魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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書き忘れてましたが、零司の付けてた鬼の仮面は鋼たちを屠った後から現在まで外れていません

口の部分が空いているので日常生活には特に不便はありませんが

あと、零司の戦闘服のイメージ元の画像があったので紹介♪↓↓↓
http://www.4gamer.net/games/190/G019082/20121030016/

鬼ごっこの怪盗・温羅こと主人公の浦部圭介です


リーダーの居ない作戦

レグナーSide~~~

現在僕は

海底200mの位置を潜水しながら潜水艦でジュエルシードの元へ向かっていた

 

アレから遂に作戦当日になっても零司は目を覚ますことはなかった

 

だが、だからと言って僕たちは作戦を中断するなんてことは零司の命を救う可能性を捨て去ることにも繋がるため出来ないため

 

僕の指示の下

 

肉体の調整、潜水艦の内部に搭載されている『歪魔の神珠』により結界を張るシステムの再チェックをしていた

 

当初の予定では最初のジュエルシードを回収後、零司が転移または神速の移動速度を持って天童との決闘に望む手筈だったが、零司が未だ昏睡状態のためフェイトたちと共にユエラとエミリッタが行くことになっている

 

ただし、この二人にはフェイトたちと違い2時間の制限時間があるため沖にある6個のジュエルシード回収開始ギリギリまで潜水艦内に居ること、移動にはエミリッタが歪魔の神珠を使った転移によって天童の魔力のある地点に移動することで制限時間の節約

 

その後、僕はセラウィ、パラスケバスと共にレーダーの情報を元に海底のジュエルシードをパラスケバスが零司の代わりに魚たちと対話して探索し、それで得た情報をセラウィが通訳することでポイントを割り出して回収・・・その際暴走しそうならパラスケバスがジュエルシードの最小範囲で結界を張り僕とセラウィが即座に封印といったところかな?

 

ちなみに現在潜水艦のブリッジにいるのは僕とセラウィだけだ

 

艦内には他に今回の陽動役であるユエラ、エミリッタ、フェイト、アルフの四人と零司のユニゾンデバイス兼戦略破壊魔術兵器であるサクラは未だ昏睡状態にある零司側で看病をしている

 

恐らく零司が目を覚ました時に少しでも明るい気持になれる様にという配慮だろう・・・彼の性格上心配をかけることを良しとしないため余り彼にとって望ましいことではないのだけれど、今回の事を切っ掛けに少しは周囲を心配させることの意味を自覚した方がいいと判断したため僕はあえて彼女たちの行動について口を出さなかった

 

その辺の事に頭の回るセラウィが気づかないと思えないから、それでも口を出さないのは僕と同じ考えだからだろう

 

っとそろそろアルケミーとレーダーによる索敵と解析で判明した最初の港付近のジュエルシードの予測地点か・・・・

 

「予測地点はこの辺りだが・・・『pipipipi』・・ん?パラスケバスか?」

 

僕は観測ポイントに到達した事を確認し、セラウィとカメラなどと駆使して探索を開始しようかと思ったところでパラスケバスから通信が入った為、そちらを優先することにした

 

『@&#%^*+$€£~@¥&€^$*+=』

 

通信を繋いでみると聞こえてきたのは意味不明の言葉の数々で僕にはさっぱりわからない

 

やはり幻獣と対話をするのは人間である僕にはやはり厳しい・・・というより無理なようだ

 

だが、僕とは対象的にセラウィは

 

「本当ですか!?」

っと、パラスケバスの謎の言語を理解しているため驚きの声をあげる・・・流石は人間よりも多くの知識を持つエルフというべきだろうか

 

「セラウィ、パラスケバスは何だって?」

 

「パラスケバス様が言うにはこの先の岩の辺りから異質な力の気配を感じるそうです」

 

なるほど、水の幻獣である彼にとって海は庭のようなものだろう・・・更にジュエルシードの観測地点とほぼ重なる・・・そこで異質な気配となると十中八九間違いなく

 

「ジュエルシードだろうね」

 

・・・これは朗報だね

 

この気配を元に観測地点を探索すれば予想以上に早く作戦を終えることが出来そうだ

 

そうすればユエラたちの負担を減らすこともできる

 

・・・なんてことを考えているうちにもう着いたか

 

ジュエルシードは・・・パラスケバスがもう見つけてる回収してるみたいだね

 

本当に頼りになる。これなら本当に早く終わりそうだ

 

例え岩の下にあったとしてもパラスケバスの全長は70m・・・上半身だけでも4,50mはある

 

その彼が岩を持ち上げてくれたら僕がこの潜水艦に搭載されているアームを使って回収

 

そこから先は僕の腕の見せどころだね

 

そう考えながら僕はパラスケバスの手にあるジュエルシードを潜水艦からアームを伸ばし、アームに取り付けてある吸引器で回収、その後タンクから海水を抜くことでジュエルソードのみの回収に成功した

 

「パラスケバスの報告からここまでの所要時間は・・・」

 

「500mの移動に2分21秒、回収作業に1分27秒で3分48秒・・・約4分ですね」

 

・・・ということは今回の感知範囲500mで4分ということは大体30分で回収完了までかかるということか・・・遅すぎるな。やはりリスクを恐れずダミー船を探査艇として増やすべきか?・・・いや、零司の意思を尊重する上で全員の生還は絶対条件だ。零司は仲間・・・いや、家族の死を許さない。そんな零司が人が乗ることを想定していないダミー船を囮としての無人先行以外に使わせるとは思えない

 

それに、一隻しかないダミー船は僕ら全員の緊急時の非常手段だ

 

それを出してしまってはもしもの際の対応手段が無くなってしまう

 

ということはやはり、この船よりの移動速度が速いパラスケバスに先行してもらい回収するのがベストか

 

よし!!方針は決まった。残りは自動操縦に切り替えてジュエルシードはアルケミーに保管しておいて貰えば暴走の危険はない

 

さて、僕はこれから20分はやることがないから仮眠を取らせてもらうとするかな・・・昨日はユエラたちの調整と作戦に使うものの不備がないかの最終チェック、全員のバイタルチェックとか色々してて寝る暇もなかったからね・・・

 

 

やれやれ、たった数日のことなのに人に指示を出すだけでここまで参るとは・・・やはり僕には人にあれこれ言うのは向いていないようだ、それよりも自分の仕事だけに集中出来る裏方の方が向いている

 

早く起きてくれ零司、やはり僕は君やウィルのようなライバルがいないとどうにも調子が出ない

 

そう考えながら僕は短い眠りにつくのだった

 

 

 

 

~~~~~~~~20分後

さて、作戦の開始時刻1分前だ!!引き続き僕こと、レグナーの視点でおくらせてもらうよ

 

現在の時刻は4:59・・・天童との決闘は5:00justだ。そろそろエミリッタたちに現場に向かってもらわないといけないんだが・・・今回陽動に参加する彼女らは僕らの前で静かに佇み、瞑想して

 

 

 

 

いるわけでも

 

 

寝坊して慌てるわけでもなく

 

「ズルいぞエミリッタ!!」

 

「へっへ~ん、早い者勝ちだもんね♪」

 

「私がしたかったのに・・・」

 

「まぁまぁ、フェイトは次にすればいいさ」

 

彼女たちが何に対して揉めているのかとういと

 

 

・・・誰が零司に作戦が成功するように祝福のキスをするか?ということを決める際、エミリッタが抜け駆けをして零司にキスをしてしまったのが事の発端らしい・・・零司、君は眠っていても騒動のきっかけになるんだね(呆れ)

 

まぁ、このまま揉めさせておくことは出来ないので僕は一歩彼女たちの方へ踏み出「いい加減にしえて下さい!!」・・・す前にセラウィの喝が全員の喧騒を止めた

 

やっぱり、彼女は僕たち全員の保護者のようだ。

 

 

「いい加減にしてください!!何でそんな大事なことを決める際に私も呼んでくれなかったんですか!!」

 

君もなのかいセラウィ・・・

 

流石の僕も今から集中して作業をしなくてはならないという場面でこんな不m「「「「不毛じゃない(ありません)!!」」」」・・・(ブチッ!!)

 

「・・・・」(ゴゴゴゴゴ・・・)

 

「えっと・・・レグナー、どうしたんですか?」

 

僕の雰囲気の違いに最初に気づいたセラウィは若干顔を青くしながら訪ねてくる

 

他の面々も僕の異変に気づいたのか口論をやめ、後ずさる

 

「どうしたんですか?だって?・・・・・いいからさっさと作戦開始しろぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」

 

そう言って僕は潜水艦に残るセラウィを除く全員を問答無用で天童の待つ決闘場所に送り飛ばしたのだった

 

~~~~~~~~~~天童との決戦の地(日本海沖)

ユエラSide~~~

おのれレグナーめ!!道具なしに飛べない私たち(私とエミリッタ)を物のように海に放り出すなんてどういうつもりだ!!

 

確かに重要な作戦の開始寸前に言い争いをしていた私たちに非があるのはわかる・・・だが、それとこれとは話が違うだろう

 

いくら剣に人生を半分捧げている私といえど女だ!!この扱いは流石に私の女のプライドが傷付くぞ・・

 

まぁいい、これから先は零司の為の戦・・・ようやくあいつの鍛えた最高の剣を振るうことができる

 

天童とやら・・・・期待はずれな結果にならないことを願うぞ

 

そう自信を滾らせながら正面に浮かぶ天童と・・・白の魔導師を見据える

 

一応可能性として聞かされてはいたが

 

「まさか本当にあの薬を摂取させられて3日も経たないうちに飛べるまでに回復するとはな」

 

「貴様らがやっておきながらよく言う・・我が嫁「嫁じゃない!!」・・嫁を傷モノにした罪は万事に値する!!あの仮面の男の代わりに貴様らがいるということは貴様らは奴の関係者ということだろう?」

 

「そうだよ」

アルフが答える

 

「アルフ、フェイトと共に手はず通りに頼む」

 

「わかった。そっちも強いから気をつけて」

 

私がそう言うとフェイトは素早く了承しフェイト、アルフ、なのはの3人はエミリッタによってここから少し離れたところに転送させられた

 

「答ぬか・・・まぁいい、多方奴は俺様に決闘を言い渡したが、俺様の強さを思い出して恐れをなして逃げようとした、だが奴のミジンコの自尊心がただ逃げるだけというのを許せなかったから貴様らを代わりによこした・・・ということだろう」

 

・・・・う~~~~ん、これまでの奴と零司の戦闘を見た限り、奴が単体で正々堂々戦って零司が負けたことがあっただろうか?・・・・あの白い魔導師達と多対1で勝ったのと不意打ちで襲って撤退させたことはあれど、独りで戦ったときは槍や剣を片っ端から防がれた挙句最後は爆破で意表をついて槍で貫いたことで相手の死亡も確認せずに立ち去ろうとした戦闘を知らぬ三流の男

 

そんな奴を零司が恐れる?

 

「ククッ・・フフフ」

 

「アハハハ♪」

私が笑い出すとエミリッタも同じ考えに至ったのか憚ることなく笑い出した

 

 

「貴様ら!!何がおかしい!!」

 

「いや、すまない・・・余りにも貴様が滑稽でな」

 

「何だとッ!?貴様も俺様を愚弄するつもりか!!大人しくしく俺様の軍門に下るなら奴隷として飼ってやるつもりだったが気が変わった。・・・貴様ら2人は肉片に変えてくれる!!」

 

「やってみろ・・・貴様に出来るものならな」

 

そう言って私が挑発すると

 

「上等だ!!」

 

そう言って奴は零司との戦闘に出てきた金色の槍と剣を周囲に展開し、即座にそれを私たちに放つことで私たちの戦闘は始まった

 

~~~~フェイトSide

私とアルフは高町なのはという名前らしい白の魔導師をエミリッタにより転移してもらった

そこで私は彼女にこう訪ねた

「どうしてあの人の邪魔をするの?」

 

 

するとなのはは

「なのはは事情を聞きたいの!!事情さえわかれば協力だってできるかもしれないの!!だから教えて!!フェイトちゃん!!あの人は何を考えていて何故貴方たちは協力しているのかを!!」

 

「それは言えない・・・今あの人の敵である貴方には」

 

「なら、こうするしかないよね」

 

そう言って私たちはデバイスを構え、私はアルフに手を出さないように目で制止を促す

すると、私を信じてくれているアルフはすんなりと受け入れ、無言で首肯してくれる

 

私は負けられない。もう少しで・・・零司も起きるはず、そして母さんの病気も治ってみんなで・・・話したこともないけれど姉さんとも一緒にみんなで暮らせる

 

あと少しでそんな温かい日常が訪れるんだ!!

 

だからッ!!

 

「私は負けるわけにはいかないんだ。あの人との約束の為に」

 

「うん!!フェイトちゃん!!私が勝ったら私とも友達になってね♪」

 

・・・この子は本当にわからない

 

いつかこの子の考えていることが分かることがあるのかな?

 

零司は母さんとアリシア姉さんを治療している時に言っていたけど

 

私とあの子が似ているって・・

 

その意味がわかるかもしれない

 

「行くよ」

 

「うん♪フェイトちゃん!!」

 

ドゴォォォォォン!!

 

そして私たちお互いには自信の持てる最速で接近しぶつかり合った




次回はフェイトVSなのは

その次が
天童VSユエラ&エミリッタです

今回は予想以上に構成に手間取り更新が遅れました

待っていてくれた方々すみませんでした
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