ドーーーン
零司がユニゾン中で無防備な瞬間に『王の財宝』で宝具を放った
だが、
「『復元する世界《ダ・カーポ》』」
衝撃は零司の後方を抉るだけで宝具は全て直撃することなく直前で蒼い魔法陣で阻まれて停止し、消失する
「防ぐか・・・・だが、貴様の能力はもうわかったぞ!!王の財宝が効かぬのならこれで殺してやる!!」
「悪いが殺されるわけにはいかないんで全力で抵抗させてもらう」
土煙の中から声をかける
ブワッ(土煙を吹き飛ばす音)
土煙から現れた零司は
鬼の仮面はそのままで
忍者装束は藍色から漆黒に染まり
茶髪は亜麻色になっていた(仮面で見えないが瞳も普段のダークレッドから明るい蒼に変わっている)
今度はこれまでの金色の宝剣、宝槍ではなく、様々な色、形をした武具が展開され始めた
「貴様は俺の宝具をその魔法陣に当てることで俺の王の財宝の中に戻しているだけだ!!ならば、それを発動させなければいい!!
そう言って零司に王の財宝の宝具と同じ要領で投擲する
だが、
ブォン!!
先ほどと同じく攻撃は当たることなく直前で蒼い魔法陣に阻まれて停止する
その瞬間待っていたとばかりに天童は
「かかったな!!『壊れた幻想(ブロークン・ファンタズム)』!」
『無限の剣製』で放った宝具を全て爆破した
「な!?クッ」
僕は『復元する世界《ダ・カーポ》』では触れる前に爆破されたことで対象を失ったのでコレを空間をその時間に固定して防ぐことを咄嗟に考えたが、間に合わないため腕を十字にしてガードの姿勢をとり、衝撃が来ると同時に跳躍することで対応しようとするが
ザク!!
「ガハ!?」
天童がいつの間にか配置していた赤い槍で零司は心臓を背後から射抜かれ
爆破による爆炎に零司は包まれるのだった
「『魔槍ゲイ・ボルク』で心臓を貫いた。これで奴はさっきの砲撃と違って必中の理により死は逃れられまい」
天童はそう言って爆煙を見つめ
「なかなかに楽しめたぞ雑種!!」
と言い、更に
「ククク、ハハハハハハ!!!いい気味だ!!俺に逆らうからそうなるのだ!!雑種の分際で王たる俺に逆らうから」
高笑いを挙げるのだった
が、そこで七色の閃光が天童を掠りながら天童の高笑いをを遮る
「俺は諦めるわけにはいかないんだよ!!『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』発動!!」
僕の足元に蒼い魔法陣が展開される
『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』・・・・原作fortissimoに登場した『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』を復元し、自在に使用するスキル・・・ただし、サクラとのユニゾン中にしか使えず、複数の魔法を同時展開したりしていると魔力消費が半端ではないため多様はできない。
そして僕は魔法を更に展開する
「目覚めろ!!『七つの大罪《グリモワール》』!!」
僕の周囲に七つのクリスタル(赤、橙、黄、緑、青、藍、紫)が漂っていた
「僕は引けないんだよ!!たとえどれだけズタボロになろうとも!親友との約束を果たすためにはな!!『七つの大罪《グリモワール》』フルスロットル!!」
僕は天童のお株を奪うように多角的にレーザーを放つ
それを天童は盾を呼び出しガードしようとする
「こんなも(グラ)・・!!!!!!!!?何だ!?バランスが・・・」
が、突然足腰のバランスが崩れ立っていられなくなり膝をつく
そこで自身に何が起こっているのか理解していない天童に零司は
「お前、さっきの攻撃で橙のと青いのに当たったろう?」
「それがなんだというのだ!!」
「あのレーザーにはな、触れるだけで五感とかを奪う能力があるんだよ・・・橙で固有感覚、青で触覚って感じでな」
「馬鹿な!?そんな能力聴いたことが!?「おしゃべりはここまでだ。お前はここで消えてもらう」・・・このままでは不利だ・・・エレミア!!」
「了解しました王よ!!・・・・アレ?」
「どうしたエレミア?何故転移しない!!」
「言い忘れたけど、今ここ結界張ってるから転移して逃げるのは無理だぞ」
「結界だと!?」
「ダメです!!探知ができないため結界確認できません!!」
「どこまでデタラメなんだ貴様は!!」
キュイン・・・キュイン・・・
僕は両手を天童に向けピンク色の魔力を収束する。
そして、周囲のグリモワールも会話中に天童を取り囲んでいる
「お前には恨みしかないが、安らかに眠れよ?」
「巫山戯るな!!この王たるこの俺がこんなところで!!」
そこで僕の収束が終わり
「『穢れなき桜光の聖剣《レーヴァテイン》』!!」
桜色の砲撃が天童に放たれた
「!?『約束された勝利の剣《エクスカリバー》』!!」
僕の砲撃に対し天童は金色の砲撃で迎え撃つ
ズガガガガ!!
拮抗する桜色と金色の力
だが、
「ち、力が・・・(グラッ)」
天童は元から溜のない状態で、更に先ほどの零司の攻撃によりバランスが上手くとれないので力をうまく入れられないため
グググググ・・・・
次第に天童は押されていき
「認めん!!俺は!!・・俺こそが!!・・最強なんだーーーーーーーーーーー!!!!!ぐぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・」
桜色の砲撃に飲み込まれ
零司の張っていた『歪魔の結界』を突き破り空に消えていった。
~~~~~~~なのはSide
「!?な、何!?」
「桜色の魔力の柱?」
そう、突然現れた魔力反応と砲撃と思われる光が目の前(天童が入っていった山)から立ち上り空を切り裂いていた
ひゅぅぅぅぅぅぅぅん
「「??」」
どこからか風切り音がして私たちが周囲を見回していると
ズドーーーーン!!!
何かが降ってきました
なので落下点に私より近くにいたユーノ君が確認に行くと
「何が落ちて・・・って龍翔!?」
そう、先ほどの襲撃者の追撃に向かった天童君が全身から焦げた匂いを発しながら倒れていました
「急いで手当をしないと!!」
ユーノ君はそう言って応急手当をしようとすると
「悪いけど、ジュエルシードを渡してもらうよ」
先程の仮面に鬼がさっきまで付けていなかった白と黒のレガースと二丁拳銃を構えて私たちに向けていた
「そんな!!ありえない!!龍翔となのはの砲撃を受けて無傷だなんて!!」
「そんな・・・・確かに手応えがあったのに・・・」
そんなユーノ君と私の驚愕はこのあとの彼の発言で更に上の驚愕に塗り替えられた
「天童も勘違いしてたみたいだから教えてあげるけど、僕は君たちの砲撃を無傷で防ぎきったわけじゃないよ。ただ、僕は僕の時間を怪我する前に戻したり、その状態を戻し続けることで固定していただけなんだから」
「そんな魔法が存在するはずはない!!」
話を聴きユーノ君が信じられないというように言うけど、私は彼の言ってることが嘘には聞こえなかった
「第一僕は君たちと違って『魔法使い』ではなくて『召喚せし者《マホウツカイ》』なんだからね。君たちの常識に捕らわれる存在じゃないんだから・・・・っと話しすぎたね。そろそろ返事を聞かせてもらおうか?そこにいる」
「その前にひとつだけ教えて!」
「何を?」
「アナタは何でジュエルシードを集めているの?」
私はこれだけは聴かないといけないと思い彼にこう聴いた
~~~~~~Side零司
「これに封じられてる僕にとって大切な人の記憶を取り戻すためだよ」
高町さんが僕に真剣な眼差しで聞いてくるので僕も真剣に答えた
「「!!?」」
「悪いけど、そういうわけで僕は引くわけにはいかない。ジュエルシードは渡してもらうぞ。渡してくれたらそこにいる天童の怪我を治してやる。どうだ?」
「本当に治してくれるのかい?」
僕のことを信用していないユーノが疑わしげに聴いてくる
「僕の親友に誓ってもいい」
「わかったの」
高町さんはそう言うとレイジングハートから自身が所持している2個のジュエルシードを取り出す
僕はそれを見て少し意外に思い
「君は彼を嫌っていると思ったけど、嫌いな人を助けるなんて優しいんだね」
なんてことを言ってしまった
「うん、嫌いだよ。でも、怪我してる人や困ってる人はどんな人でもほっとけないの!!」
本当に良い子だね・・・士郎さんたちが自慢げに言うのも分かる気がするよ
それを聴いて僕はジュエルシードを掴むと天童のところに行き
「『復元する世界《ダ・カーポ》』」
天童の体をこの戦闘が始まる前の状態に戻した
そして
「天童の怪我は治した。じゃあ僕は行くよ」
「待って!!あなたの名前は?!!」
「悪いけど教える気はないよ。さようなら、高町さん」
「『瞬間魔力換装(フリューゲル・ブリッツ)』」
ギュン!!
僕は神速で天空を駆け戦線を離脱した
そして、『歪魔の神珠』で消えるように転移して自宅に帰るのだった
~~~~~~なのはSide
「行っちゃったね・・・」
「うん」
「なのは、これで本当に良かったのかな?」
「あの子仮面で顔は見えなかったけど、何故だかわからないけどとっても寂しそうな雰囲気がしたんだ」
「そっか」
「ごめんね、ユーノ君のジュエルシード渡しちゃって」
「いいよ」
このあと夜の闇の中私たちは天童君を自宅に担いで運んだんだけど、とっても重かったの・・・・
天地乖離す開闢の星(エヌマ・エリシュ) が出てこないのは天童のプライドが原因で雑種と見下している相手にコレを抜くのはプライドが許さないからです
まぁ、次回対戦からは抜きますけど
あと、零司の今回使った『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』で復元できるのは『里村 紅葉《さとむら もみじ》』の『七つの大罪《グリモワール》』と『黒羽 紗雪《くろばね さゆき》』の『うたまる(白)&アルキメデス(黒)』白と黒の二丁拳銃と『スコール(白)&ハティ(黒)』白と黒のレガースを現在使用可能
残りのキャラのマホウはそのうち出てきます・・・・と言っても零司に基本使わせるのはあと一人のだけですけど
この先の展開で期待していただけたら幸いです