借りたものを返すとき 作:上莱
前回に引き続き見る価値ないです。
さぁ!ブラウザバックをするのです!
「よし、アリスに借りてたものは全部返せたな・・・次は・・」
月が沈み、太陽が登り、妖怪達は闇に隠れ人間が活動し始めた。
「さて・・鍵くらいは開けておこうか」
香霖堂主人 森近霖之助は、稀に来る客のため店の鍵を開け、いつも通り本を読みながら来店時になる鈴の音を待っていた。
カラン
「いらっしゃい。・・魔理沙か。あぁ、霊夢なら来てないよ。神社に行ったらどうかな」
「まだ何も言ってないぜ?それに私はお前に用があってきたんだ」
「流星群ならしばらくは見れないよ」
「あー、それとは別件だ。香霖に借りてたもの、全部返したいんだ」
僕は固まった。あの魔理沙が借りたものを返す。返ってくるのはありがたいが、明日は雹でも降るんじゃないだろうか。
「どういう思いつきかは分からないけど、よいことだね」
「そうだろ?でも、1つ問題があってな。香霖に借りてたもの、かさばるものばっかりなんだ」
そうだ。魔理沙から盗られていたものが返ってくる。そうなるとこちらにも問題が起きる。
置き場がない。最近は外で忘れ去られるものが増えているのか知らないが、無縁塚に流れ着くものが多く、新しい品物を拾ってきたばかりだったのだ。
「魔理沙?ありがたいんだがタイミングが悪い。今この店にはものを置いておける場所がないんだよ。だから、また日を改めて返しに来てくれるかな」
「すまんが私は忙しいんだ。明日以降じゃ、返しに来ることは難しいよ」
忙しいと言っても、大したことじゃないだろうに。それに、返してほしくても置き場がないことにはどうしようもない。
「なら、あれだ。今から私の家に来てくれるか?小さいものとか、香霖がほしいものだけ返すから」
正直面倒だが、魔理沙が持っていったものの中には手元に置いておきたいものも少なからずあるはずだ。・・少しくらいなら動くとしよう。
僕は飛べないため、魔理沙と二人で歩くことになる、魔理沙の箒には、なんとなくだが乗りたくない。理由は特にない。
魔理沙と歩くなんていつぶりだろうか。
少し歩いて着いた霧雨魔法店、その裏に僕の店から持っていったであろうものが置いてあった。
「ずいぶん持っていっていたみたいだね」
「アリスやパチュリーから借りてた魔道書に比べれば少ない方だぜ」
研究に使うからか、いやそれとも、本が手軽に運べるからか
「さぁ、好きなだけ選んで持ってって」
「そうさせてもらうよ。魔理沙、選び終わったら運ぶのを手伝ってくれよ」
「・・・これが最後だ、軽いものなら手伝うぜ」
珍しく素直に聞いてくれた。さて、二人いればどれくらい運べるかな。
僕は乱雑に置いてあるがらくたの物色を始めた。
いかがでしたでしょうか?
今回も後悔したことでしょう。
次話も思いつき次第投稿されてしまいます。
読んでくださりありがとうございました。