IS The harlequinade/leading role 作:サヴァヴァヴァ
僕にはすごいお父さんがいます。
お父さんはロボットのことでテレビに出た人で、大学という所で教授という先生のようなものをしています。
そしてお母さんは確かお父さんがフランスという国に旅行した時に会って二人とも一目惚れしたらしくてすぐにお付き合いしたそうです。
お父さんのお友達が家に来た時に「どうやってあんな若い女をゲットできたんだ!言え!」と言っていて、少し目が血走っていて怖かったことを覚えています。
そして僕には妹がいます。名前は明奈で髪の毛はと目の色はお父さんと同じ黒色です。
僕はお母さんと同じの髪の毛が金色で、目がディー…プ…ブルー?です。
僕が幼稚園の頃にお母さんと明奈でお母さんのお爺ちゃんとお婆ちゃんに会いにフランスに行きました。
お父さんは大学のことで遅れてくるそうです。
そしてお爺ちゃんとお婆ちゃんに会いましたが僕と明奈はフランス語がわからなくてとても困りました。
その時お母さんが携帯電話の翻訳機能を使って話せるようにしてくれました。
お爺ちゃんとお婆ちゃんと話すと二人ともとても僕たちが来たことを喜んでくれました。
その日はお婆ちゃんの作ってくれたご飯がとてもおいしかったです。
次の日は僕と明奈で周りを冒険することになりました。
今の僕たちは携帯のおかげでなにを話しているか全部わかるので安心です。
しばらく僕たちは冒険していると僕たちは公園で遊んでいる女の子と会いました。
その子は一人で遊んでいたので僕と明奈はその子と一緒に遊びました。
するととてもその女の子は喜んでくれて帰るときに『また会おうね!』と言ってくれました。
あと忘れてましたがその女の子の名前は「シャルロット」ちゃんです。
次の日にお父さんが家につきました。
そして家にお母さんの幼馴染の女の人が来ました。
そしてその女の人の娘さんとしてシャルロットちゃんも一緒に来ました。
僕たちはまた会えたことに喜んで一緒に遊びました。
僕たちが遊んでいる時にお母さんたちは何か大変そうな顔をしてお話をしていました。
その話を携帯で翻訳すると『大丈夫なの?相手の男の人、あなたが妊娠してから分かれて別の人と結婚したんでしょう』『ええ…』『相手は確かデュノア社の社長の一人息子なんだろう?金は渡されたのか?』『いえ…突然別れてほしいって言ってきたんです。それでそのまま…』『最悪ね…訴えるの?』『いえ…いいんです…』『それで本当にいいのか?』『あの人は何か私に隠し事をしています。それが何かわかりませんが…』となにかとても難しいことをお話していました。
シャルロットちゃんにも聞いてみましたがわからないそうです。
結局何を話しているかわかりませんでした。
次の日はお爺ちゃんとお婆ちゃんと一緒に遊びに行きました。
そして次の日に僕たちは日本に帰ることになりました。
お爺ちゃんとお婆ちゃんにまた遊びに来るねというととても喜んでくれておこづかいをくれました。
日本のお金じゃなかったけど…。
シャルロットちゃんにもお別れを言いに行きましたが泣いてしまいました。
その時に僕は携帯を持っていなかったので何を言っているかはわかりませんが、たぶん『まだ一緒にいたい』と言っているかもしれません。僕はお母さんから僕が言いたいことをフランス語で教えてもらって「また会おう」と言いました。
明奈も「私もシャルロットちゃんに会いにくる!」と言いました。
するとシャルロットちゃんは泣き止んでくれて笑って「うん!」と言ってくれました。
その笑顔を見たとき少しドキドキしたけど何だろう?
そして僕は約束をしましたけどその後シャルロットちゃんに会うこともなく小学生になりました。
しばらくしてからお父さんは何かにおびえているような、怖がっているような感じになりました。
僕たちが家族で遊園地に行くことになった日の前の日にお父さんのお部屋に行った時のことです。
外は大雨が降っていて窓に雨が当たる音がしていました。
僕はお母さんに呼ばれてお父さんに晩御飯ができたことを言いに行きました。
ドアが開いてたのでお父さんに声をかけるとお父さんはとても驚いて僕の方に振り返りました。
お父さんが僕だと気づくと安心して「どうしたんだ?勇気?」と言いました。
僕はお父さんに晩御飯ができたことを伝えるとお父さんはすぐに行くと言って机のパソコンに何かを打ってから電源を切りました。
僕はお父さんに質問しました。
「お父さん何をしていたの?」
「何をしていたかって?それはだね…」
そういうとお父さんはすこし悩んでから「お父さんはあるものの条約を作っていたんだよ」「条約?」「ルールや決まり事っていえばわかるかな?」「うん」「お父さんはね。もしかしたら人の未来を変えるかもしれないものの条約を作っているんだ」「すごいね!」僕のお父さんはとてもすごい人だとわかっていましたが本当にすごい人でした。その後僕はお父さんと一緒に行ってみんなでご飯を食べてお風呂に入ってから寝ました。
僕は明日のことをとても楽しみにしていました。
その明日は永遠に来ないことを知らずに…
次の日に朝起きて朝ご飯を食べている時にお父さんが天気を見るためにテレビをつけました。
すると「こ…ここで緊急速報です!」とキャスターさんが顔を真っ青にしてこう言いました。
「現在日本に大量のミサイルが発射されました!みなさんは直ちに地下か付近の避難できる場所に移動してください!」
僕はキャスターさんが何を言っているかわかりませんでした。
ミサイル?
ミサイルってあのミサイル?
それが日本に来ている?
僕が考えているとお父さんとお母さんはすぐに避難の準備を始めました。
すると僕は目の前が真っ白になりました。
「…う…ん」
なんだか全身が痛い…
それに周りが熱いような…
僕は眼を開けました。
すると目の前に「お…父さん?お母さん…?」
お父さんとお母さんが落ちてきた天井のがれきから僕と明奈をかばっていました。
「大丈夫か?勇気…」
「お父さん…」
お父さんは胸から1本骨が飛び出ていました。
「お父さん…!骨が…!」
「何…勇気と明奈が無事ならこれぐらい屁でもないさ…」
それは嘘です。
だってお父さんは口から血が出ているから…。
「明奈は無事かしら…?勇気」
「うん…!明奈はケガしてないよ…!」
僕は眼から涙がどんどん出てきました。
お母さんは左腕がほとんど取れかけてそこからたくさん血が出ていました…。
「勇気…最後にお父さんと二つ約束してほしいんだ…」
「やだ…やだ…やだやだやだ!お父さん、お母さん死んじゃやだ!」
「ごめんなさい勇気…」お母さんは今に死んでしまいそうな顔で僕に謝りました。
「う…う…ひぐ…う…」
「勇気、明奈を連れてここから出ていくんだ…。これが一つ目の約束だ…」
「ひぐ…うん」
「そして最後に…明奈を守って、生きてくれ…これが二つ目の約束だ…守れるか…」
「うん…ひ……う…僕、約束ちゃんと守るよ…」
「よかった…。あそこに隙間がある…あそこから脱出できるはずだ…」
お父さんは眼から涙を流しながらそう言いました。
僕は気絶した明奈を抱えながらその隙間から出ようとしました。
「「勇気、明奈」」
「お父さん、お母さん…」
「「いってらっしゃい…」」
「…うん。行ってきます!」
そういって僕は隙間から出ました。
「何、これ……」
僕はいつの間に遠くに来てしまったようだ。
周りには家と思うがれきの山がたくさんあり、そこかしこから火の手が上がっていました。
それに僕の住んでいる町のすぐ近くに大きな山がありましたがその山が土砂崩れを起こしていました。
「…っ!明奈」
そうだ。明奈を連れてどこか人のいる場所に行かないと…!
その時海の方から何かが飛んできて僕の家があった場所が爆発した。
あれ…僕は…
…っ!
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
熱い!熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い!
左目が熱い!
痛い痛い痛い痛い痛い!
右腕が痛い!
僕は左目に何があったか確認するために左目を触ろうとすると触れませんでした。
「え…?」
僕の左目に何かの破片が刺さっていました。
そして右腕はぐちゃぐちゃになっていました。
「…っう…あぐっ…つ…がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕は刺さっていた破片を無理やり引き抜きました。
「明奈…?」
明奈が僕のそばにいません。
「明…奈。明奈!どこにいるの!返事して!」
僕は叫びながら周りを確認しました。
「え…?」
僕は家のがれきと思うものの上の方に明奈が来ている服と腕ががれきで挟まっているのを見つけました。
「明奈ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
僕はすぐがれきをどけようとしましたが、重くてがれきは重くて持ち上がりませんし、火があって僕は左腕がとても熱かった。
でも僕は止めなかった。
「明奈大丈夫か!すぐお兄ちゃんが助けるからな!」
僕はお父さんと約束をしています。
それに…
それに
(僕を一人にしないで…!)
明奈が死んでしまったら僕は一人ぼっちになってしまう。
もう家族を失いたくなかった。
「明奈!あともう少しだだから…」
そういいながらがれきをどけていると明奈の上にあった大きながれきが動いて落ちました。
そして僕はそこで言葉を止めてしまった…。
なぜなら…
なぜなら…
なぜなら
そこには
明奈の腕と服だけがあって
奥に腕のない明奈が倒れていたから
「あっあぁ…」
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだいやだおとうさんおとうさんおとうさんおとうさんおとうさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさんおかあさんあきなあきなあきなあきなあきなあきなあきなあきなあきなあきなぼくをぼくをぼくをぼくをぼくをぼくをぼくを
ぼくを
ひとりに
しないで
「へえ。こりゃすごい」
かつて町があった場所に1人の男が立っていた。
男は眼鏡をかけ鼻の下に少し髭があり、短髪でどこにでもいるような顔立ちでありまるでこれからコンビニにでも行くかのようなラフな格好だった。
何故彼がここにいるのかというと彼は「ハフマン島」での取材が終わり、何か面白そうなことが起きてないか調べたらここで何かが起きそうな予感がしてここに来たのだ。
「僕の予感も当たるもんだ」
男は目の前にいる少年を見ながら言った。
「まさかあのミサイルの中から生き残るなんてね」
男は撮影用のカメラを回しながら笑っていた。
目の前には左目がつぶれ、右腕がぐちゃぐちゃになっている少年が立っていた。
少年は器用なことに立ちながら気絶していた。
「それともう1つ。君を見たらある予感が思い浮かんだ」
男はそういいながら少年に近づき、少年を抱えてこう言った。
「君を助けたら何か面白いことが起きそうだなってね」
男はそう言って普段撮影用の機材より重いものを持たない体に鞭を打って少年を連れて行った。
そして彼を自分が借りたレンタカーに乗せると電話をかけた。
「もしもし?松田っち、ひさしぶりだねー。うん、俺は今日本に戻ってるよ」
電話の相手は彼になぜ日本に戻ってきているかを尋ねた。
「いやー。じつはさ…」
久しぶりにいいものが撮れるかもしれないんだよ
男は電話を切り、近くの病院に彼を運んだ。
うん…
ここは…?
目の前で誰か喋っているような…
「へえ。き■■あの■■■のむす■■■だね」
何を話しているかわからない…
「…よし!君に■■の■■いをし■■ら■う!」
そう言うと目の前の誰かは僕の首元に何かを注射した。
「これ■■さん■く■■のナ■マ■■で、君の■■■■をさ■■能■をもっ■■■んだ■!えっ■■!」
そういうと誰かは遠くに行こうとして最後にこう言った。
「じゃあね。せ■■■ぶた■を■■あげ■ど■けに■■って■」
そして僕の意識は薄れていった。
そして僕が目を覚ましたのは事件が起きてから2週間後のことだった。
最初起きたときに右腕がないことにパニックになってしまったが看護士さんたちによって何とか取り押さえられた。
どうやら右腕はもう神経が駄目になっていてもう切断するしかなかったとお医者さんに言われた。
そしてあの日に何が起きたのかの説明を受けたが白騎士事件ということが起きたらしい。
そして白騎士はミサイルを全て撃墜して日本を守ったことになっていた。
最後に白騎士事件での死んだ人は0人だと聞かされた。
嘘だ…。
あの日なんで家が崩れたり爆発したのかようやく分かった。
ミサイルだ。
白騎士がミサイルを全部撃墜できていなかったから、僕の住んでいた町にミサイルが飛んできたんだ
嘘だ…。
あの日たくさんの人が死んだ。
父さんも、母さんも、明奈も、町の人たちもみんな、みんな死んだ。
嘘だ…!
僕はそのことを僕に説明しに来た虹咲という偉い人に話した。
でも…
「ええ。そうでしょうね。でもそれは全くの嘘よ」
「…え?」
この人はいまなんて言った…?
「今何を…「だからそれはあなたの妄想よ。あの日の前日にあなたの街は土砂崩れが起きて町は全滅。あなただけが助かった。それが真実よ」…なんで?」
なんでこのひとはうそをいっているんだ?
「白騎士事件でインフィニット・ストラトスは世界的に有名になったわ。そして今インフィニット・ストラトスがあるのは日本だけ。つまりうまくやれば日本は世界の覇権を握れるのよ!」
「なのに死人が出たということでインフィニット・ストラトスにケチをつけられたくないの。だから死人は0。それが日本が下した結論よ」
「そしてあなたには国家証人保護プログラムを受けてもらうわ。といっても監視下に置くためだけどね。逃げたかったら逃げなさい。その代わりに精神病院に入院してもらうことになるけど」
「それじゃあね。唯一土砂崩れから生き残った男の子」
目の前の人はそう言うと病室から出ていった。
ふざけるな…
…やる。
白騎士は僕から家族を奪った。
…してやる。
白騎士のせいで僕は家族を失った。
復讐してやる…!
たとえ世界中の人々が全て白騎士の味方でも僕は白騎士に復讐してやる!
「ん…ずいぶん懐かしい夢を見たな…」
あれからもう何年も経ち、俺は中学生になった。
俺は国家証人保護プログラムで日本各地を転々と移動する生活をしていた。
あの事件が起きた後、俺は右腕と左目を失ったため腕を義手に、目を義眼にするためと、あとケガを治すためにしばらく入院していた。
その間俺は雨の日以外は基本的に病院の中庭のベンチに座り、空を見ていた。
もしかしたら白騎士がこの上を飛んでいくのではないかと考えて…。
入院している間に俺は父親が入院していると言った姉妹と仲良くなった。
最初は姉の方が俺に「なんで空を見ているの?」と聞いてきたのが始まりだった。
それから父親が退院するまでの間一緒に遊んだりすることになったがあの事件が起きてから今までの中で数少ない楽しい思い出になった。
(でもあの姉妹うまくやっていけてるだろうか)
姉妹は姉が活発で妹が落ち着いた感じの子で某運命のゲームやアニメにいる姉妹を想わせた。
(活発な姉に対して妹がコンプレックスを抱くってのは考えすぎか)
「っともう時間か」
時計は午後5時を指そうとしていた。
「そろそろ始めないと」
そう言って俺はベッドに横になり頭にギアをはめた。
「それじゃあ始めるとしますか!」
俺は電源をつけ目を閉じた。
「Closest Place to HEAVEN ONLINE」
通称CPHO、直訳すると「天国に一番近い場所」というゲームがある。
CPHシリーズは世界中でヒットしたFPSゲームで、俺がやっているのは某ソードでアートな小説のようにギアを頭にはめ、実際に戦場にいるような感覚でできるゲームとして世界中で爆発的にヒットしている。
何故俺がやっているかというと…。
「すいません!遅れました」
俺は目の前にいる男性のプレイヤーに謝罪をした。
「次からは気を付けるように」と男性は言った。
「さて。じゃあ始めるとするか」
「はい!」
俺は彼の行う「CQCの授業」を受けに来たのだ。
このCPHOはプレイヤーの運動能力はすべて同じに設定されており、プレイヤーは己自身のテクニックで戦うことになる。そして今作の目玉となるのが退役した軍人からCQCや銃の構え方、その他もろもろの戦場で必要な技術が学べるというものだ。
実際はISが出て退役した軍人を雇っているからできることだが…。
人が聞いたら「なんでお前ゲームで学んでるんだ?」と思うことだろう。
だが今の俺は事故のせいなのか運動能力がかなり下がってしまっている。
そのためどこかで柔道や空手を学ぼうにも体があまり言うことを聞かないのだ。
俺は何とかして戦闘の技術を学ばなければと考えていた時にこのゲームを知り、やり始めたのだ
「はあ…はあ…」
「うむ。今日はこれまでにする」
「あ、ありがとうございました…」
「君は筋がいい。ほとんど基礎的なものや応用まで使えるようになっている。あと少しで教えることは何もなくなるだろう」
「ほ…ほんとうですか…」
俺は息を切らしながら尋ねた。
「ああ。本当だ。というか嘘をついて何になる?」
たとえ現実で身体能力が上がらなくても技術は覚えられることは身をもって実証している。
「それじゃあ明後日に最後の授業を行うので忘れないように」
「はい!」
彼はそう言ってログアウトした。
「さて。それじゃあ俺もどっかで対戦しますかな」
できたら司令塔になれたらいいんだが…
「ふう…。今日も勝てたな…」
今日は少し危なかった。相手チームの「MitaZ」というプレイヤーにあと一歩のところまで追い詰められたが何とか勝利することができた。
「飯にするか…」
時間もあと少しで7時になろうとしていた。
その時俺のパソコンにメールが来た。
メールを見てみると差出人は俺を助けたあの人からの物だった。
「はあ…催促か…」
俺はそのメールの返信に「いつかいろいろ話します」と書いて送信した。
あの人は俺を助けた代わりに俺の心情やいろいろなことについて聞いてきたりした。
まあ、助けてもらった恩でいろいろ答えたりしているが…
「早く飯を作ろう」
俺は早速食事を作ることにした。
それからしばらくした後、俺は白騎士の正体を知った。
俺は第2回モンド・グロッソの中継を見ていた。
何故かというとISについて学んでいたからだ。
あるマンガのキャラが、嫌いだからこそ対策を取れるようにするために己の嫌いなもののことを深く知っていたように、俺もISが嫌いだからこそ学ぶべきと考え、見ていたのだ。
そして…
「織斑千冬…」
俺はこいつが白騎士だと考えていた。
最初見たときにこいつの動きがどこかで見覚えがあるように感じた。
そしていろいろ調べたら奴に近い動きをしていた。
白騎士だ。
白騎士事件の時に流れたニュース番組の映像の奴の動きと似ていたのだ。
織斑千冬が白騎士の動きを真似ているだけならそれだけの話だが、もう一つ確証がある。
織斑千冬は篠ノ之束のたった一人の友人なのだ。
俺が調べると、篠ノ之束が最初にインフィニット・ストラトスを学会に発表した時は机上の空論として切り捨てられていた。
そしてその1か月後に白騎士事件が起きているのだ。
俺は白騎士事件が、インフィニット・ストラトスの性能を世界に知らしめるためのマッチポンプではないかと仮説を立てた。
そして篠ノ之束の人間嫌いは有名だし、それに身内以外を人として認識していないという話もある。
その篠ノ之束が大事な時に身内以外を使うか?
答えはNOだろう。
そしてその身内の中で一番白騎士としての可能性があるのが織斑千冬だ。
「だが…」
どうすればいい?
復讐したい相手を見つけた。
だが俺は織斑千冬に対する復讐の方法がまるで思いつかなかった。
真実を公表する?いや、だめだ。
今の世の中で男の俺がたった一人で声高々に行っても誰も耳を傾けもしないだろう。
殺害する?だがそれでは奴と同じ人殺しに堕ちてしまう。
どうすればいい…
どうすれば…
復讐を誓ってから数年後、やっと見つけた復讐の相手に対する復讐の方法を俺は持ち合わせていなかった。
そして中学3年の冬、事態は動き始めた。
奴の弟の織斑一夏と友人である海堂優人がISを動かしたのだ。
それにより全世界で他に男性のIS操縦者がいないのかを調べ始めたのだ。
「はい次の人ー」
係員の女のやる気のない声が検査場となっている、今俺が通っている中学校の体育館に響いた。
おそらく他に男性操縦者がいないと考えているからやる気が出ていないのだろう。
俺も同じ考えだった。
そして俺の番がくる。
「はい次の人ー…はあ、なんで男なんかに時間を割かないといけないのかしら…」
やる気の問題はこの女が女尊男卑に毒されているという理由もあったようだ。
「ふん…」
これが
俺の前に今の世界を作った原因の一つが鎮座している。
「ではそれに触ってみてください…はあ…ぐずぐずしないで早くやりなさいよ」
係員の愚痴を聞きながら俺はISに触った。
するとキンッという金属の音が頭に響いた。
そしてすぐ大量の情報が頭に流れ込んできた。
「う…うそでしょ!?まさか…」
後ろにいる係員がはっきりとハイパーセンサーで認識できていた。
ああ…何の冗談だこれは…
俺は無意識に口の端が笑っていた。
その日、世界にISランクが世界最低のDランクをたたき出した3人目の男性操縦者が現れた。
その後政府の人間や虹咲が現れいろいろ説明を受けたが俺はどうやらIS学園に工藤勇気ではなく二階堂勇気として行くことになるようだ。
だが俺の卒業後の未来はせいぜいモルモットがいいとこだろう。
つまり俺に残された時間はあと3年ということになる。
だから…
これからの3年間で織斑千冬に会い、そして話し、奴に対する復讐の方法を考えることにする。
もしかしたら俺はそれで奴を殺すことに一切の戸惑いがなくなるかもしれない。
だから、俺をあまり失望させないでくれよ?
織斑千冬…。
かくして役者はそろい、主役と道化が舞台に上がった
この舞台のエンディングはまだ誰も知らない…
作者は勇気君のヒロインにシャルロットを考えています(クソネタ晴らし)
Q勇気を助けた男ってまさか…
A察しのいい閲覧者様なら知っているかもしれませんがおそらく想像した人物であっていると思います。
Qなんか途中で文字化けしてんぞ
A伏字の仕方がわからなかったのでああなりました
Fateに出てくるバーサーカーのあれをやりたかったんですが…
Q途中に出てたゲームの名前センスなさすぎィ!
A実際に存在しないゲームの名前にしようとしましたがああ…うん…
Q白騎士関連のQEDがお粗末だ
A作者の限界です(便利な言葉)
やっとプロローグが終わりましたが次回は登場人物紹介や用語集的なものを投稿します。