急になのはとフェイトのデータを使って出てきたシュテルとレヴィの説明をアミタたちにしたところで久しぶりにグランツさんが部屋から現れ、急に3人も増えていた原因を話したところ、「そうか…じゃあ、まずはその子たちの服を買わないとね」との斜め上の回答をし、家族全員で買い物に出かけたりした。 …うん、した。昨日の話。だって、女の子の服選びとか気まずいんだもん、しょうがないじゃん。シュテルとユーリが何度も何度もこれは似合ってるかって聞いてくるし、レヴィは食べ物や玩具の方に夢中だったし。で、その翌日。
「あれ?悠斗、何着てるんですか?」
「ん、これ?制服。私立海聖学校」
「せーふく?がっこう?何それ?」
「聞き覚えのない言葉ですね。どういったものなのでしょうか?」
「んー、まあ簡単に言うと、大勢の人が集まって勉強するところ。あと、当たり前のように俺の部屋に集まらないでくれる?」
「えー、いいじゃん。悠斗のそば落ち着くんだもん♪」
なんだろ、体手に入れた反動なのかな。この子たちすごい甘えて来る。頭とか顎の下撫でたらゴロゴロ言ったり「〜♪」…うん、猫だこの子。レヴィ猫だったんだ。犬っぽいのに猫だ。
「悠斗、レヴィ。アミタたちが下で待っていますよ。はやくしてください」
「やだよー、もうちょっと「は や く し て く だ さ い」シュテルん、怖いよ…」
『忘れ物はないか?』
「うん、大丈夫。…にしても驚いたな。まさか連れてってくれって言うなんて」
『ユーリたちはお前と触れ合えるのに我だけ触れられんのだ。ならあやつらが居られぬ場所くらい、我が一緒にいてもよいだろう?』
「はいはい、わかりましたよ王様」
「グランツさん」
「うん?なんだいユーリ…って、シュテルにレヴィも。どうしたんだい、みんな揃って」
「すみません。私たちも学校に行きたいのですが…なにか方法はないでしょうか?」
「うーん…出来れば行かせてあげたいんだけど…今すぐに、てのは無理かな」
「そっか…」
「ああ、でも少し時間がたてば行けるようになるよ、大丈夫。なんとかしてあげる」
「ありがとうございます。…つまり、少なくとも今日はディアーチェは悠斗と一緒にいるわけですね」
「フラグたてそうですね」
「ペプシマーーン!!」
「大丈夫ですか、悠斗」
『風邪でもひいたか?』
「誰かに噂でもされた?」
「風邪は引いてないし、噂されたかどうかはわかんない。大丈夫だよ、ありがとうアミタ。キリエは少しくらい心配してくれてもいいと思うんだ。あとなんでネタ出したのにつっこんでくれないんですかね」
「おはよー♪」
「おはようございます!」
「おはよっす」
「あ、悠くん、アミタちゃん、キリエちゃん。おはよー!」
「おはよう、みんな」
「おはよう。…なんかすごい久しぶりの出番な気がする」
「アリサ、どうした?」
『放っておけ。あんな話は極力無視したほうがいい』
そか。気になるけどディアーチェがそういうなら放っとくか。
そしていつものように、俺を放置して女の子で会話を始めた。うん、辛い。会話に入れないって、その会話をしてるのが関係が深い人ほど辛いよね。
〈あ、そうだユーノ〉
〈うわ!びっくりした。急に話しかけてこないでよ。今牛乳飲んでたところなんだから〉
〈あ、ごめん。一応前データ送った本のことわかったから、話しておこうと思って〉
〈うん?なんだって?〉
〈あ、ちょっと待っててな。なのはやフェイトとか、他にも話した人いるから、その人にも話したいし。おーい、プレシアさーん〉
〈え"〉
で、また話しをした。なんか最近説明ばっかしてる気がするのは気のせいなのでしょうか。気のせいですね。学校についたよ。でも何もなかったから放課後だよ。こらそこ、手抜きとか言わない。ホントに話すこと何もなかったんだもん。
で、放課後フェイトたちと合流して、今日もジュエルシード探し。どこにあるんですかねぇ。
『む?そこに落ちているぞ』
「あ、マジで?ほんとだサンキュー」
なんか一個だけだけどディアーチェが見つけてくれました。お礼言ったらほんのちょっぴり照れてました。かわいい。
「あ、悠斗〜!」
「あ、レヴィッ!?」
「レヴィ、タックルするのはやめてください。痛そうです」
「悠斗、ディアーチェ、こんにちは〜」
『うぬら、何故ここにいるのだ?』
「アミタからジュエルシードを探していると聞いたので、手伝いに来ました。グランツさんにはちゃんと伝えておきましたよ」
「レヴィ、あのな、人は勢いつけて飛びつかれると痛いの。分かる?分かったらもうしないでね。頼むから」
「うん、わかった!」
これ絶対またやるパターンだよね。無邪気な笑顔浮かべてるから本気で怒れない。かわいい。
「あ、悠くん」
「あ、なのは、ユーノ。そっちはどうだった?とりあえずこっちは一個見つけたよ」
「私たちも一個見つけたよ。それにしても…」
「?私になにかご用でしょうか、ナノハ?」
「あ、ううん、用ってわけじゃないんだけど…シュテルだっけ?本当に私とそっくりさんなんだね」
「私はあなたの情報から体を構成しましたからね。似ている、というより同じという方が近いと思います」
「ねえ、悠斗」
「なんだいユーノ?」
「あれだけ女の子に囲まれてて、気まずいなーとか思ったりしないの?」
「ぶっちゃけ気まずい。けど、マテリアルのみんなは娘間隔だったのが急に友人間隔になってるから戸惑いの方がでかい。だから早く回復して話相手になってください」
「あはは…まあ、出来るだけ早くしてみるよ」
それから2時間後。もう遅くなってきたので切り上げて、各自で家に帰ることになった。
「すぴー、すぴー…」
「すー、すー…」
「なんで疲れて寝てるんですかね。しかも二人とも。背負ってだっこして、動けないんだけど」
ちなみに今の体制は、背中にレヴィを背負い、前でシュテルをお姫さまだっこしている。
『全く、こやつらは…いくら体が手に入ったからといってはしゃぎすぎだ』
「レヴィは兎も角、シュテルもはしゃいでましたね…やっぱり、なんだかんだ言って寂しかったんでしょうね」
「まあ、俺もそれ分かってるからあまり強く言えないんだよな。度が過ぎたり長く続いたら流石に言うけど」
確かに甘えてくるのは男としては戸惑うけど、嬉しくもある。ただ、ずっと続けられるとウチの姉妹が不機嫌になるし、周りの目も痛い。どうにかできないものか…
「そうだユーリ、今日の晩御飯h「ハンバーグが食べたいです!」…ごめん、もう決まってるんだ」
「そ…そんな…」
『おーい、ユーリ?この世の終わりのような顔をする必要はないと思うぞ?かれー、というものをキリエが作るらしいからな』
「かれー?どういった料理なんでしょうか?」
「んー、ちょっと辛い液体に野菜や肉を入れて煮込んだ物って言えばいいかな。これにご飯を一緒につけて、カレーライスにして食べるのが一般的かな」
「えぇ…辛いのは少し…」
「ああ、大丈夫。レヴィが火を吹くのは目に見えて分かってるから、甘口にするよう頼んでおいたよ」
「あ、そうなんですか。よかったー」
「キリエ、おかわり!」
「あ、うん、いいけど…レヴィ、そんなに食べて大丈夫なの?」
「これで5杯目ですね…流石に食べ過ぎじゃないですか?」
「いいじゃん。食べたいだけ食べるのってすごい幸せなことだよ!」
「…何故だろう、心が凄く痛い。食材大量に用意出来なかったもんな…ごめんな…あれ、目から汗が…」
『いや、レヴィも悪気があって言ったわけではないのだから、気にする必要はないが…』
「キリエー、私にもおかわりください」
「ふむ、かれーというのは中々興味深いものですね。初めて作った人は、何故このような物を作ろうと思ったのでしょうか?」
…まあ、今が幸せなのは嬉しいな。みんなと再開できて、本当に良かった。
マテ娘みんなかわいい。異論は認めない。
ちなみに分かる人は分かると思いますが、シュテルたちが学校に行けないのは戸籍とかの問題です。どこぞのクトゥルフや神様は1日で高校に入ってきましたが、そんな展開はこの作品にはありません。ご都合主義はありますけどね。ちなみに、買った服はなのセントやマテリアル娘の服です。ユーリが買い物に行って試着してた姿かわいいですよね。