バカとオレと彼女たちR   作:いくや

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 サッカーのことに意識が行きすぎてまた予約投稿し忘れてた…

 しかも引き分けとか…

 そんなのはどうでもいいとして。

 では、どうぞ♪




第6問

 次の日の朝。

 いつものように朝飯にトーストと紅茶をいただきながら、TVを見ながらゆっくりとくつろいでいる時にチャイムが鳴った。

 

 「誰だこんな朝っぱらから…?」

 両親は朝早くから仕事に出かけているために今は1人だ。自然と自分で反応しなければならないことがわかる。

 

 「はい?」

 我が家のインターホンにはモニターがついていないため、誰がいるか声で判断するしかない。

 

 「おはようなのじゃ。秀吉じゃ」

 「秀吉!? おはよう。どうしたの?」

 突然、自宅に訪れた秀吉。後数十分もすれば学校で会えるのにどうして……まさか一緒に学校に行こうというフラグなのでは!? はい落ち着こう。相手は秀吉。

 

 「雄二がじゃな。『朝早くにすることがあるから』と言うておったからの」

 「声真似までして再現しなくていいから」

 リアルに完成度高いから坂本がそこにいるのかと思ったじゃないか…

 

 「あーまだ準備してねえからひとまずあがってよ」

 「わかったのじゃ」

 我が家はマンションの一室。下の自動ドアを開錠してから、自宅のドアのカギを開けに行った。秀吉が下から上に上がってくるには若干のタイムラグがあるから今のうちに着替えておかんと。

 

 そして再びチャイムが鳴る。入っていいぞという声を大声で出すとそれが聞こえたのかドアが開いた。

 

 「お邪魔するのじゃ」

 「上がっていいよー」

 離れた場所だが大声が玄関まで聞こえてきたらしく、秀吉は靴を脱いで上がってきた。

 

 「すまぬのう。前もって連絡しておけばよかったのじゃが…」

 「連絡先交換してなかったっけ?」

 着替え終わってリビングに姿を現すとそこには制服姿の秀吉が。

 

 「本当はお主の家に電話をしようとしたのじゃが、家の電話が一度壊れての」

 「その中に登録していた番号が消えたんだな」

 「そういうことじゃ」

 「連絡網は登録していたらいらねえもんな」

 「うむ。その紙もどこにいったかわからぬ…」

 連絡網がまだあった時代。今の小学生は連絡網とか存在しないんだよな。なんだっけプライバシーのどうのこうので。時代の流れってすごいね。

 

 「秀吉、携帯持ってる?」

 「一応あるぞい」

 「連絡先言うから登録しといてよ」

 「わかったのじゃ」

 一昔前みたいに癖で電話番号やメールアドレスを交換した後に気づく。今の時代はSNS。

 

 「秀吉SNSやってないの?」

 「うむ。面倒じゃからのう」

 「そうか。それなら普通に電話やメールでやりとりすればいいな」

 「よろしくなのじゃ」

 話しながら準備していたらようやく学校に行く準備が出来た。

 

 「さて、準備できたし…行くか」

 「うむ。そうじゃな」

 家を出て外に出た後に気づく。仲良く登校している姿を見てリア充と思われないだろうか。いや、こいつは秀吉だ。そんな下心なんてあるわけもなく。って誰に弁解してんだよ。

 

 「昨日、オレが帰った後何を話していたんだ?」

 「そうじゃのう。BクラスとCクラスが手を組んでいるのがわかったから、Cクラスをどうにかすると雄二は言っておったのう」

 「ほう…Cクラスをねえ」

 ここで考える。どうやってそのタッグを壊すのか。今日朝早く来いと言ったのと何か関係があるのか。

 

 「そういえば秀吉。オレがFクラスにいること優子には ー 」

 「伝えておらぬぞい。昨日はほとんど話しておらぬ」

 「喧嘩でもしてんのか?」

 「日常じゃ。そこまでワシら姉弟の間に会話はないぞい」

 そうだったっけ…変わったんだな。記憶の中では仲がいい姉弟のイメージしかないんだけど。

 

 「そうなんだ…」

 「ワシがFクラスで、Dクラスを倒したことはAクラスの姉上でも知っておるぞい」

 「そのくらいの会話くらいはしておいてくれ…」

 それすらもなくなったら家庭内別居みたいな関係じゃねえか。思春期の姉弟ってこんな感じなのかな。オレは一人っ子だからわからんけども。

 

 

    ☆

 

 

 「何だ。岡田も来たのか」

 いつもより早く教室に着くと驚くべき一言が坂本から投げつけられた。

 

 「お前が呼んだんじゃねえのかよ」

 「いや別に」

 「ただワシが一緒に登校したかっただけじゃ」

 なんだ今の秀吉の笑みは。今の言葉は! 危うく心が貫かれるところだったぞ。今の秀吉の動作、勇樹的にポイント高い♪ ……なんか言っててむなしくなるな。

 

 「まあいいや。興味があればお前もついてくるといい」

 「何をする気だ?」

 「その前に…ムッツリーニ準備は出来たか」

 「………これに」

 「よし」

 土屋が持ってきたものは何と女子用の制服。こいつ何をする気だ。なんかオレさっきから「こいつ何をする気だ」しか言ってない気がする。

 

 「秀吉。これに着替え頼む」

 「? 何をするかわからんがとりあえずわかったのじゃ」

 秀吉、あなたは少し恥じらいを持ちなさい。何で簡単に了承できるのさ。

 

 「終わったのじゃ」

 はや。今何秒かしか経ってないよね。早着替えすげえ。そして土屋や吉井は血の涙を流さない。

 

 「今からCクラスに行って、木下優子の演技をしてほしい」

 「姉上の?」

 「ああ。徹底的に嫌われるようなことを言い放って、Cクラスの怒りをAクラスに向けるんだ」

 「なるほどのう。わかったのじゃ」

 うーん、技術的には秀吉にとっては簡単なのだろうけども。ホントに大丈夫なのか? 心配だ。

 

 「では、行ってくるのじゃ」

 秀吉をCクラスの前まで見送り、オレらは少し離れた廊下のところで待つ。しばらくして聞こえてきた秀吉(優子)の声色。

 

 『黙りなさい、この薄汚い豚ども!!』

 

 オワタ。

 カナダの首都じゃないよ。

 えっと寒いギャグはここまでにしておいて…坂本的な作戦としては大成功に終わったわけなんだけど、あれ後で優子にばれたらどうなるんだ? 木下優子としての存在を社会的に抹殺しかねない発言だぞ。

 

 

   ☆

 

 

 そして、数十分後、FクラスはBクラスとの試召戦争を再開した。同時にCクラスとAクラスの試召戦争が開始されたということも聞いた。

 

 

 

 






 俺ガイルの2期を最近見ているからでしょうか。
 とにかく戸塚と秀吉がかぶる。

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