バイトの後で死ぬほどしんどいです。流石にきついっすな。
ということでエピローグです。
ではどうぞ。
「これらの功績により、ロキ殿、ラオ殿の両名に栄誉勲章を、サラ殿にはMSF特別貢献賞を授与する。」
というこの国の偉い人(詳しくは知らん)の言葉の後に、サラ、俺、ラオの順番に首にメダルがかけられる。
ラオは緊張して隣でひたすらかしこまってガチガチになっている。
あの後、オズリーの遺体は刑務所付属の火葬場で葬られ、その灰は海に流されたと聞いた。
そのアジトからは不審な薬品が押収され、解析された結果、その効果が人間を魔獣にするものであることがわかり、解毒剤が直ちに開発された。
同じところから、数体のキメラが頑丈な檻の中に閉じ込められているのが見つかり、解毒剤を使用して彼らは人間に戻った。
解毒剤が使用され、彼らは再び人間へと戻った。
サラは「罪のない命をたくさん奪ってしまった」と気に病んでいたが、キメラにされていたうちの1人の、「彼らも苦しかったことでしょう。その苦しみから解き放ってくれた貴方には感謝こそすれ恨んだりはしないと思いますよ。」という言葉を聞いて何とか吹っ切れた様だった。
そして俺とラオは事件解決の中心人物として栄誉勲章を貰うこととなり、実戦が出来ることが証明されたため、俺は学問を、ラオは肉弾戦の技術と同じく学問をそれぞれ習うこととなった。
俺の授業を担当することになったのは、熟練の剣士であり、優秀な教師でもある老年の男だった。
彼は俺とは違い、繊細な剣の操作で相手を追い詰めていくような戦い方をし、気を抜けば負けてしまう程強い。
学問を教えるのも上手く、話を聞けば聞くほど知識が身についていく。
そしてラオは、オズリーとの一戦と勲章をもらったことで自信と度胸がついたのか、今は前よりも少し背筋が伸びている。
さあこれで平和な学園生活を過ごすことが出来る…ということではなく、まだ俺には謎だらけ。
俺が気絶した後、「俺」は目覚め、どうやら雷の剣術を使ってオズリーを一片の慈悲もなく感電死させたらしい。
その後オズリーの死体を見ても顔色一つ変えなかったらしい。
その表情はいっそ冷酷なまでに落ち着いていたそうだ。
しかし俺にはその記憶が全くないのだ。
だがその名残なのか、気がつくと俺の髪は輝くような銀糸のような白銀色になってしまっていた。
俺は一体何者なのか、そもそもどこで産まれ、どこで育ち、どうして地中に埋まっていたのか。
考え始めてしまったら止まらなくなる。
まあ、ぼちぼち一つずつ減らしていきゃあいいか。ということで、俺の数奇で珍妙な人生はまだまだ続くのであった。
To be continued
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