IS インフィニット・ストラトス 黒い刃と白い刃   作:ウサ黒

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若い男女が寮とはいえ密室に二人きりとかヤバいって!!中編

「荷物なら私が手配してやった。ありがたく思え」

 

こ、このダースベイダーのテーマが似合いそうな雰囲気!そして、この後ろからでも判るこの威圧感!!間違いない、この人は・・・・・・。この人は、織斑千冬さんだッ!!!

 

「「千冬さん(千冬姉)(ダースベイダー)!!」」

 

驚き、多少大きな声を出しながら、振り向く。

 

今、絶対に一夏と心の声が被ったね。千円賭けても良いぜ!!って誰に言ってるんだよ、俺。誰も居ねぇよ、賭けに乗る奴も聞こえてる奴も。だって心の声だもん。

 

「誰が、ダースベイダーだ、貴様等?」

 

すぱぱーん!織斑先生の手が一瞬だけブレたと思ったら、すでに頭を出席簿で叩かれた後だった。なぜ分かったのか?簡単だ。織斑先生は出席簿を所持していて、持っていた腕がブレた。次の瞬間には、音と衝撃が頭に落ちてきた(・・・・・)。そう、表現しかできないが、確かに叩かれたのだ。

 

「い、(いて)ぇ・・・」

 

「ぐぅぉ・・・」

 

俺達はそれぞれ呻きながら山田先生の方に歩いてきた、織斑先生に視線を向ける

 

「フン、余り失礼なことを考えるなよ?今度は今の比ではないぞ?分かったか?」

 

「「さ、sir yes sir!!」」

 

(い、今ので本気じゃない、だと?お前の姉さん人間か!?)

 

(あぁ、たぶん人間のはず、だと思う)

 

俺達は聞こえないようにヒソヒソと小声で話し合う

 

「お前達、もう一発いっとくか、ん?」

 

「「滅相も御座いませんっ!」」

 

あぶねぇ、あぶねぇ。俺の頭がオモシロオカシク変形しちまう所だったぜ。

 

「では、本題に入るぞ。私も山田先生も暇じゃないんだ。」

 

「今さっき、山田先生に聞いたように、お前達二人は今日からここで生活して貰う。黒崎は昼間の内に両親に連絡して、荷物を持ってきて貰っている。織斑、お前については私が直々に持ってきて運んでやったから、光栄に思え。まあ、生活用品だけだがな。着替えと、携帯電話の充電器があれば十分だろう?」

 

な、なんてお人だ!本当に必要最低限だけだ!!この人は日常の潤いって奴を一夏から奪うつもりか!?

 

「じゃあ、時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の一年生用食堂で取ってくださいね。ちなみに、各部屋にはシャワーがありますけど、大浴場もあります学年ごとに使える時間が違いますけど・・・・・・えっと、その、織斑君や黒崎君は今のところ使えません。」

 

「え、何でですか?」

 

一夏が不思議そうに山田先生に尋ねる

 

「アホかお前は。まさか同学年の女子と一緒に入りたいのか?」

 

「あ、なる「はいっ!入りたいです!!是が非でもッ!!!!」

 

まずった!!つい、心の本音が漏れ出てしまったッ!!!

 

「ええっ!黒崎君、そういうのはだめですよっ!?」

 

山田先生が顔を真っ赤にしながら慌てふためく。おかげで、胸部のけしからん果実がもう、ね?アレな訳ですよ。うん

 

「いや、ユーキ。それは無いぞ。」

 

あぁっ、一夏!そんな、薄汚れた物を見るような目付きを止めてくれ!!良いじゃないか!欲望に素直でも!!ちょっとくらい本音が出てしまっても。

 

「馬鹿者が。はぁ、もういい。私たちはこれから会議がある。山田先生、渡してください。」

 

「あ、そうでしたね。はい、コレが部屋の鍵と、部屋のナンバーの書かれた紙です。」

 

「あ、はい」

 

渡されたのは、ホテルにあるような金属製のルームキーと、プレートナンバーの書かれた紙が一切れ。

 

「それでは、私たちは会議があるのでこれで。織斑君、黒崎君、ちゃんと寮に帰るんですよ?道草食わないでくださいね?」

 

俺達は小学生か。寮まで50メートルも無いのにどうやって道草食えと言うのだ、この人は。

 

「了解です。」

 

返事をして、先生達が出て行くのを見送った後、俺と一夏はため息混じりに席を立って、教室から出る。まだ、教室からは女子の騒ぐ声が聞こえるが今日は無視して部屋に行こう。たぶん教室よりはマシだろうし。

 

 

 

 

 

俺の部屋番号は1012号室と、一夏よりも階段に近かったので一夏に別れを告げ、ささっと部屋に入った。

 

電気をつけると、高級ホテルの一室の様な部屋で結構驚いた。

 

「すげぇな、ここ。そう言えば、もう一人ってまだ来てないのか?いや、片付けた後があるから、遊びに行ったのか?まあ、いいや窓側が空いてるし、俺のベッドは窓側で決定!んじゃ、さっさと荷解きでもするか」

 

大きめの段ボールが二つと、割れ物注意のシールが付いた小さめの段ボールが一つ。部屋に置いてある。

 

とりあえずは、小さい段ボールを開けると赤と黒のノートパソコンが二台入っていた。

 

「お、流石我が両親!分かってるじゃないか。絶対にいつか必要になるから持ってこようと思ってたんだよね。この二台。」

 

このノートパソコンは、かの大天災が作ってくれた物で、中学生時代にバスケ部だった俺が、対戦相手の情報と対策を練るために使っていたのだ。

 

黒が調べ物用として、赤が黒で調べた物のデータの保存や、それについての自分の考え等をまとめるための物だ。

 

『一つでいいだろ』って思うかもしれないが、俺は手間がかかってでもいいから分けて使いたい性分で、二つを役割を分けて使っている。

 

箱の底に手紙が入っていて、こう書かれていた。

 

『IS学園では、いろいろな学年行事があるそうだね。ISに乗っての対抗戦とか。遊騎君の事だからそう言うのに出るときは、必ず調べ物をして、対策を練って万全な状態で挑もうとするでしょう。遊騎君は抜かりないし、負けず嫌いだから。なので送らせて貰いました。慣れない寮生活ですが、がんばってくださいね?      母より』

 

「うぉお、こっ恥ずかしいから、止めてほしいぜ。まったく!!次の荷物だ、次ぃ!!」

 

一つめを開けると、まだ時期的には早いがコートが二着と親父から貰ったミンクのジャケットが一着入っていた。

 

段ボールの最後の一つは、当然なことだが下着と洋服だ。

 

「コレで全部か。・・・・・・ん?」

 

服を全て仕舞い終え、姉妹忘れがないか段ボールを確認すると紙袋に包まれた、箱が入っていた。

 

「なんだコレ?」

 

袋のセロテープをはがし中身を出して確認すると、それは・・・・・・近藤佳n(コンドム)もとい、ペラッペラのゴム製品。一夜の過ちを犯さないための道具。つまり、コンド○ムが入っていた。

 

「なっ、なっ・・・!」

 

段ボールの中には、手紙が入っていた。

 

『羽目を外してハメ過ぎるなよ。あと、ヤる時はちゃんと使うように  父より』

 

「黙れぇええええ!!!!!!うるせぇよ!!『羽目を外してハメ過ぎるなよ』じゃ、ねぇんだよ!!一つもうまくねぇし、息子にこんなモン送って来てんじゃねぇ!!!」

 

(決めた今決めた雷光の如く決めた光の速さで決めた。あのクソ親父、今度顔合わせたら絶対ぶん殴る!)

 

父親への怒りと恨み言を呟きながら、コン○ームを袋に戻し、段ボールと一緒にゴミに出した

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