Preghiera di duo~月に祈りを星に願いを~ 作:紅 奈々
ここ最近、更新サボっててスマソ(-ω-;)
お腹に子供が居る事だし、出産費用やら養育費を貯めなきゃ、とバイトを始めまして。
それがかなりきつくて・・・・・・(--)
暑いし、立ちっぱだし、眠いしでもう、帰ったらクタクタ・・・・・・orz
そして、帰ったら帰ったで、洗濯やら何やらかんやら・・・・・・orz
そんなワケで、最近、PCにすら触れてませんでした。
今もかなり眠くて眠くて・・・・・・←
それは良いとして、第22楽章です。
お気に入り登録して下さっている皆さん、更新速度ののろまな作品ですが、どうぞ、これからも見捨てずに宜しくしてやって下さい。
標的1
次に目が覚めたのは、日が昇りきった昼下がりだった。
ただ、茫然自失、と言った様に何気なくアラーム時計に目をやれば、もうすぐで午後3時を迎えようとしていた。
寝過ぎて重く痛い頭を押さえながら、ミオンはアラームの音も聞こえないくらいに爆睡していたのかと、自分に呆れた。
結局、今日は学校を休んでしまったワケだが・・・・・・、そんな事をぼんやり考える耳に、ノックの音が聞こえてきた。
どうぞ、と返せば扉が開いて、そこには、今日は学校に行っている筈のレオナの姿があった。
「あ、ミオン、起きてたんだね」
レオナは、ミオンの姿を認めると、微笑んだ。
起きていなかったら、誰がノックに返答したんだよ・・・・・・と、ミオンは心の中で突っ込む。
レオナの天然は今に始まった事ではないので、然して気にしない。気にすれば、キリがないのだ。
「あぁ、何か、アラームにも気付かない程熟睡していたみたいだな」
「まぁ、リオンが昨日、アラーム止めてたから、鳴らなくて当たり前だよ。
何か、「どうせ、学校に行ったトコでボーッとしてそうだからな、何なら、休ませた方がまだ争奪戦の為になる」・・・・・・って、リオンって昔から変わらずにミオンの事ばっか心配してるよね」
自分に呆れた様な口調で言ったミオンだったが、レオナの言葉にミオンは思考を止める。
そして、ちょっと待て!と声を思わず上げてしまった。
レオナはミオンが突然大声を出した事に小首をコテン、と傾けた。
「彼奴がアラーム止めたのか!?」
あンの野郎・・・・・・と怒りに肩を震わせているミオンを見て、レオナはしまった、と言う様に口に手を当てた。
そうだ、ミオンには内緒にしとけって言われてたんだった・・・・・・!!
昨日、リオンに言われた言葉を思い出す、レオナ。
そう、リオンがミオンを部屋に運んだ後、ミオンのアラーム時計をリオンが弄っている所を見てしまって、レオナはそれを口止めされていた。しかも、口止め料もちゃっかり貰っていたという。
急いで口を閉ざすが、出てしまった言葉はもう、戻らない。
ミオンの顔を見れば、口元を引き攣らせて笑っているのか、怒っているのかよく解らない表情をしていた。
どうすればいいか皆目見当も付かないレオナは、オロオロと何とかミオンを宥める言葉を探す。だが、天然なレオナにミオンを宥めると言うハイスペックな芸当などできる筈もない。
ミオンとしては、幾ら昨日の出来事があったからと言って腫れ物扱いしてもらいたくはないのだ。腫れ物扱いで省かれる方が精神的に来る。
まだ、何事も無かったかの様に振る舞ってくれている方が楽になるのに。
ミオンは、そんな事を思いながら膝を抱えた。
「あ・・・・・・えと・・・・・・ミオン?
何か・・・・・・要る?」
まだ、ミオンが不機嫌だと思ったらしく、レオナは遠慮がちに恐る恐る声を掛ける。
ミオンはゆっくりと首を振った。
「気を遣わなくて良いよ。
変に気を遣われると、逆に息が詰まりそうになる」
今までのミオンからは想像もつかない様な憔悴したとも取れる消え入りそうな表情を見て、レオナは顔が翳った。
重く吐かれた言葉は、今のミオンの心境をそのまま表現していた。
自分では、どうしようもない・・・・・・。一応、ミオンのフォローという名目で留学する予定をずらす様にリオンに言われていたのに、フォローにもなっていない。
レオナは、こっそりと軽く息を吐いた。
「そう言えば、今日は誰の対戦だっけ?
悪いな、昨日はショックのあまりにチェルベッロの言葉を聞き流してさ」
少し間を置いて、落ち着いた様な声色でミオンはふと、レオナに訊いた。
実は昨日、空気と化して忘れ去られていたが、レオナも観戦に来ていたのだ。
時々、その場にちゃんと居るのに文章上でキャラが消えてしまう事があるのは、唯単に作者に忘れ去られているだけである(申し訳ない・・・・・・)。
ミオンはその事を知っていたので、レオナに訊く事にしたのだ。
「今日は霧の争奪戦だけど・・・・・・って、まさか、行く気なの、ミオン!?」
質問に答えると、レオナは驚いて思わず大きな声で問い質してしまった。
ミオンはキョトンとした顔で、「あぁ・・・・・・」と生返事の様に肯定の言葉を漏らす。
レオナは、「やめときなよ!」とミオンの肩を掴んで、ベッドに寝かせた。
「幾ら何でも、顔色が悪すぎるよ!まだ、平気じゃないじゃない!
今日の対戦相手は、マーモンだよ?こっちの守護者がどれだけ強いかなんて解らないけど、下手したら、殺されちゃう!!」
ミオンの返答に捲し立てる様にレオナは言った。
クロームの実力を知る筈のないレオナから言わせれば、クロームが殺される事しか想像されない為、そんな言葉が出てくるのも無理はない。
そして、スクアーロという恋人を失ったばかりのミオンの目の前で、マーモンによってクロームが殺されてしまったら、きっとミオンは立ち上がれなくなるだろう。
それを見越して、レオナは言ったのだ。
レオナの言いたい事が解ったミオンは「大丈夫」と首を振った。
「クロームは負けないさ。
あの子は、並の術師じゃないからね」
深い意味が籠もっているようなニュアンスでミオンは言った。
ミオンの言葉の真意が分からず、レオナはただ、ミオンの顔を凝視していた。
「まぁ、今日の争奪戦を見に行けば、解るさ」
笹川了平(15)
京子の兄貴。
毎年毎年、抱負が「極限」。
極限状態の中でも動き回れる程、暑苦しい猛者。
ミオンのお陰で京子と和解できて、ミオンには感謝してもしきれない。
ミオンに想いを寄せていた京子の応援をしようとするも、ミオンが女だった事に対して愕然としながらでも、「ふむ、それでも京子が幸せになれるなら!!」と話を変な方向に持って行こうとする、なかなかの曲者。
京子はそんな兄を放置プレイしているらしい・・・・・・。
放置プレイか~、中々のドS!悦いぞ、悦いぞ~!←