魔法少女リリカルなのは~記憶を探すもの~   作:杉坂 響夜

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予想以上に戦闘に入るまでの話が長くなったので2つに分けます

それ今回戦闘と呼べる戦闘はないです

まさか文字数が1万を超えるとは・・・

そして最近UAとかの情報あまり見ていなかったけど、まさかもうすぐで6万に差し掛かっているとは・・・何げに多くの人に見てもらっててビックリです。こうなったらこの休み中に書けるだけ書くしかないですね♪

来月の資格試験に差し障らない程度に・・・ですけど(苦笑)



覚醒!!操血の魔王 前編

数分前~~~~

「・・・・」

 

零司は倒れてから今までずっと目を覚まさない

 

「マスター・・・・起きてよ・・・みんな戦ってるよ・・・みんな戦ってるんだよ!!」

 

そして唯一看病をしているユニゾンデバイスにして零司の戦略破壊魔術兵器である『サクラ』は操縦室のアルケミーを介して観ていたユエラ、フェイトたちの戦闘の光景を眠っている零司に必死に伝えようとしている

 

そしてモニターの中でフェイトとなのはが大技を繰り出す瞬間・・・

 

バタン!!

 

「いつまで寝ているんですか!!零司!!」

 

突然扉を開けて入ってきたセラウィが零司の上半身を両肩をガシリと掴み揺さぶりながら叱咤し始めた

 

「セラウィ!?」

 

セラウィの突然の行動にサクラは驚きの声を挙げる

 

「零司!!貴方は言ったではないですか!!『親友との思い出を絶対に取り戻すんだ!!』と!!フェイトたちを家族に歓迎するのではなかったのですか!?このままではどれも叶えることが出来ませんよ!!

 

それでも良いのですか!?〈ピクッ〉「セラウィ!今!!」私も見ていました!!零司!!私たちの声が聞こえているのでしょう?なら、目を覚まし立ち上がりなさい!!貴方が言ったこと総てを嘘にしないために!!」

 

ガシッ

 

「マスター!!」

零司の手がセラウィの左手を強く握り

サクラが呼びかけた瞬間

「さっさと起きなさい寝坊助!!」ドバシーーン!!

セラウィの容赦ない右の平手打ちが零司の頬を捉え普通では考えられない爆音と間違うほどの盛大な音を鳴らした

 

「いってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

零司は意識が覚醒する寸前の状態で受けた1t(トン)の鉄球を平然と振り回すことができる隠れ怪力娘であるセラウィのビンタの余りの痛さに飛び起き

 

「えぇえええええええええええええええええええええ!!?」

セラウィの予想外の行動にサクラは驚きの声を上げる

 

「何しやがるセラ(ボフッ)・・ウィ?」

零司は一気に覚醒した頭で手を振り抜いているセラウィの姿を捉え犯人がセラウィであると認識して文句を言おうとするが・・・いきなり胸に飛び込んできたセラウィの表情を見て何も言えなくなってしまう

 

「どれだけ心配したと思っているのですか・・・・私だけではありません。ユエラも、エミリッタも、家族になったばかりのフェイトさんたちも貴方が倒れてからずっと心配していたのですよ!!」

 

「そうなんだよ!!マスター!!作戦で看病できない皆の代わりに私はずっとマスターの傍で看病してたんだよ!!」

 

「ごめ・・・いや、ありがとう」

 

僕は二人に心配をかけたことに対して謝ろうとしたが、途中でこういう場合まず先に言うことはこの言葉ではないと思って感謝の言葉を口にした

 

それにより少しキョトン?とした顔を見せる二人だが、次の瞬間には

「お礼なんていいんだよマスター♪」

 

「その言葉、ユエラたちや家の子たちにも言ってあげてくださいね♪」

笑ってそう言ってくれた

 

「お取り込み中のところ申し訳ないが、そろそろ本題に移ったほうがよくないか?」

 

そこで見計らったようにレグナーが開きっぱなしの扉から入ってきた

それを見てセラウィが

「もう回収は終わったのですか?」

 

「いや、あと一つ残っているがそうも言っていられなくなってね」

そう言ってレグナーは備え付きのモニターを指さす

 

そこに映っていたのは先程まで優勢だったユエラたちではなく腹部を抑えているユエラと目立った外傷は見えないがボロボロになっているエミリッタ

 

対称的にいつも来ている鎧が切れているがコレといって外傷のない天童の姿だった

 

それを見て僕は即座に歪魔の神珠を使って転移をしようとするが、レグナーが僕の手を左手で掴み

 

「そんな状態でどうするつもりだい?今の現状で『雷光を打ち砕くもの』を装備している天童・・・そして、今はまだ姿を見せていない二人の召喚せし者に勝つ方法があるのかい?」

 

いつもの冷静な口調のまま僕に問いかける

 

「そんなこと関係ないだろ!!」

 

「だろうと思ってたよ・・・だから」グイ

 

レグナーは僕の後頭部を右手で掴み首筋へと引き寄せる

 

「な!?レグナー!!?」

 

「僕の血を持っていけ」

 

普段は絶対に飲ませない自分の血をあっさりと差し出したレグナーに驚いている僕をよそにレグナーは用件だけを伝えてくる

 

そうして驚いて硬直している僕にレグナーは

「早くしてくれないかい?」

 

と急かされたことにより慌ててレグナーからの吸血を果たした僕はレグナーから離れる

 

「レグナーから自分の血を吸血しろなんて珍しいね」

 

「まぁ、確かにこれまで応じなかったのは認めるけれど、別に抵抗があったわけではなく面倒だっただけだ

 

あと勝つためには

 

吸血だけでもちろん足りるとは思っていない。だから、これも持って行きなよ・・・・君には必要だろ?」

 

そう言ってレグナーがポケットから出したのは僕の相棒『アルケミー』だった

 

それを「ありがとう」と言って受け取る僕

 

一昨日まで一緒に戦っていたのに丸一日以上眠っていたせいか随分と久しぶりに感じる

 

「アルケミー、また僕のために力を貸してくれるかい?」

 

『はい♪マスターのためなら全身全霊をもって!!』

 

そう言ってアルケミーは僕が眠っている間にセラウィたちが回収したジュエルシードを目の前に出す

 

『受け取って下さい。マスター』

 

「みんな、僕・・・いや、こういう時は本来の口調に戻すべきだよな?・・俺は絶対負けない!!皆のおかげでここまでこれた。だから、あと少し・・・あと少しだけ力を貸してくれ!!」

 

俺はレグナーたちにそう言うと全員『何を今更・・』といった表情で

 

「そういうことを言うくらいなら今度家族全員に『翠屋』のケーキバイキングでも奢ったらどうだい?」

 

「それは良い考えですね♪零司、私も楽しみにしています」

 

「ケーキ♪ケーキ♪楽しみなんだよ~」

 

「ハハ、これは高くつきそうだ」

そう言って俺はジュエルシードを全て掴み取る

 

直後俺の中に流れ込んでくる記憶の数々

 

『そうだ・・・・俺はあの悪夢のような出来事があった後、最早自分の足で立てなくなった貴久が駆け付けてくれて・・・『俺はお前の友達じゃなかったのか!?』『友達だと思ってたのは俺だけだったのか!!?』『違うのなら何でこんなになるまで一人で抱え込んで相談してくれなかったんだ!!』

 

そう言われてさっきのセラウィみたいに頬を殴られたんだ。貴久は立てなかったから体重の篭っていないのと力自体もセラウィとは比べ物いならないほどに非力だったけれど、貴久の心配や怒りが伝わってきて

 

隠してたことが申し訳なくて、とても心が痛くなった』

 

それから俺はまた学校に行き始めはしたけれど、唯一の姉のような存在であった『お姉さん』もあの人の親〈カウンセリングのおばさん〉が新しいカウンセリングの対象の子が出来たことにより引っ越すのと一緒に何処かへ行ってしまい、貴久の言葉で立ち直りはしたけれど、心に線を引いて接するようになってそのままの勢いで友達と呼べる関係の人間も作らず高校生活最後の年を迎えた

 

その間にあった良いニュースと変化といえば

 

高2の春に『お姉さん』が結婚したこと

 

デキ婚だったらしく半年後に子供が生まれてその子を見に行ったこともあったな・・・その時『ほとんど写真でしか知らない父さんと母さんも俺が生まれたとき、今の『お姉さん』みたいに幸せそうな表情をしてたのかな?』とかも考えたっけ

 

『お姉さん』といえば、俺ってあのお姉さんの名前初めて知ったのって実は結婚式の招待状が届いた時だったんだよな・・・それまで名前聴いても『謎のお姉さん』としか教えてくれなかったし

 

あ、ちなみにお姉さんの名前は『西岡 遥(にしおか はるか)』っていう普通の名前だった

 

こうして考えると良いニュースってお姉さん関連しか無いな

 

変化については貴久からギャルゲー薦められてやりだしたくらいしかないし

 

そして高校生活最後の冬の期末試験最終日に親友『錦戸 貴久』は病死した

 

その後俺は中学の頃からの目標である『貴久みたいに病気で自由に動けない人たちを救うことが出来る人間になること』をもう一度改めて決心し、ある人物へ・・・まぁ正直に言うと『お姉さん』への手紙・・・というより今思い出すとアレは遺書だろう

 

俺の死後の遺産関連のこととかいろいろ書いてたし

 

まぁ、何にしてもそれを書いてから親の遺産も半分ほどになっていたのでバイト三昧、勉強三昧のキャンパスライフを過ごし、半年が経って鉄骨から子供二人を守って死んで、死後の世界で貴久と再会してメルスによって記憶を消された後転生した

 

 

 

 

 

 

・・・・・・あれ?俺の記憶ってこれで全部じゃね?

 

ジュエルシードはまだ残ってるのに・・・作者のミスか?(注:違います)

 

そこで俺は一瞬の走馬灯のような状態から意識が復帰し

 

『追加特典の紹介を始めます』

 

15.『カミカゼ☆エクスプローラー!』

速瀬 慶司

『ジョーカー』・・・本来は触れた相手の超能力を一回切りの使い切りでコピーする能力なのですが、この世界には超能力者が居ない事を考え 15分に一回5つの能力のいずれかを選択し、発動できる・・・上位能力の『ペルセポネ』などは登場しません

 

『アイギス』・・・空気を圧縮することで目に見えない強固な壁を作り出し、どんな攻撃からも身を守る。戦車砲すら防ぐといわれる程の高い物理的防御力を持つ上、壁の内側には排他的覚知範囲が展開されており、メティスによる干渉も遮断されることから「絶対防御」の異名を持つ。覚知範囲は周囲3m程度の球状。(本作ではメティスを使う相手がいない為排他的覚知範囲では能力・・・つまり特典やスキルを無効化する鬼畜な性能へと進化を遂げている)・・・ただし、原作同様光(レーザーなど)を防げない弱点は健在(高密度で制御することで屈折させることは可能だが零司の練度では不可能)

 

 

『プロミネンス』・・・炎を発生させ、自在に操る。原作でジョーカーを使って情報を得た慶司曰く「本気で能力をフル活用すれば町一つ焼き尽くせる」ほどの、他の追随を許さないエネルギー量を誇る強力なメティスであり、覚知範囲も「視界内で距離感が掴める範囲」という桁違いの広さを持つ。発生した炎は見た目通りの物理現象で「酸素」を消費する為、閉鎖された空間などで使用すると酸素不足になり、場合によってはバックドラフトを引き起こす危険性もある。理論上最高温度は無限で、鉄塊すら溶融できる。

 

『ペネトレーター』・・・手に持っている物質を硬化させ、いかなる障壁をもゼロ距離なら貫くことが出来る能力・・・しかし、某上条さんの幻想殺しみたく対象に硬化させた物質が触れる必要がある・・・一応ロケット花火みたいに飛ばすこともできるが、その場合は刺さるくらいがせいぜいで障壁などを貫通させることはできない。また所有者が手放しても最長30秒間は能力が持続する

 

『マーメイド』・・・自身の周囲の水流を操作(効果範囲ほぼゼロ距離)し、自身の体温調整、水中での呼吸を可能にするダイバーなどに重宝されそうな能力・・・・ただし、現在零司は吸血鬼の特性で海に入れないため使用していない。

 

『アンブラ』・・・触れることができる影の人形を作り出し操作する能力(零司は基本この能力を子どもの遊び相手くらいにしか使わない)

 

16.デモニオン 魔王の地下要塞

魔王 アスタロト

『力を失った魔王』(5個以下)→『力を取り戻した魔王』(10個以下)→『すべての欲の王』(15個)→『神をも恐れぬ魔王』(20個以上)・・・戦闘能力を2倍に強化するとともに強力な魔法でも指を振るうだけですぐに発動できるという魔王にふさわしき能力(この特典を装備する時『勇者』と名の付く特典を装備できない)

 

『陣地開拓』・・・任意で家をダンジョンへと変貌させ外敵を拒むと同時に魔力気脈の流れる神聖・・・又は魔障の地へと昇華させる能力(自分が家又は別荘と定めた場所しか効果がない)

 

『強者の強欲』・・・倒した相手の財宝を全て奪い尽くすスキル

 

17.創刻のアテリアル

仙崎 秀哉

『操血』・・・自身の魔力を血に変換して増血したり、血を刃へと変貌させ攻撃することを可能とする能力(この場合造血されるのは自分の血である)

 

『魔王/英雄』・・・この特典以外に装備している『魔王』又は『英雄』を装備している時、いずれかの能力を得る

 

    ・『魔王』・・・『操血』による血液の上限をなくし、血に触れている対象の魔力を僅か(3%ほど)に奪い自分の魔力とする(粘膜接触などの場合は20%ほど10秒毎に奪う)

 

    ・『英雄』・・・あらゆる敵にも半分の可能性で勝利するために必要な力まで自身の力を増加させる。この特典以外の英雄と名のつく特典1つにつきスロット+1を得る

 

『複製』・・・体積が同じなら無機物限定でどんなものでも血を変換することで複製することができる能力

 

18.『姫狩りダンジョンマイスター』

魔王エミリオ

 

『体を失った魔王(ステータス1%)』→『人間の子供に宿った魔王(40%)』→『躯を殺した魔王(100%)』→『新たに歩み始めた魔王(150%)』・・・自らの力を上下させると共に眷属(なかま)の力を強化する(当時比1.3倍)アスタロトと同じ開放条件

 

『魔王式増兵術』・・・倒した相手を捕獲の後、能力(ちから)を奪うスキル

 

『性魔術』・・・性行為をすることにより失った魔力を急速に回復・増加させる治療法

 

『経験値2倍取得』・・・説明不要のため省略

 

19.『幼なじみは大統領』

『改造人間』・・・とある銀河の技術によりキスをスイッチとして人間を限界を超えた超戦士へと進化することができる特殊技能

 

『英雄』・・・どんな不利な状態でも一定確率で前を向く精神的手助けをしてくれるスキル

 

20.『中の人などいない』

風間 晃太郎

 

『ゆるキャラ英雄(ヒーロー)』・・・『コアシステム』を使って造られたドラゴンをデコったヒーロー『ドララ』に変身することにより身体能力を向上させる。その向上量は使用者の意志の強さによって無限に変動する(限界を超えたとき某D×Dの赤竜帝の神器みたく至る)・・・ただし変身中は魔力を使った魔術、砲擊などを使えず剣に魔力を帯びさせたり身体強化する以外に魔法を使えなくなる

 

『第3世代コアシステム』・・・とある銀河の技術で人の想いを力(エネルギー)に変えるシステムで外部からのいかなる攻撃にも壊れることのない謎の物体でその構造は天界から貰ったハッキング解析においてチートの性能を誇るデバイスである『アルケミー』ですら解析し切ることが出来ないと言わせる程に複雑になっている。その為完全な複製は困難なようだ・・・今度フェイトのバリアジャケットとこのシステムを参考にしてユエラたちと俺の防護服でも作ろうかな・・・俺ってそういえば未だに戦闘中に着てる服『ただの忍者のコスプレ服』だし

 

『???』・・・秘密だ♪(As編で登場予定)

 

『???』・・・同じく秘密だ♪(As編で登場予定)

 

以上

 

ここまで2秒で一気に情報を流し込まれて零司は一言

 

「アルケミー、これって本当にランダムで決まってるんだよな?」

 

『そのはずですが、余りにも『魔王』という単語が乱立してますね』

 

「これはきっと君の深層意識に引き寄せられてとかじゃないかい?だって、君神様嫌いだろ?」

 

「それに零司は元々『勇者』というよりも『魔王』って方がしっくりきますしね」

 

「マスターがきっと腹黒いからだよ♪」

 

「レグナーとセラウィの言ってることはともかくサクラの『腹黒い』ってのはあんまりだろ・・・そんな腹黒いと思われるようなことした記憶ないぞ?」

 

『「「「アースラに対する度重なる妨害工作と今の悪巧みしてる顔だ(です)(だよ)」」」』

 

「お前らな~まるで人がいつも悪巧みしてるみたいに好き勝手言いやがって・・・まぁいい。取り敢えず今は置いておく・・・・けど、帰ったら覚えてろよ?」

 

そう言って俺はさっき指摘された以上に黒い笑みを浮かべながらサクラとユニゾンを果たし、ユエラたちの戦場から少し離れたところに転移するのだった

 

その後残されたセラウィとレグナーが

 

「・・・最早本物の魔王ですね(だな)」

 

と呟ていたのは誰も知らない

 

そして

 

レグナーたちが零司たちと話している間忘れられたパラスケバスはというと・・・

 

「グォォォォ・・・・・・・・・・」

 

巨体に哀愁を漂わせながら黙々と最後のジュエルシードのある位置の岩の撤去作業に勤しむのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~転移後

 

 

世界が朝焼けで空が赤く染まる・・・それにより海は血のような赤色に染まった

 

それを見て俺の体に変化が起こった

 

ドクン・・・ドクン・・ドクン!!

 

俺の中の血が激しく脈動する

 

俺はこの感覚を・・・・いや、この力を知っている。そうだ・・・これは・・・・・・俺の中に新たに宿った『操血』の力だ

 

俺がこの世界に来て助けられ続けてきた『神採りアルケミーマイスターのウィルフレド・ディオン』の世界と同じく前世で多くの時間引き込まれ魅せられ続けたゲームの世界の主人公『創刻のアテリアルの仙崎 秀哉』の力だ

 

そうか・・お前も俺と一緒に戦ってくれるんだな。

 

ドクン!!

 

なら、一緒に行こう・・・・そして見せてやろう!!世界を変えるほどの力を持った5人の力を・・・・

 

 

そう自分の心の中で言うと俺の意思に応えるように俺の体中から血のような赤い魔力が溢れ出し

 

サクラとアルケミーしかいない海上で零司は突然アルケミーに問いかけた

「アルケミー、今の体の状態を『復元する世界』で固定化し続けて戦闘をするとして何分持つ?」

 

「眠っている間に投与した薬の効果とマスターの魔力量で今はあまり痛みがないため行動をできていますが、戦闘を行う場合魔力を使わない特典で1時間、レーヴァテインなどの強力な魔法を使う場合が20分ほどでしょう・・・それ以上はマスターの魔力が下がりすぎて呪いへの耐性が無くなり戦闘が不可能になります」

 

『それも私とユニゾンしてる間に限った話なんだよ。もしユニゾンが解けたら時間も半分くらいになっちゃうんだよ』

 

「つまり・・・短時間であいつらを倒さないと俺の体が持たないってことか・・・サクラとユニゾンしたことで大体の事情はわかったけど、天界の方も面倒な呪いを残してくれたもんだな」

 

「で、マスター。作戦はあるんですか?」

 

「あぁ、それについては問題ないよ。さっき取り戻した記憶の中に前世の俺が考えついた攻略法がいくつかあったから、実践できるのを今回使う。あと呪いに関してもついでに思いついた」

 

『うわぁ~、黒い、マスターが黒いんだよ~~』

 

「サクラ、お前は勝手に人の心の中読んで黒いとか言うな」

 

「黒いじゃないですか・・・」

 

「アルケミー、そんなこと言ってないでスロット変更だ」

 

「ハイは~い♪」

 

現在ステータス Lv40(鋼たちとドラゴンとかでまた上がった)

 

 

スロット変更

1.『神採りアルケミーマイスター ウィルフレド・ディオン』→『デモニオン 魔王の地下要塞 魔王 アスタロト』・・・『神をも恐れぬ魔王』(戦闘能力を2倍),『陣地開拓』(今回は関係ないので説明省略),『強者の強欲』(倒した相手の財宝を全て奪い尽くすスキル)

 

 

2.『DRACU-RIOT! 六連 佑斗』・・・『吸血鬼』(海水や聖なるものが弱点となる代わりに吸血時において『念動力』『飛行』『念発火』『超速自己再生』『硬化』『怪力』『自己加速』などの複数の能力を使うことができる)詳しくはスキル詳細と同盟結成付近を参照

 

3.『fortissimo exs 芳乃 零二』・・・『神討つ拳狼の蒼槍(フェンリスヴォルフ』・・・ただ魔力を拳に乗せて放つ砲撃魔法(直線的にしか放てない)

 

『魔力値神話クラス(SSS)』・・・この世界には魔力値の最大値がSSSになっているためそうなっているが、事実上計測不能の域である馬鹿げた魔力の量

 

『復元する世界(ダ・カーポ)』・・・『「24時間以内に出会った人物を呼び戻す」能力』 および

『「物質を24時間以内の状態に戻す」能力』

 

『瞬間魔力換装(フリューゲル・ブリッツ)』・・・自らの身体に魔力を同化させる特殊技能で光速をも超える神速の運動性能を発揮させることが出来る。

 

『術式固定(アインハルト)』・・・『復元する世界(ダ・カーポ)』により自身の現在の状態を固定し続けるために使われる能力。主に反動のでかい砲撃、強力な砲撃などから身を守るために使われる。発動時間は精神力次第

 

『術式固定解除(ラーゼン)』・・・『術式固定(アインハルト)』により固定化されている固定情報を解除する能力

 

『サクラ』・・・僕の中に眠っていたユニゾンデバイスで僕と一心同体の存在。もし彼女が存在を失ってしまえば僕も存在を失ってしまう

 

『対魔術兵器戦略思考《ミーミスブルン》』・・・相手の魔法能力をステータス化する能力で僕はサクラとリンクが常につながっているので何時でもリアルタイムの情報を見ることができる・・・ただし、使用された能力を解析してステータス化するのであって隠された能力まで完璧に見通す能力ではない

 

『ユニゾン』・・・原作のリンフォースやアギトたちと同じ能力に加え(属性変換などはない)『穢れなき桜光の聖剣《レーヴァテイン》』や『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』などの強力なスキルの発動キーになっているスキルである

 

『日光』・・・太陽の光を受けること自身の魔力に変換する特殊技能

 

『穢れなき桜光の聖剣《レーヴァテイン》』・・・天童戦で使った超ド級の高威力の砲撃魔術だが、零司とのユニゾンをしている間しか使えず、魔力の消費量と肉体への負荷が凄いのでいくつかの威力を抑えるリミッターと一日の使用制限(一日の使用制限は現在の成長過程で1発、無理をしてあと1発といったところだろう)がある

 

 

『復元する世界 蘇る記憶《ダ・カーポ カーテンコール》』・・・原作fortissimoに登場した『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』を復元し、自在に使用するスキル・・・ただし、サクラとのユニゾン中にしか使えず、複数の魔法を同時展開したりしていると魔力消費が半端ではないため多様はできない。『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』を展開していられる時間は1つにつき1時間で使用したらその日はもう使用できない・・・更に完全に破壊された『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』は二度と使用できないため使用には注意が必要

 

現在使用可能な『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』

  『七つの大罪《グリモワール》』・・・対象に触れることで効果を与えるレーザーを放つ『戦略破壊魔術兵器《マホウ》』で効果は各色によって異なり

 

 

  『うたまる(白)&アルキメデス(黒)』・・・白と黒の二丁拳銃でそれぞれ白い魔弾と漆黒の魔弾を放つことができ、この魔弾はキーワードの『福音の魔弾《ヴァイスシュヴァルツ》』を唱えることで音を認識して追尾する特性を持つ。ただし、単発自体はそこまで強くないどころか弱い部類なので

 

  『スコール(白)&ハティ(黒)』・・・魔力を使ったスラスターにより機動性の向上と高速空中戦闘を可能にする。・・・だが、零司はまだ使いこなせていないため一瞬の直線移動の繰り返ししか出来ず、縦横無尽に動き回るには訓練が必要そうだ

 

  『その他の戦略破壊魔術兵器』(数がそれなりにあるため省略)

 

4.空き→『創刻のアテリアル 仙崎 秀哉 Ver魔王』・・・(上記のため省略)

 

5.空き→『姫狩りダンジョンマイスター 魔王エミリオ』・・・『新たに歩み始めた魔王(150%)』(上記にて省略),『魔王式増兵術』(上記にて省略),『性魔術』(流石に今回は使わないため無視),『経験値2倍取得』(説明不要のため省略)』

 

「黒いマスターにはやっぱり魔王がお似合いですね」

 

「う~ん、もうちょいスロットがあれば勇者も入れて魔王勇者的なのになりたかったけど、このくらいで妥協す『過剰戦力すぎるよ!!どこの世界に3人の魔王と単体で世界を滅ぼせる力と吸血鬼の王の力まで持ってまだ足りないっていう人がいるのさ!!』」

 

「「ここに」」

 

『五月蝿いよ!!というよりなんで角なんて生えてるの!?』

 

「いや~、ちょっとテンション上がっちゃって」

 

『そんな理由で!?』

 

「冗談だよ♪そんな理由で生えるわけないだろ♪」

 

「マスターも意地悪ですね・・・完全な魔族である魔王アスタロトの特典を装備してるせいだって言えばいいじゃないですか」

 

「悪いな、ついついからかうのが面白くてな」」(それにしてもこの角よく見たらウチの工房の隅でいつも座ってる死神のラグスムエナに生えてるのと似てるな・・・)

俺は反省した様子もなくそう言うと

 

『あぁもう!!そんなどうでもいいこと言ってないでさっさと行きなよ!!角に気を取られてるうちにユエラたちが不利になってるよ!!』

からかわれたのが面白くなかったのかサクラは話題をそらすが、その逸した内容を聞いて俺は眉をひそめ

 

「・・何?そいつはマズイな・・・二人とも一気に行くぞ」

 

そう言って俺は脚部にスラスター『スコール(白)&ハティ(黒)』を展開し、いつも通り『瞬間魔力換装(フリューゲル・ブリッツ)』で神速移動を始めた瞬間に俺はあることに気づく

 

「いつもより魔力の収束量が遥かに多い・・」

 

特典によって一時的に2×1.5で3倍となった魔力が同じく恩恵を受けたLV(LV40→LV120)が原因で元が更に増大した魔力によって本来6万6800としてそれがLVで7万丁度になり、それがさらに三倍だから現在の俺の魔力量は『21万』程になっている

 

「これは・・・・想像以上だな」

 

俺の魔力が跳ね上がると同時に『自己防衛本能』又は『DBのサイヤ人が死にかけから復活した際に本来の気以上のフルスピードを制御してるのと同じ理由』で反射神経まで跳ね上がったのか俺はこの超神速の世界で完全に対応していた

 

そのまま俺は現場へと向かう速度を限界まで上げ

 

天童の天地乖離す開闢の雷の星(エヌマ・ペルーン・エリシュ)がユエラたちに当たる直前にユエラたちの拘束を腰に携えた刀『アマオト』に魔力を纏うことで切断し、そのまま前に立ち魔力を全開放し、右腕を振るうことでその解放した魔力に指方性を持たせることにより現在の俺と天童の魔力量の圧倒的に開いた魔力の差で神秘もろとも消し飛ばした

 

そして諦めていたユエラたちに説教をして天童に啖呵を切るのだった

 

 

 

 

その頃・・・何故か行動を起こさないアースラはというと

 

「「「「ん~~~~~ん~~~~~~~~~~~!!」」」」

 

艦長であるリンディとクロノ、エイミー、ユーノといった原作で名前を持つキャラ達は全員もれなく操舵室にて4重5重と重ね掛けされたバインドと猿轡にて拘束され、デバイスまで取り上げられた上で行動を封じられていた

 

この現状は実は天童たちがユエラたちと戦闘が始まった直後に始まった

 

天童の洗脳により操られた武装局員たちと操舵室のオペレーターたちが一斉にリンディたちを襲い

 

抵抗しようとしたが数の差となのはと違って未だ魔法を使えるようになっていないクロノとユーノには抵抗の術はなくなっていた事によりあっさりと全員捕縛され、デバイスと取り上げられた上で拘束されてしまったのだ

 

そして念話にてなのはに連絡を取ろうと試みたリンディも杖を付き付けられ迂闊な行動をとれなくなった

 

クロノSide~~~~

『何故天童はこんなことを・・』

 

まともに身動きの出来ないクロノは拘束されてからずっとこのことばかりを考えていた

 

『もし、僕ら管理局の力を得るためならここでこんなことをするのは得策ではなかったはずだ・・・こうやって相手を操ることができるのならばアースラの武装局員よりももっと多くの人間が集まる本局にて行動を起こした方がもっとたくさんの戦力を得られたはずだ。・・・しかし、それなら何故「僕たちを同じように洗脳しない?」・・・真っ先に考えられるのは「一定以上の魔力を持つ者には通じない」っといった理由が考えられる・・・その場合疑問にあがるのは『エイミー』『ユーノ』だ。魔力自体は少ないユーノとリンカーコアを持たないエイミーが何故操らないんだ?操らない理由があるのか?・・・どちらにしても今こうして動けない現状では確信に至るものではないな。

 

しかし、魔力をまともに練れないのは変わらないか・・・このバインドを解く方法どうにか見つけないと・・・それにしても問題はユーノだな。天童のことを親友だと思っていたせいか僕ら以上に精神的なダメージがデカイ。ユーノは今朝の段階でバインドは無理としても小さな魔力級を一個精製出来るくらいには回復している分だけ今の僕よりもマシだ。こうなったらどうにかしてユーノを立ち直らせて行動を起こしてもらうしかないか?』

 

などと考えていた時に僕の視線の先にいるユーノの後ろの転移ゲートから膨大な魔力を持った女性が現れた

 

そしてそれを確認すると現れた予想外の人物に僕は

 

『何故貴女が・・・』

と心の中で思うのだった




疑問に上がるだろう最後の「何故雨宮の『無に還った少女』を破れたのか?」ですが、謎の妖刀である『アマオト』が魔王の力と纏われた膨大な魔力により力でユエラたちの周囲の空間を切り裂いたことにより『ストリングロード』を切り裂くという方法をとったため、『ピアノ線に触れた”現象”のエネルギーを変化させる』能力が発動せず・・・というかピアノ線自体に触れていないため発動出来ず、あっさりと切断されたというわけです

空間を斬った方法は単純に高密度の魔力を刀身に纏わせ鋭い衝撃を与えることで最低限の空間ダメージで次元の裂け目を生み出す技法(他のラノベ作品でも力の強い人たちが空間を砕いて次元世界を行き来してたりするので今回はコードブレイカーとかを読んでいた時に思いついたこの方法を採用しました)・・・これでも最近の『ロザリオとバンパイア S2』に出てくる結界術を応用することによって、 自身の時相をずらしながら腕を振るうことによって対象を透過させ、そのまま切り裂く。 本来はこれを100回繰り出すことによって威力を発揮し、 次元の切れ目を飛ばして遠距離攻撃をおこなうことも可能な『崩月次元刀』?だったかな?より切った回数分しか次元を切り裂けない零司の方がマシだからまだチートではないはず・・・多分

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