転生者で世界を救ったけどヒロインとか要りませんから   作:メンヘラのかけソバ

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えー、投稿が遅れて申し訳ありません。
突如、レポートの課題を出され、それの作成に追われていました。教授ェ
そしてご連絡。来週は更新が出来ない可能性が高いです。なんとテストですよ。小中高ときましたが教育機関である限りテストはあるのですね(泣)
というわけで隙を見て投稿出来たらしたいですが、難しいでしょうね。

※追記
なんかいつの間にか(評価バーが)赤くなっとる……。適当に書き始めた一発ネタなのに(驚愕。


ネプテューヌが(ry その1.5

 

 

 

ネプテューヌが鏡夜をノンケに戻そうとしている最中 その1.5

 

具体的には鏡夜の一人語り。この世界を見て、かつての世界を思い出す話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プラネテューヌって文明レベル高すぎるよね。

だって他の三国を見てみなよ。鋼鉄島と中世っぽい所と雪まみれのやたらカラフルな国だよ?なんで?

 

プラネテューヌだけ明らかに時代が違うもの。未来だよ。SFだよ。

 

どこ見ても神代の神秘なんて欠片もないわ。ルウィーなんかは魔法が盛んなんだぞ。なのにプラネテューヌには魔法の「ま」の字もないのはどうしてさ。

 

俺はプラネテューヌ出身の魔術師みたいなのは見たこと無いぞ。皆揃って物理特化のアタッカーばかりじゃないか。人の事は言えないが。

 

きっと女神がレベルを上げて物理で殴ればどうにかなるって考えてるからいけないんだ。そんなんだから皆が真似するんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

………………。

 

 

 

 

…ただプラネテューヌの街の……文明の灯り、とりわけ夜景は悪くない。暗い闇を照らす光は確かな暖かさと頼もしさを感じさせてくれる。そこに存在する営みを伝えてくれる。

 

 

そして空。煌めく月と星々の輝きは地上に降り注ぐ。俺がかつて居た現代日本では排気ガスに汚れた空と眩しすぎる明かりが遮っていた。だが、プラネテューヌではそんな事はない。空は澄み渡り、街の光も激しいものではなく穏やかだ。

 

優しい灯り、少し洒落て原初の灯りとでも言おうか。月と星。かつて古を生きた人達にとって暗い夜は恐るべきものであったはずだ。人間は夜目が効かない。そんな中、夜を照らす光はどれほどの意味を持ったか。それは伝承の神話に綴られる様にとても崇拝されたのだろうか。

 

 

俺はそんな人の生きる証明である文明の灯りと自然の力を示す星空の混ざり合う境界が好きだ。

 

人と自然。どちらも欠ける訳にはいかないもの。敵対関係であるが共存関係でもある。それらの真の交わりは目に見るのは難しいと思う。

けれど俺の好きな境界ははっきりと目で見る事が出来る。

それが何?と言われればどうしようもないが、俺は境界の混沌に魅入られたのだ。

 

 

 

しかし、プラネテューヌの中からでは見る事は出来ない。生憎、ビルの乱立するプラネテューヌでは空の境界など曖昧なのだ。

だから、少し離れた自然公園…バーチャフォレストにある小高い丘の上から眺める。

 

 

そこから見えるモノには、えも言われぬ美しさと力強さがある。

この景色を見る度に俺はこの世界があらゆる意味で生きていると思えるのだ。

 

 

それは俺の真の故郷では失われた何か。

それは金だ、なんだで毎日を忙しなく過ごす人々が忘れてしまった、余裕の様なモノ。

それは殺風景な現実を前に荒んでしまった人の情緒なのかもしれない。

 

 

 

 

この世界とあの世界。一体何が違うのだろうか?

 

統治体制?生態系?もしくは大陸の構造?女神やモンスターなどという超常の存在か?

 

 

いや、違う。もっと根本的な何かが異なっているのだろう。それが何かなんて検討もつかない。けど、それが正しいのだろう。

知ってしまえばきっとズレが生じる。いつかは取り返しのつかない歪みになるかもしれない。

 

 

 

どちらにせよ、俺は今この世界に生きている。その事実だけで十分だ。

 

 

 

 

「あ!キョーヤってばやっぱり此処に居たんだ!」

 

はぁ。折角、センチメンタルな気分で考え事していたのに。

全くウチの女神様は自由なこった。

 

俺は声のした背後を振り返る。

 

「悪いな、探したか?」

 

「うぅん。どうせ此処にいるんだろうな、って思ってたから探してないよ」

 

「そりゃ良かった」

 

……………。

 

「時々此処の景色が無性に見たくなるんだ」

 

振り向いた首を戻し、街を見る。

 

街は変わらず輝いている。女神と同じく紫の光を放ちながら。

 

 

「……この景色もお前が女神だからなのかもしれないな」

 

再びネプテューヌに目を向ける。どうしてか少し頬が緩んだ。

 

「え?」

 

「なんでもないさ。さぁ、行こう。少し冷えてきた」

 

 

 

そう、俺は今を生きているんだ。過去を忘れる事は良くないけど、見過ぎても前に進めない。

だが、かつての自分との決別など出来ない。生きる世界が違えど俺なのだ。どうして別れる事が出来ようか。

しかし少なくとも前は見なければならない。今の俺には大切な仲間たちがいる。ならそいつらの為にも立ち止まる暇はない。

 

 

 

俺はネプテューヌの頭をなんとなしに撫でてみた。

 

「キョーヤ、くすぐったいよ」

 

少し気恥ずかしそうにネプテューヌは目を細める。

 

温かい。そう思った。

 




あれれぇ?シリアルを書きたかったのになんか違う。


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