何とか落ち着いたので投稿します
一人称はめんどくさかったので多分三人称でやっていきます
キャラが定まりませんがどうぞ!
ユーゴが地球に来ておよそ一か月たった六月の最初の日曜日。まだ梅雨が来ていないため、空は晴れ渡っている。
しかし、まだ朝方のため空は少しだけ顔をのぞかせた太陽によって薄く照らされている。
時刻はおそらく午前六時半ほどだろうか。
この物語の主人公であるユーゴはというと………………
「……ふわぁぁぁ…………なんで、こんな朝早くに清掃作業があるんだよ………もっと昼にやってもいいだろ………」
「この時間にやるからいいのよ。それにこの時間帯は涼しいじゃない」
眠そうに大あくびをしてめんどくさそうに愚痴りながらどこかへと徒歩で向かっていた。
隣には店長が一緒だ、二人ともいつもの仕事服ではなくジャージを着ている。
ユーゴはタオルを頭に巻き、黒をベースににサイドに赤いラインの入ったジャージという格好、店長はピンク色のジャージで首にタオルを巻いている。
「………そんなもんかねぇ。まあいい、確か《駒王学園》に7時集合………だったよな?」
「そうよ、あとちょっとで着くわ。月に一度の町内の清掃活動。私たちは今回は駒王学園の周辺の掃除をするのよ。」
正直な感想を言うとユーゴはこの《清掃活動》に特にやる気を感じてはいなかった。
店長から「来なかったら朝食抜き」といわれたので渋々着いてきているのだ。
「あと、うちの店から学園までの道順は覚えておいてね。入学式なんかで花を配達することがあるから」
「へぇ、いわゆる《お得意様》ってことか?」
「そゆこと♪」
そんなこんなで二人は《駒王学園》に到着した。
駒王学園は一般の校舎と違い校門がなければお屋敷といわれても差し支えないくらい立派なものだった。
校門を抜けた先のグラウンドには商店街での顔見知りやおそらくこの学校の生徒であろう少年少女がそれぞれでたむろしていた。
「意外だな。こんなに人が集まってるなんてよ」
「ふふ、ここに集まってる人はみんなこの街が好きなのよ」
「ふーん」
そう言われて、集まった人たちを観察し始めるユーゴ。
学生たちの一部はは眠そうにしているものの大半が楽しそうに談笑をしている。何人かはユーゴの姿を見てコソコソ話していたのだがユーゴはそれには気づいてはいなかった。
一通り眺めたところで、ユーゴはあることに気づいた。
「あん?そう言えば桐生は?確か、同じ班だったろ?」
「え?そう言えば確かに見かけないわねぇ……もうすぐ始まるから来ているはずなのに…………」
桐生も商店街の近くに住んでいるためユーゴたちとは同じ班だ。
つまり、桐生もこの場に集まっていなければならない。
もしかして、忘れているのか?と思うユーゴであったが前日のバイト中に
「明日の清掃作業、集合が遅かった方がアイス奢りね!」
と、自信満々に言ってきたので忘れるのはまずないだろうと頭の中で即座に否定した。
「あいつ、寝坊したんじゃね?」
「そうかもね♪」
「今何時だ?」
「あと3分で7時、もうそろそろ始まるわよ」
結局桐生が7時までに来ることはなくそのまま清掃作業が始まり、それぞれが知り合い同士グループになり、駒王学園を中心に近辺に散開していった。
ユーゴたちも二人で駒王学園の周辺でゴミ拾いを始めた。
「もう、始まって30分ほどたったけど、やっぱり桐生ちゃん、寝坊かしらね?」
「さあな。今も布団の中でいびき搔いてんじゃねえのか?」
「まあ、この作業は絶対参加じゃないし。今回はお休みかもね?」
ユーゴは作業こそ真面目に取り組んでいたのだが来るはずの知り合いがいないことが気になっていた。
店長はあまり気にしてはいないようだった。
ユーゴも作業に戻ろうと拾いかけていたごみをしゃがんで拾い上げる。
そのとき、ユーゴに耳に急いで走っているような足音と聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「はあ…………はあ……………も、もう限界~」
「お?」
「あら?どうしたの?」
ユーゴが顔をあげ聞こえてくる方を見てみる。店長もユーゴが突然明後日の方向を向いたのでつられてそちらを見る。
その方向からはジャージ姿で汗だくになっている桐生が走り疲れたのかトボトボと歩いてきた。
「あら!桐生ちゃんじゃない!遅かったわねぇ。ほら、これ飲んで」
「つーか、桐生。お前、寝坊しただろw」
「ゆ、ユーゴさん……に、てんちょー。お、おはようございます…」
店長は自分の首に下げていたペットボトル入りのお茶を手渡す。
ゼエゼエと息を切らしながらこちらにやってくる桐生は店長から渡されたお茶を口にする。
「助かりました、あ、ありがとうございます」
「いいわよ別に。それよりなんで遅れちゃったの?」
「実は寝坊しちゃって………」
店長に理由を聞かればつが悪そうに頭をかきながら答える桐生。
ユーゴはイタズラな笑みを浮かべる
「ざまあねぇな桐生!あんだけ、自信満々に賭けをしてたのに早く来るどころか大幅に遅刻するたぁな!」
「うっ………」
「ま、俺の勝ちだな!こんど奢ってもらうぜ?」
「……まあ、完敗だしね。今度奢ってあげるわ」
ハッハッハッハッハッハッハ、と、高らかに笑うユーゴ。
桐生はちょっと悔しそうだ。
「まあまあその話は作業が終わってからにしましょ、桐生ちゃんも一緒に集めるわよ」
「はーい」
「ふっふーん♪」
そして店長と上機嫌なユーゴと桐生は一緒に雑談を交えつつ作業を始めた。
「よしっ!これで終わりか……」
「やっと終わった~」
「お前は半分しか作業してねえじゃんか」
「一時間よく頑張ったね!お疲れ様、はいこれ」
校門横に各々が集めたごみが分別されて集められている。
燃えるゴミが最も多く、次にペットボトルが多い。
そこでこの作業のスタッフらしき男性から桐生とユーゴの二人に配給されたスポーツ飲料を渡す。
それは大きなクーラーボックスに水と氷を溜めたもので丁度いいくらいに冷やされていた。
表面の水滴が太陽の光によってキラキラと光っている。
ユーゴは受け取るとすぐに開け、一気に煽った。
「………っかぁ!作業した後に飲むのはなんか違うな!うまく感じる」
「………ユーゴさん、おっさんみたいね」
「あん?なんか言ったか?」
「や、別に何でもないわ」
同じようにほかの人々もスポーツ飲料を受け取りそれぞれの家に帰り始めていた。
もう帰ろうか、という雰囲気になっていたのでユーゴも帰るために店長を探そうとしていた。
「んじゃ、俺はそろそろ店長見つけて帰るぜ。約束、忘れんなよ?」
「わかってるわよ。ほら、帰った帰った」
「ちょっといいですか?」
「あ?」
「え?ああっ!」
突然、肩を叩かれ振り向くユーゴ。振り返った先には黒髪のショートヘア―で、メガネをかけている知的な印象を与える少女がいた。
年は桐生と同じか近いだろう。やや怒った表情を浮かべ此方を睨んでいるようだ。後ろには一名黒髪ロングの少女がつき添っていた。
「ん?何だあんた?」
「私知ってる!2年の支取蒼那さんですよね!?」
「ええ、自己紹介させていただきます。駒王学園2年支取蒼那です。こちらは椿姫、私の友人です。」
丁寧に自己紹介され、ユーゴたちも自己紹介をする。
「俺は藤田雄吾、花屋で住み込みで働いてる。ユーゴとでも呼んでくれ」
「私は桐生藍華です。よろしくお願いします」
「ええ、こちらこそ」
一通り終わったところでユーゴが話を切り出す
「んで、なんか俺たちに用か?」
「ええ、先ほどの清掃作業で作業をせずに雑談をしているところを見かけましたので」
「あーもしかしてあの時か、こいつが遅れてきた時だな。」(だが、あんとき周りに俺ら以外に人の気配はなかったはずだけどな)
「もしかして遅刻でペナルティとかあるのですか?」
「おそらくあっていると思います。それと、絶対参加ではなく自由参加の清掃作業なので遅刻に関してはペナルティはありません」
じつは桐生が遅刻してやってきたところは彼女に見られていた。正確には彼女の《使い魔》に、なのだが今はあまり関係ないだろう。
遅刻によるペナルティがないとわかり安心するが
「しかし!」
ソーナが強く言葉を発したためユーゴと桐生の二人はびっくりして固まってしまった。
「作業の手を止め雑談に興じるとはどういうことですか!参加は自由ですが参加したからには真面目に取り組んでもらわなければなりません!!」
「その後もダラダラと喋りながら………なぜこうも作業に集中できないのですか!!」
突然の説教に目が点になるユーゴ。隣の桐生も驚いている。
よく見ると、後ろの椿姫と呼ばれた女性が申し訳なさそうな表情をしていた。
しかし、もともと説教に対して耐性のないユーゴが反論する。
「はあ?別に話しながらでもいいじゃねえか、それにその時もすぐに作業に戻ったs」
「それはそれ、これはこれ、です!大体ですね、参加はするくせに…………」ブツブツ
即座に遮り説教を続けようとするソーナ。しかし、どうしたのか一人腕を組みブツブツと文句を言い始めた。
それを見て椿姫が申し訳なさそうに不満げなユーゴとぽかんとしている桐生に声をかけた。
「すみません。こうなってしまってはソーナは止まらないので失礼します。さ、ソーナ行きましょう」
「そもそも、最近の学生はこういったボランティア活動に対して………」ブツブツ
ずるずるとソーナを引きずっていく椿姫を見送りながらユーゴは桐生に尋ねた。
「あいつ何もんだ?急に説教かましやがって」
「あの人は生徒会長の最有力候補の人。一番学校を想ってるらしいし見た目通りとてもまじめで聡明な人なんだけど………」
「ふんふん」
「あの人……噂では説教が好きで聞いた話によると学園の先生にも説教したとかなんとか」
「はっ!噂通りってわけか」
「目をつけられたかもね」
「「はあ………」」
また今日の様なことがあるのか、と突然説教をしてくるソーナを想像し二人は大きくため息をついた。
「帰るか」
「そうね」
そうして二人はそれぞれの家へと帰っていった。
~ところ変わって廃教会では~
「レイナーレ様、今日は清掃作業なることを人間がしているようだ」
「それがどうかしたの?ドーナシーク」
「私たちもやr「却下よ」なぜだ?」
「人間の真似事なんて私たちがするべきことではないからよ」
「だが………」
「しかし、なによ?」
「私たちが食料を買った時のごみなどがこの教会内に散乱している!この教会を拠点としている以上ここをある程度きれいにしておかなければ」
「それなら、悪魔祓いどもにやらせればいいじゃない」
「彼らだけでは少なすぎる。それに一部の者は本日行われている清掃作業に参加しているらしい。」
「じゃあ、あんたたちがやりなさい、私は絶対やらないから」
「トップに立つものがそれでは部下たちに示しがつかないぞ!さあ、やるぞ!」
「……………はぁ、わかったわよ。やればいいんでしょやれば」
「わかってくれたか!」
「その代り、わたしはこの部屋だけするからね!あとは勝手にやりなさい」
「……わかった。それではこのへやは任せる。では、ミッテルト!カラワーナ!私たちは外へ行くぞ!」
「わかったわよ。ホントはレイナーレ様と一緒がよかったけど」 「はぁ、メンドイッす」
(多分)平和であった
どうでしたか?
いつもより長くかけたと思います
できるだけ5000文字くらいは書きたいんですけど
ツナギの会話とかがうまくできません
いつものごとく感想、アドバイス、罵声等々
お待ちしております