リリカルな世界のお話   作:リリカル☆レモン

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いやそこまですごくないのわかってますけど、それでも嬉しいんですよ、自分の書いた作品にお気に入り登録してくれるのは。


第八話

「朝ぐっすりと眠っていた人を叩き起して何処に連れてきたかと思ったら自分が監督のサッカーチームの応援ですか。あなたってそういうこと(拉致)する人でしたっけ士郎さん」

「いや、なのはが悠くんたちも一緒に応援しようって言ったから誘おうと思ったんだよ。で、君の家族は全員起きてるのに君だけ起きてないって聞いたから起こしに行ってほしいって言われたんだよ」

「だからっていきなり斬りかかるのはどうかと思うんです。木刀でも人の体貫通するんですよ?あとなんでうちのみんなはいないんですか?」

「ほら、いつまでも喋ってないでみんなのところに行ったらどうだい?」

 

あかん、この人いつまでたっても話通じん。なんか気に障るようなことしてたっけ…もしかして、なのはの帰りが最近遅いことに関係してるって気づいてこんな態度と?…マッサカー、ンナコトアルワケネーデサ。

 

「あ、悠くーん!」

「ほら、早く来なさいよー!」

「おはよう、悠くん。…眠そうだね?」

 

ああ、やっぱ大人しい子って癒しだよね。ユーリやすずかを見てると疲れが消える気がする。

 

『シュテルは違うのか?』

〈うーん、なんか少し違う。ユーリやすずかは、なんかこうぽわぽわしてるのに当てられてリラックスするんだけど、シュテルは落ち着いてるけど時々お茶目だから微笑ましいって感じだと思う〉

『…我は?我はどういったように思うのだ?』

〈王様?王様は…安心する〉

『安心?どういうことだ?』

〈いつも一歩引いたところから…たまに三歩くらい踏み込んでくることもあるけど、それくらいのとこから俺たちを見てくれて、ちゃんとアドバイスしてくれたり、気を使ってくれる。だから安心出来るんだ〉

『そ、そうか…そうか、安心してくれているのか』

 

 

試合に関してだが、キーパー君が鉄壁の守りでボールを通さず、オフェンス組も相手が可哀想になるくらいの連携を見せつけた。まあ士郎さんが監督だからこれくらいは出来て当然だと思うけど。…え、感覚が麻痺してるって?その考え自体が麻痺してるよ。士郎さんをただの人とでも思ってるのかい?

で、気になったことが一つ。

 

「小学生でも男女で付き合おうとかそういう考えってあるんだなー」

『?だれとだれがだ?』

「キーパー君とマネージャーの子。キーパー君も話しかける回数かなり多かったし、マネージャーの子も顔を赤らめてた。あれ明らかに意識しあってんじゃん」

『…なぜ他人の思いには敏感なのに自分に対する思いには鈍感なのだお前は』

「え?結構鋭い方だとは重ってるけど…鈍いか?」

『鈍い、鈍すぎる。具体的に言うなら「付き合ってくれ」を「買い物に付き合う」と勘違いするくらい鈍い』

「…ディアーチェの辛辣な言葉に俺のクマムシの心は粉々です」

 

ちなみに試合が終わったので町をぶらぶら歩いてます。ぶっちゃけると暇。

 

「というわけでやってきました図書館。最近来れてなかったから久しぶりな気がする」

『我は初めてだな。なるほど、確かに本が揃っているな。それで、何を求めに来たのだ?』

「んー、地球にある魔術の本ないかなって。降霊術とか可能性ありそうじゃん?」

『なるほど。しかしうぬは本当にお人好しだな。我らの時も、今回のことも』

「ん?そっかな。困ってる人助けたいって思ってるだけだけど……ちょい会話ストップな」

 

な、ちょっと待てとか聞こえてくるがそれをスルーし、会話をほぼ強制的に終わらせたところで上の棚にある本を取れない車椅子少女に近づく。

 

「おっすはやて。久しぶりー」

「うん?あ、悠斗くんやないか。最近見んかったからどうしたんやろって思ってたんよ?」

「最近いろいろ用事あってね。今日久しぶりに来た。…にしてもなんでこうはやての読みたがる本って人が来ない所の上の棚にあるんだ?」

「いや、それは私に言われても…取ってくれへんか?」

「了承っと。はい」

「ありがとー。で、悠斗くんの本は…なんやそれ?」

「ん、興味が湧いたから魔術の本とか読んでみよっかなって。…別に僕にも使えるかなーみたいな思考はしてないから微笑ましい目で見るんじゃない同い年」

「はいはい、分かっとるよー。悠斗くんも男の子やもんねー」

「話を聞け」

 

そんなこんなで周りの迷惑にならないよう話しながらカウンターに行き、本を借りていく。

 

「そういや用事って何があったんや?」

「急に友達が5人増えて、遠いとこにいた遠いとこにいた友達が引っ越してきたりといろいろあったからその子達の用事に付き合ったり遊んだりしてた」

「へー、どんな子なんやろ。あってみたいなー」

「今度はやてにも紹介するよ。まあ取り敢えずはこの辺りd〈悠斗、大変だ!〉…今日は会話の切り上げ多いな。はやて、ちょっと待ってて」

「?うん」

〈はいよ、ユーノ。どした?〉

〈ジュエルシードが発動した!〉

〈場所と規模は…ごめん、言わなくていい。だいたい理解した〉

「ちょ、なんやこれ!?なんか木が急にたくさん生えてきたで!?」

「あ…はやて残っちゃってるよ…」

「え、なにが起こっとるんや?悠斗くん、なんか分かるか?」

「分かるっつうか、関わってるというか…はやて、これ持ってて」

「え?本…てなんややけに分厚いなこの本」

「いいか、絶対にその本離すなよ。出◯のフリじゃねえからな。〈ディアーチェ、いざってときは守ってやってくれ〉」

『分かってはいるが…そのいざというときが案外すぐ来そうだぞ?』

「フラグやめい。取り敢えずはやて、木があまり生えてないとこに行って。たぶんここにとどまるよりは安全だと思う」

「わ、分かった。後で説明してもらうからな」

 

そういいつつ、はやてと一旦別れた。さてと、始めるか。

 

「久々の出番だぞ、相棒。椒林剣《ショウリンケン》、セットアップ!」

《おっはようございまー…ちっちゃ!マスターちっちゃ!なんで縮んでるんですか?てかここどこです?》

「ちっさい連呼すんな。質問は後。いつも通りサポート頼むぞ」

《はーい、了承です!》

 

さて、取り敢えず近くにある木をなぎ払ってくか。

 

「断空剣!」

 

…あり?

 

「なあリン(デバイスの愛称)、7、8本くらいしか切れなかったんだけど…けちってないよな?」

《けちってないです。マスターの魔力量に合わせて構築してるんで、ちゃんと考えて出してますよ》

「ならいつも通りか…にしても手応えないな…後でいいや。取り敢えず減らそう…てか核叩けばいっか」

 

〈ユーノ、そっちはどうだ?〉

〈フェイトや君の家族みんなが出張ってくれてる。ただ〉

〈ただ?〉

〈そっちに赤とピンクが飛んでいくから気を付けて〉

〈何言って…なんかデカイのきた〉

 

あれなんだろ。破壊光線かな。威力150くらいありそう。元の能力値高いから火力おかしいだろうけど…あれ?これまずくない?まだ近くにはやているやな?…あいつら確認くらい取れよ!

 

〈ディアーチェーーーー!デカイのくる!取り敢えずデータなに使ってもいいから出て来て全力でプロテクション張れ!〉

 

返事なんて待てん!このままじゃやばい!なんか途中で砲撃混ざりあってすごいことなってるし、はやてが危ない!

 

「あーもう!どうしてこうなるんだ!」

 

 

 

 

〈ぼ、ぼくのせいじゃないからな!あのままじゃもっと町に被害が出てたんだ!〉

「だからって伝えるのが遅すぎる!こっちにはまほうのまの字にも関わってない一般人がいたんだぞ!」

 

「えーっと、あれは放っておいてええんか?」

「よい。しばらくすれば何事もなかったかのように大人しくなる。それまで待っておれ」

「…にしてもほんまよう似とるなぁ。まるで姉妹みたいや」

「似ているのは我がお主の生体データを使ったからだが…強いていうなら親子ではないのか?」

「同い年の親子なんて訳わからんやん、姉妹でええんや。だからお姉ちゃんって呼んで♪」

「断る。我は悠斗の家族だ。あいつの家族以外は他人だ 」

「…なんや聞いてるとこっちが恥ずかしくなるな、その台詞」

 

 

 

結局言い争いはいつまで経っても終わりそうになかったので、途中でディアーチェに叩かれました。紫天の書の角で。

 

 

 

あ、ディアーチェも出てきたんだから服とかいろいろ買わなきゃ。




クマムシの心…結構強いがちょっとしたことで砕ける

はい、ディアーチェ出せました。やったね、これで自分の負担が一気に増えるよ!
ちなみに言わなくてもわかると思いますが、紫天組は悠斗大好きです。わかりやすく言うとプリズムとフォレストボムの関係ですね。

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