ご指摘・ご感想共にお願い致します。
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「あぁ?ソードアート・オンラインだぁ?」
後の呼び名が《デスゲーム》となる某ゲームの発売日より一ヶ月ほど前。
俺は友人の部屋で宿題を片付けていた。
「おう。俺前βテストに当たったって言っただろ?」
「・・・・・あぁ。言ってた気がする。」
「それをやった感じがすごく良くてな。お前もやってみないかと・・。」
「確か、ナーヴギアを使ったVRMMORPGだったか?」
ちなみにナーヴギアは俺も買ったには買ったが、すでに物置の肥やしとなっている。
「あれ?RPG好きじゃなかったか?」
「確かに好きだが・・。」
「なら絶対に損はしないはずだ!」
「お、おぉ・・・・。」
なんでこんなに熱が篭ってるんだ?
少し気圧されてしまった。
「一から教えるからさ。」
「あー、もう!分かった!その代わり、今度なんか奢れよ?」
「おう!」
というわけで、男の友情?により説得され、買うしか選択肢がなくなったわけで。
こうなってしまった以上、何が何でも手に入れたくもあり・・・。
必然的に、数日前から並ぶことが確定した。
◆ ◆ ◆
──── 同年 10月31日 午前8時
「ご覧ください!ついに本日発売となる《ソードアート・オンライン》を購入するために、これだけの人数がここ、秋葉原に集結しております!ざっと数えただけでも八百人はくだらないでしょうか!・・・」
時はついに《SAO》の発売日。
テレビ局が中継しているように八百・・・いや、千人以上の人が《SAO》を買うために並んでいる。
その中の一人に、俺も含まれているのがなんともあれだが・・・。
それにしても・・・
「あぁ・・・・。
俺は三日前の早朝から並びだした。
その時もう既に二十人ほど並んでいて少し引いたが・・・。
まぁ、そんなことは眠れない原因たりえない。
実は、10月とはいえ夜は寒いのだ。
寒さで俺は眠れなかった。
それを三日続けたのだ。
そりゃ眠くもなるわ。
ったく、和人の野郎・・・。
中学生がこんなところに並んでたら最悪補導だっての・・・。
って言うか学校行けてねぇや・・。
とりあえず次にあったら絞めよう・・・。
これはもう確定事項だ。
覆ることなどほとんどない。
あぁ・・・。
なんでこの俺、
こうなったらゲームの世界でもあの野郎を泣かせてやる。
──── 1週間後 11月6日 午前9時
「だからよぉ・・。」
梓こと俺は朝から和人に電話をしていた。
「操作説明とか一通り読んだから、説明はこれ以上いらねぇって・・。聞きたいことも聞けたしな。」
あいつは説明させろとやかましいのだ。
もう一通り理解したわ。
俺の頭はそこまで舐めきられているのか・・・。
「あぁ。おー。またあとでな。」
電話は切った。
「ったく・・。」
あいつはもう生粋のゲーム廃人だな・・・。
どんだけ詳しく説明しようとするんだ・・・。
聞いてるほうが疲れるという事実にいい加減気付いて欲しいものだな・・・。
まぁいい。
俺は今日の為に自キャラ製作をした。
・・といっても、面倒だから目と髪、身長を弄ったくらいだが・・・。
皆何が楽しくて自分の姿を弄り回すんだか・・・。
・・・・。
少し早いが昼飯にするか。
─── 現時刻 11時18分
──── サービス開始まで 残り1時間42分
ちなみに昼は俺作のチャーハンでした。
両親がいないことが多いから、普通に家事はこなせる。
余談だが、俺には両親と姉貴がいる。
まぁ・・・。
姉貴のほうは、海外留学中で、家にはいないが。
・・・・うん。彼の名門校。
後は想像に任せる。
話を戻すか。
家事が出来ることを和人の野郎が知ったときは、ずいぶん冷やかされたもんだな。
中でも腹が立ったのは
「お前の嫁は家事が出来なくてもいいから楽だな。」だ。
悪いが俺は家事を分担してしたい派だ。
全く出来んやつは知らん。
お、そろそろか。
五分前だしな。
俺は、ナーヴギアを頭に被り、電源をいれ、ベッドに横になる。
3,2,1・・・・。
「リンクスタート。」
《Welcome To Sword Art Online!》
本当は固い喋りが苦手な作者です・・・。