とある最強の流体操作   作:慧都

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久しぶりの投稿です


前に見ていてくださっていた皆様、そして新しくこの駄文を読んでくださろうとしている皆様。

なるべく頑張るのでよろしくお願いします。




プロローグ

 

 

俺の名前は蒼崎慧都。

 

しがない23歳の某私立大学出たての新社会人だ。……いや、だったというべきか。

 

 

あのさ、気が付いたらなにそのテンプレってぐらいに真っ白な空間にいるわけよ、俺。

 

とりあえず裸だけど肉体はあります。

これが落ち着いた最大の要因かな、いきなり手が見えなくなったら怖いだろ?

 

 

おぼろげながら覚えている記憶の最後は背後からのブレーキ音と強い衝撃、曖昧だがテンプレよろしくトラックに撥ねられたのだろう。

 

 

会社の初勤務だったんだが…

 

 

テンプレだとここら辺で何かあるはずなんだがな。

 

 

 

 

……まだ天使とか神様とかそう言った奴は現れてないから、自己紹介だけさせてもらおう。

 

誰にするのかだって?

そんなこと言うなって、自己確認だよ。

 

 

さっき言った通り、23歳の某私立大学を卒業しめでたく会社の内定をもらった俺――――蒼崎慧都だ。

 

 

 

家族は俺を入れて4人。

俺を育ててくれた普通の両親に、時々喧嘩はしたが仲は悪くなかった弟。

 

 

べつに特筆すべきことは無い一般家庭に育った俺は、中学時代に流行り始めたライトノベルにはまり、そこから俗にいうヲタク文化へとシフトしていった。

 

 

……君、ヲタクという言葉に反応したということは同業者かね?

  あとでお話を伺いたいものだ。

 

偉そうに言ってるが、その筋の友人にはニワカと呼ばれるぐらいのものだったけどな。

 

ナマいってすいませんでしたっ!!

 

 

おっと、話がずれた。

 

 

とにかく俺は様々なアニメや漫画、ゲームをやってきた訳なんだ。

 

 

 

 

 

ところで、とある魔術の禁書目録というライトノベルを知っているか?

 

 

これが云わば俺にとっての聖典、原初のライトノベルとなるわけなんだが……

 

知っている?

ならば好都合、俺はあれのファンでね。

 

誰にでもある『黒歴史』と呼ばれるもので「ぼくのかんがえたさいきょうののうりょく」とかを真面目に考えていたわけだ。

 

オリ主、最強、チートものとかそう言ったジャンルの二次創作を書いたりしていた。

 

 

転生とかさせてもらえるんだろうか?

 

こういうのだとだいたい神様の「私たちのミスなどではない、これだから最近の奴らは。」……誰?

 

 

声のした方向を向くと、白髪の髪をした、スーツを着こなしたダンディなおじさんが立っていた。

 

 

「私はお前らが神と呼ぶ存在、今回ここにお前を呼んだのは他でもない。お前が助けた少女の事だ。」

 

 

いきなり現れて神って……ホントに読んでいた二次創作でよくあるパターンだな。

 

 

「うむ、あれのおかげでこちらが説明する手間が省けた。お前みたいな奴は扱いやすくていいな。」

 

さいですか。

 

「ところで少女のこととは?」

 

「なんだ忘れているのか、お前はトラックに轢かれて死んだ。その際に目の前にいた少女を突き飛ばし、その少女は死なずに済んだんだ。その少女はこれからお前のいる世界で大きなことを為すのでな、死なれると後々面倒だったのだ。」

 

面倒って、つまり死んでも手間が増えるだけで大して大事じゃなかったんですか。

 

「お前らの世界は何千も何万回も滅び、再生を繰り返している。その結末はどんな過程があったにせよ最後は同じだ、お前の言うストーリーが変わっても最終的にはすべて滅びる。登場人物が変わっても何ら変わりはないのさ。ところで、俺が気になったのはお前だ。過去のデータにない特異な存在、面白い。」

 

はい?

 

「特異な存在って、俺は至って普通の一般ピープルですよ?

神様の御眼鏡にかなう存在なんかじゃないって俺。」

 

神様は無茶苦茶いい笑顔でこっちを見ている。なんだろう、嫌な予感が

 

「物語のストーリーを変えることは難しい。人物の成り代わりは当り前だが、話の大筋を変えるなんてね。お前は少女を救った、今まではここまで世界に影響を与える人間はいなかったんだ。ぜひとも君にはサンプルとして私のもとで働いてもらいたい。」

 

おい、サンプルって言われて喜ぶ奴はいないと思うぞ。

しかも働くって……

 

普通だったら死後は輪廻の輪に戻るか、天国か地獄に行くんじゃないのか?

 

 

 

「ふむ、その通りだ。お前が望むのならどこにでも送ってやる、だいたいは宗教とかで分別できるんだがお前はどれも信じてなさそうだからな。選んでいいぞ。これが輪廻の輪、んでこっちが天国、地獄な。もちろん輪廻の輪に入った瞬間、お前の魂は文字通り生まれ変わる。よく選べ。」

 

 

神様の周りに現れる三つのゲート、神様がだんだんフレンドリーになってる気がすんだが気のせいだよな?

 

 

 

 

よいしょっと

 

うぇ、輪廻ってこの中に入るのか。……パス

 

天国は……、完璧な世界とか気持ち悪い。パス

 

地獄はMじゃないからパス、このゲートからすごい悲鳴聞こえるし。

 

 

 

「俺の作った天国が気持ち悪いだと!!人の望む世界を作ってるってのに……。やっぱお前いいわ、神様権限によりお前は俺の部下になれ。異論は認めない。」

 

 

おいおい、お前神様だろ?

さっきまでのダンディーなオジサマは何処へ?このかっこいいアンちゃんは誰?

 

 

一瞬で姿が変わるって何者だよ……神様か。

 

 

口調も随分違うしよ、いいのかこんなんで。

 

 

「さっきの姿はお前から読み取った、最も最適な姿だったんだ。これが俺の本当の姿だ、イケメンだろ?口調は気にすんな、お前も楽な口調でいい。」

 

 

たしかに本人が言うとおりものすごいイケメンだ。服も似合っててかっこいい。

 

 

 

「そんな褒めるなよ、恥ずかしい。お前もなかなかのもんだぜ。」

 

 

 

ずいぶん気楽だな、そういえば素で俺の思考読んでるよな?コイツ。

 

 

「そりゃ神だから、それぐらいできないと駄目だろ。さて俺の部下になってくれるか?」

 

 

目が輝いてるよ。お前はハルヒか、っての。

 

「詳しく教えてくれ、どうせ死んだ身だ。あんまりにもつまらない仕事じゃなければ、手伝おう。」

 

 

流石に自ら消滅を選ぶほどの覚悟もないしな。

天国も地獄も嫌だ。

 

 

だったら言葉に乗るしかないじゃないか。

 

 

「仕事はお前好みのもんだぜ?最初に言ってた転生、しかもチート持ちで行かせてやる。その転生した世界で世界のストーリーを変えてもらいたい。」

 

 

「ストーリーを変えるって、具体的には?」

 

 

 

「俗にいう原作ブレイクだ。漫画やライトノベルとかの世界に転生させるから、二次創作とかと同じく世界を改変してくれ。」

 

 

 

「OK、その仕事受けるぜ。」

 

 

コンマ一秒で即答した俺は悪くないと思う。

 

 

 

 

 

「で、この能力で『とある魔術の禁書目録』の世界だな?」

 

 

神(あのあと様はいらないと言われた)が確認してくる。

まさか妄想が現実になるとは。

 

 

「おう、よろしく頼む。」

 

 

チートは転生する際につけられるらしい、あとはそれを使いこなせるかどうかだ。

 

あそこは主人公以外は死亡する確率高そうだからな。

 

 

転生したら能力に慣れとかないと……

 

 

「じゃあ、一方通行だっけ?彼の十倍ぐらいの演算能力と完全記憶能力を追加しとくから頑張ってくれ。」

 

 

サンキュー、じゃ行ってくるわ。

 

 

「うん、逝ってらっしゃい。」

 

 

不意に訪れる浮遊感、ああこれが俺の第二の人生の始まりだ。

 

せいぜい、原作ブレイクできるよう頑張りますかね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転生方法?

 

勿論穴でしたけど何か?

 

 

 

 

「よし、特異点を送り込んだことで世界はどのくらい変化するかな。死んだら困るからちゃんと能力はあげとかないと、えっと『流体操作』と聖人の体、魔術を負荷なく使えるようにだっけ?

……強い分には問題ないよな?

『流体操作』は強化しなくていいな。聖人の体…俺の力をいくらか分けてやれば問題ないだろ、このラカンとかいう奴の十倍くらい強ければ大抵死なないだろうし。……魔術ってどの種類だ?ミッド式?魔術回路?めんどくさい、全部の魔術、魔法を使えるようにさせればいいだろ。」

 

 

全てを統べる神は、その名に恥じぬよう規格外の力を付け加えていく。

 

 

それを止める者は誰も居なかった。

 

 

 

 





前のプロローグのが良かった、のか?


書き直そうと思ったらずいぶん神様の印象がっ…

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