転生者で世界を救ったけどヒロインとか要りませんから 作:メンヘラのかけソバ
時間がある。昼寝しても問題ない!ゲームにパソコンを弄る時間もある!
ウェヒャヒャヒャ!!(狂喜
序盤だけやって放置してた龍0とか開けてすらいないFEifとか積みゲーやり放題だぜ!
そして最近の悩み。
かけソバ?誰それ?って感じなのに、ホモの人であぁ、と納得されるんだがどうしたら良いの?
重々しい鐘の音が響く。荘厳な音色は天井の高い室内に反響した。
しかし鳴り終わったにも関わらず、その響きは頭の中に残っている。
なんだかボーッとしてる。俺、今なにしてるんだっけ?
正面の壁には丁度光が差し込み、七色に輝くステンドグラスが嵌められており、目の前には燭台の様な物と、某国民的RPGのド○クエとかで見た神父服を着た禿げた爺さんがいる。
続いて左右に首を振るとやたらと豪華なシャンデリアが吊られていた。オレンジ色の灯りに照らされた白い室内は何処となく浮世離れしたモノに感じる。
最後に振り返る。まず目についたのは大きな扉。両開きになるであろう、それは前世の友人の結婚式に出席した時、見たそれと似ている気がする。
次いで、これまた豪華な装飾の施されたカーペット。左右に設置された椅子の中央に敷かれ、俺が立っている場所まで続いている。
ここどこ?
最近こんな事ばっかりで慣れてきた自分が怖い。
やはり答えの出ない問いをため息と共に吐き出す。
どうしようもない状況なのに落ち着きはらっている自分に嫌気が差し、ガシガシと頭を掻く。
あれ?何この服。見た事ない……こんなの持ってたか?
腕を持ち上げた事で漸く気づいたが、白い。ただ白い。
ワイシャツとベストにネクタイ、パンツもジャケットみたいなのも全て。
というかこれジャケットじゃない。一度だけ着たがこれタキシードだ。しかも裾のやたらと長いヤツ。たしか……フロックコートとかいう…。
なんでこんな物を着ているんだ?こんなに白い服装じゃまるで……まるで…。
………ああ、そうだった。
なんで忘れてんだよ。頭、大丈夫か俺。
もう一度、後ろを見る。
見知った連中が椅子に座っている。でもあの3人はいない。本当ならば来て欲しかったが、やはりそれは酷というモノ、分かっている。でも大切な友人だ。出来るなら祝って欲しくはあった。
誰一人として口を開く事はない。主役が足りないのだ。あと1人、ここにはいない彼女を皆が待っている。
そう時間はかからない、もうすぐだろう。
しばらくして、扉が開いた。
目に映るのはまたも白。
ドレスとしての造りはシンプルなモノで、ヴェールには淡い青のローズコサージュがあしらわれている。
飾らない純白が彼女の艶やかな漆黒を一層際立たせた。
息が止まる。
表現のしようのない美しさに俺は魅入られた。いくつか褒め言葉のようなモノは考えていた。だがしかし、そんなものは彼女の姿を前に吹き飛んでしまった。
ゆっくりとヴァージンロードを歩く。長い裾を引き摺っているがゆえか、少し歩きにくそうにも見える。
長いような短いような時間が過ぎていった。出来れば一生に一度でありたい大切な儀式だ。感慨深いモノもある所為かもしれない。
やがてノワールは俺の隣へと辿り着く。
「とても……とても綺麗だ、ノワール」
一言。稚拙としか言いようのない賛美にノワールは少し恥ずかしそうに頬を染めた。
「あ、ありがとう…」
神父の翁が言葉を紡ぎ始めた。
それは結婚というものについて。長々とした説教がもどかしいと感じる。
「阿部鏡夜さん、あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」
ようやくか。俺は万感の決意とともに告げる。
「誓おう」
「ノワールさん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」
「誓います」
「鏡夜さん、あなたはこの指輪をノワールさんに対するあなたの愛のしるしとして彼女に与えますか」
「ああ、与える」
「ノワールさん、あなたはこの指輪を鏡夜さんのあなたに対する愛のしるし…………」
…………待てよ?
なんで俺は結婚式をしてるんだ?
しかもどうして相手がノワールなの?
違う、絶対違う。
なんかさっき納得してたけど、そんな訳ねぇじゃん。
「………やさん、鏡夜さん」
「ん?あ、ああ」
「指輪の交換をしてください」
指輪の交換?いや俺は指輪なんて持ってないし、結婚する気もないんだけど?!
………て、なんで指輪があるんだよ。
いや、そりゃ結婚式やってんだから身に覚えがなくとも持ってるだろうけどさ。
なんか、違うよね、おかしいよね。
神父が早くしろと言う視線を送ってくる。
意外に鋭いその目つきに脅され、咄嗟にノワールの左手の薬指へと指輪を通してしまった。
次いでノワールが俺の左手の薬指に指輪を通した。その後、俺の顔を見つめ、はにかむ。
「私…幸せよ」
「ずっと夢だったの、これが」
視線を鋭くしていた神父も満足気に頷き、最後の言葉を発した。
「では、誓いのキスを」
あれ、なんか身体が勝手に動くんだけど?!
ちょっ、待って。それはマズイって!もう後戻り出来ないって!結婚式挙げてる時点で戻れないけれども!
ヴェールを外し、ノワールと向かい合う。身長の差から少しノワールが背伸びをして、俺が屈んだ。
「愛してるわ、鏡夜」
段々とノワールの端正な顔が近づいてくる。頬を紅く染め、幸せそうな微笑みを浮かべる姿に、ホモの俺まで顔が熱くなる。
ダメだって!ダメだって!
そうして唇が触れるか、触れないか。
「ダメだってェェェェエ!!!」
バッ!という擬音が聞こえそうな勢いで、飛び起きた。
そこは式場などではなく見慣れた自室。
「……ハァ、なんだ、夢かぁ」
こんだけ長々とやっといて夢オチという若干詐欺感のある1話でした。
執筆にかかった時間 約2時間。
(こんなにも短いのにね、駄文なのにね。ギャグ要素もホモ要素もないのに。
Re:Birth3の捜索にかかった時間 約1時間。
(ついでに部屋の片付けをした。綺麗になった部屋は気持ちが良いよね。
ねぷにけーしょんの分析にかかった時間 約30分。
(ネプとの誓いを繰り返し見る事、30回以上……頭がおかしくなりそう。ただでさえ汚染されてるのにさらに進んだ。もう俺は現実を生きられないかもしれない。この世とおさらばしたら、画面の向こうに行けないかなぁ(錯乱
その他の資料を漁るのにかかった時間 約30分。
(なにぶんまだ学生なので、そういう事は分からないのよ。
時間があるって素晴らしい!(確信
ちなみにノワールのドレスはどっかのVⅡの特典を参考にした。
ヤンデレぷるるんを書いてみた。そこそこ出来た気がするけど全く面白くない。文がとかじゃないんだけど……自分で書いた小説って面白くもなんともなくない?これは一つの真理だと思う。
ということで私は誰かが書いてくれると信じて待つ。