神々の狂乱   作:初代小人

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昨日は投稿できなくて申し訳ございませんでした。
久しぶりに外出してみた結果、昼寝が出来ず、眠たすぎて書き上げることができませんでした。
埋め合わせとして解答編を本日12:00に投稿する予定です。
あくまで予定です。今作を投稿後に書き上げるのでもしかしたら睡魔に負けるかも…


という訳でどうぞ!


本編参章
解明・前編


「MSF隊員養成学校は頂いた。返してほしいならばMSFの主導権を渡せ。」

麻色の巨大な人型のモノはそう要求した。

あたかもそれが当然であるかのように。

 

 

 

「タイムリミットは24時間後だ。そちらの賢明な判断を望むよ。」

そう言い終えるとソレは今度こそ消えた。

「サラ、どうするんだ?」

俺は何も分からず、さらに指示を仰ぐ。

 

 

 

「ど、どうしましょうか…とりあえず基地に戻りますけど、良かったらロキも来ますか?」

と返ってきた。やや驚きつつも俺は

「いいのか?」と聞き返すと、

「ええ。貴方がキメラの侵攻を遅らせたこと、並びにキメラとの交戦でMSFに協力したことも既に分かってますから、「協力者」として例外的に今後の方針を話し合う「会議」という名目で呼ぶことはできます。実際の所、大半のMSF隊員に並ぶレベルの実力を持っていることは既に証明されてますし。」と説明してくれた。頭が冷えたのか口調が敬語に戻ってしまっている。

 

 

 

「分かった。じゃあ行こう。」

そう言うと、サラは守護霊呪文を唱えて氷のユニコーンを召喚する。

俺は竜騎士の本能に従って「吾、龍騎のものなり。我が眷属よ、時空の狭間を越えて出でよ。」と、別の呪文を唱える。

すると俺のすぐ横の空間に直径3mくらいの穴が開き、そこから俺の鎧と同じ白銀色の体長3m程度と小型な(ドラゴン)が出てきた。

 

 

 

この呪文を見たことがないらしく、サラは目を丸くしている。

俺がドラゴンに跨ろうとすると、紅色の鞍と手綱が竜に装着された。

そして手綱を掴む。

「では行きましょう。」とユニコーンを操り、俺が最初に保護されたMSF中央基地へと急ぐサラを追って急上昇し、雲と同じくらいの高さを翔ぶ。

 

 

これが空を飛ぶという事か。

自分の翼で飛ぶのとはまた違う感覚に驚嘆しながら、練習とばかりにインサイドループ、アウトサイドループ、テールスライド、並びに焔を纏いながらの飛行や焔で複数の分身を作った上でそれらと協調した上での集団戦の練習などをしていた。

それでもサラからはぐれることは無かったのでこの小型の竜の飛行速度は相当速いのだろうと思う。

そうこうしている内に少し懐かしいMSF中央基地に到着したのだった。

 

 

 

 

基地の中の人たちの慌ただしさからどれだけ異常な事態が起きているかというのがロキにもわかる。

更にエレベーターに乗り、博士が居るらしい中央司令室へと向かう。

部屋に入った途端、博士が受話器の口を抑えてサラに「犯行声明じゃ。サラや、出ておくれ。」と言って受話器を渡す。

 

 

 

電話を変わったサラは「電話変わりました。こちらMSF総隊長のサラです。はい。 はい。 その件はこちらで慎重な審議をさせて頂きます。 はい。それでは。」と、何度か受け答えをしてから電話を切る。

「犯人はなんて?」とサラに訊くと、「大体は現場(あっち)でいってたのとおなじです。24時間後にあちらからもう一度電話がきます。もし拒否すれば人質は全員殺す。もしもその時に答えられない場合は30分ごとに人質を1人ずつ無作為に選んで殺していく。だそうです。」

それを聞いて博士が首をかしげながら言う。

「なんともおかしな話じゃのう。もしMSFの指揮権を手に入れたとしても下に付く隊員達の反乱を受けてたちまち瓦解するじゃろうに…」

それもそうだ。いや、待てよ…?

と一つの事実に思い当たったロキはサラに「サラ、魔術の固有色が他人とかぶるって事はあるのか?」

と聞くとそのような例は確認されたことがないという答えが返ってきた。

それによってロキの中ではすべてが繋がった。よし、これで犯人がわかった。

ロキの頭の中は澄み渡ってスッキリとしていた。

 

 

 

 

To be continued…

 

 

 

 

 




今話は2章の続きです。時系列は章の数字通りの順番になっています。1以降がロキが目覚めてからの話、0以前がロキが目覚める前の話です。
犯人が分かった方は僕に直接メッセージを打っていただけると、気づいた時に正解、不正解の返信を送らせていただくかも知れません。
締切は解答編が投稿された時となります。昼の12時の予定ですがまだ未定です。
それでは解答編もお楽しみに〜


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