IS学園の校舎の人気のないところに青い光が降り立った。そしてその光が晴れるとそこから綾人が現れた。
「はあ、まさかこんなところでアグルの力を使うことになるなんて……それにしても、奴は一体何者だったんだ?無人で動くISなんて、一体誰が何のために……?」
綾人は誰が何の目的で無人機を送り込んできたのかが気になっていた。
「今までもこういうことがあったのか?もし前例があったなら、対策は確実にしてるはずだ。だから今回が初めてのケースということか。だが何故だ?何故急に襲撃を……?……そうか、今年は俺と織斑、男でISを動かした俺たちがいる。もし俺たちが狙いだとすれば説明がつかない事もないが……」
綾人はそう考えるが確信は持てなかった。しかし、今回現れた襲撃者は一夏の試合中に現れた。あまりにも襲撃するタイミングがよすぎるため、そう考えるのは妥当だろう。
「……あそこでアグルになったのは、流石にまずかったか?」
今度は、アグルに変身したことを後悔し始めた。
「あの日以来姿を見せなかったアグルが、こんな所に出てくるなんてあまりにも都合がよすぎる。それに、IS至上の世の中だ。絶対にアグルの存在を良しとしない連中がいるだろう。それに、襲撃者が現れた所にピンポイントで出てきたんだ。下手すればアグルの正体がIS学園にいることを特定されかねない。それだけは御免だ。だが、アグルの正体を追おうとしない限りは多分大丈夫だと思うが、そうはいかないだろうな」
綾人が危惧していたのはアグルの正体が自分だとバレる事だった。もしバレるような事があれば何をされるかわからないと考えているからだ。
「まあいい。バレなければ問題無い。それに、もしアグルの正体が人間だとわかったところで、俺だということには気づくまい」
それでも綾人には正体がバレないという自信があった。
「だが、念には念を入れておかないといけないな」
IS学園の地下にある部屋に、千冬と真耶がいた。
「織斑先生、あのISの解析結果が出ましたよ」
「ああ。どうだった?」
そこにはアグルが破壊したISの残骸が解析されていた。
「はい。あれは――無人機です」
その答えに千冬は険しい顔をした。
「そうか。コアはどうだった?」
「……それが、登録されていないコアでした」
「……そうか。それで、ウルトラマンは?」
「はい。10年前に現れたウルトラマンと一致しました」
それを聞いた千冬は更に険しい表情をした。
「……織斑先生?」
「ウルトラマン……奴の正体は必ず暴く。絶対にな」
そう言うと千冬は自分の胸に手を当てた。いつか必ずウルトラマンの正体を暴くと誓いながら。
ジャンド(シンクロン)を現役で使っている(クェーサーはない)私でした。
シンクロもっと活躍しないかな……?