インフィニット・ストラトス アグル   作:K.V

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一ヶ月以上更新できなくてすみませんでした。デュエルリンクスとか黒ウィズとか仕事とかで中々手がつけられずにいましたが、第24話です。どうぞ。


第24話

海上を箒、セシリア、鈴音、シャルロット、ラウラがそれぞれのISを身に纏い飛行している。それは勿論、これから出逢うであろう『銀の福音』を倒すためだ。だが今の箒達の行動は完全に命令違反である。しかし全員命令違反を承知で出撃している。自分達で福音を倒すために。

 

「もうすぐ遭遇ポイントだ」

 

ラウラがそう言うと全員気を引き締めた。

 

「しかし、本当良いのでしょうか?勝手に出撃してしまって……?」

 

「今更何言ってんのよ。ここまで来て引き返せるわけないでしょ」

 

「そうだよ。僕たちがやらないでどうするのさ」

 

「それはそうですが……」

 

セシリアだけは無断出撃に異議を唱えていた。頼みの綱である一夏がやられた、そしてウルトラマンでさえも的を逃してしまった。まともに戦えるの、は自分達専用機持ちだけの状況だ。だからこそ、この無断出撃に異議を唱えているのかもしれない。

 

「それに、またウルトラマンが現れるとは限らん。だから私たちがやるしかないんだ。ウルトラマンに頼らずともな。箒、覚悟はできているな?」

 

ラウラは箒に問いかけた。

 

「ああ。もう二度と、あの様なヘマはしない!」

 

箒は自分のせいで一夏がやられたと責任を感じている。それ故にずっと落ち込んだままだったが、今は『銀の福音』を倒すことを考えていた。

 

「……わかりましたわ。私も覚悟も決めます!!」

 

セシリアも覚悟は決まったようだ。

 

 

 

 

 

そして、時は来た。

 

「敵の反応が出た、行くぞ!!」

 

ラウラの言葉で、全員戦闘態勢に入った。

 

 

 

 

 

 

同じ頃、アグルもまた海上を飛んでいた。

 

(あの時奴は逃げたがそこまで遠くには行ってないはずだ。もし奴の方から現れるのであればもうすぐ遭遇する)

 

アグルがそう考えていると、別の方向から激しい音が聞こえた。アグルはその音が何なのかすぐに理解した。

 

(あっちか)

 

アグルは音がした方向に飛んで行った。

 

 

 

 

 

 

 

「山田先生、状況は?」

 

「はい、すでに戦闘に入った模様です」

 

部屋では千冬と真耶が待機している。千冬は神妙な面持ちになっていた。

 

「今はあいつらに任せるしかないのか……」

 

千冬は専用機持ち達に望みを託した。自分が出撃できない分、無断出撃に関しては見て見ぬ振りなのだろうか?

 

「織斑先生、ウルトラマンはまた来てくれるでしょうか?」

 

「何?」

 

「今、再び銀の福音が現れました。だからウルトラマンも銀の福音と戦うために現れるのではないかと思いまして……」

 

それを聞いた千冬は更に顔が険しくなった。

 

「山田先生はウルトラマンを当てにしたいるのか?」

 

「い、いえ、そういう訳では……。ただ、ウルトラマンが我々の前に姿を現してから、2度も私たちを助けてくれました。この前も、ボーデヴィッヒさんを救いました。だから今回も、ここにいる人たちの為に戦うと思うんです」

 

真耶はウルトラマンを信じているようだ。だが千冬は納得していないみたいだ。

 

「本当にそう言い切れるのか?」

 

「えっ?」

 

「ウルトラマンは我々にとって未知の存在だ。そんな奴を簡単に信用できるのか?」

 

「しっ、しかし現にウルトラマンは私たちを!」

 

「ウルトラマンが敵になったらどうする。ウルトラマンが何者かわからない以上、すぐに味方だと決めるのは軽率だ。それに、ウルトラマンはISを破壊するほどの力を持っているんだぞ。とんでもない力を持つ得体の知れない奴を、私は信用できない……」

 

「そんな……」

 

千冬の言葉にショックを受ける真耶だった。だが千冬には、また別の感情が感じられたが、真耶にとってそれは知る由も無い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海上では既に福音と交戦している。始めにラウラが砲撃をしたが福音はそれを撃ち落としながらラウラに接近した。

 

「セシリア!!」

 

今度はセシリアが仕掛けてきた。セシリアはブルー・ティアーズをステルスモードにしていた為強襲には気付けなかった。

 

「行きますわよ!!」

 

セシリアはレーザーライフルでで狙撃する。だが福音はその持ち前の機動力でセシリアの射撃を避ける。

 

「遅いよ」

 

今度はシャルロットによる射撃が福音を襲った。福音はすぐにシャルロットに反撃をしたがシャルロットはシールドでそれを防いだ。

 

福音は三方向による射撃によりその場から離脱しようとした。

 

「させるかぁっ!!」

 

「離脱する前に叩き落す!!」

 

今度は紅椿と甲龍が現れた。箒の乗る紅椿が福音に突撃する。そして鈴音は衝撃砲の発射準備を始めた。鈴音は機能増幅パッケージ『崩山』を戦闘状態に移行させる。そして、計四門の衝撃砲が一斉に発射された。

 

箒は衝撃砲が発射されると同時に離脱し、衝撃砲による弾丸が福音に降り注いだ。

 

「やったか!?」

 

「……まだよ!」

 

福音はまだ機能を停止していなかった。すると、福音からエネルギー弾が全員に向かって一斉発射された。

 

「くっ!!」

 

「まずい!!」

 

全員防御態勢をとるが直撃は免れない。その時だった。

 

どこからか白色の光線が発射されエネルギー弾を全てかき消した。

 

「今のは……まさか!?」

 

セシリアがそう言うと全員光線が発射された方を見た。全員が見た先には、フォトンクラッシャーを放ったアグルがそこにいた。

 

 

 




これで福音戦を終わらせる予定でしたが長くなりそうなので区切りました。次回で決着をつけさせます。

今日ウルトラマンオーブの最終回みたいでしたが、地方民の私はBS勢なのでまだ先です。配信でも見れるのですがせっかくなのでテレビ画面で見たいので気長に待ちます。
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