魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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ルールブレイカーのことで御指摘していただいた方々には申し訳ありませんが、今後の展開に必要な出来事のため修正はできません




僕の中から消えたもの。そして同盟結成

高町さんたちから逃げてから僕はまず、家に帰ることにした。

 

僕の中から出て行ったモノが何なのかを知るためだ。

 

そして、僕は家族全員で家の工房でアルケミとサクラと話し合い唸っていた

 

「う~ん、天童は僕と神の契約を破壊すると言っていたけどこうしてサクラは顕在してるから僕の中から完全に能力がなくなったわけじゃないことはわかった。一番気になってた飛んでった物の正体がジュエルシードだったってこともなかったし、僕の体から何かコレといってなくなったっていう実感がないんだけど」

 

「確かに今確認しましたが増えた能力も含めて使っていなかったいくつかの能力が使用不可になっているぐらいでこれまで頻繁に使っていた能力については『戦闘指揮』が使えなくなっているため集団戦がやりにくくなっているくらいでこれと言って行動に支障はありませんね」

 

「私の眼で視てのもさっきの説明に加えて魔力の総量が少し減ってるくらいで特に変わったところわないんだよ」

 

「『対魔術兵器戦略思考《ミーミスブルン》』で見ても変化がその程度ってことは、あの飛んで行ったものは僕が認識してないものだと見るのが妥当かな・・」

 

『対魔術兵器戦略思考《ミーミスブルン》』とはサクラの特殊能力の4つの特殊能力の一つで相手の魔法能力をステータス化する能力で僕はサクラとリンクが常につながっているので何時でもリアルタイムの情報を見ることができる・・・ただし、使用された能力を解析してステータス化するのであって隠された能力まで完璧に見通す能力ではない

 

ちなみに彼女の残りの能力は

 

『ユニゾン』・・・原作のリンフォースやアギトたちと同じ能力に加え(属性変換などはない)『穢れなき桜光の聖剣《レーヴァテイン》』や『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』などの強力なスキルの発動キーになっているスキルである

 

『日光』・・・太陽の光を受けること自身の魔力に変換する特殊技能

 

『穢れなき桜光の聖剣《レーヴァテイン》』・・・天童戦で使った超ド級の高威力の砲撃魔術だが、零司とのユニゾンをしている間しか使えず、魔力の消費量と肉体への負荷が凄いのでいくつかの威力を抑えるリミッターと一日の使用制限(一日の使用制限は現在の成長過程で1発、無理をしてあと1発といったところだろう)がある

 

っと話が脱線してた・・・話を戻そう

「じゃあ、いったい・・・僕の中から出て行ったあの9つの白い光は何だったんだ?」

 

「現段階ではわかりません」

 

「そうだよね~」

 

「なら、今日はもうひとつの案件を片付けようか・・・24時間が経つ前に・・・」

 

 

 

~~~~~~~~~

 

「みんな、準備はいい?」

 

「「「「「はい(あぁ)(問題ない)」」」」」

 

現在僕ら(僕、ユエラ、セラウィ、エミリッタ、レグナー、サエラブ)はリビング・・・ではなく潜水艦を作った方の大きめの工房に集まっていた(ちなみに潜水艦は現在アルケミの中に収納されているためここにはない)

 

他の人たち(アトと水那)はリビングで食事の準備をしている・・・こういうことに不参加のラグスムエナはいつもの工房の隅で寝ている

 

「『復元する世界《ダ・カーポ》』」

 

少し前の別の場所では〜〜〜

 

「フェイト、痛くないかい?」

 

アルフが帰ってきてから何度目かの心配をしてきてくれた

 

「うん、大丈夫だよ。私強いから」

私はそう言って怪我をしている右手を少し動かして笑顔を向けることで安心させようとする

 

でも、アルフには私のやせ我慢は通じないのかよけい心配な表情になり

 

「フェイト!もうやめよう!!あんな化け物2人に管理局まで出てきたんじゃ勝てっこないよ!!あの鬼婆からも逃げて二人だけで暮らそう」

 

アルフの気持ちは嬉しい・・・けど

 

「駄目だよ・・私が居なくなったら母さんが1人になる。」

 

そう、私が居なくなったら母さんは本当に1人になってしまう・・・ただでさえ最近体の調子が悪いらしく血を吐いているのをよく見かけるのに・・・このまま病気で苦しみながら弱っていく母さんはみたくない・・・

 

だから少しでも早く母さんのためにジュエルシードを手にいれて昔みたいに母さんの笑顔を見られる生活を取り戻すんだ

 

「だからごめん、アルフ・・・私はやっぱり母さんを裏切れないよ」

 

心配してくれるアルフに向かってそう言った

 

すると、アルフは悲しそうな表情になり

 

「フェイト・・・少し頭冷やしてくる・・・」

 

そう言ってアルフは浴室に向かって行った

 

アルフが居なくなったので私はベットでもう寝るために寝室のドアに手を

 

 

かけられず空を掴み

 

かわりに

 

パパン♪パン♪

 

盛大な音と紙吹雪に出迎えられた

 

私はいきなりのことに事態を飲み込めておらず、隣にはアルフが上着を脱ごうと手をかけた状態で同じ様な表情で固まっていた

 

紙吹雪がやむと私たちの前に

 

あの時の男の子とあの子の仲間らしき人たちが先程の音源らしきものを構えていた

 

そしてあの男の子が

 

「急に呼び出してごめんね♪」

 

笑って私達を話しかけてきた

 

〜〜〜side零司

「急に呼び出してごめんね♪」

 

そう言って僕は呼び出した2人の姿を見て

 

あぁ、危なかった・・・あと数秒遅かったら間違いなく全裸になってただろうな・・とか、もし脱いでたらユエラ達から後ろから殴られてただろうなとか考えていた

 

まぁ、それは置いといて

 

「えっと、「「キャーーーーーーーーーーー!!」」ですよねーーー!!」

 

そりゃあいきなり何の前触れもなく呼び出されて片方は服脱ごうとしてるんだから悲鳴くらいあげるよね

 

グイ

 

「へ?」

 

ポイ♪

 

僕はセラウィに部屋の外へと投だされた

 

バタン

 

数分後

 

説明を終えた皆がフェイトたちと部屋から出てきた

 

そして僕らはフェイトたちを連れてリビングへ向かった

 

二人とも物凄く疑わしげで不満顔なのは仕方ないことだと思おう

 

リビング ~~~~

僕らがリビングに入ると水那とアトが皿を並べ終わって席に座って待っていた

 

今日のメニューはカレーと千切りのサラダと唐揚げか

 

僕はいつもの席に座りその対面にフェイトたちに座るように促し

 

他の人も座るのを確認すると

 

「それじゃあ、話はあるけど冷めるといけないから早速ご飯にしよう。嫌いなものとかあったら残してくれていいから遠慮せずに食べてね」

 

そう言って僕らは食べ始めるけど、フェイトたちは全然食べる気配がない

 

それを見て僕は食べるのをやめて

 

僕と同じように食べるのをやめた人には食べ続けるように促して

 

「気にしなくても毒なんて入ってないよ。それに毒なんかを使うくらいならここに呼んだ時点で行動を起こしてたと思うよ」

 

「信用できない」

 

「ハァ〜仕方ない。」

そう言って僕はアルケミからあるものを取り出してフェイトたちに放る

 

すると、フェイトたちの表情が驚愕に変わる

 

だってそれは

 

「ジュエルシード!!」

 

「しかもこれってさっき管理局に邪魔されて手に入れられなかったやつじゃないか!!」

 

 

「このあとにする話ってのはこれに関してのこと、初めて会った時のこと覚えてる?」

 

コクンとフェイトが頷く

 

「それによってはもう一個も君たちにあげるって話だよ」

 

そう言って僕はジュエルシードを更に取り出す

 

フェイトはそのジュエルシードに手を伸ばす

 

「おっと、話はまず食事を終えてからね」

 

そう言ってジュエルシードをアルケミの中に戻す

 

そして僕は食事を再開した

 

それを見てるだけでいっこうに食べる気配のない二人に

 

「さっさと食べないとこの話は無し」

と言い終わる前に物凄いスピードで二人は食事に手を出し始めた

 

その最中「ウマい、これ本当にウマいよ♪」とか「美味しい・・・」

 

と言った感想と少し笑顔が見えたのは正直得した気分だった

 

〜〜〜食事後

「あぁ〜食った食った♪」

とさっきまでの警戒心が結構削がれているアルフと

 

さっきより表情が柔らかくなったフェイトが僕に向き直り

 

「それで、さっきの話だけど・・・ジュエルシードをくれるっていうのは本当?」

 

「交渉次第だけどね」

 

「交渉?」

僕の言っている意図がわからなかったのか首を傾げるフェイト

 

「アンタがアタシ達に求めるものってなんだい?」

フェイトがわからなかったことをアルフが聞いてきた

 

そう、フェイトは「自分達の持っているものなら僕は持っているのに何故わざわざ交渉なんてことをしてくるのか?」という疑問を感じたのだ

 

「まぁ、それを話すには僕のことを知ってもらった方が早いかな」

そう言って僕はこれまでのこととジュエルシードを僕が集めている理由を転生のことを掻い摘んで語り始めた

 

説明完了〜〜〜

「・・・っというわけで僕はジュエルシードを集めてるんだよ」

 

「なるほどね、アンタは親友との大切な記憶を取り戻すために・・・・いい話じゃないか!!」

 

そう言ってアルフは号泣し出した

 

そしてフェイトは

「なら、ジュエルシードを集めてはいるけどジュエルシードそのものは要らないってことでいいのかな?」

 

「そうだよ。第一僕はアレの複製にまで成功してるから、記憶に関してしかアレには興味がないよ・・・じゃあ僕の方はここまでにして次はそっちの番だよ」

 

「うん、私がジュエルシード・・・・」

 

説明完了〜〜〜

「なるほどね。君はお母さんの求めてるものだから、その願いを叶えるために・・・なら僕もそのお母さんに会った方が良さそうだね」

 

「え!?」

 

「病気なんだよね?あと言い忘れてたけど僕は趣味で薬とか色々作ってるからそういう症状に効く薬なんかもアルケミに肉体解析させればだいたいは作れるんだよ」

 

これには声も出ないのかアルフとフェイトは空いた口が塞がらず固まっていた

 

そして、先に戻ってきたアルフが

 

「それをやってアンタに何の得があるんだい?」

 

「僕は昔から目の前で困っている女の子の味方なんだよ。だから、今回も『お母さんの病気を治して、笑って過ごせる生活を取り戻したい』っていうフェイトの願いを聞いてあげるだけだよ。まぁ自分にできる範囲ってのが他の人より広い正義の味方って感じかな?」

 

そういってフェイトに手を伸ばして

「どう?君の力になることを約束するから僕と一緒に協力してくれない?」

 

「本当に母さんの病気を治してくれるの?」

 

「親友や仲間との約束は死んでも護るようにしてるんだ」

 

僕の返事が気に入るものだったのかフェイトは僕の手を掴んで握手に応じ

「これからよろしく零司」

と魅力的な笑顔で言ってきたので僕も

「こちらこそよろしく。フェイト」

といって微笑み返した

 

そしてバルディッシュから転移座標を送ってもらい僕は既にベットで眠っているユエラたちを起こさないよう気を付けて

 

「行くよ?『転移』」

 

僕とサクラとフェイトとアルフは『歪魔の神珠』を使ってフェイトの母親の居る『時の箱庭』に転移した




次回か次次回に零司の中から消えたものが明らかになります

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