ダンジョン編は今話にて終了です。
ラオくんの頑張りはまたその内、外伝の章に投稿しようと思います。
ということで今回もよろしくお願いします。
それから俺とラオは、ダンジョン内を進み続けていた。
出現モンスターはスライムとコボルト・ナイトのみだったようで、それぞれ十数体は撃破した。そしてしばらく歩いた時だった。
「グゥラアァァァ!」獣の雄叫びのような爆音が聞こえて、ギガント・コボルト・キングが俺の正面に現れた。
それと同時に、「ギュルルルルルゥ!」という声が聞こえ、グランド・スライム・エンペラーが背後に現れた。
ギガント・コボルト・キングは、ゆうに刃渡り3mありそうなサーベルを振り回している。
体長は目方で6~7m程度だろうか。
全身が鍛え上げられた筋肉で覆われており、せいぜい刃渡り1m弱しかない
ラオは移動系魔術を駆使してグランド・スライム・エンペラー相手に機動戦を仕掛けている。あちらにいたかと思えば今度はそちらへ、そちらへ攻撃が迫ると今度はこちらへ、というように瞬間移動や飛行魔術、更にはワイヤーによる移動も織り交ぜて多彩な技で翻弄している。
いつもの自信なさげなラオと同じ人と思えないほどに輝いてすらいるではないか。
それを見てグランド・スライム・エンペラーは安心して任せられると思ったロキは、ギガント・キング・コボルトとの戦闘に集中する事にした。
とはいえギガント・コボルト・キングは俺だけでどうにかしなければならない。
負ける訳がないと根拠の無い自信はあるものの、そのサーベルで無事でいられるほどロキは頑丈ではない。
大振りで振るわれるサーベルに、ロキは背中に焔の翼を顕して位置を合わせて、太刀1本で受け流す。
と、1つ作戦を思いついたロキはそれを即座に実行する。
余談ではあるが、
その異常なまでの伝導性のおかげで、、通常、金属の魔力抵抗により、流す魔力の80%~85%程度までしか術式そのものに使用出来ない所を、
それによって起こる現象が…
ロキは
その刃は焔として敵を焼くと同時に、刃として敵を切り裂く。
そして炎には重量がないために、その振るわれる速度は本来と同じである。
ギガント・コボルト・キングも相当早くサーベルを振るうが、元が長さ3mの金属の塊、いくらその巨体をしても、鍛え抜かれた体で振るわれる焔の刃にはかなわない。
殺るか、殺られるか、極限状態での剣戟は数分に及んだ。
ラオの方は、とっくにグランド・スライム・エンペラーに勝利していたが、両者の剣戟に不用意に割って入れば自分が殺されるどころか、ロキを邪魔してしまうと思い、万一の時に備えて回復魔術を待機状態で五重に展開(これはこれで高等な技術が必要である。)して待っていた。
だが、勝負の行方は誰の目にも明らかだった。
最初は吼え声を上げてロキを刻んで喰らわんとしていたギガント・コボルト・キングは、徐々に防戦一方となり、体に刻む切り傷が多くなっていく。
逆にロキは徐々に相手の攻撃をいなすこともせず連撃に次ぐ連撃で、ギガント・コボルト・キングに斬りつけていた。
そもそも両者の手数が違った。
重い武器で、重い一撃を与えて怯んだところに更に攻撃を加えるギガント・コボルト・キングの、、その重い一撃を難なくいなされた時点で既に勝敗は決していたのかもしれない。
何にせよ戦いの後、ギガント・コボルト・キングは倒れて二度と動かなくなり、ロキは焔の翼を用いてゆっくりと空中から降りてきた。
ラオも、少し垢抜けた様子である。
ギガント・コボルト・キングの亡骸の傍には、その場に不似合いな鉄の扉があった。
どうやら出口のようだ。
ラオは感慨深そうにしている。
俺はなかなかに苦戦を強いられた、
To be continued…
こんなはずでは無かった…(二回目
ホントならダンジョンの外の様子と同時進行でロキたちの冒険を書き進めていくつもりだったのに…
本当に久しぶりに書いたせいで何故か文体が冷たい感じになってるし…
ロキってあんなキャラだったっけ?
というか、ラオは元々ボンクラキャラだったと思うのだけれども…
何であんなに強くなったんだろう…
原作(と呼んでいいのかは分からないけど)の、ノートに書いてたシナリオからの乖離が激しすぎる…大まかには変わってないけど…
あと、本当に返信を下さい。お願い致します。
読者様の声が聞きたいです。こんな下らん小説!などの罵倒でもいいです。受け止めて改善していきます。だから!お願いします。返信をください。