アミタ「気合と聞いて」
…出番増やして欲しいの?前回膝枕させてあげたでしょ?あ、その格好寒くない?上着貸したげよっか?
皆さんは欲しいキャラ引けましたか?
「もちろん協力するよ!ね、フェイトちゃん、アリシアちゃん!」
「うん!私だってお兄ちゃんに助けてもらったもん。今度は私が助ける番!」
「うん。むしろ、話してくれなかったら私怒ってたよ?」
お、おおう…まさか本当にすぐ了承してくれるとは思ってなかったよ…え、お兄ちゃん呼び?もう諦めた。
「それで、これからどうするの?」
「管理局にも協力を頼もうと思ってる。で、クロノに話そうと思ってるんだけど…」
「けど?」
「リンディさんがどう対応するかが分かんないんだよなぁ…ぶっちゃけどう転がるかが予想できない」
「うーん…でもなんとかなるよ!」
「その根拠は?」
「お兄ちゃんだから!」
「姉さん…」
「アリシアちゃん…」
「つまり根拠はないんだな…」
「やめてみんな!そんな目で私を見ないで!」
取り敢えず、いざとなったらアリアさんとロッテさんに多少投げるか。
「お、悠斗。来たか」
「いらっしゃい。待ってたわよ」
「こんにちは、アリアさん、ロッテさん」
ちなみに、アリアさんとロッテさん(猫形態)ははやての家に泊まっている。局の構造を何も分かってない俺が行って迷子になるより、互いに知っている場所で会った方がいいと思ったからだ。
「それで、友だちに話は出来たの?」
「はい。みんな即答でokしてくれました」
「…そいつらに怖いもんとかないんじゃないか?」
いざとなったらSLBしそうな子もいるし、そう言われてもすぐ「そんなことはない」って言えないのが…昔は公園に一人でいるような子だったのに…
「んじゃ、そろそろ行くか」
「んでよ、なんか策はあんのか?」
「一応考えてありますけど…お二人のマスター…つまり、グレアム提督のお力が必要です」
「お父様の?」
「取り敢えず、今から俺が言う事を頼んでくれませんか?」
「ええ、わかったわ」
「こんにちはー!クロノ、遊びに来たよー!」
「アースラは遊びに来るような場所じゃないし、そもそも航行中のここにどうやってきたか聞きたいんだが…まあ、悠斗だから仕方ないか」
おいこらどう言う意味だ
「んでさ、クロノ。アースラにいる船員全員と話せるようにしてくれない?もちろんリンディさん含めて」
「航行中だぞ。そんなことが出来る訳が「ロストロギアに関することでもか?」…分かった。全員集まれなくても、話だけは聞こえるようにする」
「ありがとう。あ、後でお客さん増えるから」
「また後になってそういうことを…仕方ないな…」
「あ、アリア!?ロッテも!なんでここに!?」
「おっすクロ助、おひさー」
「あんたはもうちょっと緊張感持ちなさいよ…久しぶり、クロノ」
「ああ、うん…じゃなくて!」
「おーいクロノ戻ってこーい。リンディさん、みなさん、お話してもよろしいですか?」
「ええ、構わないわ。それで、あなたの話すロストロギアとはどんなものなのかしら?」
「そうですね…みなさん、聞いたことぐらいはあると思いますけど、闇の書です」
その名を言った途端、アースラのみんながざわつき始める…が、リンディさんは少し表情が暗くなった。
「でも、封印するとか、そういったことじゃないんですよ」
「どういうことだ?」
「闇の書…正確に言えば、夜天の書とその主を助けるために、アースラのみなさんに協力してほしいんです」
はい、最近よく話す説明のお時間ですよー。プライバシーしっかり守ってばっさりカットしていこうねー。
「てなわけで、あたしたちはここのみんなに協力してほしいんだよ」
「理由はわかったんだが…何故アースラなんだ?管理局そのものに協力を依頼しないのか?」
「流石執務官、そこに気づいたか。闇の書ってのは今まで蒐集と破壊を続けてきた存在。蒐集されて魔導師として終わった人もいれば、大切な人を失った人もいる。本局にでもいけばそんな人はたくさんいるし、そうなると主の命が狙われる可能性もある。だから、信頼できるアースラの人たちに頼もうと思ったんだ」
「理由は分かったんだが…だいぶ前に知ってたんだろ?なんで話さなかったんだ?」
話さなかったわけですか…
〈アリアさん、ロッテさん。グレアムさんは?〉
〈もう少しで着くってさ〉
〈時間稼ぎとかそういう面倒くさいことは考えずに、正直に話して〉
〈了解です〉
「だって、10年前の被害者がここにいるんだもん。なあクロノ、リンディさん」
「…え?」
あれ、エイミィさんが硬直してる。知らなかったのかな?
「…何処でそれを?」
「優秀な発掘者の友だちが徹夜で調べてくれました」
「あのフェレットもどきか…」
おいこらユーノのことそうやって馬鹿にすんのやめろよ。
「悠斗くん、そのことを知っておきながら、何故私たちに話してくれたのかしら?」
「ぶっちゃけ言うと、話さなくても皆さん何処かで気づくから、結局は管理局絡んでくるじゃないですか。そうしたら、主の立場が面倒くさいことになる。だから、ならもう正直に話しちゃおうぜってことになりました」
「あら、先ほど話した信頼している、というのは嘘だったのかしら?」
「いえいえ、アースラの人たち全員を信頼している、というわけではありませんよ。あなた方親子がどう反応するかが怖かっただけです」
「あら、そうなの?」
「ええそうですよ」
「うふふふふふ」「ぐふふふふふ」
「僕は全面的に協力する」
…今、なんとおっしゃいましたか?
「クロ助、今なんて…」
「全面的に協力する、と言ったんだ。最初から最後まで全てな」
「…恨んでないの?闇の書のこと」
「現段階では夜天の書の主は何もしていない。罪のない主を殺したり、封印するのは違法だ。救う手段があるのなら、僕はその道を選ぶ」
「…だそうですが、リンディさんはどうするつもりで?」
「私たちがこれから救うのは、闇の書ではなく夜天の書。関わってすらいないものを恨むことはないです」
…またあっさり終わっちゃったよ。いろいろ対策たててきたのに。
「なんだ、終わっていたのか」
「ぐ、グレアム提督!?」
「元だ。結局、私が来る意味はあったのか?」
「…なんかすいません、グレアムさん。わざわざ来ていただいたのに」
「いや、いいんだ。あの子のためなら、私はなんだってするつもりだ。それに、別の用もあったからな」
「別の用?なんですか、お父様?」
「クロノ君、君にこれを」
「これは…デバイス?」
「『デュランダル』。夜天の書の封印用に作った物だ。広域氷魔法しか撃てない分、威力は凄まじい。気をつけて使いたまえ」
「は、はい!ありがとうございます! 」
…トントン拍子で物事が進むのを眺めてるのって、結構暇だな。寝ていいすか?
「おーい悠斗。話し合いは終わったんだから呼んできてくれねえか」
「ん?ああ、そうですね。分かりました」
「悠斗くん、誰を呼ぶの?」
「夜天の主」
「…はい?」
「えっと…八神はやていいます。その、よろしくお願いします」
「悠斗、ちょっとこっちこい」
「はいはいなんですかクロノ殿」
「夜天の主があんな小さい子だなんて聞いてないんだが」
「(クロノも十分小さい、とは言ってはいけないんだろうな)言ってないからな」
「で、これから何をするんだ?」
「魔力持ってる人から蒐集。少しでも多くページ稼ぎたいからね。てなわけで…はやてー。夜天の書出してー」
「あ、うん」
ちなみにヴォルケンズはお留守番。丸腰で行ったほうが信頼されやすいしね。
「よし、じゃあ俺とクロノから」
「悠斗もやるのか?」
「だって、俺プログラム体…言っちゃえば体を魔力で構成することになるじゃん?その状態で蒐集されたら何起こるか分かんないし、もしかしたら消えるかもしれないじゃん。だから今のうちにやっておくんだ」
「なるほど…でも、母さんは?母さんも優秀な魔導師だぞ?」
あり、話してなかったっけ。
「夜天の書…まあこれは闇の書って言った方がいいけど、蒐集って同じ魔導師からは出来ないんだよ。やってもいいだろうけど、たぶん無駄だと思うぞ」
「そうか…わかった、じゃあやってくれ」
「おう。力が少し入らなくなるとかあると思うけど我慢してくれよな」
で、取り敢えず俺らの分を蒐集。
「28ページか…多いのか?」
「どうだろ?取り敢えず、なのはたちも呼んでくるわ」
アミタとキリエはもう終わってるからね。で、蒐集。したんだけど…
「なあ、クロノ」
「何も言わないでくれ…」
「私だって落ち込むよ…なんなのこの差…」
3人から蒐集した結果、46ページ埋まった。俺12ページ、クロノ16ページだったのに、なのはとフェイトは一人で20ページ埋めてきた。分かるか?俺ら女の子に負けたんだぜ?(アリシアは姉としての威厳が消えていくことに落ち込んでる)
「アリアさん、ロッテさん。次お願いします」
「ええ、わかったわ」
「ほいさー」
…魔力量なんて関係ない。重要なのは戦い方なんだ。別に悔しいわけじゃないやい。なあクロノ?
「さて、残りはどうするんだ?」
「管理外世界の魔法生物から蒐集。あとはユーリが魔力をちょちょいのちょいで分けてやればすぐ終わる…けど、明日はメンバー紹介ってことで」
「ああ、分かった。場所は?」
「もちろんここ。んで、昼頃に来る。アースラで活動するんだからここでやった方がいいだろ?」
「そうだな。分かった」
さて、どれくらいで終わるんだろ。出来れば夏休みまでには終わらせたいな。
別に記念話でもなんでもない普通のA's編の話。悠斗とクロノに友情が芽生えました。
みなさん、クリスマスは楽しめましたか?恋人と楽しく過ごした人はどうぞ爆発してください。