真剣で魔王に怯えなさい!! (5/26より、更新停止) 作:volcano
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お久しぶりです。または初めまして。volcanoです。
この作品は『真剣で私に恋しなさい!』の二次創作です。
大丈夫じゃない方は、読まないことをオススメします。
プロローグ
この作品は『真剣で私に恋しなさい!』の二次創作です。
大丈夫じゃない方は、読まないことをオススメします。
1582年 6月21日 京都-『本能寺』
「…これが、余(オレ)の最後、か…」
燃え盛る寺内に男が一人立っていた。辺りは既に炎が囲み、脱出は不可能。身を守ろうにも、『自慢の鎧』は破壊され身を守る術が無い。
助かる道は無い。 自分は死ぬのだ。
「…フフ…フフフ……フハハ、フハハハハハハハ!!!」
男は『笑う』。業火に焼かれながら男は『笑っている』。
「これが! これが余(オレ)の最後か! 『第六天魔王』の最後か!!」
炎は勢いを増していく。『笑い声』が聞こえなくなる頃には、炎は寺を飲み込んでいた。
この日、一人の男がこの世を去った。 男の体は跡形も無く消滅した。
だが、男の『魂』は消えなかった。
魂は輪廻の輪をくぐり、現世に転生した。
これは一人の男の物語。
舞台は『戦国』より400年以上先の未来。
時は『天正』から『平成』へ。
かつて、男は人々に『第六天魔王』と呼ばれていた。
男の名は
『織田信長』
活動報告の方も見てください。