魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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時空管理局現る

近況報告〜〜〜

あの深夜の戦いから数日が経過した・・・

 

あの戦いから今日までのあいだにジュエルシードを獲得した者は居なかった

 

勿論僕もその例に漏れない

 

第一の理由としては、前回の天童との戦いでレーダーが完全に粉々になっており、復元しようにもパーツ自体が欠片もなくなっていた為『復元する世界《ダ・カーポ》』による復元が対象がないため不可能になっていたためである

 

幸い設計図と材料はあるのでレーダー自体は案外すぐに再作成が終わった

 

けど、ここで問題になったのが前回のジュエルシードの暴走でここら一帯の魔力場(魔力の磁場のようなもの)がかなり乱れており現状のままのレーダーでは発動しない限り、索敵がジュエルシードの半径20m程に近づかないと反応しないためほぼ不可能だという計測結果がアルケミの僕が薬品などを作ったりするときに使われるシュミレーションプログラム(戦闘シュミレーションなども設定すれば可能)で出た

 

そのため僕はこの数日感はレーダーをバージョンアップさせるための設計図の見直しと壊れる前にメモっていたジュエルシードの探索(陸地のみ)を探索した・・・けれど場所を移動したのか見つけることは出来なかった・・・ちなみになぜ海を探索しなかったかというと潜水艦は完成していても常に潮の流れのあり、暗い深海で石ころ一つを探したところで無駄に終わることが目に見えていたためその時間をレーダーのバージョンアップに使った

 

そしてレーダーは未だ完成していないが設計図は8割程完成したところで数日ぶりにジュエルシードの発動が港で感知出来たので僕は現場に急行していた

 

現在の姿は前回と同じく忍者と鬼の仮面スタイルで初っ端からサクラとユニゾンして『うたまる(白)&アルキメデス(黒)』白と黒の二丁拳銃と『スコール(白)&ハティ(黒)』白と黒のレガースを装着して空を高速で滑空していた

 

「アルケミ・・・俺って最早人外だよな?」

 

「はい、マスターは最早人外です。魔力値をBランクにまでリミッターをかけてここまでの高速飛行を出来る魔法使いは普通に考えていません」

 

うん・・・わかってたけど嘘でも違いますって言葉を聞きたかったな。ほとんどこのレガースのお陰なんだから自宅から変装含めて数分で現場にたどり着いた僕が言うのもおかしな話だとは思うけど

 

~~~~現場

「はぁ~急いできたはいいけど、もう封印終わってるな」

 

「そうですね。あと天童の姿が見えませんね」

 

そういえば居ないな・・・こういうとき高町さんと常に行動を共にしているイメージがあったけど・・・・・・って、いやいやそんなこと考えてる場合じゃなかったんだ

 

「アルケミ、乱入するぞ」

 

「はい!マスター」

 

そして僕は杖と鎌で殴り合いをしている高町さんとフェイトに向かって移動するため両足のレガースに魔力を流し込みスラスターを噴かせ移動

 

「フリューゲル・ブ「ストップだ!!」・・・リッツ?」

 

しようとしたその矢先高町さんとフェイトの間に黒い魔導師が現れた

 

そしてその魔導師は高町さん、フェイトに続いて僕の姿を目で捉えて

 

「時空管理局執務官のクロノ・ハラオウンだ!!ここでの戦闘は危険すぎる!!詳しい事情を聞かせてもらおうか?」

 

なんてことを言ってきた

 

僕を含めて全員が無言になり、それを確認するとクロノは

 

「まずは、2人共・・・いや、3人とも武器を引くんだ」

 

そう言って全員に地上に降りるように誘導しだした

 

その際、僕の存在に気付いていなかった高町さんたちの目が少し大きく見開かれたのを確認したが、時空管理局の件で混乱していたのかあまり騒がれずに済んでよかった

 

一応は僕も相手が時空管理局だと分かり苛立ちを抱えながらも指示に従い緩やかにクロノたちに接近して様子見に徹することにした(・・・上手くいけば今後管理局に手を貸すだろう今ここにいない天童も含めて他の人のジュエルシードの獲得を邪魔できる)

 

僕たちが地に足をつけたその時

 

「フェイト離れて!!」

 

アルフが僕たちに向かって魔力弾を放ってきた

 

それをクロノと高町さんは避け、僕はその場から動かずに魔力弾を双銃で魔弾を放ち相殺した

 

それにより僕の周りに爆煙が発生して視界を遮られた

 

その隙にフェイトがジュエルシード目掛けて飛び上がり手を伸ばす

 

 

 

だが

 

クロノの無数の細いレーザー状の魔力弾がフェイトとジュエルシードの間に放たれフェイトを打ち落とす

 

「フェイト!!」

 

「フェイトちゃん!!」

 

「・・・・・」

アルフと高町さんがフェイトの安全を心配する中僕は何も言わずにただ全員を観察していた

 

 

それにより回収は無理と判断したアルフはフェイトを背中に乗せて撤退を選択した

 

しかし、クロノは二人を逃がす気はないという風に杖を二人に向け魔力弾を生成し始めた

 

そこで、僕の苛立ちは更に上がり行動に移すことにした

 

「その杖を下げろクロノ・ハラオウン!!」

 

僕はそう言って魔弾でクロノの生成中の魔力弾を打ち抜いた

 

「な!?」

 

それに驚いたのか僕に杖を向けて

 

「何をする!!これは公務執行妨害だぞ!!わかっているのかい!?」

 

僕はその発言を無視してアルフに念話で

『アルフ、フェイトを連れてそのまま逃げろ!!』

と言い

 

アルフは犬の状態なので表情はよくわからないがかなり驚いた表情をし

『・・・礼は言わないよ』

と言いつつ少し僕に頭を下げてそのまま飛び出し

 

「チッ!!」

それを見たクロノが舌打ち混じりにアルフたちにまた攻撃する前に僕が

 

ドドドドドドーーン

アルフたちの姿を隠すように双銃で魔弾を使って地面を穿ち、爆煙によって姿を隠す、その隙を使ってアルフたちは戦線を離脱した

 

 

 

 

そしてクロノが誰かと交信をしたが完全に逃げられたとわかり、僕に詰め寄ってきた

 

「君は一体何を考えてるんだ!!公務執行妨害に加えて参考人を逃がすなんて!!」

それに対して僕は敵意を隠さぬまま

「だからどうした?」

と返した

 

それにより更に怒りが強まったクロノは僕の胸ぐらを掴み

 

そこで

 

『それくらいにしておきなさいクロノ!!』

 

魔法陣が空中に浮かび上がりライトグリーンの髪をした女性がクロノを窘めた

 

「か、母さ・・・いえ、艦長・・・わかりました」

 

そういって渋々ながら手を離すクロノ

 

「へぇ~アンタがコイツの上司か?」

 

「ええ、私は時空管理局提督のリンディ・ハラオウンです。そっちにいるクロノの母親をやっているわ♪ちょっと話を聞きたいからそっちの子達と一緒にクロノとアースラに来てくれないかしら?」

 

前に見た管理局のお偉いさんより話が分かりそうな雰囲気出してるけど

 

「僕はお断りします。そっちの二人を連れて行きたいならどうぞご勝手に」

 

そう言って踵を返し帰る準備を始めた

 

「ちょっと待って君!!」

 

「あぁ、理由を言わないで去るのは礼儀に欠けますね。失敬、まず初めに僕は管理局が嫌いです。次にこの管理外世界地球で貴女方(あなたがた)の戦艦に乗り込むということは僕らの地球の法律を離れ貴女方管理局の法律の適応を受けることになりますので・・・・それで言うとここにいるクロノ君は日本の法律に従うと正規の手続きもなく日本領土内に入っているため密入国者として現時点で犯罪者になりますね」

 

僕は笑うように問いかける

 

「な!?」

 

その瞬間クロノの驚く声と別にピシっという音が聞こえた気がする…そして画面の背景に映ってるスタッフの方々がすっごいスピードでキーボードを叩いているのが観える

うーん、からかうにしてもちょっと冗談で済まない内容だったかな?…まぁいいや

 

そんな事より言うことがあるし

 

「まぁ、それは置いておくとしてあなた方の目的はコレの回収ですよね?」

 

そう言って僕はクロノ達がフェイトに気を取られていた間に瞬間移動(連続短距離転移)で回収しておいたジュエルシードを向こうの艦長に見せる

「いつの間に・・・」やら「早くそれを渡すんだ!!」といった反応がクロノとリンディさん達から帰ってくる

 

だけど、僕はこの世界にきて最初にやった情報収集で管理局の極秘データにもアルケミーのハッキングでアクセスしたことがあるため管理局は必ずしも正義の味方というわけではないと知っている…中には僕のような魔力の高い人間を引き入れるために家族を人質にしたり、人体実験の被検体にしたりしているのを知っているため僕ははっきり言って管理局は嫌いで、極力関わりたくないとさえ思っている。故に管理局との協力なんてものははっきり言って現状では論外だ。仮にこのアースラのスタッフが全員良い人でもその管理局の上層部が 僕の能力を知ってしまえば僕を鹵獲という形でも捉えにくることが目に見えている・・・そのため早々に逃げて情報を出来るだけ与えないことが望ましい

 

なのに何故何時でもスピードの差と腕輪の連続転移で逃げれる現状でこんな話をしているかというと

 

『アルケミ、この回線からアースラ内部の情報を出来るだけ吸い出してくれ。出来たら動作故障や時限式で他の世界に転移するようにしてくれるとありがたいんだけど出来るか?』

 

こういうわけで先程この魔方陣が展開されてから今まで相手の注意を逸らすため、向こうの要請を最後まで聴きつつ無駄話をして時間を伸ばしていたのだ

 

『マスター、個人情報、保有戦力のプロファイリング、戦艦内の機密情報の吸出しと頼まれていた工作とついでに時限式のウイルスの設置が完了しました』

 

この発言を聞くために・・・そして僕が今までここに残っていたのにはあと2つ理由がある

 

一つは

僕の持っている管理局の違法研究の極秘データ(人体実験などの資料、魔力弾を打ち付けて拷問し楽しそうに嗤う研究者とゲラゲラ笑っている局員の映った画像などetc)をそれなりに階級のある管理局員に渡すこと

「このデータを観ればわかりますが、僕はこんな事を平然とする人間が上層部に居る組織に協力する気はありません」

 

画面の向こうから「惨い・・・」「最低だよ・・・」なんて声が漏れているが僕はこれを5才の時に観ているので彼ら、彼女らよりもショックは物凄いものがった・・・途中途中に吐いたり、頭痛に苛まれたりしたため僕がこの研究資料に目を通し終わるのにそれなりの時間がかかったのを覚えているが、当時の僕はどんなに辛くても目を背けることなく全ての資料に目を通した。この世界のことをしっかり知るために

 

ある程度資料を観終わったのかリンディさんたちは少し憔悴していた

 

それを見てクロノが「何があったんですか!?先程のデータには!!」と僕の隣でリンディさんに聴いているが

 

「後でしっかり話します」と言うだけだった

当たり前だ、ここには高町さんたちがいるのだから、耐性のない彼女らにアレは卒倒モノだ

 

だから、僕はここで再生するのではなく向こうに送ることを選んだのだから

 

もう一つの残った理由は

 

「僕が伝えたかったのはこれだけじゃ「あぁぁぁ!!」・・・えっと何ですか?高町さん」

 

僕が続けてリンディさんに話をしようとしていると高町さんから大声がかけられた

 

「やっぱりそうだよ!!間違いない!!」

突然にことに話しかけられた僕以外は呆然としている

 

「・・・何が?」

 

「貴方は昔私に公園でペンダントをくれた子だよね!!」

 

そう断言して僕に詰め寄ってくる高町さん・・・それで今まで黙ってたのか・・・・てか、覚えてたの?それにユーノが肩から落ちそうになってるんだけど・・・

 

「覚えててくれたんだ・・・っというより仮面してたのによくわかったね」

 

「うん♪忘れるわけないよ!!だってあのペンダント・・・壊れちゃったけど、今でも大切に持ってるんだよ♪ホラ」

そう言って高町さんは僕があげた蒼いペンダントをポケットから出して見せてくれた・・・真ん中の宝石が砕けてたけど接着剤で修繕しようとした形跡があった

 

「まだ・・・持っててくれたんだ・・・」

これは純粋な感想だった・・・だって壊れたものをいつまでも持っていてくれる人は案外少ない、それも名前すら知らない子からの贈り物となれば基本捨てられるだろう・・・だから壊れたことを知った時にもう捨てられているものだとばかり思っていた・・・それが壊れてもなお自身の贈った物を宝物と言われるのは正直言ってこれ以上に無いほどに嬉しいことだった。だってこのペンダントは僕がこの世界に転生してから初めて作った装飾品で、最初に贈った贈り物という二つの始めてがある思い出の品だったのだから

 

だからだろうか?

 

 

 

 

 

奴の接近に気が付かなかったのは・・・・・・

 

ザク

 

後ろから短い異型のナイフで刺されたのは

 

「きゃああああああぁああぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」

 

高町さんの悲鳴が聞こえる・・・近くにいたクロノも画面の向こうのリンディさんたちアースラのスタッフもいきなりの事に事態を飲み込めず呆然としている

 

「ゴフッ!?」

せり上がってくる血液を口からおびただしい量吐血する僕

刺した側は本気で殺す気できているのかナイフで僕の腹中をグチャグチャと掻き回している

そのせいで僕の身体からは止まるどころか拡がっていく傷口からさらに多量の血液が流れ出て行く

 

そんな中僕は少しでも状況を悪くしないために引っ掻き回される激痛と吐血により意識が遠のいて行くのに耐えながら『復元する世界《ダ・カーポ》』で自身の体を刺される前に戻しながら刃から抜け出そうとするが、刺されているナイフの刀身の直角に曲がっている部分が返しの役割を果たしているのか抜くどころか背後からさらに深く差し込まれて逃げられないでいる状態だ

 

 

そのため僕は刺している犯人をどうにかするため犯人の顔を首から上を後ろに向けることで確認した

 

そこにいたのは最初僕とアルケミが居ないことを疑問に思った人物・・・天童だった

 

その天童が憎悪に満ちた表情で僕を見つめていた

 

そして彼は、刺されている僕を愉快と言わんばかりの表情で

こう言った

「貴様と神の契約を破壊する!!」

 

その直後僕の身体の中で『パリン!!』というガラスの割れるような音がして僕の身体から九つの白い光が飛び出していった

 

 

カッ!!

 

その直後に僕のリミッターが外れ人外の魔力が放出され、僕の周りを蒼い嵐のように吹き荒れた

 

その衝撃で近くにいた全員が吹き飛び、刺さっていたナイフも僕の急激な魔力上昇に伴う復元の能力向上でその姿を消した

 

その時には僕の意識はもう既に限界にきていたけど、あることに気が付いた

 

 

この原因をつくったペンダントの持ち主である高町なのはは天童と行動をともにしている

 

それに今回天童は最初から姿を見せず、僕が油断するのを近くで見ていたかのようなタイミングで襲撃に来た

 

つまり・・・この現状を作ったのは『高町なのは』は天童とグルになって僕の油断を誘うために僕に話しかけてきて、僕がペンダントの少年であるとわかったから、さらに油断させるためにペンダントまで取り出して注意をひいたのだと

 

そこまで考えが至った時僕の心は黒いものです覆い尽くされた

 

 

 

「・・赦さない・・僕の油断を誘うためにソレを使うなんて・・・・絶対に赦さない!!」

僕は先程までの友好的な関係から一変して仮面の下からでもわかる憎悪に満ちた眼差しでなのはを睨みつけた

 

「ちがっ」

高町さんが何か言おうとしたが、僕はその言葉を聴く耳持たないという風に殺気を向けることで遮り

 

「君たちだけは赦さない」

そう言って『歪魔の神珠』を使って連続で転移するのだった

 

~~~~~少し時間を遡り管理局(零司が刺される直前)

 

「艦長!!新たな魔力反応が出現しました!!」

 

この発言により局員全員の視線がエイミーに集中した

 

「エイミー、場所は?」

 

「はい!!場所は・・・え、消え・・嘘!!」

 

「何があったの!?」

 

そう言ってエイミーは震える指で大画面のディスプレイ画面を指をさし

 

怪訝に思ったリンディを含めた局員ははエイミーからディスプレイに戻すと

 

「なっ!?」

 

「え!?」

 

「嘘!?」

 

空気が固まった

 

何故なら

 

先程まで会話をしていた人物がいきなり急に出現した魔力反応の主に後ろから刺されていたのだから

 

そして

 

カッ!!

 

「刺された対象の魔力反応が急激に上昇!?1万・・・・2万3千・・・3万5千・・・・・どんどん増えてます!!」

 

一人の局員が騒ぎ出し

 

「刺している対象の魔力も尋常じゃありません!!魔力値5万4千700!?」

 

「魔導師ランクSSSだって・・・」

 

「刺されている対象の魔力が6万を超えました!!」

 

「なんですって!?」

 

相次ぐ局員の報告にリンディは頭を抱えた

 

そして、

 

Pi-----------------------

 

「刺された対象の魔力値・・・測定不能です・・・」

 

男性局員がそう言って画面にデカデカと映されるのは『ERROR』の文字

 

「地球は管理外世界じゃなかったの?」

 

そんなリンディの呟きが驚きに固まっている艦内に木霊するのだった

 

~~~~~~現在なのはSide

 

「君たちだけは赦さない」

 

そう言って彼は消えてしまった。

 

どうして・・・どうしてこんなことになっちゃったんだろう?

 

私はただ・・・

 

「クソ!逃がしたか・・・」

 

私が考え事をしていた横で天童君が毒づいていた

 

「天童君!!なんであんなことしたの!!」

 

「ん?なのは、どうしたのだ?そんなに声を荒げて」

 

「龍翔!いくら何でもアレはやりすぎだよ!!」

何のことかわからないという表情をしていた天童君がユーノ君の発言で私が何を言いたかったのかを理解したような表情をした

 

「あぁ、アレのことか・・・アレはあの程度では死なん。それに俺はアイツを殺すためにあんなことをしたのではない」

 

嘘だ・・・天童君のあの時の表情は怒りと憎悪に満ちていた

 

なので、理由を聞き出そうとしたら

 

「ちょっといいかい?」

 

クロノ君?だったかな・・・に話しかけられた

 

「何だ?管理局」

 

「僕たちのことを知っているようだね。なら、話を続けるけど、状況から察するに君はそこにいる高町さ「なのはでいいよ」なのはの仲間なのか?」

 

「そうだ。俺の名は天童 龍翔。この世界出身の魔導師でそこにいるフェレットの格好をしている盟友ユーノを助けるため我が嫁と「変なこと言わないでなの!!」相変わらずシャイだな♪まぁ何にしても協力関係にある」

 

「わかった。なら君もなのはと一緒に僕たちの船に来て事情を説明してくれないか?」

 

「問題ない」

 

「はい」

 

「わかったの」

 

私もユーノ君も元々そのつもりだったのであっさり了承してアースラの局員さんに転移してもらうのでした

 

~~~~~アースラ・和室っぽい部屋

 

「改めまして、この戦艦アースラの艦長リンディ・ハラオウンといいます」

 

「クロノ・ハラオウンだ」

 

「高町なのはです。そしてこっちのフェレ「君も元の姿にそろそろ戻ったらどうだ?」・・・え?」

 

「それもそうですね♪」

なんのことか理解できていない私の心境をよそにユーノ君はクロノ君に同意して体が光りだし

 

徐々に大きくなり・・・・ついには人間の男の子になった

 

「なのはと龍翔にこの姿を見せるのは二回目だったよね?」

 

ユーノ君は男の子・・・・男の子!?

 

「ふぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええ!!!」

 

「ん?なのはは知らなかったのか?」

 

「知らないよ!!」

 

「君らの中で情報の食い違いがあるようだね・・・まぁ、それは後で話し合って貰うとして」

 

「天童龍翔君、貴方にはいくつか聴きたい事があります」

 

「問題ない」

 

「では、初めに何故貴方は彼を刺し殺そうとしたの?」

 

「前提が間違っている。俺は奴を殺すために刺したのではない」

 

「どういうことなのか聴かせてもらってもいいかしら?」

 

「勿論だ。まず、説明しておくが俺はこの世界の魔法とは別に生まれ持った特殊な力を持っている」

 

「特殊な力?レアスキルのことか?」

 

「そんなものだ。俺の力は『王の財宝』という伝説上の武具の原点を収納した宝剣や宝槍を扱うことができる力。次に相手の武器の構造を読み取り贋作というよりコピーする。一度複製した武器は固有結界を発動せずとも投影魔術として外界に引き出すことができるほか、応用的に改良を加えることもできる『無限の剣製』という力などを持っている。」

 

「聴いたことがない力ね」

 

「それはそうだろうな。俺と同じことができるやつなど俺も聴いたことがない。まぁ、それは置いてくが、俺がアイツに対して行った攻撃は奴が何らかの契約をしている契約を破壊する効果を持った武具を使って壊そうとしただけだ。・・・だが、この武具で本来破壊できる契約を越えた契約だったため中々壊れなかったから魔力を武具に流し込みながらかき回して強引に破壊を試みた・・・・・」

 

そこで天童君は言葉を区切り

 

「結果・・・奴の中で発動するのを感じたが、俺が強引に発動しようとしたせいか明らかに本来の発動とは違う発動をしたようだ。その証拠が先程飛んでいった9つの光だ」

 

多分これは本当なんだろうと思う・・・けど、天童君は私たちに何か隠してる。

 

そのことと彼の誤解を解けなかったことに対することで頭の中がいっぱいになった私は

 

結局上の空のままで

 

リンディさんから

 

「さて・・・・・・これより、ロストロギア『ジュエルシード』の回収については、時空管理局が全権を持ちます。なんて急に言っても気持ちの整理がつかないでしょうから今夜一晩皆さんで話し合ってそれから改めてお話をしましょう」

と言われてクロノ君に送ってもらって元の場所に戻ってからも私は思考の海から帰ってくることが出来ませんでした。私はどうすればいいんだろう・・・




いかん・・・・ユーノがガチで空気化しとる・・・どっかで見せ場作らんとな

あと、天童が使った凶器は破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)です

原作でキャスターはこれを人を殺せないナマクラと揶揄していましたが、使い方によっては今回みたいに死にいたらしめようとするには十分な凶器だと思うのは僕だけでしょうか?
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