インフィニット・ストラトス アグル   作:K.V

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お待たせしました。半年ぶりの投稿となってしまいました。読んでる皆様に申し訳ないです。では、どうぞ。


第52話

宇宙空間で発生している歪みは、今もなお続いている。それどころか、歪みは段々と確実に大きくなっていた。

 

「これは流石にまずいかな……」

 

あの篠ノ之束がまずいと言うほどに、この状況はかなり異質である。宇宙空間が歪むなど、誰も思うはずのない事なのだから。だが、現実にそれは起きている。篠ノ之束でさえあれはかなりヤバいと直感でわかるくらいに。

 

「ちーちゃんに教えとかないとね」

 

 

 

 

IS学園、会議を終え千冬達は一旦解散という流れになり、それぞれ退出しようとしていた時だった。

 

「通信?束か?」

 

束から通信が来て、千冬はモニターを映した。

 

「姉さん!?」

 

『やっほー、ちーちゃん、箒ちゃん、いっくん!!』

 

「束さん、一体どうしたんですか?」

 

『今日は話したい事があるんだよ。聞きたい?』

 

「話したい事があるなら勿体ぶらずに早く言え」

 

『じゃあこれを見て』

 

束はリアルタイムでの空の映像を見せた。ぱっと見では特に何の変哲もないただの夜空だ。

 

「ただの空……ですか?」

 

「束、何を見せたいんだ?」

 

『これだよ』

 

束は空の映像を拡大した。すると拡大された部分の空は異様に歪んでいた。

 

「こ、これは一体……?」

 

「空が、歪んでる!?」

 

「どういう事よ……?」

 

専用機持ち達は歪んでいる空の映像を見て驚愕した。空が歪むなど、普通では考えられない。当然の反応だ。

 

「束、これはどういう事だ?」

 

『見ての通りだよ。はっきり言って、かなりヤバいよこれ』

 

「あの束さんがヤバいって言うなんて、なんなんだよ一体?」

 

『調べてみたんだけどこれ、ワームホールと繋がってるみたい』

 

「ワームホールと繋がってるだと!?」

 

「ワームホールと繋がってるって、かなりヤバいじゃないの!?」

 

『それで、実はこれ初めてワームホールが出現した時には既にこうなってたんだ。多分だけど、これが原因でワームホールが出現したかもしれない』

 

束はいつになく真面目な口調で話している。それほど束にとっても緊迫しているのだろう。

 

「その言い方、この歪み自体は前からあったみたいだな」

 

『うん。私が初めて観測したのは、銀の福音とウルトラマンが戦った後だね』

 

「ウルトラマンと銀の福音が?どう言う事だ?」

 

『あの2体の戦闘で謎のエネルギーが発生してたんだ。多分あの時に発生したエネルギーが空間を歪ませたのかもしれない』

 

「あの時の戦いがトリガーになったのか。それがワームホールを出現させたというのか?」

 

『そうだよ。でもそれはワームホールを出現させただけ。ここまで歪みがはっきりしたのは、あのIS擬きの時だよ』

 

「IS擬きって……?」

 

「草薙さんか……」

 

束はゼルガギュロスをIS擬きと言い出した。ISの生みの親としては、あれはISではないらしい。

 

『あのIS擬きってウルトラマンと同じ力を持ってたんだよね?IS擬きとウルトラマンの光線がぶつかった時に、福音の時以上のエネルギーが発生したんだ。敵はそれを利用したんだろうね』

 

「じゃあ、そのせいで草薙さんは……」

 

『バカだよねー。ウルトラマンと同じ力を持つISを作るなんて。敵に使ってくださいって言ってるようなものじゃん』

 

「束さん!?何言ってるんですか!?草薙さんは怪獣と戦うために!!」

 

一夏は草薙をバカにされたことで声を荒げた。草薙のおかげで助かった事もかなりあるからだ。

 

「よせ、こいつに当たってもしょうがない。それで、結論はどうなんだ?」

 

『結論はねー、多分だけど、今まで以上の敵が現れる。って事くらいかなー』

 

「今まで以上の敵って……」

 

「そんな……」

 

「これまでも強力な敵だったが……」

 

「さらに強い敵が現れるというのか……」

 

束の発言で専用機持ち達は弱気になってしまった。今までも苦労して戦ってきたが、それ以上の敵が来るとなれば、こういう反応にもなるだろう。

 

「束、お前の予測では、後どれくらいで敵が現れるんだ?」

 

『ちょっと待っててねー』

 

そう言って束はその敵が現れるというワームホールが発生するかを計測を始めた。千冬は少しでも対策を取るために、遅くなれと願っている。一番は、ワームホール自体が発生しない事だが、すでに歪みが発生している以上、敵が現れる前提で考えなければならない。そして、束の計測が終わった。

 

『えっとねちーちゃん……』

 

「束、どうなんだ?」

 

『言いづらいんだけどね……』

 

次に束から出た言葉、それは……

 

『もう出てくる』

 

 

 




すみません。今はこれくらいしか書けないです。あいつが出てくるのに出るところまでいかないです。投稿しなくちゃと思ってもモチベーションが上がらないのです。次回もいつになるかわかりませんが待っていただければ幸いです。
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