「秀人君はあの時失血性ショック死したの、無理もないわね、下半身殆ど潰れてたし、右足は結局見つからなかったからね、ただ脳だけはまだ使えたのよ、救助も早かったからね、あと使える臓器とかを使ってGIFTが再生させたの…彼の身体の殆どは機械よ」
恵梨香はそう言うと秀人の身体に触った
「香澄さんに頼みたいのは彼とチームを組んで欲しいの」
「チーム?」
「そう、全災害対応コンバットスーツシステム、ここでは「仮面ライダーシステム」と呼んでいるわ」
恵梨香はそう言うとドアを開けた
そこは研究室の中でも特殊だった、ガラスの向こうでは数人の研究員が1つのロボット…いや、鎧みたいなモノをかこんでいた
「RS01、ここでは「タイプ01」と呼ばれているわ、これが秀人君が着るスーツよ」
成る程言われてみれば幼い頃男の子達が夢中になっていた「仮面ライダー」に似ていた
「香澄さんには秀人君のバックアップをお願いしたいの」
恵梨香が歩き始めた
次に着いたのはガレージだった、目の前には銀色のワンボックスカーが停まっており、中には所狭しと機械やモニターが配置されていた
「これが香澄さんの乗る移動指令基地「ベースカー」よ」
香澄は半分も状況が飲み込めてなかったが、今更立場上断れない事はわかった
「当面は私も同乗してサポートするし02…もう一体仮面ライダーはあるから心配しないで」
恵梨香に言われなくても1年前事故から救出して貰い、今も学費を全額出して貰っている身の上で拒否なんて出来るわけがなかった
「オートバイの二人乗りなんて初めてした」
研究所からの帰り道、香澄と秀人は街中のコーヒースタンドに居た
「さっきは途中までしか言えなかったけど、あの時はありがとう」
「お礼なんて…私…何も出来なかったし…」
「いや、嬉しかったよ、一人で死ぬんじゃないんだって思えたから」
「だとしたら嬉しい」
香澄は力なく笑った
「悔しくて…誰かたすけたくて看護師になったのにあの時何も出来なくて…だから私医学部に入ったの…」
「噂は聞いてたよ…と言っても目覚めてまだ半年位だけど…」
「GIFT様々なんだけどね、バイトまで斡旋してもらっちゃって」
「まだシステムは調整が必要だし、本格的に稼働するには時間があるんだけどね」
秀人は笑った
しかしRS01の完成を災害は待ってくれはしなかった
「無理です、まだベースカーも、RSスーツも完成してないのに」
「「ギルティーズ」と戦う訳じゃないんだ、今の完成度で火災現場での活動は可能だろ」
「フェイズ1での運用には不安要素が…」
「とにかく出撃したまえ」
上司を睨むと恵梨香は部屋から出た「当面は私も同乗してサポートするし02…もう一体仮面ライダーはあるから心配しないで」
恵梨香に言われなくても1年前事故から救出して貰い、今も学費を全額出して貰っている身の上で拒否なんて出来るわけがなかった
「オートバイの二人乗りなんて初めてした」
研究所からの帰り道、香澄と秀人は街中のコーヒースタンドに居た
「さっきは途中までしか言えなかったけど、あの時はありがとう」
「お礼なんて…私…何も出来なかったし…」
「いや、嬉しかったよ、一人で死ぬんじゃないんだって思えたから」
「だとしたら嬉しい」
香澄は力なく笑った
「悔しくて…誰かたすけたくて看護師になったのにあの時何も出来なくて…だから私医学部に入ったの…」
「噂は聞いてたよ…と言っても目覚めてまだ半年位だけど…」
「GIFT様々なんだけどね、バイトまで斡旋してもらっちゃって」
「まだシステムは調整が必要だし、本格的に稼働するには時間があるんだけどね」
秀人は笑った
しかしRS01の完成を災害は待ってくれはしなかった
「無理です、まだベースカーも、RSスーツも完成してないのに」
「「ギルティーズ」と戦う訳じゃないんだ、今の完成