魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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Rakuselさん、ご指摘ありがとうございます


帰宅

「もう夕方か・・・・本当に面倒なことになったな・・・・・それにしても天童って案外プライドの無いやつだったんだな」

 

っと謹慎を言い渡された僕は川辺を歩きながら愚痴る。

 

そこにタッタッタッタっと軽快なリズムで対岸からジョギングをしてきた人がいた

 

士郎さんの息子高町恭也さんだった

 

「今日は高町さんに縁がある日だな~」

 

「そう言う君はこんな時間に帰宅か?確かなのはと同じ学校の零司君だったかな?」

 

「えぇ、ちょっとワケありで」

 

「ワケあり?話を聴こうか?ついでに頭の怪我も」

 

「大丈夫ですよ・・・・」

 

っと苦笑気味に答える

 

「それでは僕はこれで」

 

そう言って別れた。

 

 

~~~~~~~~~~~~~翠屋

 

「う~ん」

 

「どうしたんだい?恭也、帰ってくるなり唸ったりして」

 

「あぁ父さん、ジョギング中に零司君に会ったんだけど、何だか様子がおかしくてね」

 

「そうなのかい?今朝会ったときは病み上がりで少し体調が悪いだけで特にいつもと変わらなかったけれど」

といった話をしていると

 

「え!?お父さん達十六夜君に会ったの!?」

少し前に帰ってきたなのはが話に参加する

 

「あれ?なのはは零司君を知ってるのかい?」

 

「だっていま学校で一番の有名人なの!!」

 

「有名人?」

っと恭也が首を傾げ

 

「あんまり目立つことをしようとする子にはみえなかったけどな~」

と士郎も思ったままを口にする

 

「っで零司君は何をしたんだ?なのは」

 

「天童君と決闘したの!!」

 

「「は?」」

二人は素っ頓狂な声を上げる

 

「えっと、なのは・・・・零司君があの天童と決闘したのかい?」

 

「そうなの♪」

 

「それでか・・・・今日ジョギング中に会った零司君が頭に包帯を巻いてたのは」

 

「そうなの!!天童君が背後(うしろ)から木刀で殴りかかったの!!」

 

「木刀で殴りかかった!?」

 

「決闘じゃなかったのか!?」

 

「うん。そうだったの・・・・零司君が天童君を素手同士で倒したまでは良かったんだけど、負けた天童君が怒って木刀を取り出して殴りかかったの」

 

・・・・少女説明中

 

「なんだそれは・・・・男の風上にも置けないな」

 

「零司君は無事だったのかい?」

 

「頭の怪我は問題なくて、受け止めた腕に少し痣になってるだけだって聞いたの」

 

「そうか」

っと恭也と士郎は安心するのだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

零司Side

「帰ってきたはいいけど・・・・明日から謹慎か・・・・休んだ次の日に問題起こして謹慎とか中々な問題児だな・・・・アルケミはどう思う?」

 

「もし周りから何か言われたとしても私はマスターがマスターであることを誇りに思います」

 

「ありがとう。アルケミ」

 

「いえ、それよりもジュエルシードはどうしますか?」

 

「それなら決めてる。」

 

「では、どちらに?」

 

その質問に僕はニッっと笑い

 

 

 

 

「明日から潜水艦造るぞ♪」

 

 

~~~~~~~~~~~~~

天童Side

「おのれ!!」

 

ガン

 

静寂に包まれた自室の壁に拳大の穴があいている。

 

「十六夜 零司・・・奴は一体何者なのだ・・・」

 

「王、考えられる可能性は大きく3つです。」

 

「何だ?言ってみろエレミア」

 

そう言って天童は自らのデバイス『エレミア』に話しかける。

 

「はい・・・まず、我が王と同じく転生者である可能性です。」

 

「それは俺も考えていた・・・・だが、奴は魔法を一切使っていないし、かと言って気のような他の作品の特殊技能を使ったわけではない」

 

「そうです。なのでこれは可能性の段階どまりになっています。次は私の中で一番可能性の高いものなのです」

 

「言ってみろ」

 

「はい、まず確認ですが、高町なのは様、並びに月村すずか様の家族のことはご存知のことはご存じでしょうか?」

 

「無論!俺の嫁になる女たちのことだ知っていないはずがなかろう」

 

「では、知っての通りあの方々の家族の身体能力は原作に殆ど関わりがないにも関わらず、この世界の常識を遥かに凌駕しています。それを元に考えて十六夜零司は隣のクラスという主人公たちとは本編においてまともな関わりのない住人・・・高町家の方々のような本編外の人外である可能性があります。」

 

「なるほど・・・確かにそれは考えていなかった・・・・では最後というのは何だ?」

 

「王の存在が生まれたことによって生まれたバグ、または抑止力といった存在の可能性があります」

 

「流石はこの俺のデバイス・・・貴様は本当に優秀だな」

 

「お褒めに預かり光栄です。王よ」

 

「して、質問なのだが、エレミアよ・・・」

 

「はい」

 

「何故あの雑種との決闘の際にブレードではなく木刀を展開した?」

 

「はい、あの場において十六夜零司を切ってしまえばマスターの立場が今以上に悪くなる恐れがあったためです。それに魔法による殺人を行えば後で時空管理局がきた際になのは様から漏れた場合監獄行きが確定する可能性があると判断し、王の意志を遂行させ王の被(こうむ)る被害を抑えるにはあれしかなかったためです。」

 

「そうか・・・だが、次に勝手な行動に出ればいくら貴様とはいえスクラップになることを忘れるな」

 

「了解しました。我が王よ」

 

そう言って天童はエレミアを机に置き部屋を出て行った

 

誰もいない空間でエレミアは

 

「本当に最低な王ですね・・・・負けたからといって教師陣に強制催眠をかけて強引に謹慎に追い込むとは・・・・」

 

と、呟くが誰も聞いている者は居なかった




次回は天童などの設定紹介を行う予定です。
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