自分の意志で空を飛べないもの(他人が操縦する飛行機、上記のガプタールなど)を使うときのみそうなるということにしてください
つまり今回のように腕輪の力を使って自身で操縦するのは問題ない・・・という少し特殊な高所恐怖症です
まぁ、高層ビルの屋上などは勿論苦手ですが・・・というより私自身の持論ですが、人間が高いところを怖いと思うのは自分の意志なんか関係なく落下して怪我などをするからといったものが恐怖の原因なのだろうと思います
なら
自分が飛べるとわかった人間が高いところを怖がるか?ということを考えると少なくとも私は『怖がらない』と思います
これは私自身の泳ぐなどのことから連想したことなのでまぁ解釈は人それぞれですが・・・
あと今回のユエラの服装ですが作者が言葉に表すことが上手く出来なかったので参考までに画像の貼ってあったところアドを貼り付けておきます
http://blogs.yahoo.co.jp/eden_703/24908535.html
近いうちにレグナー、ユエラ、エミリッタ、セラウィのステータスをFate風に公開しようかなと思います
ユエラSide
私とエミリッタは天童っていう奴と対峙していた
「いでよ!!我が財宝よ!!」
剣や槍を100本ほど自身の周囲に展開して全方位攻撃を仕掛けてくる
それを私とエミリッタは背中合わせになり
「背中は任せたぞエミリッタ」
「うん♪一気にやっちゃおう!!」
「「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」」
私は右手に使い慣れた『東方真月刀』・・・ウィルの技術記憶にあったユエラの祖国であるディスナフロディの技術をもとに零司が8歳の頃ユエラの為だけに打った業物で犬夜叉の鉄砕牙を峰の部分だけ青にして鍔の毛の部分を金色にしたような形の刀(鉄砕牙よりも大きさはひと回りほど小さい)
左手に可愛らしいトラ模様の子猫のパペット・・・勿論ただのぬいぐるみではなく零司が私たちに何かお礼をできないか?というお礼の意味を込めて造った可愛いぬいぐるみ(形状はクマから犬、フィギュアのようなものまで様々)
何故かどの人形にもその手の素材を入れていないのに謎の意思が働き突然変異を起こして装着した者の闘気を使いレーザー・・・というよりもはや破壊光線というべきだろう攻撃を放つことができるようになった人形・・・今では『はいしぇらそーど』シリーズと私たちの中では呼ばれている(因みにこの子猫の正式名称は『はいしぇらそーど version32』という名前があるのだが可愛くないので私は密かに『ミニ』と呼んでいる・・・恥ずかしいのでもちろん内緒だが)
そして身に纏っている装備は普段の『ユエラの普段着』(・・・もう少しマシなネーミングはなかったのか?)ではなく移動速度、回避能力と物理攻防力を上昇させる効力のある衣装(神採りに登場する戦女神の主人公セリカの衣装)で暗緑色の上下に黒いブーツといった戦闘に特化した動きやすい服装
エミリッタは普段着のままだが、持っている杖は普段使っている魔力を節約する持久戦用の杖『家宝の杖』(棒と猫の顔を型どった球体をくっつけたような杖)ではなく
遊行僧が携帯する道具の錫杖の
そしてエミリッタはその杖を剣や槍に向かって突き出し
「凍れぇ!!」
天童の放った宝具の眼前に映る全てを対象に波紋のように広がる冷気の波動を放ち一瞬で氷漬けにし、氷の束縛により力を失った宝具は自らの重さで海に落ちる
エミリッタの氷結の魔法を掻い潜った剣や槍が私達を構わず狙いに来るが
「残りは私に任せろ!!」
剣を握る右手に力を込めて
「『千刃剣舞』!!」
横一閃に剣を振り抜きその神速とも言える剣速により発生する無数の鎌鼬で残り全ての剣と槍をあっさりと叩き落し、そこに
「燕返し!!」
剣と槍をブラインドにして接近した天童は、切り抜いた姿勢のままの私に向かって多重次元屈折を用いた上段中段下段からの3発同時の斬撃を放つ
だが、私は素早く右足を引きそのまま一回転する円の動きを用いその加速を使って
「飛翔剣舞!!」
ガガキンッ!!
天童のそれ以上の剣速で3度剣を振るい燕返しの斬撃を弾き、ついでと言わんばかりにまさか防がれると思っていなかったのか硬直している天童の刀に向かって
「ハァッ!!」
横一閃に剣を振るい刀ごと天童を自身の目の前から弾き飛ばす
そこでようやく気付いた天童は自身の手を見る
そこにはしっかりと刀を握っていたため飛ばされなかった自身で造った刀がある
・・・しかし問題はそこではない。
『震えている。さっきの剣戟を受けた衝撃だけで俺様の手が痺れたというのか!?』
それを見て天童は高揚したのか
「面白い・・・少しはやるようだな・・」
といやらしい笑みを浮かべながら言い
私とエミリッタは不快感を隠すことなく
「貴様に褒められても嬉しくはないな」
「そうだね♪こんな単純な戦法しか取れないような人に褒められてもねぇ~」
私は拒絶し、エミリッタに至ってはからかう始末
それにより顔を赤くした天童はプルプルと震え
「俺様を・・・・馬鹿にするなぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
激昂とともにこれまでとは桁違いの魔力を解放して『王の財宝』の黄金の剣と槍『無限の剣製』により異型の剣や槍に加え、銃火器を作成し、更に第五次聖杯戦争でキャスターであったメディアの能力である『高速神言』による大魔術を上空に展開する
これらの工程を僅か2秒足らずで天童は行い
「消え失せろ!!雑種の雌豚どもッ!!」
一斉掃射で殲滅にかかる
私とエミリッタは即座にアイコンタクトを取り
お互いに頷くと
「『夢幻天翔』!!」
白い月牙天衝のような三日月型の飛ぶ斬撃を海面に叩きつけて海水を巻き上げ
「『
巻き上げた海水を利用して自身の周囲の空間を丸ごと氷結させる
そして残る上空から発射される巨大な魔法陣から発射される魔法にパペットを向け
「はいしぇらそーど!!」
私の闘気を力に変えた極太のレーザーががパペットから放たれ天童の魔法を相殺するが、そのあまりの衝撃に私とエミリッタは轟音とともにその場から弾き飛ばされ
同時にエミリッタが凍らせた巨大な氷が海に落ちてそれなりに大きな水しぶきと波が立っていた
更にその
私たちの周囲をエミリッタの魔法によって冷やされたここら一帯の異常な冷気で海水が凍ったことにより生じたダイヤモンドダストと私と天童の砲撃によって生じた爆煙が見事に混ざり合い私たちと天童の姿を隠す
「クッ!!視界が・・・」
そう言って天童は毒づくが次の瞬間には
「エミリア!!魔力探知で居場所を洗い出せ!!」
デバイスを使ってユエラたちの居場所を割り出そうとする
だが
「声の出しすぎだ」
それよりも早く天童の声の方向で居場所を割り出したユエラの剣が天童の正面から上段の一撃が斬り下ろされる
「ッ!?グッ!!」
それを野太刀のような刀を『無限の剣製』によって創造し、先ほどから持っている刀とクロスして
盾にして受け止めるが
「そんなもので容易く防げるほど私の剣は軽くはない」
ユエラは更に剣に込める力を強め押し切る形で天童の剣を容易く切り裂き天童を斬る
しかし、天童はそれを当たる寸前で魔力放出を使って後ろに退くことで致命傷を避ける
が、完全には躱しきれなかったため黄金の鎧のバリアジャケットの鎧を右肩から左脇まで切られていて
刃はその下にある服まで達していたようだが残念ながら天童の体には傷一つついてはいなかった
だが、切られていないにも関わらず天童の動揺は計り知れないものだった
突然両肩を抱き震えだし
「なんだよこれ・・・・俺様は最強のはずだろ?え?なんでこんな名前も知らないような奴らに殺されそうになってんだよ・・・」
っといきなりブツブツ喋りだし・・・
私とエミリッタはその突然の変化に疑問を持つとともに一つの答えを見つける
「・・・お前、命の駆け引きをしたことがないな?」
「ッ!!!!!?」
図星のためか表情を激しく引きつらせる天童
そう、今まで天童はその圧倒的な能力ゆえにただの一度も戦闘中に命の危機に陥ったことはなかった
・・・それどころか触れられることすらなかった
例外として
零司が過去にレーヴァテインで天童を吹き飛ばした際にも天童はボロボロになってはいたが、それも基本は魔力ダメージによる気絶・・・つまりは非殺傷設定だったため命の危機にまでは陥ってはいない
そのため、今回ユエラに鎧を両断された時に初めて避けなければ死んでいた。という戦闘をする上で最も重要な死の恐怖を初めて実感した
今の現状で私やエミリッタが攻撃を加えれば容易く倒せるだろう
だが、私たちの今回の目的は『天童を倒すこと』だけではない・・・目的は『ジュエルシード回収完了寸前までこいつやアースラ面々の注意を私たちに惹きつけ続ける』ということにある
戦闘が始まってまだこの停滞した現状を踏まえても5分ほどしか経っていない。いまこの場であっさりと倒しては流石に回収までの時間稼ぎの問題的にマズい
そのため私は警戒しをそのままに動かない天童に対する分析を確固たるものにしていた
『興ざめだな・・・王だのなんだの言っていたが、零司と違い自らを鍛えることすら怠っているようだな・・あいつの剣の技量と戦術の判断能力、対応力などが釣り合っていない
その証拠に奴はさっき私に攻撃された際、迷わず剣を盾にした
本来あれほどの技量(燕返しを放つことができる技量)を持つ者なら私の先程の奇襲など容易く対応できたはずだ
なのに奴は応戦しなかった・・・・いや、出来なかったか・・・
つまりこれが奴の限界・・・・つまらんな
私がそう思ったときそれは起きた
ゴォッ!!!!
天童のいた場所に突然一筋の雷光が降り注ぎ
私は最初雷の魔法も使うことができるエミリッタがやったのか?と思ったが
「えぇえええええええ!!!!!!!!!」
この驚きようから違うらしい
『ならば誰が・・・・ッ!!』
私は突然背後から危険を感じ振り返りざまに危険の気配に対して剣を振るう・・・・が、その攻撃は空を切り、代わりに腹部で何かが爆ぜたような衝撃を受けるユエラ
「ガハッ!!?」
そのあまりの衝撃に吹き飛びそのまま海に叩きつけられた
「ユエラ!!」
突然吹き飛ばされたユエラを心配して声をかけるエミリッタ・・・そこに
「次は貴様だ!!」
どこからか天童の声が聞こえ
次の瞬間頭上から気配を感じたため
「そこだぁーーー!!」
氷の壁と魔力による障壁の2つを瞬時に頭上に展開し
直後
ズガァアアアアアン!!ガガガ!!
激しい雷鳴と共にエミリッタの氷の壁に何かが激突し
エミリッタはその正体を見た・・・正体は勿論天童だった。しかし問題はそこではない・・・・問題は突撃の瞬間氷をわずかに貫通した右手、そこにあった
「
そう・・・零司の現在持つ最強の能力『戦略破壊魔術兵器』と同じ凶悪な力を持つ兵器
「何でアンタが・・・何でアンタが
本来これを持っているのは零司を覗くと他の召喚せし者以外にはいない・・・・はずだった
なのに召喚せし者を操って使うのではなく自身で戦略破壊魔術兵器を使ってくるなんて・・・
「無駄なことを考えている余裕があるのか?」
ジュワ!!
「アタシの氷が!?」
あらゆる宝具をも氷結させ防いだ堅牢なる氷壁が右腕の刺さっている箇所を中心に溶け出し始めていたのだ
「させない!!このまま凍らせて・・・凍らない!?」
エミリッタが天童を氷壁の周りに冷気を収束させ宝具の時と同じく凍らせようとするが今までと違って天童から放出されている膨大な熱により凍らない・・・それどころか
ピシピシピシッ!!
エミリッタの氷壁はものすごい勢いで溶け出し全体に亀裂が広がり
そのことに驚いている間に天童はさらなる切り札を左手に展開していた
「これを見られるとは光栄に思え」
天童は左手に鍵のような異型の剣『
「なんなのコレ!?空間全体が振動してる!!」
そしてエアは先端が激しく回転しそれに籠手の能力の雷を加えることで黄金の光を帯びていた
その影響で大気は震え氷壁の亀裂は加速度的に広がり
「王に歯向かった罪を贖って死ね!!雌豚!!
天童はエアを崩壊寸前の氷壁に突き刺しその下にいるエミリッタにその能力のすべてを解放した
その衝撃で氷壁は砕け散り、天童を覆っていた冷気は吹き飛び
そのままエアから放たれる総てを砕く暴力の渦はエミリッタに迫る
が、そこで海に叩き落とされていたユエラがいつの間にか接近しており
「ハァッ!!」
ガキン!!
天童の横から鋭い一撃が放たれ、それによりエアの軌道が僅かに逸れエミリッタの障壁を僅かに掠め、エミリッタ自身は障壁に攻撃が掠った衝撃で吹き飛ばされるだけとなった
天童は横から攻撃を逸した人物を見ると
「まさかこの剣が一撃を逸らしただけでこうなるとはな・・・」
放った直後に距離をとったユエラが左脇腹に滲む血を左のパペットで抑えながら右手に持つ長年愛用している剣『東方真月刀』を見つめていた
しかしそこにあったのは
見慣れた鋭く煌めいていた刃ではなく、半ば程から折れ、残った刃も鈍器のごとく潰れた刀身であった
それを見てユエラは悲しそうな表情を僅かに見せたが
次の瞬間には粒子とかした『東方真月刀』が体の中に取り込み
それを見て天童は
「自分の獲物を砕かれて意気消沈か?」
などと馬鹿にするが
私は首を横に振り否定する
そして
「お前には私のとっておきを見せてやろうと思ってな」
そう言ってユエラの体中から赤い粒子が吹き出し、それが剣の形となり
ユエラはそれを構える
「ふん、そんなもので虚仮威しなど片腹痛いわ!!」
天童はそう言ってエアに雷を纏い先端を回転させながら私に向かって斬りかかる
それを私は新たに展開した剣で受け止め、眩い閃光が爆ぜ、双方が衝撃に吹き飛ばされる
そして弾き飛ばされたユエラとともに現れた刀身は赤竜帝ドライグに貰った赤い鱗などを素材に使い、孤炎獣『サエラブ』、九尾の狐『琥珀蓮』の協力により万物を灰燼と化す業火の中で鍛えられた触れるもの総てを切り裂き、持つ者の力を増大させる魔力を刀身に宿す剣だった(剣の見た目のイメージはモンハンのレッドウィング)
『流石はアイツが打った最高のひと振りだ。あの剣を受けて傷一つつかないとは・・・』
「エミリッタ、まだやれるか?」
先程の衝撃で予想以上に遠くまで吹き飛ばされ、やっと戻ってきたエミリッタに問うと
「当然♪そう言うユエラこそ結構きついんじゃないの~?私だけで倒しちゃってもいいんだよ?」
そう言って先ほどの攻撃の衝撃で吹き飛ばされた時のダメージのせいか体が軋むのかいつもよりも鈍い動作ながら軽口を叩いて戦闘続行の意を見せ構えるエミリッタ
「馬鹿にするな。この程度のキズなどどうということはない!!」
「なら、一発派手にやっちゃおう!!」
「あぁ」
そう言って私とエミリッタは痩せ我慢ながらも自らを鼓舞し
「天童、覚悟しろ!!貴様はこの『天竜剣 ドラギア』の錆にしてくれる!!」
「アンタなんて私の魔法でぶっ飛ばしてやるんだから!!」
「この圧倒的力を見てなお向かってくるか・・・雌豚ども。もう貴様らは見ているだけで億劫だ・・一撃で終わらせてやる」
そう言って私とエミリッタに向かって天童はバチバチと放電するエアを向け魔力を収束させる
「エミリッタ・・・」
「わかってるよユエラ」
「「全てはアイツ(零司)のために・・・」」
そう言って私は気力と魔力を『天竜剣 ドラギア』と『はいしぇらそーど version32』に集中し、エミリッタは杖の先に魔力を収束しピンク色の魔力の球体を形成する
「今度こそ跡形もなく消え失せろ!!雌豚ども!
ゴァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!
天童はこの空間の全てを砕くような雷を纏う暴力の渦を放つ
それに対し私は2つの武器を使った時のみ使える零司と編み出した究極の奥義
「エミリッタ、合わせろ!!『二刀流奥義・神竜無双乱舞』!!オォォォォォォォ!!!!!!」
『神竜無双乱舞』・・・ドラギアに宿る強化のチカラで自身の魔力と気力を一時的に増大させ、Ver32から刃状のレーザーとドラギアに纏った赤い魔力の2つの斬撃を絡ませることで斬撃の嵐の如き無数の音速を超えた刃が相手を粉々に引き裂くユエラの究極奥義
「任せて!!『レイ=ルーン』!!」
エミリッタはユエラの攻撃に合わせるように本来集団殲滅に使われるピンク色の極大な砲撃を放ち
その全てが激突する
ズガガガガガガガガガガガガガガガガッ
3つの大技がぶつかり合う衝撃で海は割れ、雲は周囲から消し飛びその爆心地では1:2の攻防でありながら拮抗した威力の砲撃が周囲に轟音と強烈な衝撃波を撒き散らしながらぶつかり合っていた
「グッ!!?・・・まさかこれほどまでの力を持っているとは・・・」
「そちらこそ・・・・な!!」
「二人がかりでコレってどんだけ馬鹿力なのよ・・・!!」
私たちは天童の圧倒的な馬鹿魔力に拮抗するのがやっとで攻めきれずにいた
「「だが(けど)、負けるわけにはいかないんだ(いけないのよ)!!ハァアアアアアア」」
私たちは残っているものを絞り出すように自らの獲物に流し込む
それにより若干こちらに天秤が傾き始める
それに対し天童は嗤い
「面白い!面白いぞ貴様ら!!この俺様に食らいついてみせろ!!!オォォオオオオオオオオオオ!!
・・・・などと言うと思ったか?」
直後に発せられた天童の冷めた声と共にどこからか風を切る音が聞こえ
「な、なんだこれは!!?」
「何なのこれ~!?」
砲撃に集中していた私とエミリッタの体を細い糸のようなものが拘束した
そして上を見ると見たことのない二人組が天童の隣に降り立つ
一方は長いブロンドの髪を靡かせた黒いウエディングドレスのような格好でふちの広い帽子を被った美女
もう一方はライトグリーンのショートで制服を着たメガネの美少女
その中央でこれ以上にない程残忍な笑みを浮かべた天童の顔があった
それを見て最初から私達と本気で打ち合うつもりがなかったことを悟った私たちは
「卑怯者め!!」
「臆病者!!」
っと天童を軽蔑するが
天童は
「勝てばいいのだ。勝てばな」
そして私たちは上の二人の妨害により自分たちの砲撃を突き破ってきた天童の雷を纏う暴流が目前に迫ってくることに対して僅かでも抵抗を試みるが
「無駄よ。私のストリングロードはあらゆる力を零にする。貴方たちではそれを破るのは不可能よ」
ブロンドの美女にそう言われたがエミリッタは杖に魔力を流し糸を凍らせようとするが雷を纏ったことによる放熱状態の天童に氷結が効かなかったのとは別の理由と思われる力で無力化され
私の方は剣を振るうことどころか身動きの一つさえも動かす箇所の筋力を零にされているためか出来ない状態であった
そして私たちの抵抗を嘲るように無慈悲の暴流は私たちを
ついに飲み込む
『すまない・・・零司。私はここまでのようだ」
『ゴメンネ零司・・」
そして暴流は二人の居た地点を過ぎ去り空の彼方へと消え去る
それがここに居る誰もが予想した結末・・・だが、現実は
二人に直撃する寸前に日本刀を携え鬼の仮面を着けた男・・・零司が間に割って入ったことによりその絶望的現実はあっさりと覆り
ストリングロードの拘束とエアから放たれた暴流を零司が腕を振るうだけであっさりと完全に消滅させた
「何だと!?」
天童は自身の最高の一撃があっさりとタバコの煙を散らすかのように散らされたことによる驚愕で硬直し
雨宮と梶浦も予想外の実力者の登場に警戒を強め相手の出方を伺う
そしてその暴流を消滅させた当の本人は
「ったく、何が『ゴメンネ』だ。何が『ここまでのようだ』だ。家主の俺の居ないところで勝手に死を覚悟するんじゃねぇよ。」
っと死にそうになっていた二人に近づき
「「イタッ!!」」ピシ!ピシ!
デコピンをすると痛がる二人
「何をする!!」
「痛いよ零司!!こっちはずっと心配して・・」
「あ~うっさい。お前ら後でお説教だから先に潜水艦で待っとけ」
そう言って抗議してくる二人を無視してそれだけ言い零司は天童に向き直り
「でも、零司・・」
「本当に勝てるのか?」
言いにくそうにしているエミリッタの代わりにユエラは振り返らない零司に向かって尋ねる
「俺を信じろ。・・・・何てったって今の俺は、『勇者を滅ぼす最強の魔王』だからな」
振り返らずにそう自信満々に答えると
「そうか・・・なら、お前を信じよう」
ユエラはそう言ってまだ不安そうに零司を見ているエミリッタの背中を押しながら霧のように消えていき
零司は二人の気配が消えるとスラリと刀を抜き
天童たちに向け
「さて、お前ら・・・ウチの家族に手を出したんだから覚悟しろ。今回の俺は・・・反則に強いぜ?」
鬼の仮面により凄みを増した威圧で啖呵を切るのだった。
今回の最後主人公 十六夜零司の口調が変わっていると思った人がいるかもしれませんが、記憶が戻るたびに元の口調に引き寄せられている事とユエラたちに怒っているためこんな荒っぽい口調になっています
今回の設定
ユエラたちの武器や装備は体内のジュエルシードの中に収納することができ
収納されている武器や装備を自由に瞬間換装することができます
あと『神竜無双乱舞』についてですが、これは作者オリジナル技です。ユエラはこの話でこそ半二刀流の立ち位置にいますが、本来は一刀流の使い手ですので本来の奥義と呼べる技は『神速鳳凰剣舞』というものがあり(恐らく射程ほぼゼロ)があるのですが、これはそれの発展技という設定です
本来の設定のままではユエラには全く遠距離攻撃、砲撃に対しての応戦方法が『避けて切れ』くらいしかなかったので、『この魔法世界でこれは如何なものか?』まだ登場すらしていないですが、リリなのの誇る近接のスペシャリストことシグナムさんですら弓や蛇腹剣などで中距離遠距離の攻撃をこなすのにユエラは何も持たせないのか?ってことを考えたら・・・『よし、ぬいぐるみ(はいしぇらそーど)にしよう。』と思い士郎さんとの話で出てきたこのぶっ壊れ武器を加えました
次回『覚醒!!操血の魔王』
仲間に危機に目覚めた零司が天童を滅す
・・・ふと思ったのですが、このタイトルで次に出る特典の作品が分かる人はいるんだろうか?
※作者「零司に合わせてチート仕様な設定として(この作品を考えた当時に思いついた)
『天童の能力を第五次聖杯戦争に登場したサーバント全ての能力』として見たのはいいけど
この天童が主人公に勝つヴィジョンが全く見えないなのは何故だろう・・・どうしてこうなった!?