一応はこの物語の主軸を担う部分なのでご了承を・・・
まぁ、今回はアクションが少ない(・・・というか魔法戦闘とか一切無い)です
pi・・・pi・・・pi・・・pi
レグナーSide~~~~~
規則正しい電子音が静かな部屋に鳴り響く
その部屋の中央には茶髪の髪の少年が眠っていた
その周囲に体がは水で形成された水精の水那(♀)、炎のような鮮やかな色をした毛並みを持つ3本の尻尾を持つ妖狐サエラブ(♂)、土で出来た体を持つ土精のアト(♀)、犬の使い魔のアルフ、エルフの女性、セラウィといった人ならざる者たちから人間のエミリッタ、ユエラ、フェイトこの中で唯一の男性の人間である僕が見守っていた
「零司はどうしたの?」
「フェイト、少し待ってくれ。もう少しで触診が終わる」
僕は零司の体を触診して確認する
だが
「異常がない!?いや、そんなはずは・・・アルケミー、零司のバイタルはどうなっている?」
『過度の疲労と魔力欠乏症の兆候が多少見えますが、どちらも一般的にはアウトの域ですがマスターに限っては許容値の域です。なのでそれは原因ではないと思われます』
「ということは何か他に原因があるのか?」
アルケミーの報告を聞いてユエラが尋ねる
『マスターの胸部からこれまでに感じられなかった神の力・・・それも呪いの力を感じます。それも強力な』
「「「「「「「呪い(だと)?!!」」」」」」」
「何故零司君にそんなものが・・・」
「ご主人様はだいじょうぶなの~?」
「お兄さんは大丈夫なんですか?」
セラウィは疑問を持ち、アトと水那が心配する
『たった今、マスターを転生させた天使のメルス様から通信が届きました。繋ぎますか?」
このままでは零司の状況は好転するか怪しいと思い僕は一度全員に視線を送るが、やはり考えることは一緒のようで頷くことで了承を示す
「アルケミー、繋いでくれ」
『了解しました・・・・・・ピーーーザザザザーーー・・・ピッ』
アルケミーの了承から数秒後スクリーンが映し出され、そこに相手の
姿というより揺れる肌色の何かが映った
女性陣はその何かが何なのか即座に察したのか
「喧嘩を売っているのか?」、「やっぱり男の人は大きい方が・・・」などのことを呟いていた
その中で数人胸に手を当てているのを見て僕はこの肌色の何かが女性の胸の谷間であることを察し目を背ける
そんなこちらの心境など御構い無しに
「えっと、これって繋がってるのかな?」
「メルス、言いにくいのだけど貴方の今谷間のあたりにカメラのレンズがあるから向こうには貴方の無駄にデカイ胸の谷間しか写ってないわよ」
「ふぇ!?い、イヤーーーーーーーー!!!!!(ズルッ)きゃ!!」(グイ・・ギギギギ)え?えぇぇぇぇぇ!!!」
ガタガタガタッガッシャーーン!!
「きゅ~~~~~~~」
今起こったことを説明するとメルスは上司からの指摘に顔を羞恥に染め、後ろに飛び退き、バランスを崩し近くにあった紐を支えにする
だが、その紐はこれから僕達の説明に使うために準備したのであろう電子黒板の電源コードだったらしくそれを引いたことで台からズレた電子黒板はそのまま床に落下。
それにより少し高そうな電子黒板が床に落ちてブッ壊れ
メルスはそれの下敷きになって気絶した
「ハァ~」
それを見てため息をつく青い髪の女性・・・戦士なのだろうか?巨大な槍を右肩に担いでいる鎧の女性がため息をつきながら電子黒板の瓦礫の下からメルスを助け出していた
がようやく終わったのか
鎧の女性はメルスの上半身だけを起こすと両手を肩に当てて
『フン!!』
『ぴぎゃ!!』(ゴキゴキン!!)
強引にメルスの意識を蘇生した
「い、痛そうです・・・」
「アトもそう思うよ~水那」
『痛いですよ~ウル先輩ぃ~』
『うるさいわよメルス。いい加減話を進めなさい』
『そうでした・・・スゥ~ハァ~。貴方たちと会うのは初めてですね♪私の名は知っていると思いますが、メルスと言います』
なるほど・・・零司が会ったのはこの仕事モードの時の話だったのか
この雰囲気なら零司の言っていた印象も頷ける
そんなことを考えていたらウルは話し始めた
『ご存知かもしれないけれど、零司君の今の身体は危険よ』
「アルケミーが言うにはとても強力な呪いがかかっているようだな」
『その通りよ。ユエラ・・・っと、そこにいるのはフェイトさんにアルフさんね。貴方たちにはこれからの話を聞かせるわけにはいかないのよ。だから少しの間退室していなさい』
「私は零司が何故苦しんでいるのか知りたい。・・・零司は私と母さんを救ってくれたから、だからそれは聞けない」
「アタシも同じだよ・・零司はアタシにとって一番大切なご主人様のフェイトを救ってくれた恩人だ。だからアタシもそれは聞けないよ」
『ウル先輩!!こうなったのは私たちの責任です!!・・・零司君の仲間になってしまった以上、例えその世界の住人だとしても彼女たちにも零司君の安否や容態、ひいてはその原因について知る権利があると思います!!』
『それはわかるけれど、メルス。これは世界の崩壊を左右する重大な内容よ!!どんな理由であれ聴かせるわけにはいかな『責任なら私が取ります!!』メルス・・貴方ッ!!』
『だから彼女たちにも話を聴かせてあげてください!!お願いします!!』
メルスは両膝を着きウルに向かって頭を下げる
「ウルさん!!」
「「「「お願いします!!」」」」
メルスに続きフェイト、アルフ、そこにいる全員が頭を下げる
それを見てウルは「ハァ~」という深いため息をついて
『後輩や自分が転生権を与えるように上に推薦した人間の仲間にここまでされては流石に断りきれないわね・・・・仕方ないわね』
『それじゃあ!!』
『えぇ、話してあげる。今回の事件の発端と零司君の身に今何が起こっているのか・・・ただしメルス、この件についてあなたが責任を取ることは許さないわ』
『ですが、ウル先ぱ『反論は無しよ。それとも貴方は上を納得できる答えを出せるというの?』・・・出来ません』
『なら大人しく私に任せなさい。この件は私が今回の件で不正を行った者たちの検挙を含めて責任をもって解決してあげるから』
「すまない。何から何まで・・」
『レグナー、貴方がそんなことを言う必要はないわ。この件は私たちの不祥事が招いたことなのだから、今から話すのは現在の状況です・・・落ち着いて聞いてください』
そう言って始められた彼女の話は僕らにとって信じられない内容で、僕らがウィルと過ごした時間を含めてもこれ以上にないほどに許せないものであった
零司Side~~~
夢を見ていた・・・前世で両親を失ったあの時の・・・そして、友達だと思っていた人間から裏切られ、人間不信にまで至ったあの時のことを・・・・
~~幼少期~~
両親を失った俺は親族の人達と顔を合わせることになった。
そこで行われていた話は・・・本当に最低なものだった。
「御両親のことは残念だったね」
と初めこそ僕のことを心配するかのような態度を見せ
葬式が終わり、彼らの態度は豹変した
誰が僕を引き取り、遺産を手に入れるかに変わった
俺が話の内容を理解していないと思っているのか俺に対する扱いは人間ではなくモノのようだった
そう、彼らにとって俺は人間ではなく金を入れた金庫・・または金を生み出す道具だった
彼らは知っていたんだ
どちらも一人っ子だった俺の両親の親族は互いに祖父、祖母が俺が生まれる前に死んだ今、俺しかいなかった
遺産の相続権を唯一持つ俺は遺書により遺産の全てを手にすることになっていた
だから本来関係のない彼らは俺=遺産の相続権という構図を頭の中に持っているので俺のことをそんなに欲しがっているのだ
そして、最終的には俺の父さん父の弟の孫・・・俺の遠い親戚にあたる人のもとに引き取られることになった
それからしばらくして俺の地獄の日々は始まった
引き取られた俺は
自宅から持ってきた金庫に遺産の金、権利書全てを入れ鍵をかけ
頑なに遺産を渡そうとしなかった
彼らの目や態度が気に入らなかったからだ
あの話し合いの内容のほぼ全てを理解していた俺の彼らの信用なんて地に落ちているどころか地獄の底、又は地殻のマントルより深い地球の最深部の内核の奥にまで至っている
さっきは言わなかったけれど、あの時の話には俺の遺産を手に入れたら俺の臓器などを知り合いの闇医者に売り渡すなんってありえない話をしていた連中だ
これを信用するなんてことは普通に考えて論外だろう
はっきり言って俺も論外だと思った
だから俺は金目の物、彼らが求める全てを金庫に入れて鍵をかけた
勿論それに腹を立てた親族は言った
「これじゃあ引き取った意味がない!!」、「鍵を渡せ!!」、「遺産を寄越せ!!」
と俺を監禁して立てなくなるまで殴り、蹴り・・・時にはタンスなどの強固な家具に向かって投げつけられ、道具を使っていたぶられ、服で見えないところで痣の無いところはないと言えるほどまでになり、引き取られてからの4年間で骨折した箇所なんか数えるのも馬鹿らしい回数になっていた
更に学校に行っても両親を事故で亡くしたことから疫病神と呼ばれて嫌がらせを受けることもしばしばあった。一番面倒だったのは小学2年の頃『何でも俺が悪い』と勘違いした馬鹿の理不尽な暴力に対して抵抗したら親(・・・俺にとっては親というよりも飼い主だろうか?向こうからしたら俺は金庫の鍵を首から下げた動物も同然なんだろうし)を呼ばれた時が一番面倒だった
相手の親が親バカでこっちの話を一切聞かないし、聞いても『ウチの子がそんなことをするはずがありません!!』なんてことを言ってくる始末だった
俺の親代わりの人は終始静観を決め込み俺に対して手助けなんてしようとしなかった・・・むしろ『面倒なことを起こしやがって!!』とか『金なんか払わないからな!!』みたいなのが伝わってきた
なので俺は、虐めの証拠とかになるだろうと虐めが始まった時(上履きを隠されたとき)から常備していたボイスレコーダー(家でもこれとは別にDVの証拠として使えると思い常備してるのが2つある)を使った内容で相手の親を逆に責め立て
その後は、俺の親代わりの人が掌を返して静観を破り、俺に便乗して金を手に入れるために『謝罪をしろ!!』、『誠意をみせろ!!』と相手の親を責め立てていた
結果・・・自分の家の子供が悪いと認識した向こうの親が少なくない謝罪金を家に払うこととなり、その事件を機に俺を不気味に思う連中が増えることで俺に対する虐めは終わった
そんな独りきりの学校生活が終わると俺は毎日両親が死ぬ前からの親友『錦戸 貴久』が居る家や病院に行って談笑することで心の安寧を得ていた
そして俺はもうすぐ10歳になる頃にDVでついた数々の傷とボイスレコーダーに残る音声証拠を使って家庭内でDVを受けていると警察に駆け込み
親戚との決別を果たした
そして、別件で過去にあった学校での虐めに対する措置とかで都内の学校に転校することになり、家もその近くに設けられることになった
そのことを貴久に言った時は驚かれたが、すぐに『向こうに言っても毎日遊びに来いよ♪』と言ってくれた
それに対して俺は『毎日遊びに来るのは無理だろうけど必ず毎日電話するよ』と言ってそれから数日後に俺は貴久と過ごし、両親が死んでからは嫌な思い出ばかりの残る街から引っ越すのだった
そして引越した先のマンションでは右隣に僕の保護に対して色々と手を貸してくれたカウンセリングの先生が住んでおり、小学生で一人暮らしをすることになった俺のサポートをしてくれると言っていたのだが、これまでの件で大人に対して過剰に警戒心を持っていた俺は必要以上にその先生に頼ることはなかった
それから数日後に左隣に新しい住人が増え、中学生くらいの気さくなお姉さんが居たのは年齢の離れている人対してに常に警戒心全開だった俺にとっては歳の近い彼女の存在は嬉しいことだった
問題があったといえば、出会った当初に俺が嫌がっていたのも問題ないと言わんばかりにスッゲェ抱き枕みたいに抱きつかれまくったからな
結果、貴久の助言とお姉さんとお姉さんに誘われた友人にマスコットみたいに可愛がられて女装やら何やらをやらされたのにその後あのお姉さんたちとの対人関係に深刻な影響を及ぼさなかったのは、今考えるとあの時の精神の壊れ具合はとんでもないな・・・普通にコスプレとか色々させられたからな~(SHUFFLEのプリムラ、fateのセイバー、とあるのインデックスなどのアニメ作品から金髪ゴスロリ、メイド、執事、勇者etc・・・)そんでお姉さんたちが中学を卒業する頃にそのコスプレとは無縁の生活を送り、コスプレを切っ掛けにお姉さんたちから何度も話しかけられたので必要最低限の受け答えをするようにはなってたな・・・引っ越した当初の無口な俺とは違って
そんで小5の時にコスプレを切っ掛けにショタに目覚めてたお姉さんに童貞奪われて・・・って、俺思い出してみると両親、親戚抜きにしても碌な人生送ってないな・・・
それで性に目覚めてから何度も交わりながら俺が中学に上がる頃に貴久から「前と違って明るくなった今ならまた友達できるんじゃないか?」
って言われて一応挑戦したけど玉砕、その後も玉砕、それを何度か繰り返し、ようやく4人の友達が出来た
ようやく『また友達を作ることができた』、『きっと新しい日常を始めることが出来る』、『きっと俺はまた変われる』
・・・・・そう思っていたのに
そのようやく出来た友達も俺の家の中からゲームやらのカセット、金庫に入れていた金とは別の俺の部屋の貯金などを『トイレに行く』と言ってリビングから出て、俺が他の2人の友人とリビングで遊んでいる間に盗んでいた。
それに気づいたのは彼らが帰って荒らされた部屋を見た時だった
それが一人の犯行ではなく全員で結託してのものだったのを知ったのは
すぐに電話した彼らにシラを切られて翌日には俺は『友達を泥棒扱いする最低な奴』として噂を広められ
その日の内に俺が出した被害届により来た警察の指紋調査でトイレに行った2人の指紋が見つかり、警察の聴取の際に自白した時だった
・・・浮かれてたんだ。
新しい友達が出来たって
アイツ等は最初から俺の友達になってくれたんではなく
『一人暮らしの俺の家にある金』が目当てで友人を作ろうとしていた俺に近づいたんだ
そして彼らの悪行は親に知れ、学校に知れ
彼らの交番での事情聴取が終わり
交番で面会の機会を与えられた俺を待っていたのは
彼らの
「お前さえ何も言わなければ!!」「お前みたいな居なくても誰も困らないやつさっさと死ねよ!!」
「お前のせいでもう人生終わりだ!!」「友達を警察に突き出すなんてやっぱりお前って最低だな!!」
といった逆恨みの暴言だった
謝罪の言葉なんて微塵もない
暴言の数々だった
最後に実行犯でこの集団のリーダーであった奴からは
「初めからお前なんかと友達になるわけないだろ?騙されて怒った?お前みたいな親戚にたらい回しされるようないらない人間なんかに友達なんか出来るわけねぇじゃん」
とどこで知ったのかおかしそうに笑い
更に
「てかお前の両親もお前みたいな要らない子供の面倒なんて見たくなくて自殺したんじゃないのか?」
その言葉と同時に俺は親族の虐待の記憶が蘇り、両親が死んだ際の冷たくなった体を思い出し
強烈な目眩と吐き気に襲われ
交番の面会室で嘔吐して気絶した
気絶してから1週間眠り続け、病院で目覚めた俺は
3日ほどで頭の中が冷静になった俺は
退院と同時に市内全域に彼らの悪行と住所を書いたポスターを張り出し
ポスターに書かれた内容と親の勤務先を書き込みメディアに送りつけることで徹底的に復讐を開始した
ある程度の情報の秘匿はあったけれど、最後の暴言なども録音したデータまで送りつけていたことが功を奏し、俺の目的通りに興味を持ったメディアはこの情報に食らいつき
『○○学校生徒による集団不祥事発覚』、『中学生の悪質犯罪』『歪む子供たち』
などのタイトルで取り上げられた
彼らの親は周辺住民の嫌がらせに耐えられなかったのかあっさりと子供を捨てた
それからだった
俺が本当の意味で貴久以外の友人を作る気がなくなり心を完全に閉ざしたのは・・・
そして心を閉ざした俺は部屋に閉じこもり、親族と彼らの悪夢にうなされ続け
貴久には心配をかけないためにチャットで平静を装い
唯一合鍵を渡したお姉さんの優しさに甘える形で何度も体を重ねる日々を過ごした
そんなある日、ついに耐えられなくなった俺は風呂で自身の手首の血管をカッターを使って切り裂いた
その後、いつものように慰めに来たお姉さんに発見されて運良く助かったけれど
悪夢にうなされる日々はそれからも続いた
そんなある日
俺がリストカットをしたことをお姉さんから聞いて
入院中の体で無理をして車椅子で駆けつけた貴久に頬を殴られたところで俺の記憶は途絶えている
集めた当初は想像もしなかった記憶の数々
こんな辛い思いまでして何になるんだ!!そう思ったのも一度や二度ではない
ジュエルシードに触った日に夢で度々見た特典の作品のキャラクターの記憶と経験を見た際にも思った
けれど・・・・それでも俺は転生の瞬間が忘れられない
あの時の俺は確かに誓ったんだ
取り戻した記憶の中でさえ何度も俺を助けようとしてくれた親友・・・貴久に「俺は必ず記憶を取り戻してみせる!!」って
笑顔で別れたんだ
そんな大切な親友との約束を・・・過ごした時間を忘れるなんてこと・・・やっぱり俺にはできない!!
だから・・・どんなに辛いことだったとしても俺は・・・ジュエルシードを集めなくちゃいけないんだ!!
~~~~~~~~~~~~~零司回想END
レグナーSide~~~~~
ウルという天使の話が終わり、僕は確認のためウルに話しかけた
「つまり
零司が苦しんでいる呪いは零司の前世を狂わせた神『アルゴシアス』によって魂にかけられた
『幸福、願いの成就に近づけば近づくほどに対象を衰弱させ、激痛を与える』呪いで
転生前には発見できないほどに小さな力であり、件の神が投獄されていたことにより効果を現さなかったが、
件の神がつい先程そちら(天界)の牢獄を脱獄したことが原因で呪いが本来の力を取り戻し、零司の体に効果が現れた
そしてこのまま何もしなければ零司は5日以内に呪いの効果で死ぬ
呪いを解くためにはその神を再封印、又は殺害する他ない
ただしそのどちらを行うにしても残りの能力全て・・・つまりは残りのジュエルシードを全て集める必要がある・・・ただし、これを行う場合零司を襲う呪いは力を増すので5日ある猶予が3日にまで減る
・・・ということか?」
全く・・・ただでさえこちらは天童と強敵である『召喚せし者』たちをどうやって倒すかということだけで頭痛を感じるような状況だというのに・・・ここに来て更に神殺しとは・・・ウィルと同じくつくづく厄介事に巻き込まれる体質のようだ
だがそんなことよりも
「殺す殺す殺す・・・・・・・・・・」
「潰す潰す潰す・・・・・・・・・・」
「射抜く射抜く射抜く・・・・・・・」
「沈めます沈めます沈めます・・・・・・」
と同じ言葉を呪詛のように呟いているエミリッタ、アト、セラウィ、水那の黒いオーラをまとった女性陣
しかし
問題は彼女たちではない
そう、問題は・・・・
「「・・・・・・・」」(ブン!ブン!ブン!!)
それとは一角を引くような黒いオーラを立ちのぼらせ無言で自身の愛機と自身の持つ最強の剣を一心不乱に振り続けているユエラとフェイトだ。
・・・このまま零司が目覚めなければ、こんな殺気立っている女性陣を僕が指揮しないといけないのだろうか?それ以前に彼女たちの調整を出来るのは零司が起きない今の現状で彼女たちの体の調整ができるのは僕だけなのだから・・・う~ん。これは参ったね・・・この調子じゃあ水那たち居残り組も全面参加する気だろう。・・さて、どうしたものか・・・・・・
取り敢えず、全員の調整をしてから考えよう
今回の件は正直僕も胸糞悪い気持ちでいっぱいだ
でも、
「みんな、ちょっと聞いてくれ。この件について全員思うところがあるかもしれないけれど、僕たちのリーダーは気絶する前各人に役割を言ったはずだ。零司は必ず作戦開始までに目を覚ます。」
そう、零司は家族との本当の意味での約束を破ったことがないのだから
「零司がやるといったことを途中で諦めたことがあったかい?少なくとも僕は見たことがない
だから、零司のために今は怒りを抑えて零司が残した作戦に集中しよう」
そう、だから僕は零司が起きた時、動ける準備をしておくこと
それが僕が零司にできる最大限のサポートだ。
零司、サポートは僕に任せろ!!だから君は早く起きてみんなを安心させて
君の運命を狂わせた神と力を合わせて戦おう!!
~~~~零司死亡まであと4日
『アルゴシアス』・・・作者オリジナルの神様の名前(多分どの聖書にもないはず)本作品では邪な心を持つ最低な神で他人の幸福が何よりも気に入らない性格で零司の人生と貴久の人生を狂わせた張本人で天界で幽閉される間際、転生するのが分かっていた零司の魂に対して呪いをかけた