Preghiera di duo~月に祈りを星に願いを~   作:紅 奈々

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この何日か風邪で寝込んでいた紅奈々でーす。
実はまだ、倦怠感が残っているというOrz

それにも拘わらず、昨日は旦那に映画館に連れられました←
いやぁ、バケモノの子を見たんですがね。
あぁ~もう、耳が幸せでしたww
宮野さん・・・・・・ww
キャラ、安定してますねww
うん、宮野さんはバケモノ役が結構板についてたようなww
カゲプロのクロハでもあるしねww
私の中では、クロハの影響でバケモノじみた役=宮野さんになってしまってますww
あと、声優じゃないのに、大泉洋が出ていた事に吃驚ww

さて、長話もここまでに、続きをどうぞ~


第18楽章 セレネ
標的1


ミオンはヴァリアーが謹慎処分を終えた後、それを知ってもう一度、ヴァリアーに入隊していた。

それは、5年前の話であった。

ゆりかごの後、スクアーロは9代目に「ミオンは無関係だ」とミオンがゆりかごに参加していない旨を伝えたが、ミオンもヴァリアーの一員であるから、その責任は連帯責任だ、と言われ、スクアーロはミオンを処分させないようにミオンを強制的に除隊させた。

その後でミオンはフリーの殺し屋を経て、またヴァリアーに戻ったのだが、今度はヴァリアーの中でミオンに不満を持つ人間が現れ、内乱になる前にスクアーロが少しの間だけで良いから、ヴァリアーから離れろ、とミオンに一時除隊を言い渡したのだ。

その時にミオンは、璃王に夜空の守護者を引き継いでいた。

ヴァリアーの状態は璃王を通してミオンの耳にも入っていた。

璃王が幹部から引き下ろされた、と聞いた弥王は、事のあらましを璃王に問い質し、自分でもあの手この手でヴァリアーについて調べていたのだ。

それは、つい最近の話だった。

 

 

「まぁ、お前の事だ。

大方、璃王を陥れて何処かへ幽閉したか・・・・・・それか、スクに体でも売ったか?

お前みたいな雑魚が幹部になるには、それしか方法が無いもんな?」

 

 

「う゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛い!!

俺がそんな安っぽいモン買うかぁ゛っ!!

死んでもお断りだぁ!!」

 

 

冷ややかに言ったミオンの言葉に色々と嫌な誤解をされたと思ったスクアーロが叫ぶ。

そのスクアーロはミオンの言葉により、マーモンとベルから汚物を見る様な目を向けられていた。

ミオンは自分の発言でスクアーロが痛い視線を浴びているというのにも拘わらず、我関せず、と言った様にレオナを足蹴にして、仰向けにした。

吐血によるショックと苦しさから、意識が朦朧として頭が回らない、レオナ。

 

 

「おい、間抜けなボンゴレ共。

オレが誰を襲おうとしたって?

見ての通り、オレは女だぜ?

ちなみに、レズとかそんなんじゃないからな」

 

 

ミオンは画面の向こうの沢田、山本、獄寺に問い掛ける。

それはさっき、山本が疑問に感じて言った事だった。

沢田達はその言葉にざわめく。

ミオンの言う事は尤もで、元々女である彼女が同性である木吉を襲うだろうか。しかも、告白してまで。

そこで、ミオンを男だとしか知らなかった木吉が告白して振られたなら納得のいく話だ、と沢田達は答えを弾き出した。

「これだけは言っておこう」と、ミオンは重々しく言葉を紡ぐ。言いにくい事なのか、ミオンは暫く黙ると軈て、意を決したように目を見開いた。

 

 

「オレは、スペルビ・スクアーロを愛している。

彼はオレの婚約者だ」

 

 

妖艶に微笑んで、ミオンはさらっと言った。

その言葉に時間が止まったかのような静寂が訪れる。たっぷり十秒は誰ひとりとして動かなかったであろう。

ミオンの言葉が全員の耳に届くのに時間が掛かったかのように感じられる。実際は、ミオンの言葉を反復して、意味を理解するのに時間が掛かっていたわけだが。

そして、ミオンの言葉がやっと頭まで到達して、意味を理解すると、全員が驚愕した。

 

 

「えぇ~~~~っ!?」

 

 

ボンゴレ側では、沢田と山本、了平、京子、メテーオラが声を上げ、クロームは口元に手を当てている。

璃王とメリアは解っていた事なのか、特にこれと言った反応は見受けられない。

雲雀は目を見開いている。

ちなみに、ヴァリアー側では、ベルとマーモン、レヴィが声を上げ、スクアーロが赤面し、XANXUSは興味がないようで、くあ・・・・・・っ、と欠伸をした。かと思えば、「カス鮫殺す」と呟いていた。

興味がなかったワケではないらしい。

それもそうだ。XANXUSにとってミオンは、唯一妹のようであり、娘のようなモノでもある。

そんな彼女に近付く悪い虫を消したいと思うのは、父性だろう。

 

 

「カス鮫殺す」

 

 

XANXUSと別の意味を込めて半端ない殺気を纏い、銃を懐から出した人間が居た。

チャカッ、と乾いた音が響いて、その音はその人物が銃を構えた音だと思われる。

 

 

「り・・・・・・ッ、リボーン・・・・・・?」

 

 

冷や汗のような嫌な汗がだくだくと沢田の背中を伝う。

沢田の視線は、リボーンの構える来る光りしている銃に向けられていた。

そう、リボーンがキレていたのだ。

リボーンは殺気を静かに放出しながら、その視線でスクアーロを殺せるんじゃないかと言うくらいの勢いでスクアーロを睨んでいる。

 

 

「つっても、もう十年くらい前の話だからな。

スクが覚えているかは知らないけど」

 

 

そんなリボーンとスクアーロの修羅場に気付いていないかのように、ミオンは感傷的に語ると、シャツの胸ポケットから何かを取り出した。

ミオンの左目尻にあるタトゥーと同じデザインの留め金から雫の形をしたアメジスト色の綺麗な石が吊り下がっているデザインで、三角形の飾りがそのアメジストの石を囲ってあるイヤリング。

ミオンが幼い頃、スクアーロから貰ったモノだ。

まさか、このイヤリングを付ける日が来るとは・・・・・・。ミオンは、感傷的な目でそのイヤリングを見つめる。

置いていくのも嫌だった為、オルゴールの中に入れて、一緒に家から持ち出したのは良いが、正体を隠す為にイヤリングを付ける瞬間が今まで無かったのだ。

ミオンはイヤリングを付けて、今まで見せてきた笑顔よりも綺麗な笑顔で微笑んで言った。

 

 

「さぁ、始めようか。

この世で最も残酷で、この世で最も醜悪な晴れ舞台の終わりだ。

見たい奴だけ、そこに居な」

 

 

その場が凍り付いたような気がした。






ミオンは結構、残虐な面を併せ持っています。
普段はそれを理性で抑え込んでいて、平常に保って居ますが、それがふとした時にキレる事があります。
キレたミオンを抑える事は誰にも出来ない、という設定があります←
王道設定でつまらないですね←
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