やはり俺がダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:しろねまる。

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みなさんこんにちは!



お久しぶりですw


第4話

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ベルは、朝早くからダンジョンに潜っているわけだが

 この物語の主人・・・っとメタ発言乙っと。

 

 俺、比企谷八幡は午前中、惰眠を貪ることに勤しんでいたわけで、これからベルと合流することになっているわけだ。何も朝から晩までダンジョンに潜るなんてそんなめんどくさいことしてられるかよ。どこの国のサラリー・・・サラリ?ピロリ?何言おうとしたんだっけ

 それはさておき、いざ起きてみれば案の定誰もいないわけですよ、そりゃ分かりきってたことだけどさぁ。

 行く時に声かけてくれればいんじゃね??八幡悲しい。

 

 急いで合流すべく身支度を整えホームを後にする、すれ違う人みな活気溢れる商売人、冒険者や子連れの親子ばかりだ。人酔いしそうなくらいゴミゴミしたメインストリートを抜け いつもの広場で"ベル達"を見つける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・んで?この小さい女の子はどしたの、なに、ロリコンだったの?」

 

 

 かなり大きいリュックを背負っている少女は顔を伏せたままこちらに目もくれようとしない。気のせいかもしれないが、舌打ちしたように聞こえた、なんか嫌われてね??

 

 

「ちっ、ちがうよ八幡!この子は今朝出会って、しばらくサポーターとしてパーティーに加わって貰うことになったんだ!名前は「ベル様!!」」

 

 

 と、遮るように少女がベルの名前を呼ぶ

 

「そろそろダンジョンに潜らないと帰る頃には真っ暗闇になってしまいますよ!」

 

 どこか慌てているようにも見えたが、フードを深く被っているせいで表情からは読み取れなかった。

 どことなく違和感を覚えた俺だが、気のせいだろうと感じたそれを流した

 

「それじゃ行くか」

 

 

 そうして出来上がった即席デコボコパーティーで今日の収入面の事を考えながら人だかりから逃れるようにして広場を後にする。

 

バベルの塔内部で、声を荒らげて何か言ってる奴が複数名

なにを言ってるかと思えば例のサポーター事件のことだ

 

「あの糞パルゥムめ・・・!!追い詰めたんだけどよ、変な冒険者に邪魔されてなぁ・・・!!くそっ・・・」

 

「俺もこの間稼いだもの全部持ってかれた・・・!!」

 

「お前もか!?俺も・・・」

 

 

被害者の集団が出来上がってるみたいだ。最近増えているな。それに、この間のパルゥムの少女と追いかけていた冒険者の件も無関係では無いだろうだが、あの少女がもし犯人だとしたら、何故ここまで被害が出ているのに捕まらないのかってとこだな。案外変装の達人だったりして。まぁこの件については少し探ってみる必要がありそうだな

 

 

「早く行くぞお前ら、ああいうの見てると目が腐るぞ」

 

「八幡・・・^^;」

 

なにか同情じみた視線を感じたが、それはスルーしといて

早くダンジョンにいこうよ。始まらないよ。

 

 

「じゃ僕らも行こうか!!」

 

我らがパーティーリーダーことベル・クラネルは、今日も張り切ってます。

 

 

_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

 

 

 

 

 

 

 

 

ギァァァァ!!

 

 

日を追うごとに俊敏さが増してやがるなあいつ。

 

 

「なんて成長速度してやがんだよっ・・・!!」

 

 

雑魚モンスターの攻撃を躱し身体を捻らせながらの斬撃

背中からのカウンターを受けたゴブリンはあっけなく跪き倒れる。あはれなり。

 

 

 

ここ最近になってようやくモンスターの挙動に目が追いつくようになったが俺だが、ナイフの切れ味悪くね??

そんなに切れてなくね??

俺のステイタスにも問題はあるのだがそれ以上にナイフによる致命傷が与えられないのは明らかだ。さらにナイフの立ち回り方にも違和感を覚えるようになってきた。間合いの取りかた、詰め方、これらを振り返る時、ナイフではなくリーチの長いものの方が良いのではないかと。

 

そんなことを考えながら、さて、即席のデコボコパーティーで、3層までやってきた訳だが、サポーターがなかなか使えるわけで、いつもの石拾いやその他もろもろをテキパキとやってくれるわけです。

 

まぁナイフ2人って時点でバランスが悪いのは目に見えてたんですがね。

 

かれこれ3時間はナイフを振るい続けているが、流石はダンジョン。次から次へと産み落としやがる

 

「はぁぁっ・・・!!」

 

 

俺も負けじとナイフを振るい続けているが流石に疲れた。

手が震え始めているのがわかる。これ以上は握力が持たないな

 

「なぁベル、そろそろ終わりにしねぇかっ・・・!」

 

帰る相談をしつつエンカウントしてしまったゴブリンを裂く

 

ギァァァァ!!

 

この情けない声は何度聞いても笑いそうになるww

 

 

「僕もそろそろ体力的にマズイからこれ片付けたら帰ろうか!」

 

 

「そこの少女はそれでいいのか?」

 

俺らの判断だけで帰るわけにはいかないので、一応聞いてみた。

 

「・・・はい。それで構いませんよ」

 

とフードを深く被っている少女は頷く。

少女も同意した事だし帰りますかね

 

「ベル、こっちは片付いたぞ!そっちは!?」

 

「うん大丈夫!こっちも片付いたよ!」

 

帰り道でも何度かモンスターとエンカウントしたのだが

残り少ない体力を温存しつつダンジョンを離脱したわけです

 

 

 

 

 

 

換金云々はベルに任せて、バベルの塔を後にする。

今朝の被害者の集団といい、この間のパルゥムの少女といい。この件について少し情報収集する必要があるからだ

俺らダンジョンにもぐり始めてまだ日が浅い者にとって知らないという事ほど怖いものはない。増してや狙われているのが冒険者と来ている。ベルに関しては特別なナイフまで持ってやがるからな。用心することに越したことは無い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かお探しですかね。例えば、最近起きてるサポーター事件とか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

突然背後から話しかけられたことに危機感を覚え咄嗟に距離をとる。人通りの少ない路地裏。仮にも俺は冒険者だ。気配をかんじさせずに背後に迫った相手を警戒せざるを得ない。

 

 

「何者だ」

 

 

 

謎の人物に問いかける。不気味な笑い声を漏らしながら

そいつはフード取る

 

「なぁに怪しいものではない。お前が何かを探しているように見えたものだからな」

 

 

「私は沙希。川崎沙希だ。秘密裏に情報屋をやってる者だ。最近、白髪の少年と一緒に行動しているな、私は白髪の少年に興味があってな。少しお前らに干渉したいとも思っていたとこだ。丁度いい」

 

 

勝手に話を進められているが、一応敵ではないようだ。

そして、怪しいものではないと言う前に登場の仕方、フードを深く被るということは辞めた方がいいぞ。

怪しすぎる。

 

「俺が、何かしらの情報が欲しいとは誰にも言ってないはずなんだがな」

 

「いちいち細かいところで争うつもりは無い。今日は挨拶程度だ。もし情報が欲しければ明日"豊饒の女主人"という店の1番奥の席で待っている。」

 

そう言い、踵を返す。謎だ。そもそも何故川崎沙希という人物はこのタイミングで俺に接触してきたのだろうか。

まぁ最近はキョロキョロしていたかも知れないが・・・

情報を集めると言ったが、具体的な策は無い。

明日、行ってみるのもありなのかもしれないな。

 

終わり際に疲れがどっと溜まったような気がする

早く帰ろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームに戻りソファーに寝そべる。

最近起こった出来事を整理してみることにする。

まずは冒険者をターゲットにした略奪に近い行為。

これは1人、または複数の犯人が関わっていると考えていたのだが、今日でその可能性はなくなった。

バベルの塔で話されていた内容によると、パルゥムの少女。恐らく単独による犯行だと推測される。

直接聞いた訳では無いのだが、聞いた限りではって所だな。

 

それよりも川崎沙希という謎の女だ。情報屋だと名乗ってはいたが、正直怪しい。怪しすぎる。

明日、『豊饒の女主人』で待っていると言われたが

正直行きたくない。でも行かないと後々怖そうだから なんか行かなきゃいけない流れだよね。うん。行こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・い・・・ん!」

 

 

 

「おに・・・ゃん!」

 

 

「おにいちゃん!!!!」

 

 

 

「ファッ!?」

 

目を覚ますと皆帰ってきていて夕食の準備をしていた。

考え事をしていて、そのまま眠ってしまったらしい。

 

「ファッ!?じゃないよお兄ちゃん!帰ってきたら寝てるしさ!まず、妹が家にいないって時点で疑問に思うべきなんじゃないの!?ねぇ!!!!」

今日は妹がヒステリックすぎて付いていけない・・・^^;

 

「まてまて、じゃあ質問させてもらうが、我が妹よ。どこで何をしていた」

 

「そりゃもちろん。神様とバイトだよっ!」

 

 

 

なんで、神様とバイトなんかしてんだよ。いつからじゃが丸売ってたんだよ。

 

「そんなことはどうでもいい!もう夕飯ができるよ!!」

 

「自分から質問させといて、どうでもいいってのは無いんじゃないですかね。小町さんよ。」

 

いつものように妹との会話をするわけだが、どうも最近ポイントが貯まらない。小町ポイント制度はどこへ…。

 

 

 

 

 

 

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

 

 

 

 

 

チリン

 

 

ふふっ。面白そうなお方を見つけました。

 

 

 

 

どこかもわからないような暗闇の中、水晶に映る何かを見つめ少女は呟く。赤い着物を身にまとい背丈は八幡の腰ほどしかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡か…。期待しているぞ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








次回は八幡に何かが起きる…!?



のかも知れません(笑)




最後まで読んで下さりありがとうございました!!

次回もよろしくです!!





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