魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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今回はある作品とのコラボです

あと結界が破られることで消えるのは召喚石で召喚した場合のみで、ドアを通ってきた場合は関係ありません




遭遇・・・・敵は伝説の赤竜!?

アレから大熊を3匹、野犬モドキを15匹を狩り終えウォーミングアップの終わった僕らは一旦ドアを使って家に戻り、他のドアを使ってこの世界よりも危険度の高い世界・・・第3管理不可世界『パラディファス』へと向かった

 

龍を初めとした危険種指定をされている生物が多く生息するジャングルや森ばかりで文明が欠片もない世界へと移動してきた

 

そこで見たものは

 

『珍しいな。こんなところに人間が迷い込んでくるとは・・・・いや、エルフと死神も居たか・・・それにほとんど人間の気配だが吸血鬼だな、小僧』

 

僕らの頭の中に念話の要領で話しかけてくる体長はしっぽを除いた推定で50Mもあろうかという巨大な赤い色をした竜だった・・・それにコイツ力の波動が半端じゃない・・・ヘタをすればアスモデウスに匹敵する強さだ・・・

 

僕らが飲まれている間にその巨竜は翼を広げ

 

『少々暇をしていたところだ。遊んでもらうぞ』

 

口に魔力を溜めブレスを放った

 

「ヤバイ!!避けろ!!」

 

いち早く回復した僕は全員に指示を出す

 

バッ

 

全員即座にその場を四散する様に回避し

 

その直後

 

 

ドォォォォォォォォォン

 

攻撃が僕らのいた場所に直撃し、その衝撃で回避したにもかかわらず実体のほとんどないラグスムエナ以外のメンバーは転がるように吹き飛ばされてしまった

 

そして衝撃波がやみ

 

僕が見たのは

 

回避した箇所から後方の山までを抉るような形で全てをなぎ払った異常とも言える光景だった・・・

 

「なんて威力だ・・・皆!!大丈夫か!?」

 

僕は変わり果てた風景に驚愕しながらも、すぐに現状を思いだし全員の安否を確認する。

 

が、心配は杞憂だったようだ

 

「問題ない」「君より先には死なない」「イタタタ・・・頭打ったぁ~~」などの声が聞こえてくる

 

どうやら全員無事なようだ

 

それを見て赤竜は

 

『ほぉ、多少加減をしたとは言え全員が生き残っているとは予想外だった。』

 

と感心するだけで次の攻撃を仕掛けてくる気配はない・・・恐らく僕らの準備を待っているんだろう

 

 

 

僕らは警戒を怠ることなく互いに集合し

 

 

「レグナー、アレを足止めできるか?」

 

「出来ると言いたいが、正直無理だろう・・・ゴーレムを最大で10体ほどまでなら出せるが足一本ですらせいぜい5秒程しか止められないだろう・・・」

 

「5秒か・・・・なら・・・・・」

 

 

そうして約1分の話し合いを済ませ僕たちは四散して四方八方に別れ赤竜に仕掛けた

 

 

「僕が右をやるから、ユエラは左前足を!!セラウィは翼膜を狙って飛行能力を奪ってくれ!!エミリッタは魔法で可能な限り全体的にダメージを与えてくれ!!」

 

「「「任せろ(わかった(りました))!!」」」

 

「ラグスムエナは上から魔法で牽制しつつ鎌で遊撃、レグナーは全員のサポートをよろしく」

 

「「・・わかった(任せてくれ)」」

 

僕が指示を出し、全員が応えそれぞれが指示通りに行動する

 

『ほぉ、中々に統率力のある集団のようだ・・・・だが』

 

そう言って赤竜は翼をはためかせる

 

すると

 

ゴォ!!

 

暴風とも言える突風が吹き荒れ、その暴風はセラウィ、エミリッタの攻撃を無力化し、僕たちをその場に釘付けにしようと襲いかかる

 

「ぐぅ!!なんてデタラメな!?羽ばたいただけでこれとは・・・」

レグナーは召喚したゴーレムを自身の風よけにしながら愚痴り

 

何とかユエラから吸血して使用可能になった『飛行能力』でラグスムエナと共に空中に回避し、ラグスムエナに援護してもらいつつ赤竜の背中に回り込みアルケミーから歪魔の力を宿した戦斧『歪曲の戦斧』を取り出す。そしてがら空きの背中に吸血鬼の『怪力』、人外な魔力を自身に漲らせ全力で殴りつけた

 

ドーーン!!

 

 

僕の爆撃のような攻撃が赤龍に炸裂した

 

 

 

 

 

 

 

だが、

『鱗数枚とは言え俺の体に傷をつけるとは、その武器中々の業物のようだな』

と言った軽いものだった

 

殴りつけた箇所は確かに竜鱗が数枚砕けただけで対したダメージにもなりそうにない有様だった・・・

 

「嘘だろオイ・・・」

 

正直信じられなかった。現在自身の持てる最高の逸品を全力で振るった結果がこの程度とは・・・

 

「零司!!離れて!!」

 

エミリッタが僕に注意を呼びかける

 

それで後ろを見ると尻尾がよけられない距離にまで迫っていた

 

「!?『転移』!!」

 

それに対して僕は緊急時の為に着けていた『転移の腕輪』(自身から半径200Mに限りほぼノータイムでの瞬間移動を可能にするアイテム)を使い紙一重で回避する。

 

 

 

 

だが、

 

「ガハ!?」

 

転移の瞬間僅かに尻尾が腹を掠ったのか腹部からおびただしい量の血が出ていた

 

『今のは殺す気で撃ったのだがな・・・人間とは思えぬ魔力だけでなくそんな能力まで持っていたか』

 

赤竜はどこまでも余裕そうだ・・・恐らく全然僕らのことを危険対象として捉えていないのだろう・・・

 

それにしても掠っただけでこれなら直撃した日には確実に肉片だな・・・なんてことを考えながら

 

「『復元する世界』」

 

そう言って自身の肉体を復元する

 

そして

 

カッと目を見開き

 

 

 

 

僕とさっきまで風圧で体が痺れて動けなかったユエラたちと牽制程度に闇色の魔力光の魔法を放っていたラグスムエナの人数が増えた

 

そしてそれらは赤竜に攻撃を仕掛ける

 

それを見て蚊が刺すようなダメージしかないように涼しげな顔で赤竜は

 

『幻術か・・・くだらん』

 

と呟き

 

『boost』

 

と更に言った瞬間赤竜の雰囲気が変わった

 

 

そして周囲に異常とも言える重圧がのし掛かり

 

「何だこの威圧感は・・・」

レグナーはそう呟き

 

「まだ上がるというのですか・・」

とセラウィは絶望に似た心境をあらわにし

 

「これほどとは・・・」

とユエラの表情は驚愕に染まり

 

「勝てない・・・」

そう言ってエミリッタとラグスムエナは自身の獲物を落とす

 

「こんなのにどうやって勝てばいいんだ!!」

と僕は毒づく

 

そんな僕らを見て赤竜は

 

『つまらん・・・まさかこの程度で根を上げるとは・・・もうよい、消えよ』

と興味を失ったかのように呟き

 

次の瞬間にはその膨大な魔力を使って全身から紅い光を放ち周囲を無に帰した。

 

『消えたか・・・やはりあの小僧も俺を悦《たの》しませるには至らなかっらようだな』

といった呟きが誰もいなくなった荒地に木霊した




この赤竜の正体多分もうあの作品を知ってる人ならもう気づいてると思いますが

赤竜帝のドライグです

零司たちは消えてしまったのか
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