聖なる乙女と乗竜奮闘記   作:椎倉

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何とかお盆までにできました。

そしてオリキャラを登場させるのはよいですが増やしすぎて原作(設定&容姿等)と被らないようになるべく1話だけ登場にならないようにします

特に蒼髪なんかあの子にry(原作読んでいる人ならわかりますよねw




出会い
良き出会いと悪き出会い


騎竜祭が明日に控えた日、ミストは非常に頭を悩ませていた

 

「姫様とアッシュ様が言い争っていたとはね…」

 

それは少し前の話であるが実技の授業でアッシュとシルヴィアが揉めたらしい

元々ほとんどの人に心を開かなく王室生まれのシルヴィアに学園一の問題児で未だパルが生まれていないアッシュ

 

その二人が喧嘩だとそりゃ嫌にでも耳に入る

 

なんとか相談に乗ってあげようかと機会を待っていたが都合が悪く、騎竜祭前日になってしまった

 

ミストはアッシュとシルヴィアのいわばつながりある人物として仲介しようかとしたが付き添いのコゼットさんが

 

「姫様がミスト様には皆さんの鏡であられるように時が満ちるまではこのことは内密お願いしますということです」

と言われてしまって心のモヤモヤが出来てしまった。

 

しかし、いい方法が思いつかずに明日の治療のための薬草や包帯など必要でありそうなものいくつもの分けていく

 

何故分けていくのかというとコースはとても広い、とてもじゃないが治療する場所が1ヶ所や2ヶ所じゃ足りないのである一定の距離に一つの診療所を置くことにした

 

勿論、その場所に数人ずつ配置しある程度の事態に対応できるようにはとしているが

怪我した人が多いと対応できなくなるから危険個所は多めに動員させる予定である

 

足りないこともあるけどそこは竜碕華昌で補ってもらうように言っている

 

「ルシアにもちゃんと指示しているしレースに危害あるようなことは警備員の方に一任しているし大丈夫と思いたいけどこのざわつき…、いいや、早く寝ないと…」

 

 

 

「お姉ちゃん、どうしたの? 目にくまが出来ているよ?」

 

「あぁれ…、早く寝たつもりなのに… 今、何じぃ?」

 

「もう集合時間15分前だよ。委員長が遅れたらみなに示しがつかないよ」

 

「ごめん、ちょっと考え事を… 着替えるから先に行ってて…」

 

「じゃあ、治療道具とか持っていっとくね」

 

「ありがとう…」

騎竜祭に出るわけではないが竜には皆騎乗するので騎竜服の着用を義務付けている。

 

移動に翼竜や地竜を使う子もいるしね

 

急いで着替えて何とか集合場所に行って委員の子はみんながいた。時間も間に合った感じ

ていうより委員長が間に合ったなんて言うべきことじゃないよね…

 

「皆さん、おはようございます」

 

「「「おはようございます」」」

 

みんなはじっくり睡眠とれたみたいでいい返事だった

委員の子は全員女の子だ、というより看護を男の子がやりたがるとは思えないしね

 

「去年度からこの保健委員が発足しこの年から春の行事の白羊宮の騎竜祭に赴けます。皆さん、誠心誠意業務に励んでください。

 くれぐれも慌てないように。忙しいかもしれませんが聖女ロサ・マリアさんも見ているでしょう。皆さんに神のご加護がありますよう願っております

 長話をしていてもしょうがないですし、各自持ち場についてください。以上です」

 

「「「はい」」」

 

集まっていた委員の子は二人、三人のペアになり各所の治療所に赴いた。

 

事前にペアは発表していたのでみんなの苦情なども起きないように総合した経験の差が出ないようにしている

 

経験の少ない子は勉強の機会にしてほしいというのも今回の組み合わせの意図だ

 

そして私のペアは

 

「ミストおねえさま…、私なんかでいいのです…?? セテナ、今年入学したばっかで二人きりなんて迷惑ばかりかけしまいますよ…」

と言い寄ってきたのは基礎課程1年のセテナ・クノノ 

紫の肩にかかるぐらいのウェーブがかかった髪に幼い子にありありのオドオドさが母性本能をくすぐる子だ

 

基礎課程1年であるためパルもまだ生まれていない

入学して怪我したらしくその時に私が手当を担当していて憧れを示したらしい

なので今回のペアに私が指名した。

 

勿論、彼女が特別なわけでなく私は行事でのペアでいつも経験が浅い子を指名して治療方法をレクチャーしている

これは私が卒業しても知識と技術を後輩に託すためでもある

その度にルシアがかなり言いたそうに迫ってくるが無視している

 

今回はアンサリヴァンの行事もほとんど知らない子だから周りはほとんど知らない先輩たちばっかり

そんな子がこんな大型行事に知らない子を組ませたらどうなることか知ったことじゃない

 

なので委員長の私が組むことにした。

 

今回は初めてというわけで騎竜祭のスタートが見える場所に陣取りどういうものか感じとってもらおうかという

勿論、スタート位置にずっと居座るわけでなく途中で他の場所の子と合流する予定である

 

「もうじきスタートの合図みたいだよ、おそらく今は生徒代表の選手が宣誓をしているはずだね」

 

「はぁい…」

 

「セテナちゃんは自分のパルを持つようになったら騎竜祭とかにでるの?」

 

「いいえ、私なんかに…。怖くてそんなの…できません…」

 

こういう返事を聞くと竜飼い人としても育てがいがある子だと感じた

まぁそちらの方面は教師さんらに任せる

 

と話していると会場から轟音が轟いた。

 

「はわぁ…あわ」

 

「今のは生徒会長のさんの竜媒魔法だね、相変わらずレベッカ生徒会長は…、セテナちゃんもお勉強していけばあんなのも使えるようになるよ」

 

「セテナがですか…、はぁぁぁ…//」

 

どうやら想像したらしいが相当の妄想癖もありそうと理解した

 

「ほら来るよ…、選手とそのパル達が」

 

地を蹴っている地竜(アーシア)、空を飛んでいる翼竜(ストラーダ)聖竜(マエストロ)、川を渡っている水竜(ハイドロ)それぞれがそれぞれの特徴を使い駆け抜けてゆく

 

「そういえばミストお姉さまのパルは…?」

 

「あぁ…、そういえばセテナは初めてなのかな、出てきていいよ、レチーニ」

そういうと白と黒が鮮やかに混ざったグレーの翼竜がのっしりと出てきた

 

「これがミストお姉さまの…」

 

「まだまだ幼竜だよ、レチーニ 挨拶して」

 

「ぐるる…」

 

「はぅぅ…」

 

「あははぁ…、これでも随分大人しいのよ。さぁ、治療する場所まで行きましょう」

といい私たちは歩き始めた

 

「あれ? ミストお姉さま、乗らないのです?」

 

「竜達は基本自分の飼い主にしか背に乗せたくないからね、一人だけでたどり着けないでしょ?」

 

「ミストお姉さま…☆」

 

ホントは飛べないからなんて言えないのよね…と心の中で思った後、レチーニと眼が合った

お互いにニコッと笑った どうやら同じことを考えたらしい

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「さぁ、ずっと日差しに浴びてても辛いでしょ?、少しテントの中で休んでいなさい」

 

「ミストお姉さまは?」

 

「うん? 私は大丈夫。セテナは体が強くないみたいだから今のうちに体力を吸い取られちゃきついからね」

 

ここは私とセテナだけである。

ルシアが断固阻止しようとしたが委員長権限には逆らえなかったようだ。

しばらくして少しずつだがケガ人が続々と運ばれてくるようになった。

 

軽いけがの人はセテナにレクチャーして一緒に看護して、捻ったやちょっと大きい衝突での捻挫や打撲は私が見ていく

 

たまにセテナはミスしてしまうが小動物的な存在のセテナを皆怒ることが出来ず逆に夢中になってしまいそうな人たちが大半だった。

そしてしばらくして3人組の女子達が運ばれてきた

全員そんなに大きいけがもしてないようだがどこかギクシャクしていた

 

「あのアッシュ・ブレイクめぇ~、やっぱあんな問題児なんかレースに出る資格なんてなくてよかったのにー」

 

「あのまま行けば王女の悔しい顔見れたのにー」

 

「いやいや、あんたがあの問題児の幅寄せなんかに過剰に反応しなかったらー」

 

 

と聞く限りシルヴィア姫様に何らかの妨害行為してたらアッシュ様がそれを対処して悔しがっている様子であった

 

「はいはい、全員大人しくしてくださいね。じゃないと治療できないから」

 

「何よ、あんたは黙ってて!」

 

「そう悔しがる気持ちがあれば立ち上がれるね」

 

「へぇ…?」

 

「でも出来る限り悪い道に入り込まないようにね」

 

「あんた、何言ってるの」

 

「あなた方にまたチャンスがあるということを言っただけです。はい、今日一日は激しい運動は控えてくださいね」

 

そして3人は軽く礼をして立ち去った

 

「ミストお姉さまは不思議ですね」

 

「何が?」

 

「誰一人としてお姉さまは励ましの言葉をしていく。何故そんなに言葉を仰るのです?」

 

「私は出会う人全員に対してなんとなくだけどどういう気持ちが一番強いか感じられるの、だからそれに対してアドバイスをして元気を持ってもらいたいの」

もう二度と戦争や大災害で多くの人が亡くなってほしくないからと自分の心の中で呟いて

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「もうだいぶ来たかな?」

 

「お姉ちゃーん!!」

 

「あら、ルシア。もう約束の時?」

 

「そうだよ」とちょっとふくれっ面で言いながら

 

「セテナ、紹介するね。私の妹のルシア、でパルのスクードだよ。」

 

「きゅう…」

とスクードはセテナに敬意を払ったように見えた。

 

「この子をゴールに連れていけばいいのね?」

 

「そうだよ、できれば最後の時も見せてあげておきたいからね」

 

「お姉ちゃんの頼みなら…」

 

「さぁ、セテナ。ルシアと一緒にゴールに先に行っておきなさい」

 

「ミストお姉さまは?」

 

「私は他の場所を見てくるから、委員長としての責務を果たさないといけないしね」

 

「必ず戻ってきてくださいね…」

 

「分かってますって、じゃあ、お先に帰ってなさい」

 

「行くよー」

とルシアがスクードを操り、セテナを乗せて先に会場に戻った。

 

「さて…、そろそろ委員のみんなが戻り始めるころ合いかな」と思い

と最短ルートを通るためにフィアナの森を突き進むことにした

 

「………   」

 

嫌な感覚が脳裏を過ったため周りを警戒する

 

「ほう、私の存在に気付くことができるとは中々のものと見える」

 

見たところ男はマントに仮面という異色の恰好をしていた

帝国製の武器を持っているところをみると帝国の軍人と思った

 

「それで私みたいな存在に何の様子で話しかけてきたのです?」

 

「いや、君みたいな存在がいるんだなという思っただけだよ」

 

「ホントそれだけですか」

 

「私としたら君みたいな頭脳も欲しいというのが実のところだね、君みたいな知識を持ち合わせたみたいな人は是非帝国が迎え入れてくるだろう」

 

「お断りすると言ったら?」

 

「私が誘ったことだし、特になんら影響はないだろうね。今は」

 

つまり、彼が私のことを帝国側にリークしたら私を半ば無理矢理にでも連れていき国力の発展と言い軍事開発に携えさせるだろうという予測がついた

 

「そうですか、では私はこれで失礼します」

 

「おや、私が誰か模索しないのかね」

 

「あなたとはいずれまたぶつかる時があると思って今は聞かないで置くことにします」

 

「君も懸命な人だね。まぁ、またどこかで出会うとしよう」

 

とお互いに名前も明かさず別れたが互いに思っていたことはどこかで次会ってその時に嫌でも相手のことが分かるということだった。

 

「レチーニ出てきていいよ」

 

「ぐぅ?」

 

「大丈夫、あなたから離れたりしないよ…」

レチーニにさっきの話が聞こえてて心配ないように言ったら

 

「きゅぅぅ…」

と鳴いた。おそらく聞こえていたのだろう。お互いに安心したので目的地まで行くことにした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

あの後、無事レースも終え救護班の保健委員の子は全員帰還した

 

「今日は皆さん、ご苦労様でした。重傷な方がいなかったのは幸いです。これからも大変だと思われますが何故気を抜かずに頑張ってください!」

 

「「「はい!」」」

 

「それでは今日の活動を終えます。お疲れ様です」

 

といい、解散した。

そして私はあの二人がいる所に足を進めた。

 

「セテナ、ルシア、今日はお疲れ様。初めてで大変だった?」

 

「あっ、はい…、けどミストお姉さまがついてくれたので…」

 

「頑張ったね。今日はもうゆっくりしなさい」といいセテナの頭を撫でてあげた

 

「えへへへ…////」

 

「お姉ちゃんお姉ちゃん、ルシアはルシアは?」

 

「ルシアはいずれこの保健委員を引っ張てもらいたいからもっとしっかりしないとね」

 

「はぁい…」

 

「さてとそろそろもどr…」

と寮に戻ろうかと言おうとしたら学院生が一人入ってきた

 

「すいません、こちらにミステル・ガナリア委員長はいらっしゃいます?」

 

「はい、私ですがなんでしょうか」

 

「保安官が一人遭難者が存在したというので万が一の時のために捜索隊に加わっていただけませんか?」

 

「分かりました。すぐ準備します」

後ろにいた二人はすこし悲しい顔をした。

 

「大丈夫、後でまた時間を作ってあげるからと」

といい、私は捜索隊に加わった。

 

自分も向かおうとレチーニのところに行くとある人に出会った

 

「やぁ、ミスト。君も仕事とだからと言って大変だね」

と生徒会長のレベッカさんがいた。相棒のクー・フリンも一緒だった

 

「レベッカ生徒会長、私は怪我をしている人を放っておけないだけです」

 

「そうかい、今回はフィアナの森で地竜ブリキットが見つかり、騎乗者のアッシュ・ブレイクが未だに見つかっていない。

 フィアナの森には一応それなりの注意をしていたのだが仕方がない。

 万が一の時は君の力を借りるよ、ミスト」

 

「フィアナの森…」

そこで私は仮面の男と出会った。あの人は常識では計り知れない人だったからパルがいないアッシュ様は…

 

「どうした?何か浮かない顔をしているが」

 

「いいえ、何でもないです」

このことは本当は言うべきなんだろうが何故か言う気にはなれなかった。

 

「すでに学院生が何人も出ている。我々も行くぞ」

 

「はい」

といい、レベッカ生徒会長はのクー・フリンと共に飛び立った

 

自分も出発しようとしてレチーニの方を向くと悲しそうな顔をしていた。

「大丈夫、あなたはあなたなりの時間のかけ方で成長していけばいいのよ。

 あなたを否定しようとする人は私が許さないから」

 

「ぐるぅ…」

そういい私たちは下道を通り、再びフィアナの森を目指して歩みだした。

 

まもなくして、遭難者のアッシュ・ブレイクが見つかったという報告が入った。

そして、その両腕に可愛らしい少女が抱えられていてまた新たな波乱が呼ぶのであった。




実は1話書くたびに文字が千字ずつ増えていますw

これからの展開だとオリジナルになるのでなるべく原作通りに進めたいのですが改変が発生しそうなのでここで詫びとして先に言っておきます

最終的な設定も考えないとぶっこわry

休みがあるのでお盆に1話出せたらと考えてます(というわけで書き始めてます

今回もこのような駄文を読んでいただきありがとうございました
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