転生者で世界を救ったけどヒロインとか要りませんから   作:メンヘラのかけソバ

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ライフはもう0よ

 

 

 

きょうや・いん・らすていしょん

 

 

 

 

もう無理。

なんか俺が想像してたのとちゃう。

転生って嬉しいものじゃなかったの?そりゃ、もう一度生まれたんだから嬉しいけど、思ってたのとちゃう。

 

 

もっと男達に囲まれたホモホモしい楽園を想像してたのに、何なんこれ?

周り美少女しかいないんだけど、新手のイジメ?(震え声

 

巨乳好きの兄弟(兄はホモの気が?)とガナッシュぐらいしかいないよ?後は射程圏外のイヴォさんとかだよ?

 

可笑しいよね、俺は漢がひしめく桃源郷に行きたかったんだぞ。

神様め、俺の意見を参考にすらしてねぇだろ(憤怒。

 

 

 

 

もっかい言う、無理。俺のライフはもうゼロよ。

 

 

 

癒しが欲しいよ。俺の心労を消し飛ばしてくれるようなの。プロレス雑誌とホモビじゃ俺はもうやってけない。

 

 

アロマセラピーとかアニマルセラピーを要求する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というわけで来ました、ラステイション。

 

友達に愚痴を聞いてもらう為という名目でね。

 

 

 

 

実際はノワールをイジメに行くのさ。

 

 

 

 

ノワールはイジメると顔真っ赤にして反論してきてね、嗜虐心をそそるんだ。

 

 

そんな姿は可愛い。且つ、とても微笑ましい。

 

 

断言できる、俺はホモだが可愛いと思うもん。

 

和むというか、安らぐというか、絶対に癒し効果がある(確信。

 

 

なので Let's go !

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着しました、教会。

まぁ、顔パスだよね。気前よくノワールの執務室まで案内してくれたよ。

 

 

 

 

少し扉を開けて、中を覗き込むと……

 

「…………。…ここのところ、ずーっと仕事ばかりしてるわよね、私」

 

うわぁ、なんかボヤいてる……。

 

「ほんと、何してるのかしら。ネプテューヌ達とも全然会ってないし、それに鏡夜にだって………」

 

……哀しい。なんか哀愁漂ってるよ。人間寂しいと独り言が多くなるんだね。

 

俺はここに居るけど、面白そうだからもうちょっと見てよ。

 

 

「最後に鏡夜と会ったのなんて、18日と21時間39分くらい前なのに……」

 

………………。

うん、何モ聞イテナイヨ?

 

「…間が空くとなんだか会いづらくなるのよね……」

 

確かに間が空くと話しづらいよな。ノワールってば真面目だからそういう所に気をまわし過ぎるし。

 

「こんなので友達って言えるのかしら……そもそも鏡夜はまだ私のこと友達って思ってくれてるかしら…?」

 

今にも泣きそうな声音で言葉を紡ぐノワール。

 

なんか胸が痛むんだが。

ノワールが腫れ物のように痛々しい。触れるのを躊躇うレベルな件について。

 

 

「鏡夜の側には、いっつもネプテューヌとかベールがいるんだし、もう私のことなんて忘れてるかも……」

 

なんか悪いことした気分になるんだが、俺なんかした?ねぇ悪いことしたかな?

 

「…私の、私の鏡夜なのに……私の友達なのに…」

 

 

……………。

 

 

……もう無理だわ。聞いてないフリとか出来ねぇよ。

 

さっきからノワールから黒いオーラが溢れてるんだけど、どうしたら?どうしたら良い?!(錯乱

 

 

「あ、あの〜ノワールさん?」

 

「ぇ?ふぇ?な、え?!きょ、鏡夜!?」

 

突然声をかけた所為か、あたふたするノワール。

 

キョドリ過ぎだわ。コミュ障かよ。

 

 

「あー、えっとぉ、久しぶり?」

 

「あ、貴方ねぇ、来るなら連絡ぐらい寄越しなさいよ!」

 

「そう、怒るなよ。俺たち友達だろ?アポなし訪問とか普通だって、フツー」

 

フツーだよね?だって日曜日のアニメでアポなしで野球に誘いに来るし。

 

「…とも…だち…。そ、そうよね、友達だものね!全く今日は許してあげるけど今度からちゃんと連絡しなさいよ?じゃないとお茶の用意だって出来ないんだから」

 

そんな気を使わなくてええから。逆に俺が菓子折りとか持ってかなきゃいけなくなるじゃんか。

 

 

「で?何しに来たの?私に何か用事かしら?」

 

「用事がなきゃ、来ちゃいけないのか?」

 

「え?そ、それって私に会いに…?ぜ、全然いいのよ!むしろいくらでも来ていいわ!」

 

照れてるなぁ、顔紅くしちゃって。

ノワールってばボッチだからこういう事を極端に嬉しがるからね。

 

「まぁ、偶にはお喋りでもしようと思って来たわけですよ。あ、仕事忙しかったりする?」

 

「大丈夫よ、大丈夫だから。ちょうど今、仕事が終わったところよ」

 

「じゃあ、お喋りしようぜ?俺の愚痴を聞いてくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノワールをいじって一時間くらい経過。

いやぁ、存分に楽しませてもらった。ノワールは一々反応してくれるから、からかう方もついつい調子に乗っちゃうんだよね。

 

かなりの癒しだったわ。

 

ただ欲を言えば女の子と話すよりも男と話す方が嬉しいんだけどね?

でも嬉しいのであって、楽しいのとはまた違うよな。

 

 

「喉乾いたわね……喉乾かない?」

 

ノワールがパタパタと手で顔を仰ぎながら聞いてくる。

 

確かになぁ、ずっとお喋りしてたから。最近暑くなってきたし、水分補給はしっかりするべきだな。

 

「ん〜…乾いた」

 

「何か飲み物を取ってくるわ。ちょっと待ってて」

 

そう言うとノワールは部屋をでていってしまった。

 

わざわざ悪いなぁ。でもまぁ、ノワールって人のお世話をするの好きだからなぁ。きっと人の為に何かしてるのが楽しいんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「待たせたわね!アイスティーしかなかったんだけど良いかしら?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




この続きが予想出来る貴方はホモだ!
私が断言しよう、絶対ホモだ!

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