転生者で世界を救ったけどヒロインとか要りませんから 作:メンヘラのかけソバ
でも、許せ。
私はもう死にそうだ。
俺は最近考えていた事がある。
ずっとホモっぽい事をしていない。
ヤンデレに絡まれた所為だ。
あとネプテューヌが鬱陶しい。
どうにかせねば……
ホモっぽい事、ホモっぽい事、ホモっぽい事、ホモっぽい事、ホモっぽい事……
またベールとホモゲをやるか?
だが、アレは賛否両論あるしなぁ。
なら兄弟を襲うか?
いやもっと、ダメだろ。レーティングぶっちぎりだわ。
俺のホモビコレクションでも紹介すれば良いのだろうか?
果たしてそれはどれだけの需要があるのか。おそらく皆無だろう。
しかしだ、今はこんな考えもしているヒマもないじゃないか。
「あ、ちょっとラムちゃん、モノを人に投げちゃいけません!」
「ほらほら、ロムちゃんもやろう!せーの、本・ファンネル!」
「…本・ファンネル!」
ダジャレと共に迫る二つの
割とシャレにならないヤツだぞ。いや、なってるけれども。
「あっぶねッ!おい、二人とも……っていねぇ!?」
先ほどまで目の前にいた2人が消えた。
キョロキョロと辺りを見回すと少し離れた廊下を駆ける2人が見つかった。
「鬼さんこちら!ここまでおいでー」
ベーッと下を出しこちらを挑発するのは言わずもがなロングの妹、ラム。
「鬼ごっこ、楽しい(わくわく)」
ラムの隣でニコニコしているのはショートの妹、ロム。
大人しい彼女だが、どうにもラムちゃんと一緒だと危なかっしい。
「そうか、鬼ごっこか。俺は強いぞ?それに手加減だってしない。捕まえたら俺の心の傷が癒えるまで抱きしめてやるからなッ!」
脱兎の如く地を蹴る。
ロムラムに瞬く間に肉薄する……
…ハズだったが、そうはならなかった。
ベキッというイヤな音が足元から聞こえる。
恐る恐るそこに目をやると当然の様に床を貫き、刺さっている自分の足。
冷や汗が止まらない。俺はとんでもない事をしてしまったんじゃないだろうか?
冷静に考えてみて欲しい。そもそもこの男は踵落としで地を砕くのだ。そんな脚力で床を全力で蹴ればどうなるかは火を見るより明らかだ。
「……ヤバ…」
段々と床に入ったヒビが大きくなっていく。
ミシミシと建物そのものが悲鳴を上げているかのようだ。
そして案の定、床が抜けた。
「どーしてこーなるんだよぉおお!!!」
自分の所為だってのは分かってる。
大天使の様な2人に邪な感情を抱いた報いなのかもしれない。
だとしたって、天罰が早すぎじゃない?だってまだ触れてもいないのよ?ちょっとくらい良いじゃないか。病んだ自称妻と肉食なアホの影に怯えて過ごす俺に対するなにかはないの?ロムちゃんとラムちゃんの可愛さに癒して貰いたいっていう俺の小さな望みすらも叶えてくれないの?
ねぇ、神様答えてよ。
ーー答えてやらない事もないぞ?
やけにゆっくりとした時間が流れ、地に墜ちていく俺にそんな声が聞こえた。
全ての元凶の登場フラグ。