ドSとドMと召喚獣   作:迷単底

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「やり過ぎちゃった☆」 by 明久

明久side

 

「さてと、戦後対談といこうか?負け組代表さん」

 

雄二がやってきていまだに放心状態の根本君に話しかける

 

「本来ならこの教室を明け渡してもらいお前らにFクラスの設備をプレゼントするんだが、お前らが条件を呑めば特別に免除してやる」

 

雄二の言葉に両クラスがどよめく

 

「落ち着け!俺らの目標はAクラスだBクラスじゃない!!」

 

『そうだよな』

 

『ああ、ここまでこれたんだ。きっと次も……』

 

その言葉にどうやらうちのクラスは納得してくれたようだ。

 

「…条件ってのはなんだ?」

 

やっと話せるようになった根本君が雄二に問いかける

 

「条件?それはお前だよ負け組代表さん」

 

「俺、だと?」

 

「ああ、お前には散々好き勝手やってもらったしな、正直去年から目障りだったんだよな」

 

「それにうちのクラスもボロボロにしてくれたしね。それのお返しをしてあげないとね……」

 

まあちょうど先生もいるし告げ口とはいわないが言っておこう。

 

『根本君、それは本当ですか?』

 

「お、俺はやってねえ!」

 

根本君はそう反論してくるが……

 

『ふざけんな根本!』

 

『お前がやれって言ったんだろ!』

 

『しかもその時に比那名居と姫路の鞄から大事にしてるものを盗んでこいって!』

 

「な、お前ら……」

 

しかしクラスメイトたちにバラされてしまい、恨みありげに睨みつける。

さすがにあれはクラスメイトたちも看過できなかったみたいだな。

 

「先生、根本君と設備に被害を与えてきた生徒たちに軽い罰を与える権利をください」

 

『わかりました。普段はダメなのですが事態が事態なので今回は許可します』

 

え?まさか許可が出るとは思わなかったんだけど……

 

『あと根本君。後で西村先生に迎えに来てもらいますので補習室できっちりとお話しするように。それでは私はこれで』

 

「なっ、ちょ、待っ……」

 

しかし無情にもドアは閉められてしまい、根本君は見捨てられてしまう。自業自得だな。

 

「くっ、おい坂本に吉井!俺に何をやらせようってんだ!?」

 

「俺としてはAクラスに行って、試召戦争の準備ができていると言って来い。ただし宣戦布告はするな。すると戦争は避けられないからな、あくまで準備と意思があるとだけ伝えてこい」

 

「…それだけでいいのか?」

 

「俺はな。明久、お前は何をさせたいんだ?」

 

「まずは当然盗んだものを返してもらうよ」

 

「ああ、ほらよ」

 

そう言って根本君は僕の秘蔵コレクションとピンク色の封筒を投げてくる。

封筒は姫路さんのものだろう。

 

「あと設備を壊した生徒には僕の腹パン」

 

それを聞いて一部の生徒がビクリと震える。あれが設備を壊した生徒だろう。

 

「で、根本君は罪が重いからね〜……。宣戦布告には女装して行ってもらおうかな」

 

「なっ!?」

 

「ははっ、そりゃいいな。ついでにムッツリーニに頼んで撮影会でもしてもらうか」

 

「ついでに映像も撮っておこうよ」

 

「……任せろ」

 

「ふ、ふざけんな。なんで俺がそんなことを!!」

 

その言葉に根本君はわかりやすく狼狽する。

 

「ちなみに拒否すればFクラスの設備だぞ」

 

「しかもどっかのだれかのせいでボロボロだしね」

 

『『『Bクラス生徒全員で必ず実行させよう』』』

 

『『『任せて!必ずやらせるから!!』』』

 

『『『それだけで教室を守れるなら、やらない手は無いな!!』』』

 

しかしそれを聞いたBクラスの生徒たちが根本君を抑えかかろうとする。

 

「ふざけんな!」

 

しかし根本君が逃げ出そうとしてくるが、僕は先回りして根本君の前に立つ。

 

「どけ!吉……」

 

「食らえ!禁断の必殺技『再起不能キック』!!」

 

「ぐげえっ!?」

 

そして以前よりもはるかに力を込めた金的をお見舞いする。あ、やり過ぎたかな?4メートルくらい飛んでったし……

 

「よ、吉井……。貴様……」

 

「せっかく女装するんだもんね。内股になっといた方がいいんじゃない?」

 

根本君が痛みに悶え苦しみながらそう言ってくる。

「ふ、ふざけんな……使い物にならなくなったらどうしてくれる……」

 

「うーん、その時は去勢して一生女装して暮らせばいいんじゃないの?」

 

「だ、誰が……」

 

「ごめん、もう飽きた」

 

「うぐっ!?」

 

そしてトドメにもう一発金的を食らわせて倒れさせる。うん、これで満足満足……って、ん?何この視線?

 

「明久、お前えげつねえな……」

 

「……見てるこっちにすら痛みが……」

 

そう近くにいた雄二とムッツリーニがこちらを見てくる。両クラスのほとんどの男子が内股になって股間を抑えていた……

 

「まあ今までの行いからしたら当然だよ。それよりも今の内に女装させておこうか」

 

『『『『お、おう』』』』

 

「あ、腹パンやるから教室壊した人出てきてね」

 

その言葉を聞いて絶望した表情で何人かの生徒たちが出てきた。そんなに強くやるつもりとかないからね?

 

 

 

 

そしてその後、根本君は女装してAクラスへ行き雄二の言ったことを伝えた後に空き教室でムッツリーニ主導による女装姿でのコスプレ撮影会を行った。ちなみにその時に鉄人が来て根本君を女装(ウエディングドレス)したまま連れ去ったらしい。うん、正直想像すらしたくないな……

あと姫路さんの手紙は姫路さんの机の上に、僕の秘蔵コレクションは大事に鞄の中へと入れておいた。

そしてその鞄を幽香と天子に奪われかけたのは完全な余談である。

 

 




ウエディングドレス姿の根本を鉄人が連れ去る……
原作10巻の最初のカラーページを思い出しましたね
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