魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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今回は決着編です


遭遇・・・・敵は伝説の赤竜!?②

『消えたか・・・やはりあの小僧も俺を悦《たの》しませるには至らなかっらようだな』

 

と赤竜の言葉が虚しく木霊する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、

「それはどうかな?」

 

唐突に赤竜の足元から聞こえる声があった

 

『小僧!?貴様生きていたのか!!』

 

流石の赤竜も僕・・・・・いや、僕ら全員が無傷なのには驚きを隠せなかった

 

その動揺を見逃さずに僕は

 

「行くぞ皆!!」

 

「「「「「あぁ(ハイ)(わかった)(任せろ)!!」」」」」

 

「『神討つ拳狼の蒼槍(フェンリスヴォルフ』!!」

 

僕は自身の魔力を最大限に込めた拳を赤竜の腹部に向かって蒼い魔力光の砲撃を放ち

 

「『粒子凝縮《りゅうしぎょうしゅく》』」

セラウィは僕の攻撃に合わせるように凄まじい電撃を纏った矢連続で放つ

 

「「合体奥義『心を貫き首を狩る』!!」」

ユエラとラグスムエナが呼吸を合わせて自身の愛刀と大鎌を使って竜の首に向かって白銀と闇色交差した斬擊を放ち

 

「「『審判の豪槍』(『ブラストサウンド』)!!」」

レグナーは自身のゴーレムを分裂させその鉱石を赤竜の体全体に放ち、エミリッタもそれに合わせるように音波のような強力な波動を放つ

 

その攻撃に対し赤竜は

 

『boost!!』

と自身の魔力を高めることで防御を試みるが

 

「無駄だ!!『復元する世界』!!」

 

僕が赤竜の状態を赤龍に会った瞬間の状態に戻し赤竜の魔法による強化を打ち消す

 

『なんだと!?』

予想外の方法で自身の力を消された赤竜は無防備に僕らの攻撃を受けるのだった・・・

 

ズドドドドドーーーーン!!!

『ヌゥオオオオオオオオオ!!!!』

 

僕らの攻撃によって発生した爆炎により赤竜の姿が見えなくなり僕は全員を赤竜から少し距離をとっていつでも攻撃を仕掛けられるように転移する

 

そして・・・・・爆炎の後に発生した爆煙から現れた赤竜は

 

全身に細かい罅と傷を負ってはいたが、致命傷と言えるダメージは特になく、特にダメージの大きかった腹部と首も刀傷と亀裂を多少残している程度であった

 

そして赤竜はあたりを見回し・・・・

 

その真紅の双眸が僕らを捉えると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『クックックック、ガハハハハハハ!!』

と馬鹿でかい声で笑い出してしまった・・・・・

 

それをキョトンとした顔で僕らが見ていると

 

しばらくして笑いが落ち着いたのか赤竜は僕らに近づき

 

それに対して僕らも警戒を強めるが

 

『警戒せずとも良い。俺はもう貴様らに危害をくわえる気はない』

 

と言って体を地面に伏して

 

横腹を僕らに向けた状態で非戦闘の構えを取る

 

それを見て僕の方も構えを解き

 

「皆、もういい」

 

そう言って全員の構えを解かせる。そして僕らは改めて僕らの目の前でまた僕らを見て思い出し笑いをしている赤竜を眺める

 

そして、赤竜は眺めている僕ら・・・いや、僕に向かって

 

『小僧。話をしないか?』

 

と言ってきた

 

それに対して僕は

 

「わかった」

と素直に応じるが、

 

「正気か!?零司!!」「危険です!!」

などの声が仲間たちから挙がるが、

 

「本気だよ」

そう言うと

 

みんなは僕の目を見て

 

「君はこうと決めたら考えを変えない奴だったね。なら僕らはリーダーである君に従おう」

とレグナーが言い

 

「そうだな」「そうですね」

などとユエラたちは言い渋々といった感じだが、僕の判断に任せてくれることになった

 

いつも迷惑をかけて申し訳ないななどと考えていると

 

「そう思うなら少しは自重してくれ」

とユエラから突っ込まれてしまった

 

そうして話が終わり、僕はみんなに離れてもらうと赤竜と向かい合い

 

『小僧、貴様いつから俺に幻術をかけていた?』

と真剣な表情で聴いてくる

 

「最初に風圧を僕らに放った瞬間からだ」

 

と素直に答え

 

『そうか。クク、実に愉快だ!!この『赤竜帝のドライグ』にここまで傷を負わせた人間は貴様らが初めてだぞ』

 

ととても悦しそうに言う

更に

『なら、俺の放った攻撃をどうやって無傷で防いだ?しかも腹の下にいても全く気付かなんだぞ?』

 

「あぁ、それならコレを使って特殊な結界を張って気配と魔力を消したんだよ」

 

そう言って『歪魔の神珠』を取り出した

 

『何だそれは?』

 

ドライグは見たことのないものに興味をそそられたのか紫色の石を注視する

 

そして

 

『確かにその石は強い力を持っているようだ・・・だが俺の攻撃を防ぐには足らんな・・・小僧、何をした?』

 

「ドライグ、最後の僕らの攻撃の時のことを覚えてるか?」

 

『あぁ、アレには驚かされた。まさか俺の魔力がいきなり元に戻されたのだからな』

 

「アレと同じように俺には物の状態を元に戻すことができる力がある。それで結界の状態を張ったままの状態で固定して攻撃を防いで、攻撃の際もドライグの体の状態を会ってすぐの状態に戻したから魔法で強化されたドライグは強化した魔力を戻されたんだ」

 

『なるほど・・・そういうカラクリか・・・だが、時間を戻す能力なんて聞いたことがないぞ?』

 

「僕はこの世界の人間ではないし、ちょっと特殊なんだよ」

と少し気不味げに言う

 

『ふむ、話したくないようだな。まあ良い。貴様が何者であれ俺は強い奴が好きだ!!小僧!名は?』

 

そう言って僕の名前を聴いてくるドライグに僕は胸を張って

 

「僕は十六夜 零司!!親友との誓いを果たし、世界の悪を滅する者だ!!」

 

とドライグに宣言した

 

『実に良い!!貴様、吸血鬼にしておくには惜しい存在だ!!』

 

と豪気に笑うドライグに

「言い忘れてたけど、俺呪いで吸血鬼になってるけど基本人間だから」

 

『それでか、気配が人間だったのは』

 

などと砕けて少しドライグと話をし、

 

最後に

 

『零司、貴様らの強さの褒美として俺の血と竜鱗を少しやろう』

 

そう言って自身の左前足を右前足で引っ掻いた

 

そしてその箇所から血が流れ、僕はそれをアルケミーから取り出した瓶の中に入れて栓をして

 

アルケミーに戦闘で砕けた物を含めて全ての剥がれ落ち竜鱗を採取させてから

 

ドライグに

 

「ありがとう、ドライグ。これは僕からのお礼だ。」

そう言って魔力を高め

 

「『復元する世界』!!」

ドライグの状態を無傷の状態に戻す

 

『ますます、便利な力だな・・・では、零司また会おう』

 

そう言ってドライグは飛び立っていった

 

「赤竜帝のドライグか・・・いつか倒してみせる!!」

 

そう言って僕は仲間と共に家に帰るのだった。




勿論ドライグは飛行と炎を使っていないので全然本気ではありません

たまにですがこういった作品のコラボを入れていく予定です

では、皆さん感想と評価お待ちしていますのでドンドンよろしくお願いします♪

See you next time.
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