お久しぶりです。
久しぶりに書きたくなりました。
コラボはもう疲れました←
でも微クロス程度はするでしょう。
オリ主と優子を中心に、他のメンバーが織りなす関係性、どうぞ!!
第1問
4月。
学校というところにおいて、この時期は進級の時期だ。進級に伴いクラスのメンバーが変わるとそれなりに自分の置かれている立場も変わる。当然雰囲気も変わる。
この文月学園において、1年から2年の進級の際には振り分け試験が実施され、その成績において上からクラスが振り分けられるのだが…
「まさか…これほどとはな…」
2年F組と書かれた教室を探し出し、ドアを開けるとそこにはとても教室といった環境ではない小屋があった。腐っても教室だろ、小屋と言っていいのかよ。いいんです。(K平風)
机という名のちゃぶ台、椅子という名の座布団。申し訳程度のガタガタ教卓。どころどころ窓が割れていたり、蜘蛛の巣が張っていたり…学園長め…とんでもねえことしてくれたな。
『おい、あいつ誰だっけ?』
『知らねえよ』
『何かFクラスに用でもあるんじゃねえの?』
というひそひそ話も聞こえてきた。用があるんじゃなくてオレもこのクラスのメンバーだっつの。確かにオレの知っているようなメンバーは見当たらない。だからと言って腐るわけでもねえが…とりあえずドアの前でずっと立ってちゃらちが明かねえから窓際の後ろのほうにでも陣取ってくつろいでおきますか。
思ったんだが、実は1年生の時からある程度クラスの振り分けってしてるんじゃないかな。ただ感じただけ、根拠も何もない。ただそれだけのこと。
☆
「 ー くん。自己紹介をしてください」
…とといつの間にか寝ていたようだ。何かオレの名前を呼ばれたような。
『自己紹介』
と隣の人が教えてくれた。ああ、自己紹介。って気づかない間にそんなことが!!
しまったな。まあいいや。名乗ればいいんだよな。
「えー
他人の自己紹介ってそんなに興味ないよな。というか覚えられないし。教室見渡したのはいいんだけど自分の決断を後悔したよね。なにここ男子校?確かこの学校1クラス50人だよな。女子の数2人?48対2の割合って女子に逆に申し訳ねえよ。まあなんだ。テストの点数だから自己責任ってところはあるけれどな。
『これで全員の自己紹介が終わりましたので、代表の坂本君締めてください』
待て、オレは最後だったのか。興味ないとはいえ他人の自己紹介を一切聞かなかったのは初めてだ。まあいいや。代表の坂本ってやつの話くらいは聞けるわけか。
と視線を前に移したのはいいんだが、担任と思わしき人の横にいたのは、赤髪の180cm強のガタイのいい男だった。
「坂本、雄二…」
オレはこいつの名前を知っていた。クラスのメンバー知らねえやつばっかかと思いきや、代表を知っていた。友人と言うわけではなく、一方的に存在を知っていたというだけではあるが…何しろこいつ同じ中学だし、中学時代有名人だったからな。『悪鬼羅刹』の名をほしいままにして、神無月中はおろか近隣に名を轟かせていたとかなんとか。一緒のクラスになったことはないので、詳しくは知らんが噂によるとそんなもんらしい。だからなんだというわけではあるが。
「俺のことは代表でも坂本でも何でもいいから呼んでくれ」
『ゆうちゃん』
『悪鬼羅刹』
「…訂正する。坂本か代表と呼んでくれ」
苦りきった表情をしたが…失敗したな。まさかここまでノリがいいやつとは。それに小声で後でぶっ潰すとか言わない。一番後ろのオレまで聞こえてきてる時点で小声じゃないから。
「それよりみんな、この現状に不満はないか?」
「見てみろよ周り。これが果たして教室なのか?」
「お前らAクラスの設備見たか。高級ホテルよりもすごいぞ」
「俺たちはこんなところでくすぶっていてもいいのか」
「FクラスはAクラスに対して試召戦争を申し込む」
ざっと要約するとこんな感じか。あいつカリスマあるな…言葉巧みにFクラスのメンバー掌握しやがった。しかしまあなんだ。何を考えている。底抜けのアホじゃないことは今の演説を聞いててもわかる。読めん。
「というわけでまず手始めにDクラスをやっつけようと思う。明久、お前宣戦布告行ってこい」
「ちょっと待ってよ雄二! 下位クラスからの使者って確かひどい目にあうんじゃ?」
「何を言っている。使者にそんな真似をすると思うか」
「そうだよね。行ってくる」
明久と呼ばれた男は意気揚々と教室を出ていった…
「だまされたー!!」
そしてボロボロになって帰ってきた。ここまでボロボロになるんだな。噂には聞いていたけど…
「やはりそうきたか」
「わかってたのかよ!!」
「当然だ。そのくらいのことが読めなくて代表が務まるか」
悪びれた様子もない。なるほど。頭の回転もFクラスの一員とは思えないほどいい。何をたくらんでいる。
「それではFクラスとDクラスが試召戦争をすることを、学園長と学年主任に伝えてきますね。ああ、それと。岡田君はこちらに来てください。坂本君。後は任せましたよ」
担任と思われる初老の男性教師はそういうと教室を出て行った。ちょっと待ってくれよ。オレ呼ばれたよな。この後坂本が何をするかは気になるが…呼び出されちゃ仕方がないな…
☆
「何か話が?」
廊下を歩きながら担任に話を切り出す。そういやこの先生の名前聞いてねえ。
「私は職員室に帰りますので、あなたは学園長室に今起こったことをお伝えください」
「…それって仕事押し付けてるんですか?」
「まあそうともとれますが…あなたの仕事でもあるんですよ」
ぼんやりとした先生かと思いきや、そのメガネの奥に一瞬だけ光った鋭い眼光をオレは逃さなかった。
「………学園長から聞いたのですか」
「何をでしょう」
再び温厚な腰の低い先生に戻ったが…どうやらベテランなだけあって相当やり手の先生だな。
「まあその点に関してはいいです。わかりました。学園長室に行きましょう」
「そうしてくれると助かりますね」
そういうと後は何も話さず職員室に入っていった。
「あ、担任の名前聞くの忘れてた」
職員室に入って聞くのも変だから…この場は放っておくことにした。とりあえず学園長室だな。
第1話どうでしたか。
コメントなどなどお願いします♪
3年ほど前ではありますが、以前の作品をご覧になった方がいるでしょうか…
あのころは、何と名乗っていたかな…今はいくやと名乗っています。
非常にうれしい限りです。また復活しましたよ。ご愛読よろしくお願いします!
お初の方。初めまして。いくやと申します。
バカテスでは優子と雄二が大好きです。よろしくお願いします!!