インフィニット・ストラトス アグル   作:K.V

17 / 58
今回は短いです。


第14話

 

 

 

綾人がセシリアにISの指導を頼み、早速練習を始めていた。相変わらずセシリアの教え方は専門用語や論理的な説明が多かったが、綾人はやはりそれを理解し行動に移していた。できているかどうかは別として。

 

(やっぱりISでは俺の思う通りに動かない時がある。多少は制限がかかってしまうのか。まあ、それがわかれば問題ない。いや、寧ろ好都合だ)

 

何故動きに制限がかかるのが好都合なのか。それは、アグルの時と戦い方を別にするためだ。そして何故戦い方を別にするのかと言うと、自分がウルトラマンだとバレないようにするためである。察しの良い人間がいる場合、戦い方が同じだったら

 

『ウルトラマン=湊綾人』

 

となる可能性を考えたからである。戦い方を模倣したと言えばそれまでだが、ISに関しては初心者でど素人の人間がそれを言うのは無理があると思ったからだ。それも専用機ではなく量産型なら尚更だ。故に、綾人はアグルの時とは違う戦闘スタイルを身に付けようとしていた。そして綾人が今使っているISは

 

『ラファール・リヴァイヴ』

 

である。これは汎用性が高いため、多種多様な戦い方ができる。その為に綾人はこれを選んだ。そして今も、ISでの戦い方を模索している。

 

「では、今日はここまでにいたしましょう」

 

「はい、ありがとうございました」

 

「湊さんは飲み込みが早いですわね」

 

「基礎はもう頭に叩き込んであるので、あとはオルコットさんの言うことを実行するだけです」

 

「ですが、すぐにできる方はあまりいないですわよ」

 

「一応自分は頭は良い方だと自負しているので。あと、確かに感覚的にやっているところもありますね」

 

「感覚ですか?感覚と言うよりは、イメージしているのでは?ISではイメージも重要になりますので」

 

「イメージと言われると……そうですね。とりあえずイメージしてどうするのかを頭の中で咄嗟に判断しています。と言っても、その場の思いつきですけどね」

 

「それでも初心者でそのように出来るのはすごいですわ」

 

「オルコットさんにそう言ってもらえると、嬉しいです」

 

それからしばらく綾人とセシリアは談笑を交わしていた。綾人はセシリアと話す時に自然体な笑顔になっていたが、綾人はそれに気付いていなかった。それは、セシリアも同じだった。

 

 

 

 

 

「部屋替えですか?」

 

特訓の後、綾人は真耶に呼び出されていた。内容は寮の部屋を替えるためらしい。

 

「はい。明日から湊君は1人部屋になります」

 

「明日からですか。じゃあもう荷物はまとめておいた方がいいですよね?」

 

「そうですね。急にごめんね湊君」

 

「いえ、大丈夫ですよ。調整してくれてありがとうございます」

 

「では、今のうちに新しい部屋の鍵を渡しておきますね」

 

「はい、ありがとうございます」

 

綾人は鍵を受け取り、一旦部屋に戻った。そして部屋に戻ると荷物をまとめ始めた。

 

「あやや〜どうしたの〜?」

 

ルームメイトの本音が荷物まとめている綾人に話しかけた。

 

「明日から僕の部屋が変わるのでその準備です」

 

「あややいなくなるの〜?」

 

「いなくなるって……部屋変わるだけですよ」

 

「寂しくなるな〜」

 

「クラスで会えるじゃないですか」

 

そんな会話をしながら綾人は荷物をまとめた。

 

 

 




今後の方針も決まり安定して投稿できそうです。

ウルトラマンオーブの放送が楽しみです(地方民)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。