神社から遠く離れた森で俺はレミリアと木陰の隅でちょこんとすわっていた。
「ハァハァ、霊夢の野郎容赦ねぇな・・・」
「あなたが馬鹿なこと言わなければよかったのよ。そんなことより霊夢の気が少しずつこっちに近づいてきてるわ」
「くっそ、俺はもう走れねーぞ」
「仕方ないわね・・・ここで仕留めるわ」
仕留めるって、霊夢がまるで野獣のような言い方だな。そんなことを思ってるとレミリアは攻撃の準備をしている。どこから出したか分からないが光るカードをだしてレミリアはこういった。
「スペルカード!グン・・・グニル!」
レミリアから放たれたのは赤いオーラをまとった大きな槍のようなものだった。その槍のようなものは一直線に木々をなぎ倒し飛んでいった。多分飛んでいった先は霊夢のところだろう。
「こんな離れたところから攻撃してあたるのか?」
「あたりまえじゃない、私のグングニルは百発百中よ?」
「す、すげぇ」
おぉと感心していると、ズゥンと大きな音が聞こえた。
「あたったわね、さすがわたし」
ドヤ顔しているレミリアは油断していたのだろうか、後ろの霊夢の攻撃に気づかなかった。
「レミリア!うしろ!」
(くっ、遅かったか!)
「っ!!いつのまにっ・・・!きゃああああ!」
レミリアは後ろの方まで飛ばされていった。すぐに向かったがレミリアは全く動かない。だが息はしている。
「よ、よかったぁ。生きてる」
「さぁ、お帰りの時間よ」
「断る!俺はまだここに残りたい。あと、レミリアをこんなにした罪は重いぞ霊夢」
「ハッ、笑わせないでよ。あんたに何ができるってわけ?おとなしく自分の世界に戻りなさい!」
「できるさ!俺の辞書に不可能という文字はない!」
思い出せ、レミリアの言っていたこと。行動。構え。
「スペルカード・・・」
感じろ、心の中にあの赤いオーラの槍をイメージするんだ。
「グン・・・グニル!!!」
「あなたなぜそれを・・・だけど甘いわね!私はその攻撃を一度受け止めているわ」
俺が放った一撃は軽く受け止められ消されてしまった。
まだ、まだ何か足りない。もっとイメージをするんだ。感じろ。感じろ。
「うおおおお!」
(あいつ、オーラが変わってきてるわ・・・)
「グングニル!!!」
「何度やっても同じことよ!こんな攻撃・・・!!」
(さっきと威力が違う!?)
「つらぬけぇ!」
「うぐ・・・きゃあああ!」
俺のグングニルは見事に霊夢を貫いた。のはいいが霊夢はひとつも傷がついていない。
だが、霊夢の服は木っ端微塵になっていた。
「あ、あれぇ・・・」
「あ、あああああ!!!」
「悪い!服を壊すつもりじゃ」
「うるさい!こっちみるな変態!」
ははは!滑稽だ!さっきまで大口叩いてた奴がこんな姿になって・・・って何を支店だ俺は。女の子にこんなことしたらダメじゃないか。
「本当に悪い、とりあえず俺の服着ろよ。ほら」
霊夢は何も言わず俺の服を受け取り今にも泣きそうな顔でこういった。
「こ、今回のところは見逃してあげるわ・・・。次にあったらみてなさいよ!このクソ変態紳士野郎!」
「どんな捨てゼリフだよ・・・ひとまず終わったみたいだな」
俺は倒れているレミリアの方へ向かおうとした。だがまたあの目眩が襲ってきた。
「お、おい・・・こんなときに・・・」
こんな森の中で倒れてたまるかと必死に意識を保っていたが、レミリアのところにあと少しというところで、ついに俺の意識は遥か遠くへ飛んでいってしまった。
「れ、レミリア・・・」
俺とレミリアは森の中で意識を失ったまま倒れ込んでしまった。
バトル大好きや、まぁ僕はこのくらいのバトルくらいしかかけないんだけどね(´・_・`)