしにした
一応ゆっくりとは書いていたんですが某サイトでバットマンのアーカムシリーズがセールで安くなってたのでいくつも買ってしまい一気にプレイ→全部プレイした後新しい話の続きを書こうとする→小説が入っているフォルダーがない→前体験版やら何やらををいくつか消したことを思い出す→小説が入ってたフォルダーも消してしまっていたことが発覚→ゴミ箱を見ても前に全部消していた→必死に描き直した→今ここ
ということがあって投稿が遅れました
いやぁアーカムシリーズ面白いですね
もしかしたらアーカムシリーズからヴィランやら何やらを出すかもしれません
出すとしたらスケアクロウかマッド・ハッターかなあ…
次回 勇気編 第十話 いくら考えても思い浮かばない答えとやる気のない女子達