あと運営さん安定の延期ですね。諸事情多くないですか?
空中に様々な物が浮かんでは消え、また形を変えたりと、現実では有り得ない空間。そこで、俺とディアーチェは対立していた。
「くっ…悠斗…こんなツタで縛って何をするつもりだ!」
「そんなの、動けなくするために決まってるだろ?」
「くっ…いいから離せ!」
「これを置かれても、そんな強い態度でいられるかな?」
そう言って俺はある物を置いた。今の俺の顔は、きっととても嫌な笑顔を浮かべているだろう。
「そ、それは…!」
「さすがディアーチェ、わかってるみたいだな。クックックッ、さあ、パーティーの始まりだ」
「ま、待ってくれ!ま…い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
ENEMY DELETED!
RESULT
デリートタイム 0:04:68
バスティングレベル S
「だぁぁぁぁぁぁ!なんなのだこれは!いい加減に即死コンボはやめろ!」
「えー?いいじゃん、即死コンボ。というかこれはチップが悪いんであって俺は悪くない」
「確かに属性+30はおかしいですよね。4つつければ120上昇しますし」
「というか、悠斗ってよくそういったもの思いつきますね。プラントマンとアイスステージ使って確実にプラズマボール3を倍にして当てれる状況にするって酷いと思います」
「うーん、ボクはよくわかんないや。ユーリ、対戦しよ!」
「はい!受けて立ちますよー」
俺たちが今何やってるかって?昔懐かしのゲーム、エグゼ3だよ。このころは属性固定の威力+30するとかいうゲームバランスがおかしいチップがあったからね。プラズマボール3とかカモンスネークとかリュウセイグンにつけると訳わからんことになります。あ、今温泉に向かってる車の中です。グランツさんが運転してくれてます。
「と、兎に角、属性強化チップはやめろ!」
「えー」
「まあ悠斗。ディアーチェの要望も聞いてあげてください。流石にかわいそうです」
「むー…わかった。ちょい待ってて。フォルダ弄るから」
「クックックッ、今うぬのフォルダに属性強化チップはない。即死コンボなんてそうそう」
「はいガイアブレード」
「…は?いやまて、我の体力1500まで強化してあるのだぞ?なのに何故ガイアブレード一発で落ちるのだ?威力は100ではないのか?」
「では、まず私がガイアブレードについて解説します。ガイアブレードというのは、ウッド属性限定のメガクラスチップです。ここまでは王も知っていますよね?」
「まあ、そこは知っておる。だが、威力が100で使い物にならないのではないのか?」
「チップの説明文をしっかり見てください。ガイアブレード…まあガイアソードもですが、このチップは後に選択したチップの威力を吸収、つまり足していきます。これは一枚ではなく、最大で4枚の威力を吸収します」
「…うん?」
「ここで僕が解説しよう!まずガイアブレードを選択。次にフォルテGS、ステルスマイン×3を選択。つまり威力は100+700+300×3で1700となる!」
「うん、グランツさん。話してくれてありがたいんだけど、集中して運転してください」
「最近我が家の長女と長男が厳しいなぁ…」
「ほらお父さん、元気出して。大丈夫よ、二人ともお父さんのこと大好きだから」
「うん、ありがとうキリエ…」
「さー、燃えていきますよー!」
「燃える、ということなら、私も負けません。受けて立ちましょう。悠斗直伝コンボを見せてあげます」
「あ、それはちょっと…」
「あー、負けたー!なんで勝てないのさー!」
「レヴィは防御系チップを一切入れてませんし、ナビカスにもシールドなどを組み込んでませんし、第一フォルダのチップのコードがバラバラなのが原因だと思いますよ」
「えー、だって青いのとか電気とかカッコイイの使いたいもん」
「んー、あたしだけ対戦できないのは、ちょっと暇かなー」
「…なら我とやってくれ。流石に悠斗相手に続けるのは悲しい」
「解せぬ」
「解せろ」
なんでさ。
「ほらみんな、もうそろそろ着くよ」
「お、もう着くのか」
「うー、悠斗がおかしいだけで王様も強いんだよねー。しっかりコンボ決めてくるし」
「いや、俺だってそこまでだぞ?防御チップ入れてるフォルダ一つだけだし、他のフォルダは攻撃チップとサポートチップだけだから」
相手の残りエリア1マスだけにしてから上にルーク置いて真ん中にポイズンファラオ置いてその前にホーリーパネル+ドリームオーラで居座る酷い形になるけど。
□□□□ル□
□□□□フ自
□□□□□相
だいたいはこんな配置かな。相手の位置によって時々変わるけど。
「うう…酔いました…」
「くらくらしますて」
「大丈夫?アミタ?ユーリ?」
「なんとか…少し休めば大丈夫だと思います」
「みんなー!こっちこっちー!!」
「シュテルー!ユーリー!こっちだよー!」
「あ、みんなー!」
「レヴィ…二人を心配しているかと思ったら…」
「なんかシュテルも両手上げて走っていってるけどな。とりあえず二人を運んどこう」
〈悠斗…一つ頼みがあるんだ…〉
〈だいたいわかってるけど…一応聞いておこう…〉
〈なんでもいい。僕を男湯の方に連れていってくれ!〉
〈だよな…なのは絶対お前のこと男じゃなくてフェレットって思ってるよなぁ…〈えっ〉ディアーチェあたりは兎も角、他のみんなは抵抗なんてないしなー〉
「なのはー」
「何?悠くん?」
「たまにはユーノも落ち着きたいと思うんだ。毎回抱きつかれる度に暴れるし。だから男湯の方に連れてってもいいか?」
〈なのは、僕からもお願い〉
「うーん…わかった。アリサちゃんたちにも伝えておくね」
〈悠斗、ありがとう!〉
〈泣くか。そこまで嫌だったのか〉
〈もし、あのまま入ってたら、君の家族に後で最大魔法撃ち込まれてたと思うと…正直生きた心地がしなかったよ〉
〈あー…ディアーチェ本気で殺しにかかってきそうだな〉
ユーノの命を知らんまに救ってた。まあ人に戻れば全部解決するんだけどな。気づいてないのかまだ戻れないのか…
「あれ?悠斗?」
「ん?…あれ、フェイト?」
「悠斗とユーノじゃないか!どうしたんだいこんなところで?」
「あ、もしかして…」
「フェイトも…」
「ジュエルシードを探しに?」「温泉に泊まりに?」
〈二人とも、全く別のこと言ってるね〉
「ていうか、あんたらジュエルシードすっぽかして休みに来たのかい…」
「いや、アルフたちも休みに来たんだと思ったんだよ。ほら、後ろの人たち見てよ」
「後ろの人たち?…うわ、何あれ?」
うん、引くよな。身内がサングラスかけて物陰に隠れながらカメラで撮影する姿とか怖すぎるわ。
「…着いて来るって知ってた?」
「知ってたらこんな反応すると思うかい?」
「うん、しないよね。ごめん。…管理局マジで何やってんだ。あの人渡航許可とか絶対出してないぞ」
〈僕が連絡したのに未だに来ないし。仕事してるのかな?〉
「…管理局は兎も角、本当に、ほんのちょっとでも娘が関わるとダメになる親だね、プレシアは」
「リニスさん、怒ってるんだろうな。まあ寂しがってるかもしれないけど。猫だし」
けっこう面倒見がいい人ほど寂しがり屋なことがあるし。あの人(?)は初め怒ってても後で寂しくなってくるタイプだと思ってる。
「あ、フェイト。いま女湯の方になのはたちが入ってるよ。一緒に入ってきたら?」
「え、でもジュエルシードが…」
〈アルフ、一緒に行ってきたら?さすがにプレシアさんを見る周りの人の目が痛い〉
〈ああ、そうだね…〉「ジュエルシードは後からでも探せるし、サーチャーを飛ばしておけば問題ないよ。さ、入りに行こう」
「う、うん」
あ、プレシアさんどっか行った…二人の部屋にカメラ仕掛けに行ったとかそんなんじゃない…よな?大丈夫だよな?さすがにそのあたりの常識は持ってると信じてるからな、プレシアさん。
「さて、だいぶ遅くなったけど俺らも入りに行くか」
〈そうだね。どんな感じなんだろう?〉
「おお、でっけぇ」
いざ入ってみると、かなり大きな温泉だった。さて、はしゃぎたくなるけど、まず体洗わないと。何処ぞの雷刃さんはすぐ入ってそうだけど。
「お、悠斗くん。遅かったね」
「こんちは、士郎さん。ちょっと知り合いと会って、少し話していたんで」
「知り合いか…どんな子なんだ?」
「一応、うちの家族全員やなのはと知り合いですよ。たぶん、今初対面の面子に紹介されてるところだと思います」
「している、じゃなくてされている、なのか。お前のその子に対する印象はだいぶ分かったよ」
「キュー」
「お、ユーノこっちに来たのか。ほら、おいで。洗ってあげるぞ」
「キュー…」
なんか幸せそうな顔してるな…お父さん、とかでも思ってるのかな?お義父さんかもしれないが。
「よっ!」カコン
「えい!」カコン
「ほいさ!」カコ
「はっ!」カコ
「なんの!」カ
「よいしょ!」カ
…カしか聞こえなくなったな…卓球ってこんなハイスピードでやるものだったっけ?
「ふ、二人が何してるか分からないの…」
「フェイト、反射神経すごいわね」
「うん。でも、レヴィちゃんも負けてないよ」
「浴衣という着慣れていない服装でもあの二人はあれ程までに動けるのですね…私も」
「やらんでいい。というかやるな。あそこまでやるのはあの二人で十分だ」
たぶんすずかも出来ると思う。吸血鬼の動体視力と反射神経もだいぶ上だからな。あと、一つ気になることがある。
「フェイト、頑張って!あなたなら勝てるわ!」パシャパシャ
親バカが自重しなくなってきた。そろそろバレるんじゃないのかな。俺からは何もしないけど。
「やっぱり、温泉やお風呂の後には牛乳ですよね!」
「わかる。なんかおいしいよね」
カレー味の牛乳とかわけわからんものは置いてないけどね。
「ちょっと動きづらいですけど…悠斗、どうですか?」
「すっげえかわいい。持ち帰りたい」
うん。似合ってるよ、ユーリ。…ハッ!考えてることと喋ってることが逆になった!
「え?えええええ!?そんな、持ち帰りたいだなんて…うう…」
顔真っ赤にしたユーリ…あかん、これ以上見てるとたぶん俺顔に色彩変化が起きて暴走する。鼻が。
〈君も大概自重しなくなってきたよね〉
〈ナンノコトカナー、オレワカンナイ〉
「さあ、夜はまだまだこれから!枕投げをやるわよ!」
「アリサせんせー、質問があります」
「はい、悠斗。どうぞ」
「なのはとか一部の運動オンチは不参加になるのでしょうか?」
「ダメよ。全員強制参加。最後まで残った人が優勝よ」
「そ、そんなアリサちゃん!私やユーリはどうすれば!」
「…なのは、こうなったら覚悟を決めましょう。大丈夫です。いざとなったら悠斗を盾にして動けば…」
「チームとかそういうのはなしで、個人戦でやるわよ」
「…というルールになったので、盾にするつもりなら速攻で落としに行くよ?」
「…なのは、こうなったら覚悟を決めましょう。大丈夫です。たぶんなんとかなります」
「シュテルが羨ましいの…なんで私と同じなのに運動神経が違うの?」
で、今どうなってるかと言うと…
「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄」
全ての枕を使って俺とすずかの一騎打ちになっています。ちなみにディアーチェはユーリの枕にあたり脱落。その直後にレヴィの流れ枕によりなのはと共にユーリ脱落。アリサ、アミタ、キリエ、シュテルは仲良くやっていたところで俺とすずかの枕に巻き込まれ脱落し、レヴィとフェイトは相打ち。で、今に至る。
「そろそろ、疲れてきたんじゃないのか?諦めたらどう、だ?」
「悠斗くんこそ、だんだん、枕の勢いが弱くなってるよ。腕痛くなってきたんじゃない?」
「…別に景品とか決めてないから、そこまで優勝にこだわる必要はないんだけどね。これいつまで続くのかしら?」
「…何かきっかけがない限り、終わらないんじゃないでしょうか。体力がなくなっても気合で動いていそうです」
「止めに行きたいけど、もう枕の残像が見えるくらい早く動いてるから近づけもしないし、話しかけても返事しない。…あたしたち眠れるのかな?」
「それなら、とっておきの方法があります」
「とっておき、ですか?なにかあるんですか?」
「こうするんです…悠斗、明日の街巡り、ユーリが二人っきりで行きたいそうですよ」
「ふえ!?しゅ、シュテル、何を言って「〒▲※∀★$#*¢!」悠斗ぉぉぉ!?」
「…シュテルが喋った途端、止まったわね」
「止まりましたね…」
「ふむ、これは…まさか…」
(((悠斗はユーリが気になってるのか(なってるんですか)!?)))
(少しイラっとしましたが、これ以外に方法がないですからね。悠斗に後で文句でも言いましょう)
「」
「ゆ、悠斗くん…大丈夫?」
「悠斗ー、大丈夫?」
「ゆ、悠斗と二人っきり…えへへ…」
「なんなの、この状況?」
「さ、さあ…?」
「…とりあえず、もう寝ましょ」
ロックマン使ったりよくわからない状況になったりと作者の思いつきが多々存在した今回の話、いかがなもんでしょうか。
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