とある英雄の伝説大戦(レジェンドウォーズ)   作:マッスーHERO

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あけましておめでとうございます。感想が増えないなあ…。需要無いんだろうか…。


魔・術・襲・来

 

 

 

「おりゃあ!」

 

フォーゼのパンチが怪人の顎を捕らえる。

 

「うっ!くそ!邪魔すんなよ!」

 

<マッハ>のメモリで変身したマッハドーパントはフォーゼに言う。

 

「俺はこの力であいつらに復讐するんだ!」

 

「復讐?」

 

「能力使って競技に勝ちやがって!俺の努力はなんだったんだ!」

 

マッハドーパントはフォーゼに突っ込む。マッハドーパントの右ストレートがフォーゼの顔面をとらえようとするがフォーゼはそれを右手で止める。

 

「あんた、陸上選手かなんかか?」

 

「ああ!百メートルじゃ少しは知れた選手だったぜ!でもこの町に来て能力者どもに打ちのめされた!あんな力使って競技に勝って、才能だけで勝てるほど陸上は甘く…」

 

「ふざけんな!」ドン!

 

「ぐわ!」

 

フォーゼの左ストレートがマッハドーパントを吹き飛ばす。

 

「確かにこの街じゃ能力者が強いかも知れない…でもな!能力者だって才能だけでその力を手に入れた訳じゃない!必死に訓練して、薬剤を投与されてようやく能力を獲たんだ!それにこの街じゃなくてもハンデに苦しんでる選手は何人もいるんだ!」

 

「黙れ!そんなの俺に比べりゃ大したことねえ!」

 

マッハドーパントが加速してフォーゼに再度突っ込む。フォーゼは緑色の七番のスイッチをベルトの左側にクロースイッチを右側にセットする。

 

[Crow Parachute]

 

[Crow Parachute On]

 

フォーゼが左腕をつき出すとパラシュートモジュールが展開される。そこからパラシュートが発射されマッハドーパントが包まれる。

 

「な?なんだこれは!」

 

動きを封じられたマッハドーパントにフォーゼはクローモジュールで斬りかかる。

 

「ぐわ!」

 

「見たか!工夫しだいでどんな力でも使うことができる!お前も自分をよく見直して自分だけの戦いかたを見つければいいだろ!」

 

「黙れ、黙れ!!」

 

マッハドーパントは大きくジャンプしてジャンプして、蹴りをくり出す。 フォーゼはモジュールを戻し、ロケットスイッチをセットし、ロケットスイッチとドリルスイッチを入れる。

 

[Rocket Drill]

 

 

 

[Rocket Drill On]

 

フォーゼがスイッチを入れるといつものロケットとドリルモジュールが現れる。フォーゼはロケットモジュールで飛び上がり、レバーを引く。

 

[Rocket Drill Limit break]

 

「頭冷やしやがれ!ライダーロケットドリルキック!」

 

フォーゼの必殺キックとマッハドーパントはキックがぶつかり合い爆発が起こる。爆発から一人の人影が降りてくる。その人影はもうひとつ墜ちてきた人影をキャッチした。

 

「たく…面倒かけやがって…」

 

爆発から降りてきたフォーゼはマッハドーパントだった人間を抱き抱えて言った。

 

「とうまー!ちょっと手伝ってほしいかも!」

 

「わかった!」

 

フォーゼはマッハドーパントだった人間を降ろし、マッハメモリを拾うとダブルの元に向かう。フォーゼがダブルの元に着くとダブルは瓦礫を退けていた。

 

「この下に人が!」

 

「速くしないと危ないかも」

 

「わかった!手伝う!」

 

フォーゼはダブルと共に瓦礫を退けてる。すると下から歳を取った男性が仰向けに倒れていた。フォーゼは男性を揺らす。

 

「大丈夫ですか?…あれ?この人って…」

 

フォーゼは男性をひっくり返す。すると…

 

「あ!管理人さんだ!」

 

「ええ!」

 

「お知り合いですか?」

 

その男性はフォーゼ=上条の

寮の管理人だった。

 

「まじかよ…」ピーポーピーポー

 

「上条さん」

 

「とうま、そろそろ帰らないと不味いかも」

 

「あ、ああ」

 

フォーゼは管理人を安全なところに寝かせるとその場を立ち去った。

 

 

 

翌日、上条は机に例の玩具のハンバーガー等を置いて一つ一つを磨いていた。インデックスはテレビに夢中である。

 

「とある日常はパラレルワールド♪」

 

「とうま、やけにその子達綺麗にしてるね。どうしたの?」

 

「うん?ああ、この間はこいつらに助けられたからな」

 

上条はハンバーガーを机に置く。机にはハンバーガー、ポテト、シェイク、ホットドック、ソフトクリーム、ナゲットの玩具とデジカメ、時計、携帯、双眼鏡、CDプレイヤーが置かれていた。上条はカメラ、シザー、フラッシュ、スコップ、フリーズ、ジャイロのスイッチを食べ物型玩具にセットする。するとそれらが変形する。

 

「相変わらず、すごいね。その電動使い魔<アガシオン>」

 

「フードロイドっていうんだよ。それぞれ名前もあるんだぞ」

 

「知ってるよ。ハンバーガーがバガミール、ポテトがポテチョッキン、シェイクがフラシャキー、ホットドックがホルワンコフ、ソフトクリームがソフトーニャ、ナゲットがナゲジャロイカでしょ」

 

「その通り!こいつらのおかげでこの間は死なずにすんだんだから礼くらいしないとな」

 

この間のスパイダーウォリアーとの戦いではこのフードロイドに何度も上条はピンチを救われた。バガミールやナゲジャロイカはアストロスイッチカバン(スイッチの入ってたアタッシュケース)を使っての偵察や録画、ポテチョッキン、フラシャキー、ホルワンコフ、ソフトーニャは各々が対応するスイッチによって繰り出される技によるサポートを行うメカである。 上条はそれらからスイッチを抜く。するとフードロイドは再び元の食べ物の状態に戻る。上条は次にガイアメモリを数本取り出す。

 

「インデックスも使えばいいじゃないか。便利だぞ」

 

「私にはそれの使い方は難しいかも」

 

「メモリ挿すだけじゃないか…」

 

[Bat Stage Spider Denden Frog]

 

メモリを先ほどの携帯電話等に挿しこむ、すると携帯電話はクワガタムシにデジカメは蝙蝠に時計は蜘蛛に双眼鏡はでんでん虫にCDプレイヤーは蛙に変形する。これらはダブルの装備の1つ、メモリガジェットというものでギジメモリというメモリを挿しこむことで動物に変形するメカである。一部のものはダブルの武器と合体するとこもできる。しかし、インデックスはほとんど使わないため寮に置いてあったものだった。それぞれバッドショット、スタッグフォン、スパイダーショック、デンデンセンサー、フロッグポッドという名前が付いている。

 

「こいつらも便利なんだぞ。このカエルとかはな…」ツルッ「うわあ!」ドーン!

 

「とうま!大丈夫!?」

 

「ああ、なんでこんなところにバナナの皮が…不幸だ…」

 

上条はフロッグポッドを持って立ち上がろうとするが、何故か置いてあったバナナの皮に足をとられて壁に倒れこんでしまう。

 

「たくっ…うん?」

 

上条は立ち上がろうとするがふと壁に耳をつけ始める。

 

「なにやってんの?とうま」

 

「ちょっと黙っててくれインデックス」

 

上条は壁に耳をつけたまま暫くそのままでいたが、突然立ち上がる。その顔は何処か青ざめていた。

 

上条は机に置いてあった財布を取ると玄関の方へ向かう。

 

「ちょっととうま、どこいくの?」

 

「インデックス…今日誰が来てもドアを開けるな!わかったな!」

 

上条はそう言うと外へ出ていった。あとにはよくわからないという顔のインデックスが残されていた。

 

 

青髪ピアスは退屈そうな顔で第7学区の商店街を歩いていた。この間の事件で学校は一週間休校となりしゃべる相手もおらず退屈だったのだ。下宿先のパン屋は新しい定員の指導をしており忙しそうだったのも歩き回る理由の1つだった。

 

「はあ~。退屈やなぁ…。ん?あれは…」

 

青髪ピアスは何故かホームセンターの袋を持って走っている上条を見つけた。青髪ピアスは退屈しのぎの相手を見つけたと喜びながら上条にてをあげて挨拶する。

 

「よお、上やん!聞いてくれや、今日うちのパン屋にすごいべっぴんの女の子が来てな…」

 

「…」

 

しかし上条は気づかずにそのまま走っていってしまう。

 

「ちょっ、上やん!無視はないやろ!おい!なんやねん上やん…」

 

青髪ピアスは一人取り残され、とぼとぼと歩きだした。

 

 

次の日 上条の寮の部屋

 

上条はホームセンターで昨日買ってきた袋から耐震用のガラス割れ防止シートを取りだし窓に貼っていた。机には大量の缶詰めが乗っていた。インデックスはそれをベットに座って見ていた。インデックスは上条に訊ねる。

 

「ねえ、とうま。どうしたの?」

 

上条はシートを貼り終えるとインデックスの前に座った。

 

「なあインデックス…お前と会ってからだいぶたつよな?」

 

「何、急に?」

 

「お前と会ってから俺たちは色んな危機を乗り越えてきた。ステイルや神裂との戦い、アウレオルスとの戦い、オルソラの件…」

 

「そうだね。とうまが私をほっといて解決した使徒十字<クローチェディピエトロ>事件やイギリスクーデター、第三次世界大戦…色んなことがあったね…」

 

「そうだ!そしてそれの原因の1つ、それは俺とお前が魔術に深く関わったからだ!そのせいで俺は燃やされ、切り刻まれ、右腕を二回も切り落とされ、犯罪者にされかかり…」

 

「凄まじいねとうま…」

 

「まあ、俺のお節介もあるが…それを差し引いても魔術サイドは俺たちに相当迷惑をかけてきた!」

 

「まあ、否定は出来ないね…」

 

「そして今!俺たちには魔術サイドから狙われるある要因がある」

 

「要因…あ!」

 

「そうだ!俺たちの仮面ライダーの力だ!昨日壁越しに土御門が神裂に電話してるのが聞こえた!『じゃあ、明日にゃ

あ』という奴の声も聞こえた!奴は俺たちを魔術サイドに売るつもりだ」

 

「流石にそれは…ありえるかも…」

 

「だろ!だからこれから暫くこの部屋に籠城する!食料はあるし、窓もガードした!」

 

「もしも、玄関ごと燃やされたら?」

 

「その時はこいつの出番だ!」

 

上条はファイヤースイッチを持って言う。

 

「こいつならステイルの野郎の炎をきっと無効にできる!」

 

「とうま、少し落ち着こうよ…」ピンポーン!

 

「「!」」

 

突然のインターホンの音に驚く二人。上条はインデックスに指を立てて静かにしろとサインを送り玄関に向かう。

 

「上や~ん!ちょっといいかにゃあ?」

 

「(来やがった…頼むぞバガミール!)」

 

上条はアストロスイッチカバンを開き、バガミールが送った映像を見る。案の定土御門以外に二人の人影が見える。一人はローブに加えタバコが特徴的で赤い髪のステイル=マグヌス、もう一人はジーンズをはいており、かなり特徴的な格好をしている神裂香織である。

 

「留守ではないんですか?」

 

神裂が土御門に言ったが土御門は首を振る。

 

「いや、微かに人の気配がするぜよ」

 

「めんどくさいな…上条当麻!開けろ!開けないと扉ごと燃やすぞ!」ドンドン!

 

ステイルが扉を叩きながら言う。土御門はそんなステイルを止める。

 

「ステイル、そんなこと大声で言ってたら俺たちテロリストに間違えられちゃうにゃあ。ここは俺に任せんさい」

 

土御門はニカッと笑いピッキングの道具を取り出す。そして鍵穴をいじくり始めた。

 

「ほれ、この通…ありゃら?開かないぜよ」

 

「(ピッキング対策のうち鍵つけといて良かった…)」

 

土御門はピッキングの道具をしまうとやれやれと言わんばかりに首を振る。そしてシャドウフォンを取り出した。

 

「ちょっと強引な手を使うぜよ」

 

「「?」」

 

二人は首をかしげたが上条は慌ててアストロスイッチカバンからファイヤー、フリーズ、シールドスイッチと水色のスイッチを取りだしベルトのスイッチと入れ換える。一方土御門はショドウフォンで空中に字を書いていた。『門』までを既に書き終えている。

 

「(奴め!『開』のモジカラで扉を開ける気だな!)」

 

上条はベルトを装着しトランスイッチを上げる。

 

[3・2・1]

 

「変身!」

 

部屋の家具をいくつか飛ばしながら上条はフォーゼに変身する。

 

「宇宙キター!!」

 

「!中で何か聞こえたぞ!」

 

「何事でしょう?」

 

「まさか…急がないと」

 

土御門は『開』の字の残り一画を書こうとする。フォーゼは一番右のファイヤースイッチを押す。

 

[Fire On]

 

フォーゼの体が赤いファイヤーステイツに変わる。それと同時に扉が開いた。

 

「動くなあ!」

 

「「「!?」」」

 

フォーゼはヒーハックガンを三人に向けて構える。

 

「動くと撃つぞ!」

 

「上やん、落ち着け…」

 

「どうやら殺る気みたいだね」

 

ステイルは自らの武器であるカードを取り出した。しかし神裂はそれを止める。

 

「待って下さいステイル。我々は争いをするためにここに来たのではありません」

 

「離せ神裂!あいつは前から気に入らなかったんだ!」

 

「しかたありませんね…たあ!」ベシッ!

 

「ぐわっ!」バタン!

 

神裂の当て身がステイルに炸裂しステイルは倒れた。神裂はフォーゼの方を向く。

 

「上条当麻なのですよね?我々はあなたの力を取り上げに来たわけではないのです…」

 

「何?」

 

フォーゼはヒーハックガンを下ろす。

 

 

 

土御門、神裂、ステイルの三人はインデックスと共にリビングにいた。ステイルは直ぐに目をさました。キッチンではフォーゼ・ファイヤーステイツがお茶を沸かしていた。

 

「シュールな光景ぜよ…」

 

「確かに…」

 

土御門とインデックスが言う。キッチンからフォーゼがお茶を持ってくる。

 

「どうも」

 

「ふん…」

 

神裂とステイルはお茶を受けとる。神裂はフォーゼをまじまじと見る。

 

「これがふぉーぜですか…想像していたよりもコミカルな姿ですね」

 

「こう見えて実力は相当のものぜよ。姉ちんでも敵わないと思うにゃあ」

 

「ほう…それは一度手合わせを…」

 

「勘弁してください」

 

フォーゼは壁際に座る。

 

「てか、上やん。もう変身解除してもいいんじゃないか?」

 

「嫌だ!解除したとたん袋叩きにするつもりだろ!」

 

「全く…僕らは聖職者だよ。そんな汚い真似するわけ…」

 

「ある!」

 

「即答かよ…」

 

ステイルはお茶をすする。

 

「まあ、僕らも今の君に手を出そうとは思ってないさ」

 

「その通りです。今日ここへ来たのは現在進行している事件の鎮圧のための準備と今あなた達に迫っている危機を知らせるためです」

 

「危機を?そう言えばお前らイギリスで教われたんだろ。大丈夫だったのか」

 

「まずはそのことを話さなければならないね…」

 

ステイルは湯飲みを置き、語り始めた。

 

「あの日は夢のようだった…今でもそう思っているよ」

 

ステイルはその日突然現れた怪人の対処に出撃した。そこで彼が見たのはとんでもない光景だった。

 

『これはどうゆうことだ?』

 

人間が転がっている。しかしどの人間もまるでガラスのように半透明だった。

 

『大丈夫か?』パリン!

 

ステイルが人間に触れると彼らはガラスのように砕け散る。

 

『!?』

 

ステイルは暫し驚いていたが、体の前で指を十字に動かして彼らの冥福を祈る。

 

『こんなもんか?』

 

ステイルが 声のほうに振り向くとそこにはヨロイトカゲのような姿をした怪人、サンゲイザーファンガイアが立っていた。

 

『全く…この世界の人間は…エナジーも少ないしよ…』

 

『君かい?こんなことをしたのは?』

 

『うん?まあな』

 

『そうか…それが聞ければそれでいい…世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よそれは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり その名は炎、その役は剣、顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ!』

 

ステイルは周囲にルーン文字の入ったカードを大量に配置し、呪文を唱える。すると

 

 

炎を纏った巨人のようなものが突然現れる。

 

『行け、イノケンティウス!』

 

『ほう…これはまた…』

 

イノケンティウス

 

はサンゲイザーファンガイアに迫る。イノケンティウスがファンガイアを抱くように包み込む。ステイルは微笑する。

 

『ふっ、その罪を全て燃え散らすがいい』

 

『あっちぃな…』

 

『!?』

 

サンゲイザーファンガイアはイノケンティウスを吹き飛ばしてしまう。ステイルは驚くが直ぐに余裕の表情にもどる。

 

『ざ、残念だかイノケンティウスには再生能力があるんだよ』

 

『成る程、そのカードか?』

 

『そうだ、だが何千枚のカードを取り除くことは…』

 

ステイルが言葉の終わりを言う前に異変は起こった。サンゲイザーファンガイアが突然目の前から消えたのだ。

 

『逃げたか?』

 

『冗談だろ?帰すぜ』ポイッ

 

『!これは…』

 

サンゲイザーファンガイアは手に持ったものをステイルに投げる。それはステイルが設置したカードだった。

 

『あの一瞬で…』

 

『速さと固さが自慢でね』シュン!ドッ!

 

『ぐわっ!』

 

サンゲイザーファンガイアはステイルの前に一瞬で現れ首を締める。

 

『お前のエナジーはどんな味かな?』

 

空中に二つの牙が現れる。

 

『うう…』

 

『さてといただきま…』

 

[バインド!プリーズ!]

 

『うん?なんだこの鎖は?』

 

突如鎖がサンゲイザーファンガイアを拘束する。ステイルはその隙に脱出する。

 

『げほ!げほっ!』

 

『クソッ!なんだこれは?』

 

『随分と好き勝手してくれたな。だがお前の出番は終わりだ!』

 

ステイルとサンゲイザーファンガイアは声のした方を見た。そこには黒いマントに赤い仮面の戦士が立っていた。

 

『お前は…キバか!?』

 

『違うね。俺は仮面ライダーウィザード。さあ!ショータイムだ!』

 

[ルパッチ、マジック、タッチゴー!コネクト、プリーズ!]

 

ウィザードは右手の指輪を付け替え、ベルトのレバーを操りバックルを変形する。その後もう一度ベルトのバックルを変形させてもとの形に戻すとバックルに指輪をスキャンさせる、すると空中に魔方陣が浮かび上がる。ウィザードはそこにてを突っ込み剣のようなものを取り出す。

 

『ふざけやがって…ふん!』バリン!

 

サンゲイザーファンガイアは鎖を引きちぎりウィザードに襲いかかる。ウィザードは剣で応戦する。

 

『たあ!』キン!

 

『効かねえな、そんな攻撃!』

 

『おおっと』

 

ウィザードの攻撃は体表に阻まれ、サンゲイザーファンガイアには効かない。サンゲイザーのパンチを飛び避けるとウィザードは左手の指輪を付け替える。

 

『全く…困ったトカゲちゃんだ』

 

ベルトのバックルを今度は一回変形させて指輪をスキャンする。

 

[ランド!プリーズ!ドドド、ドドドン、ドン、ドドドン!]

 

また魔方陣が現れる。ウィザードはそれをくぐる、すると仮面とボディーの色が茶色に変わる。サンゲイザーファンガイアがタックルで攻撃しようと向かってくる。ウィザードは慌てず右手の指輪を付け替え、ベルトを変形させスキャンする。

 

[ディフェンド!プリーズ!]

 

すると地面から土の壁が現れサンゲイザーファンガイアはそれに突っ込み身動きがとれなくなってしまう。

 

『くっ!なんだこれは!?』

 

『フフ…喰らいな!』

 

『ぐわっ!』

 

ウィザードはサンゲイザーファンガイアを壁ごと蹴り飛ばす。

 

『くっ、何て奴だ…』

 

『さて、少しはやいがフィナーレだ!』

 

[シャバドゥビタッチヘンシン!フレイム!プリーズ!ヒー、ヒー、ヒー!ヒー!ヒー!]

 

ウィザードは左手の指輪を付け替え先程の要領で元の赤い姿に戻る。ウィザードはさらに右手の指輪を付け替えてベルトにスキャンする。

 

[チョーイイネ!キックストライク!サイコー!]

 

『はあっ!』

 

『ぐ、ぐわぁぁぁ!!』ドーン!

 

ウィザードが前転しながら放ったキックが炸裂しサンゲイザーファンガイアは砕け散った。

 

『ふぃ~』

 

『おい!そこのお前!』

 

『うん?』

 

ウィザードはステイルの方へ顔を向ける。

 

『いったいどこ所属の魔術師だ?答えろ!』

 

『所属?特にないね…』

 

『あの強大な力をどこでてに入れた?』

 

『貰い物だよ』

 

ウィザードは両手を横に拡げてやれやれといった感じでステイルに応対する。

 

『もういい?俺ちょっと疲れてるんだけど…』

 

『ふざけるな!貴様を拘束する!あんな力野放しにして…』

 

『無理だ』

 

『!』

 

ウィザードは先程の剣を銃に変えてステイルに向ける。ステイルは狼狽する。

 

『先輩の言う通りだ…ここの魔法使いはここまで頭でっかちだとわね…』

 

『何!』

 

ウィザードはそう言うと引き金を引いた。

 

『ぐわあ!』

 

すると弾丸はステイルの横を飛び後ろの怪人に当たる。

 

『やっぱ、俺たちが直接渡した方が速いか…』

 

ウィザードはそう言うとカードをステイルに投げつける。

 

『君がその力にふさわしければカードが君にこれに近い力をくれるよ。じゃあね』

 

『ま、待て!』

 

ウィザードはステイルの言葉を無視し突如現れた灰色のオーロラに入っていき、そのまま消えてしまった。

 

『な、何だったんだ…』

 

ステイルはカードを拾うそこには龍のような何かが薄く描かれていた。

 

 

ステイルはカードをこたつの上に置いた。

 

「以上が僕の体験した話だよ」

 

「ウィザードか…キバなら姫神と同じだけど…」

 

「指輪の戦士なんて見たことないね」

 

ステイルの話にフォーゼとインデックスは新たに現れた戦士、ウィザードについて考察を始めていた。土御門はカードを掴み眺めていた。

 

「こいつも初めて見る戦士だにゃあ。強そうぜよ」

 

「そうかい?まあ僕にふさわしい姿なんだろう。こいつと違って」

 

ステイルはフォーゼを指差して言う。

 

「何だと!」

 

「だってそうじゃないか。君はそんなロケット頭だしね」

 

ステイルとフォーゼがいがみ合いを始めたのをみた神裂はそれを止めようとする。

 

「まあまあ、次は私の体験を話させて下さい」

 

ステイルとフォーゼは渋々大人しくなる。

 

「わたしはあの時天草式十字

凄教の皆と共に海岸近くで戦っていました…」

 

 

 

 

イギリスのとある海岸で天草式十字凄教と数体の怪人が戦っていた。神裂が愛刀七天七刀を手に敵と斬り合う。

 

『やるな!このヒャクヤッパと郡立千刃刀の攻撃を捌くとは』

 

ヒャクヤッパと名乗った二刀流の怪人は神裂を称賛する。

 

『お褒めにあずかり光栄ですが…あなたはここで終わりです!』

 

神裂は後ろに飛び退くと 刀を鞘に戻す。

 

『七閃!』

 

刀を一瞬だけ抜くとまた戻す。すると7つの斬激がヒャクヤッパを襲う。

 

『ぐわっ!』

 

ヒャクヤッパは倒れこむ。

 

『速いな…見えなかった…』

 

『もう一度、七閃!』

 

『だが種は割れてるぞ!全身刃!』

 

七閃の斬激がヒャクヤッパを再び襲う。ヒャクヤッパは斬激が来る前に全身から刃を出して何かを切った。すると斬激は止まる。

 

『なに!?』

 

『ワイヤーを使った技か…普通の人間なら騙されるだろうな。だが俺には通じない!』

 

七閃は斬激と見せかけて鞘に仕込んだワイヤーで敵を攻撃するわざである。ヒャクヤッパはそのワイヤーを切断したのだ。

 

『名乗りたくはなかったですが、しかたありません…Salvere000(救われぬ者に救いの手を)!!』

 

『うぉぉぉ!』

 

ヒャクヤッパが突っ込んでくる。神裂は七天七刀を構える。

 

『行きます…唯閃!はあっ!』ザン!

 

『なに!?うわぁぁ!』

 

ヒャクヤッパは神裂の唯閃を受けて倒れた。

 

『うっ!』バタッ!

 

神裂は地面に倒れこむ。唯閃は大幅に体力を消耗するのだ。

 

『こうしてはいられません…皆は…』

 

神裂は七天七刀を杖に立ち上がる。

 

『いい…技だ』

 

『!?』

 

神裂が声のした方を見るとヒャクヤッパが立ち上がり、こちらを見ている。腹に大きな傷を負っているがしっかりと立ち上がっていた。

 

『苦戦してるなヒャクヤッパ、こっちは終わったぜ』

 

『面白くもないわね』

 

『こいつで最後か?』

 

色々な方向から

 

声が聞こえる。見ると三体の怪人が神裂に近づいていた。木の葉を被ったキツネのような、カラスと翼のような姿を持つ怪人のイサギツネ、 鼻ピアスに防止を被った妖怪テング、右腕が剣の妖怪アミキリという三体の怪人だった。三体にヒャクヤッパを加えた四体が神裂を取り囲む。更にその後ろには赤い魚のような頭部の武士のような怪人、ナナシ連中と青いタイツの怪人ドロドロが大量に控えていた。

 

『天草なんて名のってたからどのくらい強いのかと思ったら拍子抜けしたな』

 

『ええ…』

 

『のこるはこいつだけか?』

 

三体の言葉に神裂は衝撃を受けていた。

 

『(皆がやられた…そのうえこれだけの数…)』

 

『こんなことで絶望しちゃ困るぜ。もう一度足掻いてみろよ』

 

『くっ…』

 

ヒャクヤッパは刀を神裂に向けて言った。

 

『足掻かないなら…死ねや!』

 

『…』

 

ヒャクヤッパが神裂に剣を降り下ろす。神裂は諦めて目を閉じる。

 

『カクレイザー!!』ビュン!

 

『なに!?』

 

『ナーナーシー!?』

 

『何だ、何が起こった?』

 

『この攻撃は…まさか!?』

 

『そのまさかだ!』ドンドン!

 

男の声が響く。どこからか太鼓の音が響く。海岸は一瞬でまるで歌舞伎か何かの舞台のような空気になる。怪人と神裂が声のした方を見るとそこには十一人の戦士が立っていた。

 

『貴様らは…』

 

『ニンジャレッド!サスケ!』

 

『ニンジャホワイト!鶴姫!』

 

『ニンジャイエロー!セイカイ!』

 

『ニンジャブルー!サイゾウ!』

 

『ニンジャブラック!ジライヤ!』

 

『人に隠れて悪を斬る!忍者戦隊、カクレンジャー見参!』

 

『シンケンレッド!志葉丈璃』

 

『同じくブルー!池波流ノ助!』

 

『同じくピンク!白石茉子!』

 

『同じくグリーン!谷千明!』

 

『同じくイエロー!花織ことは!』

 

『同じくゴールド!梅盛源太!』

 

『天下御免の侍戦隊!シンケンジャー!参る!』

 

十一人の戦士たちが名乗り終わると後ろで色とりどりの爆発が起こった。

 

『ヒャクヤッパとイサギツネは俺たちが倒します。サスケさんたちは他の二体を!』

 

『任された!行くぜ、成敗!』

 

ニンジャレッドは親指を立ててそのまま下に下ろす。その合図と共に十一人の戦士が戦闘を開始した。

 

『アミキリはセイカイとサイゾウ、テングは俺と鶴姫、ジライヤが戦おう!』

 

『OK!』

 

ニンジャレッドの言葉にニンジャブラックが流暢に答える。

 

『俺と流ノ助、源太はヒャクヤッパを茉子、ことは、千明はイサギツネを』

 

『了解しました殿!』

 

こちらではシンケンレッドの言葉にシンケンブルーが答える。

 

『返り討ちにしてやれ!』

 

ヒャクヤッパが叫ぶと同時に四体の怪人とナナシ、ドロドロが応戦する。

 

『殿!ナナシは私に任せてください!』

 

そう言うとブルーはナナシ連中をシンケンマルで斬りまくる。

 

『源太!行くぞ!』

 

『おうよ!たけちゃん!』

 

レッドとゴールドはヒャクヤッパの二刀流に各々の剣で応戦する。

 

『くそ!しつこいやつらだ!だがこの世界では長くは戦えまい』

 

『直ぐに勝負つければいいんだよ!』

 

『その通りだ!』

 

[スーパーディスク]

 

レッドがシンケンマルに何かを着けるとレッドに白い陣羽織が装着される。レッドはシンケンマルにディスクをセットし、回す。刀身に炎を纏いレッドはヒャクヤッパに突っ込む。それをみたゴールドも技の体制に入る。

 

『真・火炎の舞!』

 

『サカナマル千枚おろし!』

 

二人の斬激がヒャクヤッパをとらえた。

 

『ぐわぁ!』ボキッ!

 

この攻撃でヒャクヤッパの剣が折れた。

 

 

シンケングリーン、イエロー、ピンクの三人はイサギツネと戦っていた。

 

『ヤタガラスの術』

 

大量のからすが出現し三人を襲うが三人は落ち着いた動きで避ける。

 

『くっ!ならば!狐つむじの術!』

 

今度は風を起こすがイエローとピンクの二人が空中に『嵐』の文字を書き、そこから現れた風で相殺される。

 

『なに!?』

 

『いまや!千明!』

 

『おっしゃ!』

 

驚いたイサギツネをグリーンがロッドで突く。

 

『何故だ?前は効いたのに…』

 

『前の私たちじゃないわ!』

 

『そうやで!』

 

『ブレドランやレジェンド大戦を経て、強くなったんだ!』

 

三人はイサギツネに突っ込んでいく。

 

 

 

一方その頃、ニンジャレッドたちはテングと戦っていた。

 

『オン・ガマ・ニン岩地獄の術!』

 

ブラックの忍術により大量の岩が現れドロドロを吹き飛ばす。

 

『Oh!ヤッタネ!』

 

ブラックはガッツポーズをする。レッドとホワイトは 秘剣カクレマルを使い、テングを追い詰める。

 

『くっ!強い…』

 

『当たり前だろ?あれから何年たったと思ってるんだ?』

 

『サスケ!一気に行くわよ!』

 

『おう!』

 

『『隠流』』『満月斬り!』『くの字斬り!』

 

『うわぁぁ!』

 

テングは吹き飛ぶ。

 

 

『はぁっ、はぁっ、やるわね…』

 

『セイカイ!一気に決めよう!』

 

『おう!』

 

二人はカクレマルを構える。

 

『隠流正方の陣!』

 

『隠流三段斬り!』

 

『きゃああ!』

 

アミキリが倒れる。そこへ他の三体も飛ばされてくる。

 

『よし!カクレンジャーボールだ!』

 

ニンジャホワイトがボールを取りだしそれを他の三人がパスし、最後にレッドが蹴る。

 

『カクレシュート!』

 

『ぐわぁぁぁ!!』ドーン!

 

カクレンジャーボールが当たりヒャクヤッパが倒れた。シンケンジャーはシンケンマルとサカナマルを取りだしイサギツネに突っ込む。

 

『六重の太刀!』

 

イサギツネは六人の斬激により、爆発した。

 

『くっ!こうなったら…』

 

『大きくなってやる!』

 

アミキリとテングは突然体を大きくする。さらに死んだはずのヒャクヤッパとイサギツネも巨大化し復活する。

 

『嘘…』

 

それを物陰で見ていた神裂は驚く。十一人は敵を見上げる。

 

『流ノ助、俺たちはあと何分戦える?』

 

『三分ほどかと…』

 

『それだけあれば十分だ。隠流、巨大獣将の術!獣将ファイターの術!超忍獣の術!』

 

『よし!俺たちも折紙大変化!』

 

十一人が何かをすると大量の巨大ロボットが現れた。それを見た神裂はあまりのショックに気絶した。

 

 

『う、う~ん…』

 

神裂が目を覚ますとそこに怪人はいなかった。回りには天草式十字凄教の仲間たちが傷の手当てをされて横になっていた。神裂がふと自分の右手を見るとそこには白い人形が握られていた。

 

『これは…』

 

 

 

「以上が私の体験した話です」

 

「シンケンブルーは俺と同じぜよ」

 

「巨大ロボットか…もう何言われても信じられるな…」

 

フォーゼは腕くみをする。

 

「他にもこの力を授かった人間がイギリス清教内にいると聞いています」

 

「成る程」

 

「聖人である神裂を圧倒した怪人の出現を危機と感じたイギリス清教は学園都市との連携を強めるために数名を学園都市に派遣することにしたのさ」

 

「それがお前ら?」

 

ステイルは窓を開けてタバコに火をつける。

 

「いや、僕らはもうひとつの件でここへきた。派遣されらのは五人、いずれも君のよく知る人物だよ」

 

ステイルはタバコを吸いながら答えた。

 

「もうひとつの件?」

 

フォーゼは首をかしげる。それを見て神裂答える。

 

「はい。今から三時間前に この学園都市に魔術師が侵入しました」

 

「へえ~って、ええ!!」

 

フォーゼは飛び上がる。

 

「マジで?」

 

「マジです」

 

神裂は顔色ひとつ変えずに言う。

 

「どんな魔術師なの?」

 

「元イギリス清教所属の魔術師で今はフリーだ」

 

インデックスの質問にステイルが答える。

 

「ただ厄介なことに突然怪物に変わったという目撃証言があった」

 

「!それってガイアメモリ?」

 

「いやなんでもスイッチのようやものを使って変身したらしい」

 

「スイッチ…」

 

フォーゼは自分のスイッチを見る。

 

「魔術師の特徴は?」

 

「性別は女、年齢は二十代後半、魔術は天体を用いたものでかなりやり手だが…最近妙に荒れていたらしい。目的は君たちのようなヒーローの殲滅」

 

「天体…」

 

ステイルの言葉にインデックスが考え込む。

 

「ヒーローの殲滅か…だから俺たちの所にきたのか…」

 

「はい、どうか我々と協力して彼女を確保して貰えないでしょうか?」

 

「無論それなりのお礼はするぜ上やん」

 

フォーゼは暫し考え込む。

 

「よし、いいぜ」

 

「ありゃ?やけに素直にOKしてくれるんだにゃあ?」

 

「どうせやらないと言えば無理やりやらせるきだろうし、それに…」

 

フォーゼは立ち上がる。

 

「スイッチを悪用するのを見逃したら仮面ライダーフォーゼの名が廃るしな」

 

フォーゼは胸を腕で何度か叩いて前を指差す。

 

「ありがとうございます上条当麻。ところであなたのそのふぉーぜは白いと聞いていたのですが…」

 

「うん?ああこれは」

 

フォーゼはファイヤースイッチを外す。するとフォーゼは白いベースステイツに代わる。

 

「姿がかわった!」

 

「その通り!フォーゼは三種類の姿に変わることができるんぜよ!」

 

土御門は楽しそうに言う。

 

「ごほん!ええーとですな。フォーゼにはノーマルのベース、接近戦のエレキ、遠距離戦のファイヤーという三つの姿があるのぜよ。また…」

 

土御門は先生のようにフォーゼについて解説していく。土御門はクロースイッチをとり、フォーゼドライバーの右のソケットにセットし起動する。

 

[Crow]

 

[Crow On]

 

するとフォーゼの右手にクローモジュールが現れる。

 

「おお!」

 

神裂が驚く。

 

「このようにいくつものスイッチを使い武装を変えられるんだにゃあ」

 

フォーゼはクロースイッチを切り、ベルトを外す。フォーゼは上条に戻る。

 

「凄いですね。この力は…右手の武器には幻想殺しの力が宿るんですよね」

 

「まあそれでも苦戦は多いよ。最近は幻想殺しの効かない敵もいるし」

 

上条はベットに座り込む。

 

「ところでさっきの魔術師のことだけど…」

 

「おい!上条当麻!これはなんだ!?」

 

上条の言葉をステイツが遮る。ステイツはインデックスを見て狼狽している。見るとインデックスの腰にはダブルドライバーがセットされている。

 

「それって…」

 

「氷華!どうしたの!」

 

インデックスは虚空に向かって話している。

 

「上条当麻!この子はどうしたんだ!」

 

「落ち着けにゃステイル。インデックスのパートナーが呼んでるんだ」

 

「うん!わかったんだよ!」

 

インデックスはサイクロンメモリを取り出す。

 

[Cyclone]

 

インデックスがメモリをベルトに挿し込む。するとメモリは何処かへ転送される。同時にインデックスは倒れる。

 

「!大丈夫か!」

 

ステイルと神裂はインデックスを支える。

 

「どういうことなんだ!上条当麻!」

 

「インデックスの意識がパートナーの元へ転送されたんだ」

 

上条はベルトとスイッチを持って外へ向かう。インデックスを寝かせたあと土御門たちも続く。

 

「何処だ!どこにいるんだ?」

 

「上やん、俺に任せるぜよ。一筆奏上!」

 

土御門はシンケンブルーに変身する。そしてモジカラ で折紙を四枚つくりだす。そして黒い円を書き四方に折紙を配置する。

 

「おい、土御門!それって…」

 

「そう理派四陣だぜい上やん」

 

そう言うとシンケンブルーは円の中央にホロスコープを置く。

 

「止めろ!そんなことしたら…」

 

「大丈夫、ちょっと見てな」

 

シンケンブルーは手を合わせる。

 

「風を伝い、しかし空気ではなく場に意思を伝える」

 

呪文を唱えると折紙が立ち上がり回り始める。そして円の中に上から見た学園都市が写し出される。

 

「見えた!学園都市第十学区、少年院付近にゃあ」

 

「お前…大丈夫なのか?」

 

上条はシンケンブルーを心配そうに見る。

 

「ああ、ピンピンしてるよ。変身してれば魔術を使っても疲れる程度にゃあ。更に、モジカラを使用すれば魔術の威力も大幅にアップするんだぜい!」

 

「へぇ、便利。だけど…」

 

上条は携帯を見せる。

 

「もうインデックスたちに場所聞いたけど…」

 

「…」

 

 

 

第十学区の少年院付近

 

仮面ライダーダブルはある怪人と戦っていた。

 

「体にオリオン座…やっぱり」

 

「貴女たちには死んでもらうわ。私が強くあるために」

 

その怪人はフォーゼと同じコズミックエナジーで人間を怪人化させるゾディアーツスイッチを使って変身した青いボディの怪人・オリオンゾディアーツだった。

 

 

 

「貴女の気持ちは解るよ。だからこんなこと止めて!」

 

「解らないわよ。貴女たちのような力を持つものにわね」

 

オリオンゾディアーツのパンチが壁に当たり、壁が粉々になる。

 

「凄い…」

 

「あの人の魔術は肉体の強化、もともとオリオンはポセイドンの息子で凄い力の漁師だったと伝えられてるからね」

 

「さすがね。よく知ってるわ」

 

オリオンゾディアーツはキックを上から下へ放ち、マンホールを粉々にする。

 

「サイクロンジョーカーじゃぶが悪いかも」

 

「なら、ヒートメタルでどうかな」

 

[Heat Metal]

 

ダブルはサイクロンメモリとジョーカーメモリをベルトから取りだし、赤いヒートメモリとメタルメモリをベルトにセットする。

 

[Heat Metal]

 

ダブルの体が右は炎の記憶を宿した赤い体、左は銀色にメタルシャフトを装備したヒートメタルにハーフチェンジする。

 

「一気に行くよ!」

 

「うん!」

 

ダブルはメタルメモリをメタルシャフトにセットする。

 

[Metal Maximum Drive]

 

メタルシャフトに炎を纏いダブルは敵に突っ込む。

 

「「はああ!」」

 

「来なさい!」

 

ダブルはオリオンゾディアーツにメタルシャフトを振りかざす。

 

「「メタルブランディング!」」

 

ガギン!

 

メタルシャフトがオリオンゾディアーツに当たる。しかし…

 

パキッ

 

「嘘…」

 

「メタルシャフトが…」

 

「何なの?この棒?枝かなんか?」

 

メタルシャフトはオリオンゾディアーツに当たるがそのままふたつに折れた。

 

「これで終わり?なら…はぁっ!」

 

「きゃあ!」

 

ダブルはオリオンゾディアーツのパンチで飛ばされる。

 

「なら、これはどう?」

 

[Joker]

 

[Heat Joker]

 

ダブルはジョーカーメモリを取りだしメタルと交換し、さらに右のスロットにメモリを挿す。

 

[Joker Maximum Drive]

 

「「ジョーカーグレネード!」」

 

ダブルはジャンプするとソウルとボディーサイドに真っ二つに分かれ炎を纏った拳をオリオンゾディアーツに撃ち込む。

 

「くっ」

 

「固い…」

 

「止めてよ、痒いじゃない」

 

オリオンゾディアーツはジョーカーグレネードを受けても全く動じていなかった。

 

「さてと、遊びは終わり」ぐっ

 

「うわ!」

 

オリオンゾディアーツはダブルの首を締める。

 

「知ってる?これ私の必殺技。こうされると呪文も使えないし、魔方陣も書けないからね」

 

「うう…」

 

「じゃあ。死・ん・で♪[Gatling On]うん?」

 

突如オリオンゾディアーツに大量の弾丸が着弾する。ダブルはその隙に脱出する。

 

「大丈夫か?」

 

「とうま!」

 

「待たせたな!」

 

ダブルを救ったのはフォーゼだった。後ろからシンケンブルーとステイル・神裂もやって来る。

 

「何よ。こんなに沢山でレディを袋叩きにしようって言うの?」

 

オリオンゾディアーツはそう言うとフォーゼたちに襲いかかる。

 

「危ないにゃあ」

 

『壁』

 

シンケンブルーのモジカラで出来た壁がオリオンゾディアーツを止めるが一瞬しか止めることは出来ない。

 

「なんて馬力だ…」

 

「土御門!退いてろ!」

 

[Fire]

 

[Fire On]

 

[Fire Limit Break]

 

「喰らえ!ライダー爆熱シュート!」

 

ヒーハックガンから出た炎がオリオンゾディアーツを襲うがオリオンゾディアーツは驚異的な脚力でジャンプし、さらにキックでフォーゼを吹き飛ばす。

 

「うわぁ!」

 

フォーゼは吹き飛ばされてベースステイツに戻る。

 

「何て…奴だ…」ガクッ!

 

フォーゼはダメージで気絶してしまう。ダブルがフォーゼの元へ向かう。

 

「とうま!大丈夫?」

 

「大丈夫ですか?」

 

しかしフォーゼからの応答はない。オリオンゾディアーツは二人に迫る。

 

「やらせない!」

 

シンケンブルーはシンケンマルで斬りかかるが避けられる。

 

「退いて」

 

そればかりかオリオンゾディアーツのパンチで吹き飛ばされる。

 

「うわぁぁぁ!」

 

「土御門!くっ灰は灰に、塵は塵に、吸血殺しの紅十字!」

 

「七閃!」

 

二人の攻撃もオリオンゾディアーツには効かない。左はオリオンゾディアーツにタックルされて吹き飛ばされる。

 

「うわぁ!」「くっ!」

 

二人が立ち上がろうとした時、二人を光が包む。

 

「これは…」

 

「なんだ!?」

 

「キター!これで勝てる!」

 

シンケンブルーは喜ぶ。光が消えたときステイルの手には龍の紋章のついたバックルが、神裂にはショドウフォンが握られていた。

 

「なるほどこれが力か…」

 

「よし!行きますよステイル!」

 

「ああ!」

 

ステイルはバックルを前にかざす。すると機械的なベルトがステイルに装着される。

 

「変身!」

 

ステイルがバックルをベルトにセットすると、ステイルの体が赤いボディに龍を型どったマスクを着けた戦士、仮面ライダー龍騎に変身する。

 

「一筆奏上!」

 

神裂はショドウフォンで土御門と同じように空中に字を書く。こちらは火の文字を書く。それが体に張り付き、神裂は赤いスーツにスカート、マスクは火の文字を型どった戦士、姫シンケンレッドに代わる。

 

「なんだよねぇちん…俺のパクリか?」

 

「しょ、しょうがないでしょ!似てるんだから」

 

「とにかく行くぞ!」

 

ステイルはバックルから剣の描かれたカードを取り出す。そして左手のドラグバイザーの蓋をあけてカードをセットし閉じる。

 

[Sword Bent]

 

すると空から剣が降ってくる。龍騎はそれをキャッチする。

 

「はあ!」「やあ!」「喰らえ!」

 

三人はオリオンゾディアーツに斬りかかる。

 

パキッ、パキッ、パキッ

 

「ええ!?」

 

「お、折れた!」

 

「おいおいここは新ヒーローが大活躍じゃないのかにゃあ…」

 

オリオンゾディアーツは暫く止まっていた。

 

「あの…もういいかしら?」

 

と言うとオリオンゾディアーツは三人をパンチで吹き飛ばす。

 

「拍子抜けしたわ。さてと…」

 

オリオンゾディアーツはフォーゼたちの元へあるきだす。

 

「させるか!」

 

[Strike Bent]

 

龍騎はカードをバイザーに装填する。すると龍型の手甲が現れる。龍騎はその手甲から火球を出して攻撃するが効果がない。

 

「こないで!」

 

[Heat Trigger]

 

ダブルはヒートトリガーにハーフチェンジしトリガーマグナムで攻撃するがこれも効果がない。

 

「熱いわね…諦めなさい」

 

オリオンゾディアーツが近づいてくる、ダブルの必死の攻撃もまるで意味がない…。ダブルが諦めかけたその時遠くの方からバイクのエンジン音が聞こえ始めた。

 

「何!?」

 

「退きなさい!」

 

突如現れたバイクのタックルがオリオンゾディアーツを少しだけ後退させる。そこへ龍騎とシンケンブルーが割り込み、オリオンゾディアーツを更に後退させる。

 

「大丈夫ですか?」

 

「あなたは!」

 

ダブルの中のインデックスが驚く。バイクに乗っていたのは天草式十凄教の五和だったのだ。

 

「パン屋の研修に時間が掛かり遅くなりました」

 

「五和!」

 

姫シンケンレッドが叫ぶ。

 

「その声…女教皇<プリエスティス>ですね。申し訳ありません。遅くなりました」

 

五和はバイクから降りると懐から天球儀のようなものがついたベルトを取り出す。

 

「あのベルト…まさか!」

 

「そう、彼女も力に選ばれて一足先に覚醒したのさ。名前は確か…」

 

「変身!」

 

[Meteor Ready? Ok Meteor]

 

五和が変身のポーズを取り、ベルトを操作すると空から光が降り注ぎ黒いスーツに星をちりばめたようなデザインで青いマスクのヒーロー、仮面ライダーメテオに変身する。

 

「貴方の定めは私が決めます!」

 

「そう、なら決めてみなさい!」

 

オリオンゾディアーツは

 

メテオに突っ込む。メテオはオリオンゾディアーツに殴りかかる。

 

「う~ん…」

 

「とうま!」

 

その時、フォーゼの意識がやっと戻る。ダブルはフォーゼに近寄る。

 

「赤い二人は神裂とステイルか…青いのは…?」

 

「五和だよ、とうま」

 

「マジか?助けに来てくれたのか…」

 

フォーゼはゆっくり立ち上がる。

 

「…なあインデックス…なんであの人はあんなに必死に戦ってんだ?あの人はスイッチの力を使っているとはいえさ…素でも強いと思うけど…」

 

フォーゼの問いにダブルは少し迷いながら答える。

 

「とうま、あの怪人の体の星座何か解る?」

 

「星座…確か…魚座だっけ?」

 

「違うよ!オリオン座だよ!」

 

ダブル(インデックス)は大きな声で答える。

 

「オリオン座…」

 

「オリオン座はね、とうま。消滅しそうなんだよ」

 

「星座が消滅?」

 

ダブルは語り始めた。

 

「オリオン座を構成するペテルギウスは超新星爆発でいつ無くなってもおかしくない…いやもう消滅してるかも知れない…」

 

「でもそのペテルギウスってたしか地球から」

 

「640光年の距離だぜ上やん」

 

そこにシンケンブルーがやって来る。

 

「でもな、十字教の歴史上、そんなことは前例がないのさ上やん」

 

「だから彼女は恐れているんだよ…力を失うのを…」

 

オリオンゾディアーツは棍棒と盾を取りだしメテオに襲いかかる。

 

「あいつが何故イギリス清教を止めたか解るか上やん?あいつはイギリス清教にホントの正義がないと言って人を助けることを専門にしたフリーの魔術師になったんだよ。ある意味上やんに似てるかもな…」

 

フォーゼは彼らの話を黙って聞いていた。

 

「たぶんあいつは利用されているんだよ…誰かに不安な心をスイッチによってさ…」

 

「そうか…」

 

フォーゼは拳を握る。

 

「それなら、助けてやらなきゃな」

 

フォーゼはスイッチを取り出す。

 

「だかよ上やん。あいつの装甲は伊達じゃないぜ」

 

「どうすれば」

 

「いいんでしょう?」

 

シンケンブルーとダブルの問いにフォーゼはエレキと39番のスイッチを取り出す。

 

「幻想殺しの力で奴の能力を封じる」

 

「でもよ上やん。奴はそうとうスイッチと力を混ぜ合わせてるぜ。幻想殺しが効果があるかどうか…」

 

「だから手伝ってもらうのさ、二人…じゃなかった三人にな」

 

「え?」「へ?」「ん?」

 

三人(四人)近寄って話始める。

 

 

 

「そろそろ終わりよ」

 

「くっ!」

 

メテオはオリオンゾディアーツに追い詰められていた。

 

「終わるのはお前だ!」

 

[Final Bent]

 

「うん?」

 

「今だ!」

 

[Meteor Limit Break]

 

後ろから走り込んできたシンケンレッドがシンケンマルで斬りかかる。盾でガードするオリオンゾディアーツだったがその隙に龍騎が回りに龍のような物を呼び足してジャンプし一回転してキックする。メテオも青いオーラを纏いキックをする。

 

「はぁ!」

 

「燃え尽きろ!」

 

二人のキックが直撃するが…

 

「効かないわ!」

 

「うわぁ!」

 

「きゃあ!」

 

「くっ!」

 

三人は吹き飛ばされる。

 

「そろそろ止めをさそうかしらね」

 

オリオンゾディアーツは三人に近づこうとするが…

 

「させないぜよ!」

 

シンケンブルーが『鎖』のモジカラでオリオンゾディアーツを拘束する。

 

「こんなもの…」ギシギシ

 

「今だ、上やん!」

 

「よし!」

 

[Luna Trigger][Elek On]

 

シンケンブルーの合図にフォーゼとダブルがフォームチェンジしながら飛び出す。ダブルはDと書かれたメモリを取り出す。

 

「行くよ!」

 

[Drill Maximum Drive]

 

ダブルはかつての戦いで入手したドリルメモリをトリガーマグナムに装填する。

 

「「トリガードリルブレイク!」」

 

トリガーマグナムから発射された巨大なドリルがオリオンゾディアーツに向かっていく。しかしドリルはオリオンゾディアーツ着弾前に空中で止まる。

 

「?どういうこと…」

 

「こういうことさ!」

 

フォーゼエレキステイツがドリルに向かって走りってきた。フォーゼはビリーザロッドのプラグを左のコンセントにセットする。

 

[Elek Limit Break]

 

「ライダー100億ボルトシュート!」

 

ドリルに向かいフォーゼは電撃を放つ。ドリルは相当な電力を帯電する。

 

「もう一丁!」

 

フォーゼは39番のスイッチをベルトにセットする。

 

[Stamper]

 

[Stamper On]

 

フォーゼの左足に武骨なスタンパーモジュールが現れる。

 

[Elek Stamper Limit Break]

 

「これで決める!ライダー電光スタンパーキック!!!」

 

フォーゼはドリルに向かい電気を纏いながらスタンパーモジュールでキックする。ドリルは凄い勢いでオリオンゾディアーツに突っ込む。

 

「こんなもの!」

 

オリオンゾディアーツは鎖をちぎりドリルを両手で押さえる。

 

「くっ!」ウィーン!

 

ドリルは凄まじい回転でオリオンゾディアーツの手を削るが直撃はしない…

 

「どうやらあなたの切り札は効果がなかったようね」ウィーン!

 

「…いや、狙い通りさ」

 

フォーゼはベースステイツに戻る。エレキスイッチからは煙が出ている。

 

「?どういう…」ウィーン!ドン!

 

その時、ドリルが突然衝撃を受けたかのように前に押し出される。必然的にドリルはオリオンゾディアーツの体を削り始める。

 

「くっ!なんで…」ウィーン!

 

ドリルはなおもオリオンゾディアーツの体を削り続ける。

 

「スタンパーモジュールの力さ」

 

フォーゼは語り始める。

 

「スタンパーモジュールは蹴りの強さによってその威力が決まる。そして効果が発動する時間もな」

 

そうフォーゼがドリルにキックしたときドリルの底にはスタンパーモジュールによってスタンプが押されていた。それはオリオンゾディアーツがドリルを押さえて暫くたってから爆発したのだ。

 

「普通ならスタンパーを当てるのは凄く難しい…でもあんたなら自分の力を誇示するためにドリルを受け止めると思っていた。だからこそドリルを当てることが、スタンパーの力をフルに当てることができたんだ」

 

オリオンゾディアーツはドリルの衝撃に耐えられなかったのか爆発する。

 

「やったね、とうま!」

 

「いや…」

 

しかし爆風のなかからオリオンゾディアーツが現れる。

 

しかしその姿は赤いボディになっていた。

 

「上やん、あとは俺たちが…」

 

フォーゼに ほかのライダーたちが詰め寄る。シンケンブルーはシンケンマルを手にするがフォーゼはそれを止める。

 

「俺に…任せてくれないか」

 

「…」

 

フォーゼに何かを感じたのかシンケンブルーはシンケンマルを鞘に戻す。龍騎=ステイルすらも動こうとしない。

 

「いくぞ!最後の勝負だ!」

 

「ウォォォ!」

 

オリオンゾディアーツは女とは思えない叫び声をあげて突っ込んでくる。フォーゼはエレキスイッチを抜きとりクロースイッチを挿しこむ。

 

[Crow]

 

[Crow On]

 

フォーゼはクローモジュールを構える。オリオンゾディアーツとの距離は少しずつ縮まっていく。

 

「オオオオ!!」

 

「はぁぁぁ!!」

 

フォーゼはベルトのレバーに手をかける。

 

[Crow Limit Break]

 

「行くぞ!!ライダークローカウンター!!」

 

オリオンゾディアーツのパンチを紙一重で避ける。そしてクローモジュールでオリオンゾディアーツを切り裂いた。

 

「お前の幻想…殺させて貰ったぜ…」

 

「こ、こんなところで…うわあああ」ドーン!!

 

オリオンゾディアーツは爆発した。爆風の中から一人の女性が現れた。そして空から一つのスイッチがフォーゼに落ちてくる。

 

「これは…」

 

それは全体が黒くトゲや目のような装飾がついている。フォーゼが赤いボタンを押すとそのスイッチは消えた。

 

「今のが例のスイッチか…」

 

フォーゼが変身を解除すると同じく変身を解除した土御門が近づいてきた。

 

「やったな、上やん」

 

周りを見ると風斬の姿は無く、五和が近寄ってくるところだった。ステイルと神裂はオリオンゾディアーツだった女性の肩を支える。女性は上条の方を見る。

 

「上条当麻…私がスイッチを買った奴からの伝言よ『ゾディアーツはいかがだったかな?これからも楽しませてくれよ』だそうよ」

 

「ゾディアーツ…」

 

「ふふふ…うっ」ガク!

 

「お、おい!」

 

「どうしたのですか!?」

 

女性は突然倒れた。ステイルと神裂は女性を揺らしたりするが反応はない。

 

「くっ上条当麻!僕たちは彼女を治療のできるところまで運ぶ。後のことは五和と土御門に聞け!」

 

「頼みましたよ五和!」

 

二人は女性を抱えてその場を去った。

 

「あいつ、大丈夫なのか…」

 

「まああの二人に任せときゃ安心だろうぜ」

 

「そうですね」

 

三人はステイルたちが去った方を見ていた。

 

「そういえば五和だけ学園都市に送られてきたのか?」

 

「いえ、他にも何人かいますよ」プルルルプルルル

 

五和が話し始めた時に携帯が鳴った。五和は携帯をとる。

 

「もしもし…えっ!わかりましたすぐ行きます!」

 

五和は慌てて携帯をしまう。

 

「すいません!ちょっと用事ができてしまったので後のことは他の人に聞いてください!」

 

五和はバイクに乗るとどこかへ走り去ってしまった。

 

「とりあえず…帰るか上やん」

 

「ああ…」

 

二人は自分たちの寮へ戻るために歩き始めた。

 

「なあ土御門、他に派遣されてる奴って誰かわかるか?」

 

「それが俺も全然しらなくてにゃあ…」

 

二人が寮まで戻ると箒でゴミを掃いている人を見つけた。

 

「誰だあの人?」

 

「新しい管理人さんじゃないか?こんちわー!」

 

「あ、こちらの寮の方ですか?」

 

箒を使ったいた人はこちらを振り向いた。どうやら女性のようだ。

 

「「!」」

 

二人はその女性をみて言葉を失う。

 

「どうも、今日から管理人をさせていただくオルソラ=アクティナスでございます。以後お見知りおきを」

 

「「えええええ!!!!!」」

 

二人はひっくり返った。

 

               続く

 

 




レールガンレディースの作品解説

「長い!」

「御坂さん、突然どうしたんですか?」

「いろいろ言いたいことはあるけど長い!」

「確かに今回の話は2倍近くありますね…」

「なんで前後編に分けないんですかね?」

「あまり重要な話じゃないかららしいですの」

「新ヒーロー3人に必殺技でも勝てない敵、怒濤の三連戦しといて重要な話じゃないのかい!」

「まあまあ…今日は前回の解説をさらに補足しますよ。」

「まずはヒーローについてですの」

「今日紹介するのは仮面ライダーフォーゼ、仮面ライダーダブル、シンケンブルーの三人です」

「では紹介しますよまずはフォーゼから」

仮面ライダーフォーゼ 変身者・上条当麻 変身装置(ベルト)・フォーゼドライバー 決め台詞「宇宙キター!」「仮面ライダーフォーゼ!お前の幻想を殺させて貰うぜ!」

身長200㎝ 体重95㎏(エレキ+2㎏、ファイヤー+4㎏)

宇宙空間での活動を考えて作られた。宇宙服としても使用可能。(超獣戦隊ライブマンに酷似)
仮面ライダースーパー1をイメージされている。
仮面ライダー40周年記念ライダーなので「4(フォー)」「0(ゼロ)」と「メタモルフォーゼ」をもじっている。
ベルトには4種類のスイッチをセットできる、現在は37種類のスイッチを使用する。
基本は「ロケット」「ランチャー」「ドリル」「レーダー」をセットし変身するが別のスイッチをセットし変身できる。(仮面ライダーフォーゼ本編15話を参照)
ベルトのレバーは変身と必殺技「リミットブレイク」の発動に使う。
背中にはブースター・スラスターマニューバーが装備されており飛行とまではいかないがジャンプ力をアップさせたり攻撃力のアップ等にに使用できる。

アストロスイッチ
コズミックエナジーをひめたスイッチ。使用することでフォーゼにモジュールを発現することができる。

コズミックエナジー
宇宙に存在する未知のエネルギー。フォーゼ・メテオ・ゾディアーツの力の源。

マシンマッシグラー

フォーゼの使用するバイク。
正式名称ORB-40F
最高速506.9km/h
自動走行可能、水素燃料エンジンを搭載しているエコマシン。
後部のジェットで攻撃や大気圏離脱が可能。


ベースステイツ

基本カラー白 複眼緑

フォーゼの基本形態。

主な必殺技「ライダーロケットドリルキック」
右手のロケットモジュールを使い上昇・加速して左足のドリルモジュールでするキック技。

エレキステイツ

基本カラー金色 複眼青

フォーゼがエレキスイッチで変身したステイツ。
専用モジュール・ビリーザロッドを武器に戦う。
接近戦だけでなく遠距離戦も一応することができるためオールラウンダーな戦術ができる。
ベルトにエレキスイッチをセットしてのリミットブレイクで他のモジュールに電撃の力をまとわせることもできる。

ビリーザロッド
エレキステイツ専用ロッド型の武器。
柄からはプラグ付きコードが伸びておりそれを鍔に3箇所あるコンセントに差し込むことでロッドに電撃を付加する。
また、プラグを差す位置で異なる力が使える。
左で電撃棒、中央で電光弾による射撃、右で電磁ネットによる捕獲。
柄にエレキスイッチをセットすることでリミットブレイクを使用できる。

主な必殺技 左コンセント 「ライダー100億ボルトブレイク」
大量の電流を貯めた電撃棒を敵に打ち付ける。

中央コンセント 「ライダー100億ボルトシュート」
ロッドに貯めた電撃を相手に発射する。

右コンセント 「ライダー100億ボルトバースト」
ロッドを地面にさして周囲を攻撃する。

ファイヤーステイツ

基本カラー赤 複眼緑

フォーゼがファイヤースイッチを使い変身したステイツ。
専用モジュール・ヒーハックガンを武器に戦う。
遠距離・射撃戦を得意とする。
炎や高熱をスイッチに吸収し、エネルギーに変換・蓄積することができる。
そのため敵の攻撃を利用したカウンターを得意とする。

ヒーハックガン
ファイヤーステイツ専用の銃型の武器。
フロント・リアユニットに分離することができる。
接続すると火炎モード、分離すると消火弾を発射する消火モードとなる。
発射口下部にファイヤースイッチを差し込むとリミットブレイクを発動できる。
エレキと同様にリミットブレイク時に炎を他のモジュールに付加させる。

主な必殺技 「ライダー爆熱シュート」
ヒーハックガンから火炎放射を発射する。

オリジナル設定
右手のモジュールに幻想殺しの力を付与させる。(エレキ、ファイヤーのベルトでのリミットブレイクでは他のモジュールにも付与される)

「なるほど…」

「37種類のスイッチか…あれ今日のスタンパーってたしか39じゃ」

「それは少しあとで補足があるようですよ」

「次はダブルですの」

仮面ライダーダブル 変身者・インデックス/風斬氷華 変身装置(ベルト)ダブルドライバー 決め台詞 「さあ、あなたの罪を数えてください(数えるんだよ)」

身長180㎝(オリジナルより15㎝低い) 体重70㎏(オリジナルより15㎏軽い、サイクロンジョーカー時。他の種類は割愛)

仮面ライダー初の二人で変身し、一人となる戦士。(前例としてはウルトラマンAやバロム1などがいる)複眼は全形態共通で赤。
仮面ライダーダブルサイクロンジョーカーは仮面ライダー一号・ブラックがモチーフ。
風斬がボディサイド(仮面ライダーダブルの身体・精神)・インデックスがソウルサイド(仮面ライダーダブルの精神)を担当する。
ボディサイドはジョーカー・メタル・トリガーの3つ、ソウルサイドはサイクロン・ヒート・ルナの3つの形態、合計で9形態の姿を持つ。
ただしメモリには相性があり、サイクロンジョーカー・ヒートメタル・ルナトリガーの3つが主な形態

ハードボイルダー
最高速580km/h
後部ユニットを変更することで飛行できるハードタービュラー、水中専用のハードスプラッシャー、最高速870km/hのスタートダッシュモードに変形できる。

ガイアメモリ
地球の記憶を秘めたUSBメモリ。使用することでダブル・アクセルに力をあたえる。
以下はダブルのメモリを紹介する。

ジョーカーメモリ
切り札の記憶が秘められたメモリ。最も使い勝手がいい。武器は持たないが格闘戦に強くなる。
必殺技(マキシマムドライブ)は身体が左右に分かれる。

メタルメモリ
闘士の記憶が秘められたメモリ。重量が増えるためスピード・ジャンプ力は低下する。
反面、攻撃力や防御力は大幅に上がる。
後述の専用武器メタルシャフトを使用できる。

トリガーメモリ
銃撃手の記憶が秘められたメモリ。視力のアップや磁場フィールドによる足下の固定ができる。
破壊力や遠距離攻撃に優れているが危険性も高い。
後述の専用武器トリガーマグナムを使用できる。

サイクロンメモリ
風の記憶が秘められたメモリ。攻撃に風の属性を付与する。スピードに長けた戦いができる。
姿勢制御の役割を果たすマフラー・ウィンディスタビライザーを装備する。

ヒートメモリ
熱き記憶が秘められたメモリ。闘争心を高めることができ、攻撃に炎の属性を付与する。

ルナメモリ
幻想の記憶が秘められたメモリ。最も謎を秘めたメモリ。武器や肉体を変質させたり、弾丸を曲げたりできる。(ドリルが止まったのはこのメモリの効果)

先述のメモリの組み合わせとは例えばサイクロンメタルではあがったスピードが落ちてしまう、逆にヒートトリガーは威力が大きすぎてしまい自分自身にもダメージが起きる場合があるということである。

主な武装

メタルシャフト
メタルサイドの背中に短い状態で出現し、使用時に伸びる。
強固な棒状の武器。

トリガーマグナム
トリガーサイドの胸部に出現する。マキシマムドライブ時変形しメモリのの力を2倍に上げる。

主な必殺技

サイクロンジョーカー 「ジョーカーエクストリーム」
左右に分離しキックを打ち込む技。

ヒートメタル「メタルブランディング」
メタルシャフトに炎を纏い攻撃する。

ルナトリガー「トリガーフルバースト」
トリガーマグナムから敵を追尾する弾丸を大量に放つ。

オリジナル設定
ボディとソウルを入れ替えることができる。(インデックスがボディサイドをつとめることができる)

「タイプ別はめんどくさかったのね…」

「まあ確かにそうですよね…」

「まあまあ」

「次はシンケンブルーですの」

シンケンブルー 所属戦隊・侍戦隊シンケンジャー 変身者・土御門元春 変身装置ショドウフォン

外道衆と呼ばれる怪物と戦った戦士の一人。
マスクには特徴的な水の文字が設置されている。

主な装備・設定

シャドウフォン
変身アイテムとしてだけでなく武器や携帯としても使える。
筆モードでモジカラを発動できる。
一筆奏上のかけ声で水の文字を空中に書くと変身できる。
変身後は右腰のホルダーに収納する。
ゲームもできるらしい。昔は木製だった。

モジカラ
シャドウフォンで字を書くことにより、不思議な力を発生させる力。

秘伝ディスク
特殊な力が秘められたディスク。ベルトのバックルに収納されている。

シンケンマル
鍔のない剣。秘伝ディスクをはめて使う。
ディスクを回すことでいろいろな力を発動する。

ウォーターアロー
シンケンマルが変化した弓矢。
今作では一人の戦隊戦士が違う色の武器も使えるため(この理由は次話で)他にも赤い巨大剣烈火大斬刀や緑の槍ウッドスピアーなども使用する。

主な必殺技

「明鏡止水」
ウォーターアローで水の矢を連射する。

「百花繚乱」
炎をまとった烈火大斬刀で敵を斬る。

オリジナル設定
変身後に魔術を使っても疲れる程度になる。モジカラを組み合わせると魔術のパワーが上がる。

「シンケンブルーすくないわね…」

「脇役ですから!」

「ええ…」

「土御門さんはゲームでも主役のひとりに成る予定らしいですわよ…」

「冗談ですよ」

「最後に今日の怪人を解説ね」

サンゲイザーファンガイア
硬い表皮だがスピードも速く手強い。
仮面ライダーキバの42,3話に登場した。
モチーフはヨロイトカゲ。
またファンガイアは「吸命牙」と呼ばれるもので人間のライフエナジーを奪い殺すことができる。
ライフエナジーを奪われた人間は半透明になり砕けて死ぬ。

ヒャクヤッパ、イサギツネ、ナナシ連中(侍戦隊シンケンジャー)&アミキリ、テング、ドロドロ(忍者戦隊カクレンジャー)
前者は外道衆、後者は妖怪である。
ヒャクヤッパとアミキリ、イサギツネとテングはモチーフが同じ。
ヒャクヤッパとイサギツネは知り合いである。

オリオンゾディアーツ
仮面ライダーフォーゼ1,2話、ムービー大戦megamaxに登場した。
棍棒と盾が武器。
今作ではスイッチャー(スイッチを使った人間)がオリオン座を利用する魔術師だったためかなり強化されていた。
普通は赤いが今回は青いボディーに成っている。
ダブルのマキシマムを軽々と受け止め。シンケンマル・ドラグセイバー・メタルシャフトをへし折るボディが特徴。
原典のオリオンゾディアーツは2個体出現し、一体はフォーゼのライダーロケットドリル宇宙キックに、もう一体はダブルのジョーカーエクストリームで倒された。
今作では幻想殺しの宿った電撃をもとったドリルを受けて弱体化しライダークロ-カウンターを喰らい破れた。

「強すぎるわーーー!!」

「確かにヒーロー7人がかりですもんね」

「そうですわね」

「さて今回の解説はここまでです。ありがとうございました」

次回予告

「仮面ライダーがバイクに…」

「どうします?」

「この私を常磐・・・じゃなかった鳥人戦隊のホワイトスワンと知っての狼藉ですか?」

「プリズムブーツ!」「マーメードズーカ!」

次回鳥人と超新星と電撃

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