久しぶりと言う事もあり短めです。ブランクとスランプです。
アグルがギールⅡを倒した次の瞬間、どこからか飛んできたビーム攻撃がアグルに直撃した。その攻撃の正体は、ウルトラマンを排除するように命じられて来たラファール・リヴァイヴの部隊だった。
「ラファール・リヴァイヴ……まさか、ウルトラマンを!?」
「各員、攻撃開始!!」
隊長の号令と同時に、他のラファール・リヴァイヴによる攻撃が始まった。最初の隊長の不意打ちを受けていたアグルはまだ立ち上がってはおらず、倒れたままの状態で他のラファール・リヴァイヴの攻撃を受けた。
『ウアアアア!!』
倒れている且つ体力がただでさえ無いが故に、避ける事が出来ない。さらにダメージも大きく受けている。ライフゲージの点滅も早くなっており、変身が解けるのも時間の問題だった。
『ウアッ……アッ……』
一度攻撃が止むも、もう既にアグルはボロボロだった。
「とどめよ」
隊長機がアグルにとどめの一撃を与えようと武器を構えた。その時だった。
「やめてください!!」
セシリアがアグルを守るようにラファール・リヴァイヴ部隊の前に立ち塞がった。
「どきなさい。でなければ貴女も撃つわよ」
「何故このような事をするのです!?」
「何故って、ウルトラマンを倒すよう命令を受けたからよ」
隊長はそう答えた。このラファール・リヴァイヴの部隊はあくまで上からの命令で動いているにすぎなかった。
「ですがウルトラマンは、ここにいる方達を命懸けで守りました!!なのに何故!?」
「命令だからって言ってるでしょう。いいからどきなさい。本当に撃つわよ」
銃口を向けられてもセシリアは一切動じず、相手を見据えている。絶対にアグルーーー綾人を傷付けさせないという意志が現れていた。互いに銃口を向けあい、いつ引き金を引いてもおかしくない、そんな時だった。
「やめろーーー!!」
「撃たないでーー!!」
「ウルトラマンは俺たちを守ってくれたんだ!! 」
地上にいる人々が、ラファール・リヴァイヴ部隊に攻撃をやめるよう訴えかけた。あの時、ウルトラマンが自分達を守ってくれた。それなのに、何故ウルトラマンがこのような仕打ちを受けないといけないのか?こんな理不尽な事があって良い筈がないと、人々は声をあげた。会見を見てウルトラマンが攻撃対象にされている事は知っている。だがウルトラマンは自分達を守った。命懸けで守ってくれた。戦いを見て確信した。ウルトラマンは味方であると。
「皆さん……。お願いします、攻撃をやめてください!!」
隊長はセシリアと人々の声を聞き考える。ウルトラマンは本当に倒すべき存在なのか?確かに人質ごと敵を倒したかもしれない。そもそもそれは本当の事なのか?しかしあそこで倒さなければあれ以上に被害が広がっていたのは確実である。そして今、ウルトラマンは病院と人々を守った。それは紛れも無い事実である。ウルトラマンがいなければ、病院ごとここにいる人々は全滅していたに違いない。なら何故ウルトラマンを攻撃するのか?命令を受けたからである。しかし、命令を受けたからと言ってこれは本当に正しい事なのか?ウルトラマンを攻撃する事になんの意味があるのか?……意味など無い。
「……総員、撤収するわよ」
「たっ、隊長!?」
「本当にいいんですか!?確かに今、ウルトラマンを攻撃する事に疑問はありますが……」
「いいわよ。責任は私が取るわ、撤収よ」
「りょ、了解!!」
ラファール・リヴァイヴ部隊は撤収を始めた。
「あの!」
セシリアは隊長を呼び止めた。
「何かしら?」
「あ……ありがとうございます」
「勘違いしなで。私達が世間から悪く言われたく無いだけよ」
隊長はそう言い残し、他の隊員と共に撤収していった。攻撃を止めた事に、セシリアだけでなく人々も安堵した。
『ウアッ……』
アグルもようやく立ち上がった。まだふらついてはいるが、あの場で変身が解けなかっただけで十分だろう。
「綾人さん……」
その時、アグルはセシリアを右手に乗せた。
「え?な、何をするのですか?」
セシリアが困惑する中、アグルは次の行動に移った。
『ダアッ!!』
「キャアアッ!?」
アグルはセシリアを手に乗せ、そのままどこかに飛んで行った。
今回はツンデレ隊長さんが出てきました。今後も何かで出したいですね。
そしてアグルがセシリアを拉致りました。(語弊のある言い方)
次もいつになるかわかりませんがお願いいたします。