やはり俺がダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:しろねまる。
興味を持っていただけてうれしいです
これから試行錯誤して、書いていきたいと思います。
それではどうぞ!
第1話
「ほらハチ君っ!早く起きたまえ!!今日はダンジョンに行く日なんだろう!?」
まだ外は薄暗い。もうそろそろ朝日が顔を出す時間帯だろうか。それにしても冒険者ってこんなにも朝が早いものなのか?だとすれば相当過酷なものだな・・ハタラキタクナイ
どうせなら小町に起こして欲しかったなんて言ったら神様に怒られそうなので少しばかり冗談を言ってみる
「んん,,,あと5時間,,,」
「そんなこと言ってるから目が腐ってしまうんじゃないのかい!?それ以上腐らせたらダンジョンでモンスターすら寄ってこなくなるぜ!?」
おい。目は関係ないだろ。なんて起きて早々心を抉られなければいけないのですか?なに?冒険者キラーなの?
あ、八幡キラーなのかもな。
「,,,やっぱり寝ます。」
「おはよう!冗談だよハチ君!それより今日は初めてダンジョンに潜るんだろう?まず初めにギルドに寄ってこれから担当になる人に挨拶でもしてくるといいよ!」
そうだ。俺はこれから『冒険者』として生きていくんだった。今日の見た夢がとてつもなく嫌な夢だったから危うく忘れかけてたわ。
確か夢で,,,雪乃ってハーフエルフの子に
「ヒキガエル君はミノタウロスに踏まれて天界に召されればいいんじゃないかしら」
とか微笑みながら言われた記憶がある。
それ微笑みながら言うセリフじゃないからな?
てかどんな状況になったらそのセリフ言われるわけ?
そんなこんなで、俺はとてつもなく目覚めが悪かったわけだ。現実に居たら1言文句でも言ってやりたいくらいだ
「独り言を呟いてないで早く顔を洗ってきたまえ,,,,,,ってあれ?ハチ君,,,腐った目は何処に置いてきたんだい?」
と言われた瞬間、ダッシュで洗面所へ向う。
まさか寝て起きたら目が浄化されてるなんて事は無いだろうと思いながら僅かな希望を抱いてしまい、急いで鏡を出し顔を確認する。
目が腐って,,,,,,,,,!
るだと,,,,,,!?
がっくりと肩を落としている俺にロリが(ry
じゃなくて神様は俺の方を叩き
「君の目は例えLv.2になったとしても浄化されることは無いと思うぜ!」
なんてウインクしながらいいやがった。
もう、泣いてもいいよね?八幡頑張ったよね?
「話は変わるけど、君はもっと捻くれていて、夢が無いヒューマンだとおもっていたよ」
「いきなり、ディスるの止めてくれません?ダンジョンに入る前にマインドダウンしちゃうんですけど。」
「別に君を悪く言っているわけではないんだよ。出会った時はもっと暗い。いや、今を楽しんでいない様な、そんな顔をしていたから。今のハチ君はとても楽しそうに見えるなぁってさ。」
「・・・。」
そう。俺が神様と出会うまでの暮らしと言えば
それは退屈で退屈で仕方が無かった。
両親は冒険者だった。それもそこそこ強かったみたいだ。
両親がダンジョンから帰ってくれば俺と妹が笑顔で出迎え、皆で食事をして・・・
そんな何処にでもある様な家庭だった,,,。
しかし、俺が12歳の時、突然悲劇が訪れた
「お父さん達はファミリアの遠征で暫く帰ってこられなくなるんだ。」
「それってどの位長いの?小町あんまり長いと寂しいな,,,。でもお兄ちゃんが居るから大丈夫かな!あ、今の小町的にポイント高い!」
「一週間もすれば帰ってこられると思うから、それまで八幡頼んだぞ。」
「,,,分かった。」
それから5日後に両親の所属していたファミリアの人達が凶報を知らせる。
深層での、階層主とエンカウント。
結論から言えば全滅。
勿論、そのエンカウントしたパーティーに両親は参加しており、呆気なく死んだわけだ。
「悪い、小町。お父さん達が帰ってくるのはもっと先になりそうだ。」
そんな嘘をつく事しかできなかった。
それからというもの
親戚の家に引き取られ肩身の狭い毎日を過ごした。
小町も大人になるにつれて両親がどうなってしまったのかを悟ったらしい。
「お兄ちゃん。今まで独りで背負わせてごめんね。小町はお兄ちゃんが居るから、もう寂しくないよ!あ、今の小町的にポイント高い!」
俺はその時、初めて妹の前で涙を流した。
「ごめんな、小町。」
「いいんだよ。ごみぃちゃんはごみぃちゃんなんだからさ。でも今は,,,今だけはダメな妹で居よっかな,,,」
あれから1年が過ぎ、14歳になった俺は小町を連れて家を出ることにした。
自分の過去と決別し、新しく,,,ゼロからスタートさせたかったからだ。
これ以上迷惑かけるわけにはいかない。
そう言い張り、親戚には半ば喧嘩と言う形で
家を飛び出して来てしまった。
不安そうな小町を見やり頭を撫でながら、大丈夫だと言ってやると安心したかのように笑顔を見せる。
さて、これからどうしたものか。
そんなこんなでオラリオの中心部に来てしまった。
すげぇここ、なんでこんなに人てごった返してるの?東京なの?
ん?東京ってどこ?ハチマンシラナイ,,,
まぁそんなことはいい。まずはあの高い塔にでも行ってみるか,,,。
暫く歩いていると、どこの誰だか知らないロリ巨乳が声をかけてきた。
「ねぇねぇ君たち!」
「はい?なんですか?あ、アイドルのスカウトとかですか?今はそう言う事している暇は無いので無理ですごめんなさい。」
どっかで聞いたことのある言い回しだな。
「この格好でスカウトなんてまず無理だろう!?じゃなくて、君に聞きたいことがあるんだ!」
「,,,,,,なんですか」
「そうあからさまに嫌そうな顔をするなよ!」
そういって彼女は咳払いをしこう言った。
「迷宮に興味は無いかい?」
「ちょっとハチ君。回想の方が長くないかい?」
「はいはい、メタ発言乙。そういえば小町はまだ寝てるんですか」
「そりゃうちのファミリアの看板娘は朝から晩まで大変だからね!お疲れのようだ!」
可愛いのは認める。
可愛すぎて告白してフラれるまである。
実の妹に告白する兄ってどうなの,,,てかフラれるんだ,,,
あらやだ目から変な汗が,,,。
だがしかし看板娘とは言ってもホームの掃除、炊事、洗濯位だろ。まぁそれでも立派なお仕事だから許しちゃうけど。小町はファミリアに加入してから、だいぶ明るくなった。これは兄としてとても喜ばしいことだ。だが、ファミリアの一員として雑用だけで良いのかと、考えてしまう時もある。
「神様、少しいいですか?小町のことなんですけど」
神様は相談事だと聞くといつもとは打って変わって
真面目に受け答えしてくれる。本当、別人みたいだわ。
「とりあえず座りなよ!ハチ君!」
そう促されたので、神様の向かって正面に座り目を合わせる。目を合わせてもキョドらない人って神様くらいだよ?あ、神様って人なのかな?ここはタブーですね。
「ファミリアに加入させてもらったのはとても有難い事なのですが、小町は今後・・・冒険者にならざるを得ないのでしょうか?その、ファミリアとしてはどうなんですか?」
そう言うと優しく微笑んで、なんだそんなことか。と空気が抜けたかのように、ぐでーっとする。ほんとさっきの関心を返せよ。
「別にファミリアに加入したからといって、冒険者にならなきゃいけない掟なんてないよ。確かに僕らのファミリアは冒険者が、主な収入源になるだろう?だからと言って入ってくれる子供達皆を冒険者にしてやろうだなんてことは考えない。要は本人次第さ、小町ちゃんは今は満足しているかもしれない。でもいつか、ファミリアの役に立ちたいって考えが生まれるだろう?その時は僕が小町ちゃんのために、小町ちゃんにしか出来ない事を提供してあげるまでさ!子供達、1人ひとりが、その長所を生かしたことをする。僕はそういう暖かいファミリアにしたいな。」
と、凄くありがたい言葉を聞かせてくれた。ファミリアとしては、強制はしないらしい。だがやりたい事、例えば小町が冒険者になりたいと言い出せば、否定せずにやらせるという事だ。兄として妹が冒険者になりたいと言い出したら、止めるべきなのだろうか?俺個人としては止めたい。妹に何かあったことを想像しただけでも泣きそうだ。ダメ。ゼッタイ。
「俺は、冒険者だけはやらせたくありません。お願いです。もし、冒険者になりたいと言い出したら、止めてくれませんか」
「君は妹思いのいいお兄さんだね。やらせたくない理由は僕にもわかる。そして小町ちゃんにはやらせたく無いと思っていたところだ。そして小町ちゃんに冒険者は似合わないしね!」
なんて笑いながら言ってくれる。とりあえず一安心だな、小町が危険な職業に就かなくて済む。やべ、安心したら眠くなってきちまった。早く行かないと、担当者に挨拶出来なくなるな
「まぁ小町のことはなるべく早めに起こしてやってください。」
「分かったぜハチ君!」
いちいち声のトーンや表情などがコロコロ変わる神様は何処か小町に似ている。
あれ俺大丈夫かな。恋なのかな?
「神様は今日もじゃが丸ですか?」
「ん、まぁそんなとこだね!午後はヘファイストスと、会う予定だけど,,,何か用でもあるのかい?」
「いえ。聞いただけです。」
「そうかい!おっともうこんな時間だ!君はもう出た方がいいんじゃないか?」
「そうですね,,,,,,がんばってみるか」
「ん?なんか言ったかい?」
「いえ。何にも。それじゃあ行ってきますね神様。」
「おう!気をつけて行ってきたまえ!」
神様の応援も貰ったことだし張り切っていきますかね。
その前に、扉の前で立ち止まり、目を閉じる。
決して腐ってるからとかじゃないよ?
「・・・よし」
そして比企谷八幡はある決心を胸に
ホームの扉を開けた
結局比企谷八幡とか使わなくても
オリ主で行けたんじゃね?
感が半端じゃないです。(笑)
とりあえずここまで読んでくださって有難うございます。
感想書いていただけると嬉しいです!
お願いいたします!
ありがとうございました!!