借りたものを返すとき 作:上莱
もし待っていたという方がいたのでしたらすみません。
内容はまぁいつも通り、思いつきの支離滅裂な文章でございます。
ブラウザバックを推奨しますよ。
魔法の森 霧雨魔法店
魔理沙と会うことが出来なくなる。
馬鹿なことを考えるな、どうせ気まぐれで返しに来ただけ、明日になれば魔理沙はまた本を借りに来るに決まっている。
「咲夜、留守の家に勝手に入るのは感心しないぜ?」
私がそうやって自分を落ち着かせていた後ろから、この家の主が聞き慣れた声で話しかけてきた。
「魔理沙・・」
「珍しいな、お前が私の家にくるなんて。何かあったか?」
魔理沙は喋りながら入ってくると、まだ部屋に残っている椅子に腰かけた。
「それは・・」
言葉に詰まってしまう。聞いていいのだろうか、なぜ突然借りていたものを全て返して回っているのか、なぜ自身が蒐集したものや家財道具まで無くなってしまっているのか。
「・・近くに来たから、寄ってみたのよ」
「随分なところを散歩していたな」
コロコロと笑いながら魔理沙が言った。我ながら下手な嘘だ、恥ずかしくなってくる。
「なんで借りたものを返してるのか聞きにきたんだろ」
考えていたことは見抜かれていた。驚いている私を見据えながら、魔理沙は私が聞かなかった、聞けなかったことを自ら喋り出した。
「アリスにも言ったんだが、私が物を返して回ってるのはただの気まぐれだ。何となく返したくなったから返している、今はそれだけだよ」
気まぐれ、気まぐれか。「今は」この言葉には少し気にかかったが私は、なら家財道具はどうしたの?返す相手はいないでしょう、必要なものまで無くなってしまっているじゃない。それにあなた自身が蒐集していたものまで・・
「気まぐれ、そんな理由で納得できると思ってるの?」
ふざけるな。気まぐれなんかで片付けて欲しくない、魔理沙、私はあなたがいなくなってしまうんじゃないかと不安で一杯だ。もっと私が納得のいくような、そんな理由が欲しい。お願い、納得させて、魔理沙。
私は思っていたことを全て吐き出した。随分長い間喋っていた気がする。魔理沙はその間、一言も喋らず私の話を聞いていてくれた。
「咲夜」
一言私の名前を呼んだ魔理沙はいつものように明るく、私に笑いかけた。
「私が家財道具をなくしたり本とかを返して回っているのは一時的って思っておけ。・・私の目標だったものにもう手が届くんだ、この目標を達したらまた借りにいく」
なんだか説明になってないように感じた。単に説明しようとしたが下手なのか、いや説明したくないのか。
「なんだまだ納得いかないか?・・ま、もう少しで分かるさ。少し待っててくれよ」
そう言って魔理沙は立ち上がりまた外へと出ていく。
結局私の考えていたことの答えは一つも得られなかった。
「咲夜」
開いた扉の先に立っている魔理沙が私を呼んだ。
「心配するな、私はいなくなったりしないさ」
魔理沙は一言言うと、いつものように箒に乗り空へと飛んでいった。
そろそろこの小説も終わりかなと、書いてて思いました。
次話はなるべくはやく更新しようと思います。
内容関係ないかもしれませんが、必須タグ・・この小説必要なのあるでしょうか・・自分じゃ分からないのだ